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BOOKLAND 205号    ★新刊しょうかい 02.12.


「かくれんぼ
     ジャングル」


偕成社
ルーシー・カズンズ 作
「メイシーちゃん」でおなじみのルーシー・カズンズの新刊。熱帯のジャングルに住む「ワオキツネザル」の子、ベイビー・ジャジーがお母さん のママ・ジョジーとかくれんぼ。お母さんはジャジーを見つけようとあちこち 探しますが...。
型抜き、穴あきのページが楽しい。そして、たくさんの熱帯の 動物が登場します。楽しいしかけ絵本。
(2,3才〜 1,800円)
※大版で大迫力。プレゼントにも最適です。
「ゆめのゆき」



偕成社
エリック・カール・作 


ちいさな農場に5匹の動物と一本の木を持つおじいさんがいました。 クリスマスが近いのに雪が降ってきません。おじいさんはある日夢を見ました。 雪が降って、おじいさんや動物たちは雪の毛布にかくされてしまうのです。 でも、目を覚ますと本当の雪が...。 雪がおじいさんや動物を隠す様子や、クリスマスにはなくてはならないクリスマスツリー を二つのしかけ≠ナ楽しんで下さい。(3,4才〜 2,400円)

「魔女になりたかった妖精」



ブロンズ新社
カルル・クヌート絵
ブリジット・ミンヌ文
目黒 実・訳
ローズマリーは雲の上に住む妖精の女の子。妖精ママは「上品にしなさい」と 言うけれど、元気いっぱいのローズマリーは聞く耳を持ちません。とうとう 「魔女になりたい」と魔女の森に行って魔女修行を始めます。美しいイラスト とコミカルなストーリーを楽しんで下さい。(5,6才〜 1,600円)

「かえるの平家ものがたり」



福音館書店
日野十成・文
斎藤隆夫・絵
じいさんがえるが子がえるたちに話して聞かせる「かえる版平家ものがたり」。 かえる源氏と黒ネコ平氏が"かえる沼"を舞台に戦います。全ページにかえるが 多数登場。大版の迫力ある絵本です。
(5,6才〜 1,500円)

「ザガズー」


好学社
クエンティン・ブレイク・作
谷川俊太郎・訳


(子ども〜大人まで)オススメです。 ジョージとベラという若夫婦のもとにかわいい赤ん坊が届きました。 名前はザガズー。二人は大喜びで大切に育てようとしました。が、ある日、 赤ん坊はハゲタカになり、またある日はイボイノシシになり...。 でも、ザガズーはやがて好青年に成長し、ミラベルという女性と意気投合、 一緒に暮らすことを決めて、ジョージとベラに報告に行くのですが...。 これから子どもを育てる方に。子育て中のかたに。子育てが終わった方に。 (1,500円)
「なんだかうれしい」



福音館書店
谷川俊太郎+だれかとだれか

(子ども〜大人まで) わけもなくなんだかうれしくなる日常の瞬間を、谷川俊太郎さんの言葉と19人 のアーティストたちのイラストで描いた素敵な絵本。写真も使われています。 和田誠、長新太、井上洋介などおなじみの作家たちが次々に登場するので、 ページをめくるのも「なんだかたのしい」。プレゼントにも最適。オススメです。 (1,900円)

「よこしまくん」



偕成社
大森裕子・作

よこしまのシャツを着たフェレットのよこしまくん。みえっぱりで、横柄で、 へそまがりで、かっこつけ...。
たまには「おまえなんかきらいだ」と言ってみたいと 思っている方、ま、いちど読んでみて下さい。私、よこしまくんかも…なんてひそかに…
(1,000円)
「雲のまにまに」



絵本館
ヤナキヒロシ・作・
ベッドの中で父が幼い娘に話してあげた羊のウージーの日記。 11月5日の日記から 「ニッポンの和紙という紙がある。紙の中ではこいつが一番おいしい。 歯に張りつく感じがたまらない。」けれどもウージーはだんだん小さくなっていくのが日記でわかる。 ユーモラスなイラストですが、ちょっぴり物悲しさを感じるストーリーです。
(中・高生〜大人まで)(1400円)
「けやきの森の
物語」

小峰書店
丘 修三・作
河村隆二郎・絵
けやきの森に暮らす動物たちのヒューマンコメディ。522ページの長編。 一気に読ませる楽しい物語です。 ( 小学高学年〜 2,400円)
「大あばれ
山賊小太郎」


偕成社
那須正幹・作
小松良佳・絵
時は戦国時代。両親を殺された小太郎は、生まれながらの怪力と、旅の途中で 知り合った少年剣士、剣之助や忍者マメ太と共に子どもの山賊たちと大あばれ。近々、続編が出ます。
「パタポン 2 」 声に出して読みたい幼い子の詩を集めた「パタポン」第2弾。(1,250円)(幼児〜大人まで)
「レイチェル 魔道師の誓い」シリーズ第3巻。完結です。(1,500円)
「ローワンとゼバックの黒い影」シリーズ第4巻。まだまだ続きそうです。(1,500円)
早川書房「はりねずみの本箱」2冊でました。
「名探偵カマキリの事件簿 」虫の国のカマキリ名探偵、助手のバッタ博士と難事件を次々に解決。
(ウィリアム・コツウィンクル作、朝倉久志・訳 小学高学年〜 1,500円)
「おはなしは気球にのって 」作家バンベルトは物語に命をふきこもうと11の物語を気球につけて 空へ放った。すると、世界中から返事が返ってきて...。 (ラインハルト・ユング作、若松宣子・訳 小学校高学年〜 1,400円)