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BOOKLAND 227号    ★新刊しょうかい 2004年10月

価格は定価(税込み)表示です。

「ねえ ねえ」

すずき出版
内田麟太郎 作
長谷川義史 絵
このごろたーくんは何でも聞きたがります。「ねえねえ、たーくんと○○のどっちが好き?」お母さん、お父さん、おばあちゃん、ねこのみいみいにも。もちろん、「たーくん」という答えでないと納得しません。 一度は確かめておきたい、そんな子どもの深層を描いた楽しい絵本。大人の答えと子どもが聞きたい答えのズレがおもしろい。
(3,4才〜 1,155円)

「みつけて たまタマ」

講談社

ながたみかこ 作
耳も手足もしっぽもみんなまとめてまんまるになったねこの「たまタマ」を見つけよう。 1年12ヶ月の行事を描いた絵の中にいるよ。小さかったり、後ろ向きだったり。 たまタマ以外にも、いろいろなものが見つかるよ。ヒントがあるので、小さな子どもでも大丈夫。
(1,470円)
「まーくんとくま」

徳間書店
ジェズ・オールバラ 作
野口絵美 訳
まーくんが森の中でなくしたくまのぬいぐるみを探していると、大きな大きなくまのぬいぐるみを見つけた。 そこへやってきたのは、大きな大きなくま。ハラハラドキドキの展開がおもしろい絵本です。
(3,4才〜 1,575円)
「すきすき ちゅー」

徳間書店
イアン・ホワイブラウ 作
ロージー・リーヴ 絵
おびかゆうこ 訳
お父さんねずみは、食べ物を探しに出かけるとき、ちゅーちゃんに、戸締まりと外へ出ないことを念押ししましたが、 「とうさん、わすれもの」と、ちゅーちゃんが父さんのあとを追いかけてきました。父さんは何を忘れたのでしょうね。 ねずみをねらう、どら猫の影がちらりちらりと見えかくれしているというのに。 ドキドキの展開を楽しんで下さい。 (3,4才〜 1,575円)

「ないた」

金の星社
中川ひろたか 作
長新太 絵
ぼくはよくなく。なぜだろう?「なく」をテーマに、疑問をふくらませていきます。 なぜ大人は泣かないの?なぜ涙がでるの?...。 でも、答えはありません。自分で考えてみよう。
(3,4才〜 1,575円)

「おべんともって」

偕成社
森山 京 文
片山 健 絵
くまくんが、森で仕事中のおとうさんのところにおべんとうを持っていきます。 道々、色んな動物たちに「どこへ行くの?」とたずねられますが、 「とうさんとこへおべんともっていくの」と、とても楽しそうで誇らしげです。美しい秋色が印象的な絵本です。
(3,4才〜 1,260円)
「パパといっしょに」

アートン
イ・サンクォン 文
ハン・ビョンホ 絵
おおたけきよみ 訳 
  都市の郊外にある山に登ろうと、パパが娘のソリをさそいます。 もちろんソリは大喜び。美しく紅葉した山で過ごす秋の一日。現代韓国の絵本水準の高さを示す一冊です。
(4,5才〜 1,500円)
「いろはにほへと」

BL出版
今江祥智 作
長谷川義史 絵
  かっちゃんがお侍にぶつかったのも、お侍が馬にぶつかったのも、 ご家老が壁にぶつかったのも、もとはといえば「いろはにほへと」。 水争いが避けられたのも「いろはにほへと」。 テンポの良いストーリーを楽しんで下さい。
(4,5才〜 1,300円)
「おへんじください」

偕成社
山脇 恭 作
小田桐 昭 絵
ねこのくろくんが手紙を書いています。ひっこしをしたシャムちゃんに「おへんじください」。 とらくんは手紙を出したことがないので、返事ももらったことがありません。興味津々のとらくん、どうするのかな。 ケータイの時代だからこそ、手紙のよさがわかるのだぞ。
(3,4才〜 1,000円)
「やどかりくんのおにたいじ」

講談社
大島まや 作
高部晴市 絵
  シリーズ第2弾。どどどどど...とやってきて、やどかりたちのやど(貝がら)を奪ってゆく巨大やどかり、 「やどどど」。やどかりどんはじめ7匹のやどかりたちは、やる時はやると戦いを挑む...。 ナンセンスユーモアにあふれた絵童話。
(5,6才〜 1,100円)
「ミルクウィード」

理論社
ジェリー・スピネッリ 作
千葉茂樹 訳
第二次大戦下、ワルシャワのゲットーで絶望的状況を生き延びた少年(たち)。生きることの意味を問いかける重い一冊。
(小学校高学年〜 1,380円)
「ミーズルとミクロの仲間たち」

講談社
イアン・オグビー 作
田中奈津子 訳
  舞台は鉄道模型のパノラマの中。魔力で2センチの体にされたミーズルは、 同じ境遇の仲間と共に、知恵と技能を駆使して、魔法使いバジルに戦いを挑む。 スリル、スピードにあふれたストレートに痛快なストーリー。ロバート・ゼメキス監督で映画化決定。なるほど。 (小学校高学年〜 1,500円)

教育画劇
絵で見せる「しかけ絵本」いっきに5冊。
作家たちは個性派ぞろいです。
●「ようかいアニミちゃん」
荒井良二
●「りゅうのおくりもの」
宇野亜喜良
●「おたすけてんぐ」
長谷川義文
●「エノカッパくん」
スズキコージ
●「ひとりぼっちのだいだらぼっち」
沢田としき
●「きつねのばけものでら」
斉藤隆夫
おおきなしかけのPOP−UPがすごい!
(各1,890円)

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