★新刊★ 2002年 ・8月 ・9月 ・10月 ・11月 ・12月 2003年 ・1月 ・2月 ・3月 ・4月 ・5月 ・6月 ・7月 ・8月 ・今月の新刊最新に戻る


BOOKLAND 214号    ★新刊しょうかい 2003.09.


「くつしたくん」

だれがぼくのかな?


「コップちゃん」

なにを入れる?


「スプーンさん」

なにをたべるのかな?


中川ひろたか あかちゃん絵本3冊。 ● ブロンズ新社 (各850円)
リズム感にあふれた言葉、シンプルなイラスト。イラストは人気急上昇中の100%ORANGE
身近な題材を使ったあかちゃんにぴったりの絵本。

「つきよのキャベツくん」

文研出版
長 新太 作
「キャベツくん」シリーズ最新刊。
キャベツくんが歩いていると、やってきたのは○○○○。 そこへブタヤマさんもやってきた。○○○○を見て、「ブギャ!」。 ○○○○は読んでからのお楽しみ。とにかく、ヘンで不思議な長新太ナンセンスワールドです。
(1200円)

「はしれ!ウリくん」

金の星社

きむらゆういち 作
せべまさゆき 絵
運動会シーズンにぴったり。 明日は運動会。昨年は森を一周するところをまっすぐ走ってビリになった。 今年こそは一等賞とトレーニングを重ねて運動会に臨むウリくんでありますが...。
せべまさゆきさんのカラフルで楽しいイラストもいい。
(1200円)

「どろんこどろちゃん」

ポプラ社


いとうひろし 作
どろんこあそびのだいすきな子どもたちへ。 つちをコップに5はいと水をコップに2はい。よくかきまぜて、よくこねると、 どろんこどろちゃんができる。どろちゃんはどろあそびの名人。 どろちゃんといっしょにどろあそびをしたら、君もどろあそび名人になる。 いとうひろしさんのちょっとちがったタッチのイラストが新鮮です。
(2、3才〜 950円)

「ねんどぼうや」

徳間書店

ミラ・ギンズバーグ 文
ジョス・A・スミス 絵
覚 和歌子 訳
 子どものいないおじいさんとおばあさんは、ねんどをこねて、 焼いて"ねんどぼうや"を作った。このねんどぼうや、食べて食べて、どんどん大きくなる。 やがて、イヌ、ネコ、ニワトリ、そしておじいさんやおばあさん、 とうとう村中のものを食べ尽くした。ロシアの昔話を題材に、 テンポ良くスリリングに話が展開します。(1400円)

「シンデレラのおしり」

徳間書店

ニコマス・マラン 作
とたにようこ 訳
おしりが大きいとなやんでいるお姉ちゃん。水着を着ようとしたら入らない。 おちこんでいるお姉ちゃんに、妹が一生懸命に大きなおしりの効用を説きます。 サンタ、ビクトリア女王、シンデレラ...びっくりの例をあげながらお姉ちゃんを元気づけます。 (4,5才〜 1400円)
「ぼくはきみのミスター」

BL出版

トーマス・ウェディング 作
ヴォルフ・エァルブルッフ 絵
小森香折 訳
ある日、私の家に犬がやってきた。私は犬を飼うつもりはなく、出て行くように言うのだが、 「ぼくをミスターと呼んでくれ」「ぼくが君の世話をしてあげる」「いまにぼくがいてよかったと思うようになる」 と言って、完全にミスターのペースにはめられた私とのおかしな暮らしがはじまった。 人間と犬の会話とは思えないおかしなやりとり、ミスターのウィットに富んだセリフ、 とてもしゃれた犬の物語。
小学校高学年から大人まで。(1,300円)
「ルチアさん」


フレーベル館

高楼方子(かたどのほうこ)作・ 出久根 育・絵
高楼方子さんのもうひとつの世界。
"たそがれ屋敷"に暮らすスゥとルゥルゥ姉妹。 母親と二人のお手伝いさんの育てられ、家の外に出ることはほとんどなかった。 だが、三人目のお手伝いさん"ルチアさん"が来てから二人の世界が大きく変わりはじめた。
コミカルで奇想天外な物語を書くたかどのほうこさんと、 幻想的なファンタジーを書く高楼方子さん。 対照的な二つの世界を書きわけるこの作家に注目してみたい。
(1,300円)
早川書房<ハリネズミの本箱>

「川の少年」
主人公の少女が最愛のおじいちゃんの死をうけいれるまでを幻想的に描いた作品。 (1500円)
「夜中に犬に起こった奇妙な事件」
数学では天才でも人とつきあうのが苦手な自閉症の少年が、近所の飼い犬が殺された事件を追う。(1700円)
「サマーランドの冒険」上・下
野球ではいつもエラーばかりする気の弱い少年が妖精にたのまれ 妖精の世界の危機を救うために旅にでることに…。(各1600円)

★上へ