★新刊★ 2002年 ・8月 ・9月 ・10月 ・11月 ・12月 2003年 ・1月 ・2月 ・3月 ・4月 ・5月 ・6月 ・7月 ・8月
・9月 ・10月 ・11月 ・12月 2004年 ・1月 ・2月 ・3月 ・4月 ・5月 ・6月 ・7月 ・8月 ・9月 ・10月
・今月の新刊最新に戻る

BOOKLAND 228号    ★新刊しょうかい 2004年11月    ・booklandに戻る・

価格は定価(税込み)表示です。
「このゆびとまれ!おはなしいっぱい」「ねるまえに「よんでよんで」
岩波書店
『このゆびとまれ!おはなしいっぱい』
『ねるまえに「よんでよんで」』
マシュー・プライス 文
アツコ・モロズム 絵
工藤直子 訳
動物たちを主人公にした短いお話が各5編入っています。 ねるまえといわず、いつでも読んでやりたくなる楽しい話が満載です。大型絵本ですから、イラストもたっぷり。
(各1,470円)  

「ぐりとぐらの1・2・3」

福音館書店
なかがわりえこ 文
やまわきゆりこ 絵
幼児から楽しむぐりとぐら。「あいうえお」に続く、数の絵本。
1〜10まで数をもり込んだリズムのよい短い詩で楽しく数を覚えよう。
12.5cm×12.5cmのコンパクト版。
(2,3才〜 500円)

「ハムスターのハモ」

講談社

たかおゆうこ 作
夜はひとりぼっちでつまんないと、ゲージから抜け出して、ハモは家の中を探検します。 そして、洗濯機の裏で見つけたのは飼い主ケイちゃんのロボット。バラバラに壊れています。 そこでハモは夜な夜なゲージを抜け出して...。
(3,4才〜 1,155円)
「パンダくんパンダくん なにみているの?」

偕成社
ビル・マーチン 文
エリック・カール 絵
おおつきみずえ 訳
パンダに始まって、ハクトウワシ、アジアスイギュウ...「くまさんくまさんなにみているの」と同様、次々と動物たちが出てきます。耳なれない名前が多いのは絶滅危惧種だから。
(2,3才〜 1,050円 )
「あいつもともだち」

偕成社
内田麟太郎 文
降矢奈々 絵
ともだち屋シリーズ最新刊。
冬眠の季節、しばらくの別れ、春の再会を約束してキツネはみんなと言葉をかわしますが、 あいつだけは苦手。ともだちになりたいと思っているんだけど...。
(1,050円 3,4才〜)
「ときときとき」       「くりんくりん」  
小峰書店
竹下文子 文
鈴木まもる 絵
かおるとみんな「ときときとき」「くりんくりん」
小さな子どもの日常を描いた短編、というよりも詩的なお話が各々に。 耳に心地よい文とイラストがマッチしていて、子どもの躍動感もよく表されています。
(各1,470円 3,4才〜)  

「しゃっくりがいこつ」

セーラー出版
マージェリー・カイラ 文
S・D・シンドラー 絵
黒岩純子 訳
朝起きてからしゃっくりが止まらないがいこつ。 いろいろ試してみるが効果なし。オバケさんが奇策を思いついた。みごとしゃっくりは止まった。さて、その奇策とは? 絵で楽しませるナンセンス絵本。
(3,4才〜 1,575円)

「にせニセ 
ことわざすかん」

のら書店
荒井良二 作 文
「猫にごはん」「豚にしんぶん」etc. パロディーことわざ大集合。「正しい」ことわざも載っていますが、きっとパロディーの方を覚えるでしょう。今のところ、圧倒的に大人に受けています。
(1,260円 子ども〜大人まで)
「しろいやみのはてで」

講談社
きむらゆういち 文
あべ弘士 絵
”あらしのよるに”シリーズ特別編
本編6巻では語られなかったエピソードの数々が明らかになります。 ガブとメイがいかに友(愛)情を育んでいったかが、静かに語られます。
(1,470円)
「うらからいらっしゃい
 −7つの怪談−」

偕成社
斉藤 洋 作
奥江幸子 絵
  毎月第二日曜日、その月にまつわる怪談を持ち寄って話す<怪談クラブ>。そこで話された7つの怪談を収録。ジワリとこわいお話です。シリーズ第2弾!
(小学中学年〜 1,260円)
「天才コオロギニューヨークへ」

あすなろ書房
ジョージ・セルデン 作
ガース・ウィリアムズ 絵
吉田新一 訳
うれしい復刊です。 田舎からニューヨークへやってきたコオロギのチェスター。 彼は音楽の天才であった。一度聴いた音楽は必ず奏でることが出来た。 彼を見つけて飼うことになった新聞売りベリーニ家のマリオ。 そして、あたりを知り尽くしているネズミのタッカー、ねこのハリーとも知り合う。 昼の世界でのマリオとチェスター、重層的に絡みながら、物語は進んでゆく。 心地よい読後感が味わえる児童文学の傑作だと思います。オススメ!ぜひ。
(小学中学年〜 1,575円)
「シルバーウィング」

小学館
ケネス・オッペル 作
嶋田水子 訳
  主人公はコウモリ。コウモリたちには太陽を見てはいけないという掟があった。 だが銀翼コウモリのシェードは太陽が見たいと思い続けていた。 夜に生きるコウモリたちの歴史には、父の失踪と絡む秘密があると感じ始めていた。 そして、冬が来る前に、「冬眠の星」への大旅行をしなければならない。 体の小さいシェードは群れからはぐれるが、彩翼コウモリのマイーナと出会い、 力を合わせて目的地へと向かう。冒険あり、仲間との葛藤あり、読みごたえありのファンタジーです。
(小学高学年〜 1,680円)
  「サンネンイチゴ」    「香港の甘い豆腐」  
理論社
「サンネンイチゴ」(笹生陽子 作 1,260円)
「香港の甘い豆腐」(大島真須美 作 1,575円)
中・高校生たちの年代に向けたシリーズ。現在を生きる彼ら(彼女ら)の、危うさ、 脆さを抱えながらもしなやかに強く生きる姿をテンポ良く描いた二作。

★上へ