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BOOKLAND 230号    ★新刊しょうかい 2005年1月   ・booklandに戻る・

価格は定価(税込み)表示です。

「そばせい」

クレヨンハウス
川端 誠・作 落語絵本H
もりそば40枚はペロリとたいらげるという清さんは「そば清」と呼ばれていた。 50枚食べたら5両、という賭けを申し込まれ、思案をしているときに、大蛇が人を飲み込んで、 その後赤い草をなめるとみるみるうちの胴体が細くなった。これはいい、と清さんはその草を持ち帰り、 60枚で6両という大勝負に出た。 「あの草さえあれば大丈夫」と清さんがあの草をなめると...。ちょっとシュールなオチの古典落語。
(4,5才〜 1,260円)

「タンタン アメリカへ」

福音館書店
エルジェ 作
川口恵子 訳
タンタンの冒険旅行S
1930年代のアメリカへ。ネイティブアメリカン(いわゆるアメリカンインディアン)の描き方等に多少首をかしげたくなるような場面もありますが、 暗黒街のギャングたちとの戦い等、タンタンの冒険は続きます。 (1,680円)
「水宮歌(スグンガ)」

アートン
イヒョンスン 作
イユッナアム 絵
おおたけきよみ 訳
こどもパンソリ絵本
昔々、南海に住む竜王が暑さにやられて体調をくずしたとき、ウサギの肝を食べるとよいと教えられ、 カメにその役を命じた。ウサギとカメの智恵くらべをおもしろおかしく語ります。
「パンソリ」は韓国の伝統芸能。太鼓奏者と歌い手が独特のリズムと発声法で、ドラマチックに歌い上げます。 「1人オペラ」とも言われるそうです。 「こどもパンソリ」ということで、小学校6年生の男の子が歌うCD付きです。
(1,575円)
※現代韓国の絵本造りが高いレベルにあることを示してきた「韓国の絵本10選」の最終刊です。
「おひさまホテル」

徳間書店
エーリッヒ・ハイネマン 著
フリッツ・バウムガルテン 絵
石川素子 訳
野原小人のトリーがホテルをオープンしました。野原の生き物たちは大喜び。 トリーの「おひさまホテル」は大にぎわいです。美しいカラーさし絵で細部まで描かれた野原の生き物たちの暮らしぶりも楽しんで下さい。 (小学校低学年〜1,785円)

「スカイラー通り19番地」

岩波書店
E・L・カニグズバーグ 作
金原瑞人 訳
12歳のマーガレットを最悪の長期キャンプから救い出してくれたのは、ちょっと風変わりなおじさん兄弟。大好きなおじさんたちの作った芸術とも言えるタワーが 取りこわされる危機にあると知ったマーガレットは、理解ある大人の知恵をかりて敢然と大人の社会に立ち向かう。子どもにとって魅力ある大人に出会えることの 大切さをあらためて思います。 (2,205円 小学校高学年〜)

「魔空の森 ヘックスウッド」

小学館
ダイアナ・ウィン・ジョーンズ 文
駒沢敏器 訳
病気がちの少女アン。魔法使いモーディオン。少年ヒュームとロボットのキム。 彼ら4人は全宇宙を支配するレイナーコーポレーションの一族が派遣した監督官レイナーたちから地球を守るために戦いを挑む。 全宇宙、銀河を舞台に時空を超えたスケールの大きいSFファンタジー。 「ハウル」の原作者ダイアナ・ウィン・ジョーンズの代表作の一つ。(1,995円)
「ぐるりのこと」

新潮社
梨木香歩 著
深くものごとを考える。そうして、自分自身の声に耳を傾ける。自分の居場所を確かめる。
「春になったら苺を摘みに」に続く梨木香歩さんの最新エッセイ。(1,365円)
●「ダレン・シャン]U」−運命の息子−
ついに「ダレンシャン」が12巻で完結しました。じわじわとファンが広がって、幅広い年齢層に支持されました。 (1,575円)

●「暁の円卓」−失意の歳月−
第5巻。第二次世界大戦、太平洋戦争の終結まで。二十世紀の前半部です。(1,680円)


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