★新刊★ 2002年 ・8月 ・9月 ・10月 ・11月 ・12月 2003年 ・1月 ・2月 ・3月 ・4月 ・5月 ・7月 ・今月の新刊最新に戻る


BOOKLAND 211号    ★新刊しょうかい 2003.06.

「あかちゃんのおさんぽ@」

「あかちゃんのおさんぽA

徳間書店

いとうひろし・作
いとうひろしさんならではの、ほのぼのとユーモアあふれる絵本。 さんぽの途中で会った生き物たちとの楽しいやりとりが4話。 1話4場面のショートストーリーですが、楽しさが広がります。(1,300円)

※6月中にAが出ます。

「とっとことっとこ」

「うしろにいるのはだあれ」

童心社

いずれもまついのりこ作。最初の絵本として最適です。

「とっとこ とっとこ」
歩く音と一緒にやってくる楽しいともだち。ロボット、ねこ、たこ、ぞう...。 言葉のリズムが耳に心地よくひびきます。(800円)

「うしろにいるのはだあれ」
かくれんぼしているのだあれ?体の一部が見えています。絵も言葉もテンポよく進みます。(800円)


「どうぶつえんがうちにきた」

ひさかたチャイルド

きむらゆういち・文と構成  大島妙子・絵。
きみちゃんはどうぶつえんのおじさんにたのまれて、動物たちをあずかることになりました。 ゾウ、キリン、ライオン、ゴリラ... 家の中は大さわぎ。ハチャメチャな楽しさがいっぱいの絵本。 原案は5才の子どもです。(3,4才〜 1,000円)

「おまえ うまそうだな」

ポプラ社
宮西達也・作
恐竜全盛の時代、卵からうまれたアンキロサウルスの赤ちゃんが心細さとさみしさでトボトボ歩いている。 恐ろしそうなティラノザウルスが「おまえうまそうだな」と食べようとしたら、突然「おとうさん!」としがみつかれた。 何が何だかわからぬまま「おとうさん」役をするはめになったティラノザウルスのおもしろ、悲しい物語。 (4,5才〜 1,200円)

「ぼく ネコになる」

小峰書店
きたむらさとし・作
ある晩、ニコラスの寝室のまどから、とんがりぼうしのおばあさんが入ってきて、何やらブツブツ。 次の朝起きると、ぼくはネコになっていた。きたむらさとしさんお得意の、突然不思議な世界が広がるナンセンスユーモア。 オヤジが大好きな作家の1人です。(4,5才〜 1,300円)
「ねむれないヒツジのよる」

小峰書店
これも きたむらさとし・作です。
ちっともねむれないひつじはのはらにさんぽにでかけます。数をかぞえて楽しめる絵本です。1〜22まで…。ひつじは最後にはぐっすり。 なにを数えていたらねむくなったのかな…。きたむらさとしさんはロンドン在住。
(1300円)
「だじゃれ しょくぶつえん」

絵本館
でました。「だじゃれ」シリーズ第3弾!
「あんたダリア」「しごとサボッテン」「よーくヒヤシンス」etc. 中川ひろたか、高畠純の名コンビによるシリーズ第3作。「だじゃれどうぶつえん」「だじゃれすいぞくかん」と共にお楽しみ下さい。(800円)
内容の一部を左の目次で紹介しています。ごらんください。
「ななしのごんべさん」
童心社

田島征彦・吉村敬子作。
敗戦1ヶ月前、1945年7月9日から10日未明の大阪府堺市の堺大空襲という史実をもとに、 体の不自由な少女と彼女を見守る双子の少年たちを通して描いた創作絵本。 今も尚、爆弾に追われる人々への鎮魂歌。
(1,500円 子どもから大人まで)
※この作品は型染ではありません。激しい筆跡に怒りと哀しみがこめられているのではないかと思います。
「フェリックスの手紙Eー空飛ぶトランク」

ブロンズ新社

アネット・ランゲン作
コンスタンツァ・ドローブ絵
栗栖カイ訳
うさぎのぬいぐるみフェリックスのシリーズ第6巻
赤いトランクに乗って、フェリックスは空飛ぶ旅に出かけます。手紙はもちろん、地図、写真、パズルのおまけつき。 (5,6才〜 1,650円)
「風に向かっての旅」

偕成社

ぺーター・ヘルトリング作、上田真而子訳
両親をなくし、孤児となったベルントはカルラおばさんと共にチェコからオーストリアのウィーンまで逃避行をしようとする。ドイツが敗れ、ソ連軍が侵攻してくる。大人でさえ過酷な行程の中にも胸おどる冒険、一瞬の喜び、未来への希望はあった。 作者自身の体験を色濃く反映させながら、今も戦火に追われる子どもたちへのメッセージが込められた作品です。 (小学校高学年〜 1,400円)
「ぼくの犬、バモス」

偕成社
犬が好きな人におすすめ。
山下 篤・作
9才の誕生日の直前に、ぼくの家にやってきた茶色のふわふわの子犬バモス。 ぼくとバモスの日々をぼくがバモスに語りかけるという形式で描いた作品。 バモスに寄せる思いは、同時に、自分自身の世界を持ちはじめるぼくの内面そのものです。 さわやかな透明感さえただよう文体の中に「あつい」思いが伝わってきます。(1000円)
「ぼくは、ぼく」

講談社
犬が好きな人におすすめ。
大島まや作
ダックスフンドのビーノにはたいへんな秘密があった。 もともと長い胴がぐーんと長く長くのびる。とても便利で役に立つのだが、 他の犬とは違うと知られると、”まずい”ことが起こることもあるので秘密にしている。 ところが、隣に越してきたアメリカ人一家の子どもジョーダンに秘密がばれた。 ”他と違うこと”をテーマに、老人と犬と少年のさわやかな物語。
 (1,300円 高学年〜)

★上へ