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BOOKLAND 203号    ★新刊しょうかい 02.10.


「あきいろおさんぽ」


ひかりのくに
村上康成 作
るるちゃんが秋のしらかば林におさんぽにでかけると、リスにウサギにキツネ... 動物たちも、ドングリや山ブドウなど秋の恵みを満喫しています。あまり気持ちがいいので、 お昼寝をしていると、そこに大きな黒い影が… ナチュラリスト、村上さんが「秋」を絵本にしました。
●村上さんの秋の絵本がもう一冊あります。 もみじの葉っぱ「もみじちゃん」がパラッパ、パラッパととんで行き、イノシシさん、ヘビさん、 タケルくんたちのほっぺたに「チュウ」。みんなもみじちゃんと同じ、真っ赤な顔になります。 「もみじちゃんとチュウ」(各1,200円)2,3才〜楽しめます。
「ぼく、おつきさまがほしいんだ」

徳間書店
ジョナサン・エメット・文 
ヴァネッサ・キャバン 絵 
おびかゆうこ・訳
地面から顔を出したモグラが空を見上げると美しく輝くお月さまが見えた。モグラは「お月さまが ほしい」という思いに取りつかれ、「遠いところにあるからとれない」という忠告も耳に入りません。 月を取ろうとするモグラをユーモラスに描いた絵本。絵が静かでやさしい雰囲気を作り出している。(1,500円)
「そらとぶテーブル」

福音館書店
佐々木マキ・作
きのこちゃんといぬのイワンが空き地で見つけた古いテーブルは、思ったところに飛んでいく ふしぎなテーブル。世界中を飛び回ります。そのたびに乗客(?)が増えて、いったいどうなるの。 佐々木マキさんのナンセンスユーモア絵本。(1,200円)
「じゃーん!」

徳間書店
トール・フリーマン作
たなかかおるこ訳
どうぶつがいっぱい出てくるお話を読んでもらったロッテは「じゃーん!」のかけ声と 共に動物に変身してやりたい放題。とうとうママにしかられて、もとのロッテにもどって 寝る時間。ママがペンギンさんのお話を読んでくれたら...。最後のドンデン返しが楽しさを 一層盛り上げてくれます。(1,500円)
「「森からのてがみ」」
福音館書店
N.ストラコフ・文
松谷さやか・訳
あべ弘士・絵
全3巻完結。動物たちの生態をしっかり観察して書かれた楽しい動物物語が完結。各巻2〜4話の短編で、 あべ弘士さんのさし絵もたっぷり。小学校低学年から楽しんでいただけます。 ( 各1,200円) 「ふしぎな数のおはなし」
数研出版
芳沢光雄・著
石橋エリ子・絵
身近な題材をとらえて、算数、数学を解く楽しさを伝えます。カラーイラストがさらに 理解を助けます。親子で一緒に算数・数学を楽しんでください。(1,480円)
「ヘスースとフランシスコ」
福音館書店
長倉洋海・作
写真家 長倉洋海さんがエルサルバドルの難民キャンプで出会った少女ヘスース の20年にわたる成長とヘスースをとりまく社会の変貌を、文章と写真で語ります。”生きる人の数だけ ドラマがあり、そのひとつひとつに喜びと哀しみが交錯する。ぼくは、これから「劇的な1枚」より そんな人生を語りかけるような写真をとりたい。”(本文より)こういう長倉さんに惹かれます。(1,600円)
「注意読本」


ブロンズ新社
五味太郎・作
朝起きてから夜寝るまでの人の日常生活は注意をすることがいっぱい。五味太郎流の辛口で ユーモアとウイットに富んだ<注意>に耳を傾けましょう。(1,600円)
「シェーラひめのぼうけん」全10巻
童心社
村山早紀・作
佐竹美保・画
かわいい顔して怪力のシェーラ姫が、気の弱い魔法使いファリード、元盗人のハイルをお供に、 王国を石にした悪の魔法使いサウードと戦いながら伝説の秘宝を探し求める冒険ファンタジー。 村山早紀さんのストレートなおもしろさが人気の秘密。文庫サイズのハードカバー。装丁も新たに 刊行。
(各1,100円)
「デルトラクエスト」@A

岩崎書店
エミリー・ロッダ・作
岡田好恵・訳
デルトラ王国を守るベルトにうめ込まれた7つの宝石が影の大王にうばわれた。王国に平和を 取り戻すため、少年は宝石を取り戻す旅に出た。「ローワン」の著者エミリー・ロッダの 冒険ファンタジー。(各800円)
「カニグズバーグ作品集 トークトーク」清水真砂子・訳 岩波書店(2900円) カニグズバーグ講演集です。これで全10巻完結です。
「ピーターラビットの絵本」全24冊。オリジナルに近い印刷で新装版となりました。
「ダレンシャンY」出ました。