★新刊★ 2002年 ・8月 ・9月 ・10月 ・11月 ・12月 2003年 ・1月 ・2月 ・3月 ・4月 ・5月 ・6月 ・7月 ・8月
・9月 ・10月 ・11月 ・12月 2004年 ・1月 ・2月 ・今月の新刊最新に戻る


BOOKLAND 220号    ★新刊しょうかい 2004年3月


「恐竜あいうえお」

小峰書店

黒川みつひろ作・絵
恐竜で覚える「あいうえお」の本。
”あろさうるす”から”ぷてらのどん”まで五十音順に恐竜がずらり。 ひらがな、カタカナ併記ですから、恐竜の名前と文字を自然に身につけられます。 作者は数多くの恐竜の本を手がけているので、図鑑としても楽しめます。
(1,300円)

「むしぱんのまき」
−ばばばあちゃんのなぞなぞりょうりえほん−

福音館書店


さとうわきこ・作
かがくのとも傑作集
虫入りのパンではありません。蒸して作るパンです。 基本の生地を作っておけば、まぜたり、中に入れたり、トッピングをしたりは工夫しだい。 ばばばあちゃんや子どもたちもビックリのすごい「むしパン」を作ろう。(838円)
「ばばばあちゃん 絵はがきの本」ができました。 作者自選の20枚、特製シール付き。(800円)

「うさぎのおうち」

福音館書店

マーガレット・ワイズ・ブラウン 作
ガース・ウィリアムズ 絵
野原は春、子うさぎは自分の家を探しに出かけました。 いろいろな動物の家をたずねますが、一緒に住むのは無理のようです。 野原をかけて、かけてゆくと、一匹の白うさぎに出会いました。 春の野原が用意した素敵なハッピーエンドをお楽しみ下さい。(4,5歳〜)
(1,300円)

「とのさまのひげ」

偕成社

増田裕子・作
国松エリカ・絵
いばりんぼうのとのさまがおりました。 ひげは、いやになって、とのさまの顔から逃げ出しました。 家来たちは大あわてで追いかけますが、なかなかつかまえられません。 そして、ひげは女の子の顔に。その顔を見たとのさまは...。(1,100円)

「こんにちは、長くつ下のピッピ」


徳間書店

アストリッド・リンドグレーン作
石井登志子・訳
世界一有名な女の子、これがオリジナルイラスト。 友だちがほしいと思っていたトミーとアニカの隣に引っ越してきたのは、 三つ編み、左右違うくつ下、馬を持ち上げるほどの怪力の持ち主、ピッピ。
「長くつ下のピッピ」から2年後(1947年)、小さな子どもたちにも楽しんでもらえるようにと この絵本が出版されました。 日本では初訳です。また、イラストは「長くつ下のピッピ」依頼のイングリッド・ニイマン。 スウェーデンではピッピといえばこのイラストだそうです。
(1,500円)

「じゃっきーの
おせんたく」

新ブロンズ新社

あいはらひろゆき・文
あだちなみ・絵
「くまのがっこう」には12ひきのくまがいます。その中でもわんぱくで、きかんぼうで、 母親がわり(と思っている)の、いちばんおちびさんで、唯一の女の子がジャッキーです。 ジャッキーと兄さんぐまたちの絵本も4冊目が出ました。
今日はせんたくびより。ジャッキーが仕切りながら皆でせんたく。 でもシーツが風でとばされてしまい、さあ、たいへん。 「くまのがっこう」「ジャッキーのパンやさん」「ジャッキーのじてんしゃりょこう」もそろっています。人気上昇中。 (各1,200円 )

「999ひきのきょうだいのおひっこし」

ひさかたチャイルド

木村 研・作
村上康成・絵
「999ひきのきょうだい」シリーズ第2弾 小さな池で卵からかえって、おたまじゃくし、かえるに育った999ひきの兄弟たち。 せまくてたいへん。親がえるはひっこしを決意した。だけど大きな池までは危険がいっぱい。 ハラハラ、ドキドキのひっこし大作戦。(1,000円)

「龍」

偕成社


今江祥智・作
田島征三・絵
山をふた巻きするほど巨大な龍だが、とんでもない気の弱さ。 いつも湖の底に潜んでいた。ある日村人に見つかって、見物人が押しかけた。 ところが連日押しかけた見物人がぴたりと来なくなった。湖の底で体はぬるぬるだらけ。 思い切って飛びだした龍は...。中1教科書掲載の創作民話。
(1,300円)
「てん」

あすなろ書房

ピーター・レイノルズ・作
谷川俊太郎・訳
ワシテは絵が描けない。すると先生が「何か印をつけて」。 ワシテはマーカーを押しつけて、小さな点を描いた。 先生は「サインも入れて」。次の日その"絵"は額入りで教室にかざられていた。 おどろいたワシテは「もっとうまく描ける!」と、点の絵を次々に描いていった。 やがてワシテの絵は評判になり展覧会まで開かれた。 その会場に来た1人の男の子がワシテに「ぼくもうまく絵が描けるといいんだけど。」 さてワシテは男の子に...。
子どもに関わる大人たちにぜひ読んでほしい。 子どもにとって「じゃま」にならない大人が必要なこと、 ちょっと背中を押してくれる大人が必要なこと、がよくわかります。 絶対オススメの一冊。(1,500円)
「危ない箱ブランコはかたづけて」
−原告は9歳−

現代書館

箱ブランコ裁判を考える会・編 箱ブランコで重傷を負った少女が藤沢市とメーカーを相手に裁判をおこした。 少女とそれを支えた人々の裁判記録。高裁敗訴、しかし、この裁判を機に撤去された箱ブランコは全国的に多数にのぼる。 また司法、裁判のあり方の問題点も浮かび上がってきた。ぜひ読んでください。(2,200円)
※原告の両親はジオジオでも講演でお招きした名取弘文さんと岡部明美さん。 この事故を機に「加古川子どもサポート」(ジオジオも加わっています)の申し入れにより、 市内の箱ブランコのほとんどが撤去されました。

★上へ