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BOOKLAND 232号    ★新刊しょうかい 2005年3月   ・booklandに戻る・

価格は定価(税込み)表示です。

 ロイス・レンスキー 作 渡辺茂男 訳
スモールさんの絵本 カラー版で復刻6点
『ちいさいじどうしゃ』『ちいさいヨット』『ちいさいひこうき』に加え、3月には『スモールさんののうじょう』『カーボーイのスモールさん』『おまわりのスモールさん』が。 クラシックな香りを残しながら、鮮やかなカラー版で楽しむスモールさんの絵本。簡潔な文章の中にも、論理的に冷静に事をはこぶスモールさんには、共感とともにあこがれも感じるのではないでしょうか。
福音館書店(各1,050円)
※既刊『ちいさいしょうぼうじどうしゃ』『ちいさいきかんしゃ』はモノトーンのままです。(各840円)

「びしょびしょねこ」

ひさかたチャイルド
間所ひさこ 文
いわむらかずお 絵 
こねこのとらちゃんが土手を歩いていると、川の中においしそうないわしのかんづめが...。 川の中に入ったとらちゃん、おしりから下がびしょびしょになって、目が覚めた。あーあ、やってもた。 また何日か後、海の中にたこやきが...。 「おねしょ」とたたかう子どもたちにおすすめです。 (1,050円)

「ガオ」

福音館書店
田島征三 作
ある日、山犬は吠えた。「ガオ!」。すると体の元気が飛び出て恐ろしい鳥になり、体は6匹の蛇に。 鳥に蛇にカエルに山犬に...木の実が織りなすポップなコラージュが不思議な世界を作ります。 (840円)
「ゆかいなクレヨンぐみ」

ひさかたチャイルド
真木文絵 文
石倉ヒロユキ 絵
8色そろったクレヨンぐみ。おや、黒色のくろすけがいない。みんなでさがしにでかけます。 リズムのよい文章、穴あきのしかけ、カラフルな絵、楽しい絵本です。 (1,050円)
「しまうまのさんぽ」

福音館書店
U.G.サトー 作
2匹のしまうまがさんぽにでかけます。さんぽをしながら、まわりの様子、気分に合わせて、 しまうまたちの‘しまもよう’が次々に変わっていきます。ユーモアにあふれた絵本です。 (1,100円)

「ダンデライオン」

福音館書店
ドン・フリーマン 作
アーサー・ビナード 訳
キリンのジェニファーさんに招待されて、思いっきりおめかしをしたダンデライオンさんですが、 ちょっとやりすぎて、ジェニファーさんにはだれだかわからず入れてもらえません。そこに雨まで降ってきて...。 ダンデライオンは英語のタンポポ。タンポポの花束を持っていくシーンもあります。 もしかしたら、ダンデとダンディの掛詞になっているというようにも思えるのですが...。 「くまのコールテンくん」のドン・フリーマン作。(1,365円)

「のはらうた わっはっは」

童話屋
くどうなおことのはらのみんな 作
のはらのみんなも99人になったとか。 代理人くどうなおこさんが野原の詩人たちをたずねて、四季に分けて編んだ「のはらうた」20周年記念の「のはらうた」。 (1,522円)

「うちにあかちゃんがうまれるの」

ポプラ社
いとうえみこ 文
伊藤泰寛 写真
もうすぐあかちゃんがうまれる。三人兄妹の末っ子‘まなか’も、もうすぐおねえちゃん。 新しい家族が生まれる喜びを‘まなか’を通してつづる写真絵本。自宅の浴槽での水中出産、まなかも同じようにして 生まれたと知った時の驚きと喜びが印象的。写真と文は両親である。 (1,260円)
「手で食べる?」

福音館書店
森枝卓士 写真と文 
食べ物が変われば食べ方も変わる。世界を巡り、食文化を研究する作者の食べ方食文化論。 同じ著者の『食べもの記』(3,400円)も世界の食文化の集大成として読みごたえありの写真記です。 (1,365円)

「セシルの魔法の友だち」

福音館書店
ポール・ギャリコ 作
野の水生 訳
太田大八 画
セシルは南仏カンヌに暮らす8才の女の子。学校の行き帰りの途中にあるペットショップで、 金色の目をした特別の‘てんじくねずみ’と運命的な出会いをします。 セシルだけでなく、てんじくねずみもまたセシルと出会うのを待っていたのです。 やがて、セシルはそのてんじくねずみを手に入れ、ジャン・ピエールと名付け、二人だけの魔法のような時間を過ごします。 この本は4つの話で構成されています。第1話は出会い、第2話はジャンがさらわれます。 第3話はパリへ行くはずが、ジャンだけが世界を巡ります。第4話は第3話とからみますが、 サーカスのピエロにジャンをゆずり渡してしまいます。 どの話も、セシルとジャンの心の深いところでの結びつきをテーマにしたポール・ギャリコならではの作品です。 60年代の作品ですが、全く古さを感じさせません。 (1,785円)

「トロール・フェル」
(上)(下)

あかね書房
キャサリン・ラングリッシュ 作
金原瑞人&杉田七重 訳
  父が亡くなりひとりぼっちになったペールを引き取りに来たのは、血も涙もない双子(?)の叔父たち。 やがて、トロールたちの結婚式の祝いにと、ペールを奴隷として差し出そうという悪だくみに気づき、 友だちのヒルデと共に闘いをいどみます。北ヨーロッパのトロール伝説を背景に自立のために立ち上がる少年の物語。 小学校高学年〜。 (各1,365円)

「白蛇伝」
偕成社
渡辺仙州 編著
石原依門 さし絵
中国で400年間語り継がれている純愛物語。 (1,680円)

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