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●谷川俊太郎さんの『赤ちゃんから絵本』シリーズ 「まり」「にゅるぺろりん」に続く第3作、第4作が出ました。クレヨンハウス | |||
「かいて かいて」
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字・和田誠 赤ちゃん版、らくがき絵本。各ページに短い文章がついています。 「てんてんかいて」「みどりをぬって」等々。でも、自由に描けばいい。 一人で、親子で、兄弟姉妹で、描き方いろいろ。谷川さんが言ってます。 「ピカソにだってまけないぞ。」(1,000円) |
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大武伸朗 絵 「ジャリおじさん」の大武伸朗さんの不思議な絵と谷川訳の赤ちゃん語(?)が さらに不思議を増幅させて、「ばーれ、ばーれ、あまはんどら」「んぽか んぽき」な 絵本ができました。 谷川さんは「からだで感じて」と言っています。(1,000円) |
「お化けの冬ごもり」 ![]() BL出版 |
川端 誠 作 “おばけ”は夏に出るだけではありません。 雪女、雪ん坊、雪童子、冬のお化けたちが加わって、冬を楽しむお化けたち。雪合戦、かまくら... なんだか暖かくなってくるような冬の一日です。でも雪入道が大雪をふらせると... 新潟県出身の川端さんならではの絵本。(1,300円) 姉妹編「おばけの真夏日」「おばけの海水浴」も楽しい。 |
「動物たち」 ![]() 理論社 |
三沢厚彦・作 作者は動物の木彫で高い評価を得ているそうだ。なるほど、絵本のつくりとしては、シンプルな、 画面ごとに動物の絵と短い文章で構成された絵本だが、動物たちが立体的に見えるのは、彫刻家という 作者の“見方”と関係があるような気がする。力強いタッチと同時に繊細な部分もあり、絵本と同時に 画集という感じでもあり。おもしろい絵本に出合えた満足感を味わいました。 子どもから大人まで、おすすめです。(1,300円) |
「どうしたの」
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シャーロッテ・デーマートンス・作 小池昌代・訳 夜のおもちゃやさんでは、ぬいぐるみたちがぐっすりと眠っています。でも、一匹だけ眠れないクマの ぬいぐるみがいます。朝がきて、皆が目を覚まし、眠れないクマを心配するのですが、クマは何も しゃべりません。 ちょっと不安な気持ち...子どもにも共感するところがあるはずです。 (1,300円) |
「げんきなグレゴリー」
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ロバート・ブライト・作 なかつかさひでこ・訳 グレゴリーは、村でいちばん元気でやかましくておっちょこちょいの男の子。おばあさんが静かに させようと頼みごとをすると、みなまで聞かず飛び出して、全然ちがうことをしてしまう。 読む分量もたっぷりの絵本。1969年に出版された本だが少しも古さは感じさせません。 (1,400円) |
愛蔵版「ダヤンとわちふぃーるど物語」 ![]() ほるぷ出版 |
池田あきこ作 ダヤンの長編ファンタジーシリーズ3冊が、新たなイラストを加え、一冊の大型豪華本に。 お年玉で買うのだ。 (4,800円) |
「ティーン・パワーをよろしく」@ ![]() 講談社 |
−誕生、ティーン・パワー株式会社− エミリー・ロッダ 作 岡田好恵・訳 中学生の仲良し5人組が、何でもひきうける会社を作った。タウン誌「ペン」の社長ジンマー氏の 息子エルモはメンバーの一人、リズの同級生。順調なスタートに5人は喜ぶが、「ペン」は 狙われていた。やがて、放火事件まで起きる。5人は事件を解決しようと立ち上がる。 「デル・トラ」「ローワン」のエミリー・ロッダの人気シリーズ登場。 (950円) 小学校5、6年〜 |
![]() 理論社 |
ジョナサン・ストラウド作 金原瑞人・松山美保訳 バーティミアス、5010歳。最高ランクとは言えないが、由緒正しいベテランの妖霊である。 ナサニエル、まだ修業中の魔術師の弟子。自分をはずかしめたエリート魔術師に復讐を誓っている。 ナサニエルが無謀にもバーティミアスを呼び出したところから大きな事件に巻き込まれる運命に あった。 魔術師たちが政府の実権をにぎる帝国の都ロンドンを舞台に、物語は息もつかせぬ展開をします。 読みごたえありの600ページ。二部、三部続刊。 (1,900円) 小学校5,6年〜 |
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ダイアナ・ウシン・ジョーンズ 作 野口絵美 訳 佐竹美保・絵 ハワードの家にやってきて居座った「ゴロツキ」。災難はここから始った。影で町を支配する 七人兄弟の魔法使いの一人が送りこんだらしい。作家であるハワードの父が書いた原稿のせいで 全員町から出られなくなったからだという。誰の企み?目的は何?奇想天外なファンタジー。 (1,700円) |
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福音館月刊誌 こどものとも1月号「かえるをのんだととさん」
おなかが痛くなったととさん、寺の和尚の言うままにかえる、へび、きじ、...鬼まで飲み込んだ。 節分にぴったりの日本の昔話。イラストも含めて、月刊誌ではもったいない出来です。 (日野十成・再話、斎藤隆夫・絵 410円税込み 3,4才〜) |