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BOOKLAND 223号    ★新刊しょうかい 2004年6月

価格は定価(税込み)表示です。

「おばけのかんづめ」

ブロンズ新社
なかや みわ 作
未熟者のおばけの「ぽぽ」。人を驚かす修行のため「かんづめ」に入れられてこの世に送り込まれてきました。 7回人を驚かさないと、おばけの国へ帰れません。 この「かんづめ」をひろったのが気の弱い男の子の「くよくよ」。 無事に修行を終えるのでしょうか。「そらまめくん」シリーズ、「くれよんのくろくん」等で 人気のある、なかやみわさんの最新刊。
(3,4才〜 1,365円)

「あそぼあそぼ」

講談社

高畠純さんの最新作。
動物たちが次々にやってきて、家に向かって「あそぼあそぼ」と呼びかけます。 ブタは「ブッ ブヒー」ウマは「ヒッヒーン」やがて動物たちの鳴き声の大合唱に。 すると家の中から「しーっ」。どうなってゆくのかは読んでみてのお楽しみ。 高畠純さんならではのユーモラスな絵本です。
(1,2才〜 892円)

「おはよう おやすみ」

グランまま社
シャーロット・ゾロトウ作
パメラ・パパローン絵
くどうなおこ訳 
”おはよう”と”おやすみ”の2つのお話が一冊に。真ん中まで読んで、くるりとひっくり返すともう一つのお話が...。
(1、2才〜 1,260円)

「くまくん」

ひかりのくに
二宮由起子・文
あべ弘士・絵
逆立ちをしたくまくんは自分は”まくくん”だと言います。 他の動物たちも逆立ちをしてみるのですが、”りす”や”かば”はあまり良い呼び方にはなりません。 ちょっととぼけたユーモラスなくまくんのお話。 あべ弘士さんのイラストがぴったり合って、のんびり楽しい絵本です。おすすめです。
(2、3才〜 1,260円)
「ドライブにいこう」

ひさかたチャイルド
間瀬なおたか・作
春は「でんしゃでいこう」、秋は「あめのひのえんそく」では、夏は...赤いオープンカーに乗って家族でドライブだ。 型抜きのページに加えて、最後の折り込みページを開くと2倍の大画面が表れる。 乗り物が大好きな子どもたちにぜひおすすめします。
(3、4才〜 1,050円)
「パパとぼく」

絵本館
あおきひろえ・作
ぼくはパパとドライブにでかけた。行きあたりばったりの旅をする。 どんな一日になるのかページをめくるのが楽しみな絵本です。 こういう旅って父親の特権(?)かも知れません。お父さんにもぜひ。絵がいいです。
(4、5才〜 1,260円)
※あおきひろえさんのご主人はただいまブレイク中の人気作家です。さて、だれでしょう。
「とくべえとおへそ」

童心社
桂文我・田島征彦  作
落語「月宮殿星の都」がもとになってできた絵本です。釣ったうなぎに連れられて天までいってしまったぬすっとのとくべえ… かみなりさんが盗んだ人間のおへそを盗み返そうと…。ダイナミックなおもしろさです。
(4、5才〜 1,470円)
「まんじゅうこわい」

あかね書房
斉藤 洋・作
高畠 純・絵
こちらも落語が題材になっています。古典落語を大胆にアレンジ。表題作他「親子酒」「できごころ」の3話。 登場人物を動物にした高畠さんの絵も味があっておもしろい。 ( 5、6才〜 1,050円)
かえる、カエル、蛙、かえるの本3冊。
「よーくかんがえるカエルくん」

福音館書店
「あまがえるりょこうしゃ」
−トンボいけたんけん−

福音館書店
「ボクのこときらい?」
−カエルのきもち−

PHP研究所
いわむらかずお作
シリーズ第4弾。
まだまだ哲学するカエルくんです。
(4,5才〜 1,575円)
松岡達英 作
ツアーコンダクターのあまがえる君がトンボ池探検に案内してくれます。 ペットボトルのガラスボートに乗って、さあ、出発。松岡達英さんの科学ストーリー絵本。
(4、5才〜 1,260円)
やすのぶなおふみ・文
まつはしとしみつ・写真
カエルの訴えに耳を傾けてください。よく見ると、ユーモラスでにくめない生き物です。たくさんの種類が登場する写真絵本。(2,3才〜 1,260円)
独自のレンズを考案し、時には昆虫の目線で、 時には人の肉眼では見られない瞬間を撮り続けている昆虫カメラマン、栗林慧さんの写真絵本5冊。 ※気持ちワル〜イと言いつつ、一冊手にしたら必ず買って、人にも勧めるというコワ〜イ写真絵本です。 
「アリから見ると」

福音館書店
桑原隆一・文
4,5才〜 880円
フレーベル館から出ている”栗林さんの虫めがねシリース4冊”は各1470円(4,5才〜)
「発見」

「変身」

「瞬間」

「色形」

「ゲド戦記外伝」

岩波書店
A.K.ル=グウィン 作 
清水真砂子 訳
ついに出ました。ゲドの、いやアースシーの世界を描いた物語が完結しました。 改めてこの物語の意味することを理解する手助けになることと思います。想像力は他のあらゆる生命体と同じように現在(いま)を生きる。きっと生きのびる。 まえがきの中の言葉。 (2,310円)
「精霊の木」

偕成社
上橋菜穂子 作
上橋菜穂子さんのデビュー作復刊です。未来ファンタジー。地球に住めなくなり他の星に生きる地を 見出していく人類。しかしそこでも地球で犯したあやまちを再び星の先住人に…。テーマはまさに”今”です。(小学校高学年〜 1,260円)
「ウィッシュリスト」
−願い、かなえます−

理論社
オーエン・コルファー 作
種田紫・訳
理論社のY・Aシリーズにはおもしろい本が揃っていますが、 最近のオススメです。一人暮らしの老人の家に空き巣に入ったメグ、事故であの世に…。しかし天国に いくためにはもう一度現世に戻り、あの老人が死ぬ前にしておきたいウィシュリストをかなえる手助けをしなければいけない…。(1,449円)
「シドニー行き 714便」

福音館書店
エルジェ 作
川口恵子 訳
ロングセラー、タンタンの冒険旅行R巻になります。35年前に書かれた物語だそうです。 このシリーズは小学生に大人気です。漫画とはいえ読み応えあり。
(1,680円)

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