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BOOKLAND 226号    ★新刊しょうかい 2004年9月

価格は定価(税込み)表示です。

「くろくんとふしぎなともだち」

童心社
なかや みわ 作
くれよんのくろくんがバスに出会いました。でも、道路がないから走れないと言うので、 くろくんは道路を描いてあげました。次の日は船に出会って波を、また次の日には汽車に出会って線路を描いてあげました。 くろくんの頭がへこんでいるのを見つけたくれよんたちは、自分たちも描きたいと大騒ぎ。そして、新幹線登場。 くろくんが線路を描いている最中に猛スピードで走り出した。 くろくん、あぶない! 「くろくん」シリーズ第2弾。乗り物大好きな子どもたちにぴったり。
(1,260円)

「あかいきしゃ」
 −はじめてであうハングルの絵本−

アートン

パク・ウニョン 作
おおたけきよみ 訳
赤い汽車が走ります。野原、森の中、トンネル、村を通り、街を走る抜ける長い汽車。 とても雰囲気のあるいい絵です。 ハングル併記で楽しむ現代韓国の絵本。ハングル文字の魅力にふれた思いがします。
(1,575円)
「らいおんのしごと
−どうぶつさいばん−」

偕成社
竹田津実 文
あべ弘士 絵
舞台はタンザニアの平原、訴えたのは母親を食べられたヌーの子ども。訴えられたのは、母親を食べたライオン。 平原の動物たちが見守る中、双方弁護士をたて、証人を呼んで裁判が始まった。 食べる、食べられるという宿命の関係を、北海道で動物診療所を開いているという竹田津実さんの文と、 元動物園飼育係のあべ弘士さんの絵で絵本に作り上げました。善悪、正邪を超えた自然の摂理という観点が貫かれていて、 とてもおもしろい絵本になっています。
(5,6才〜 1,470円)
「ひとりぼっちのかいぶつといしのうさぎ」

徳間書店
クリス・ウォーメル 作
吉上恭太 訳
あまりのみにくさに誰にも相手にされない怪物がいた。そばにいてくれるのは石のうさぎだけ。 しかし怪物は見かけとは違い、美しい、優しい心の持ち主であった。石のうさぎを心から愛し、大切にした。 現代の寓話絵本。子どもから大人まで。 (1,575円)

「ピーナッツくんのたんじょうび」

小峰書店
つつみあれい 作
ピーナッツくんは誕生日だというのに遠くの島に行くはめに。 ピーナッツちゃんは、プレゼントのクッキーをモンブラリンに取られてしまう。 ハプニング続きのピーナッツくんの誕生日はどうなるのでしょう。 独特なタッチのシンプルな絵とリズミックな文章で好評の「ピーナッツくん」シリーズ第3弾。
(4,5才〜  1,575円)

「だんご博士の観察記」

小学館
松岡達英 作
ふたご山のだんごむしは、研究、観察が大好きで、だんご博士と呼ばれている。ガールフレンドのだんちゃんと、 自然観察をして、この本を書いた。松岡達英さんのイラストが、時には写真以上のリアリティでせまってきます。
(5,6才〜 1,680円)
「オシリカミカミをさがせ!」

BL出版
リンデルト・クロムハウト 文
アンネマリー・ファン・ハーリンゲン 絵
野坂悦子 訳 
  便器に座ったとたん、おしりをガブッ!便器の中には何もいない...。 怪事件続発に街は大騒ぎ。オシリカミカミとは何者か、少年ユスは一人で真相を探りに地下の下水道に入っていった。 ユーモラスな物語の中にも、人間のペットに対するエゴイスティックな行動への警告が込められていると思います。
(1,365円)
「デットフォートのネズミたち
@ 闇の入り口」

早川書房
ロビン・ジャーヴィス 作
内田昌行 訳
  ロンドン郊外デットフォートの古い空き家に暮らすネズミたち。 平和な暮らしに影を落とす、地下の闇を支配するドブネズミ帝国。 その王、ジュピターは恐ろしい力を持つという。そして、ドブネズミの攻撃が始まった。 若いネズミたちは力を合わせ戦う。ジュピター(正体は読んでのお楽しみ)を倒し、 戦いに勝利したネズミたちはこれで終わったと思っているが、予言コウモリは「夏がくるまではな...」の一言を残す。 第2部「水晶の牢獄」(10月刊)第3部「最後の決戦」(12月刊)
(小学校高学年〜 1,785円)
「パーラ」(上)沈黙の町  (下)古城の秘密
あすなろ書房
ラルフ・イーザウ 作
酒寄進一 訳
佐竹美保 画
  言葉を愛し、言葉で人々と互いに理解し合いたいと願う少女パーラ。人々から言葉を奪い、言葉を支配しようと企むジット。パーラの住む街へジットがやってくる時、街を、人々を、家族を守るため、パーラは宿命の戦いを挑む。
(小学校高学年〜 各1,575円)  

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