千葉県我孫子市  若月 塗装店
 カラーベスト(コロニアル)塗り替え時の 縁切りとは


塗り替えでのローラー工法ではカラーベスト(コロニアル)の張り重なり部分(下)より塗料を押し込むような形となり
その隙間に塗料が入り込み雨の逃げ道を塗料で塞いでしまいそこで塗装後に縁切り=
張り重なり部分(下)に隙間を作り、縦の張り合わせ部分より侵入した雨水の逃げ道を作る作業が心要となりますが、
押し込まれた塗料の量にもよりますが塗装後、5~6日での縁切り作業ではカラーベスト(コロニアル)表面の塗料は乾燥していても
張り重なり部分内に入り込んだ塗料は未乾燥状態で縁切り作業を行っても再度密着してしまい
縦の接続部分より入る雨水の出口をふさいでしまい雨漏りの原因になる事があります。


*張り重なり部の塗料が経年で密着硬化してしまうと縁切り作業も慎重に行わないと
コロニアルは割れやすいので縁切り作業も大変。
また、密着硬化状態により 縁切りが出来ない場合もあります。


 
↑ 以前、他店で塗装時に縁切り作業がしてなく完全に張り重なり部が密着し
和室の天井板にまで雨漏り染みが発生
今回、塗装時は、塗装後に縁切りを行なうとコロニアルの張り重なった
旧塗装部が塗膜剥れを起こすので塗装前に縁切り作業
また塗装後の経過年数もあり塗料が塊硬化しカッターナイフでは不可能な為、
自作工具にて縁切りを行ないました。 
その後、縁切り部材のタスペーサー取り付け

 
*張り重なり部を塗料で密着させたのであれば施工したその請負業者(塗装店)が
責任を持って縁切りを施さないといけません
が、
縁切り作業を施したかは塗装終了後に素人でも見れば張り重なり部が密着していたり
ほんの僅かな傷や作業中での足跡などがコロニアルに付きますので目視でも注意深く見ると確認できます。
当店もこれまでかなりの数のコロニアル屋根の塗り替え工事を経験して来ていますが、
縁切り作業の施してあるコロニアル屋根を現実には殆んど見た事がありません。

*以前、他店で塗装時に縁切りしてない場合、
塗り替え時の縁切り作業は塗料も硬化し作業も大変な為、別料金となります。




*ローラーだけで屋根塗装を行うとコロニアルの張り合せ部に塗料が押し込まれ張り合せ部が塞がり
密着し雨水の逃げ道を塞ぐ事になり雨漏り原因になる可能性が高いが
必ず縁切り作業をしなくてはいけないと云う事では無く、
下の画像のように張り重なり部に隙間があれば縦の隙間から侵入した雨水は
張り重なり部の隙間から排出されますので縁切りは心要ありません。


 

 当店吹き付け塗装後、8年経過や12年経過した屋根塗装の傷み具合を確認してもまだしっかりしているお宅もあります。 


旧塗膜が完全硬化している縁切り作業では、張り重なり部に塗膜剥がれが起きる。

他店での塗装工事にて縁切り作業をして無い為、
  今回の塗装工事にて現状のまま塗装して仕上がり後に縁切り作業を行うと
 写真(下)のような塗膜剥がれ(矢印部分)を起こすので塗装する前に縁切り作業を行う。


*縁切り作業は張り重なり部を密着させた業者が責任を持って行うのが原則

 




 
*タスペーサ部品の取り付けには、
 縦のj張り合わせ部より左右15㎝程度の位置に
 シングル S工法=(片方に差し込み)
 ダブル W工法=(左右両方に差し込み) が
 ありますが、W工法の方がより効果を高めます。





 *取り付け(差し込み)には塗装以外に
    別途料金がかかります。



↓ 自作の工具で縁切り作業 ↓ 
 

カッターナイフ等での縁切り作業は塗料が完全硬化する前であれば縁切りはできますが、
旧塗料が密着している場合、完全硬化しているのでカッターナイフではすぐに歯が折れてしまいコロニアルにも傷がつきやすく
また皮スキや金ベラ等での硬化した塗料の縁切りは至難の業、1日作業すると手の平が痛く赤くなる程で、
当店では自作工具(上の写真)を作り作業も楽に出来るようになりました。

*工具を水平にし数ヶ所ゴムハンマーで軽く叩くだけで音も静かでコロニアルの割れも無く手の平が痛く赤くなる事も無く
屋根材にもキズは殆んどつかなく我ながらとても使いやすい簡単な工具を作ったものだと自画自賛しています。


 旧塗料が硬化密着した縁切りは、/カッターナイフ/皮スキ/金ベラ/等では
一寸、作業に無理があるので下のような工具も販売されています。



  雨漏染み 

 室内の天井板にまで雨染みが浸透してきた場合は、かなりの雨漏りが天井裏では発生しています。

 *天井裏には電気の配線もあり、その配線部に雨水が侵入すると漏電の危険も有り要注意。
 

  
 
 
↑雨水が電気配線部まで侵入しショートし火災の危険も

↑ 野地板に染み込んだ雨染み

↑この野地板は無垢材

 



↑ 野地板に貫通している釘部より僅かに染み込んだ雨染み
↑この野地板は合板材

*近年の野地板材は
殆んど合板が使用されているので傷み方も無垢材よりも
合板の方が雨漏りが無くても熱気等での痛みも早い
酷い状態になっている野地板
 タスペーサー ↓
コロニアル、1枚の形状 ↓

 コロニアルには釘を打つための穴が(4か所)開いているので
野地板に防水シートが張ってあっても雨水が浸入すると
釘穴から浸み込んで雨漏り原因にもなる。


 
 
 
(上)タスペーサー 02~通常の屋根に設置用
(下)タスペーサー 03~重量物が乗る場合用
写真で見やすいよう白色タスペーサーを仮に見本にて取り付けしてあります。

☆ このタスペーサ部品を取り付ける事により縦の張り合わせ部から滲み込んだ雨水を下の張り重ね部より
      逃がす事により雨漏りを防ぎます。

*タスペーサ部品の取り付けは縦のj張り合わせ部より左右15㎝程度の位置に
シングル S工法(左右のどちらかに1個)取り付けと
ダブル W工法(左右両方)に取り付けがあり、塗装以外に別途料金がかかります。


 
雨漏りの原因~縁切り作業~タスペーサ取り付け等  

you Tube (ユーチュ-ブ)動画↓閲覧後はページの戻るボタン


画像クリックにて再生  音量調整、願います。

カラーベスト(コロニアル)を製造しているメーカーさんに一言

カラーベスト(コロニアル)の塗り替え「事に2~3回目以降の塗り替え塗装」の場合、
塗装業者
(事にリフォーム会社や営業専門の下請けの塗装店)などが色々入ってきており
縁切りを行っていない現場
(住宅)が数多く見られ硬化してしまった縁切り作業では
カラーベスト(コロニアル)に少し力を入れると直に割れてしまい 
又、 塗装終了後、数日しての縁切り作業では カラーベスト(コロニアル)の
隙間部分に入った塗料が未乾燥の為、再度密着してしまい
非常に縁切り作業も難しく成ってきており雨漏り原因の一つにも成ってきています。

縁切り作業にも難しい面がありますので。

そこでメーカーさんに提言

このページを メーカーさんが閲覧して下さった場合、
カラーベスト
(コロニアル)は、新設や張替え工事だけでなく
塗り替え時の事も考慮に入れ 縦の張り合わせ部分より雨水が進入しないような
カラーベスト
(コロニアル)の製品改良・開発を考えてもらいたいと願います。

2010年現在塗装暦50年の一職人より、


最近では、
右写真のように縦の張り合せ部より
雨水が毛細管現象をおこしにくい形の
コロニアルも出てきています。

メーカーさんも色々と考えているようで
塗り替え塗装する側としても有り難い事です。



* カラーベストとコロニアルとの違い」 クボタ松下電工kkの製品名で一般的に同一品と思っても良いかと思います。



吹き付け工法の場合、張り重なり部分(下)より塗料が入らないので縁切り後の再度密着も無く
現在では、飛散の少ない塗装ガン先に付けるチップ(吐出ノズル)もあり
施工は無風日を選び養生(2重張り飛散防止ネットやブルーシート等)で確実に養生し、
当店ではなるべくカラーベスト(コロニアル)屋根の場合、エアレス塗装機にて吹き付け施工しています。

吹き付け塗装は飛散や塗料を希釈をするので塗膜が薄い等とホームページ(HP)に掲載しているプロの方までいますが、
吹き付け工法でもローラー工法でも風が吹いている日に作業すればネット隙間からの
(噴霧飛散)や(ローラー筒の毛先より)飛散もあります。

ペイントガンでの吹付け塗装はコンプレッサー機を使用し空気(エアー)の圧力を利用する為、
刷毛やローラー工法と違い希釈もしなければノズルから吐出しなかったり塗料が梨肌状になったりし綺麗に噴霧されません。

また空気も塗料と一緒に吐出噴霧するので飛散も多く、
一般の方は吹き付け塗装の全てが薄い塗膜かと思われがちだと思いますが、
外部の吹付け塗装でエアレス塗装機(吐出力/圧力のある機種)使用の場合、
無希釈で吹き付け出来ますので、ローラーで引き擦って塗る塗膜と比べ塗膜が薄いと言い切れるだろうか?
その様な事を掲載している会社は自社のみの独自的な思い込み判断であり
他社で塗装した現場を周り屋根に登り塗膜厚計で測定でもして言っているのだろうか?
そんな事は出来る筈がないし、
ホームページに掲載する以上、真剣に塗装工事を検討し閲覧している方達もいますので
いくら商売とはいえ親方や職人であれば ある程度、責任を持った内容で掲載すべき。

*当店ではカラーベスト(コロニアル)塗装は シーラー下塗り、中塗り、上塗り、と通常は(全)3回仕上げですが、
酷く傷みのある場合、シーラー下塗り2回中塗り1回上塗り1回(全)4回仕上げ
あるいは現状態の傷み具合で、シーラー下塗り1回中塗り1回上塗り2回(全)4回仕上げ にてサービス施工しています。
当店吹き付け塗装後、8年経過や10数年経過した屋根の傷み具合を確認してもまだしっかりしているお宅もありますので
ローラーで引き擦って塗るのと違い決っして塗膜の薄い仕上げではありません。

*中には吹き付け塗装の場合、通常より多めに希釈する等と書いているHPもあり、
もちろん使用する塗材/塗装箇所/塗装機/等により間違いではありませんが
その様な塗装店はエアレス塗装機の作業経験が無いか?持っていない?
または吐出力の弱いエアレス塗装機を使用か?
あるいはコンプレッサーでペイントガン(カップ付き)使用の事だけを書いてあるのかも?とも思われます。
屋根や外壁にコンプレッサー機使用でのペイントガンで希釈しない高粘度塗料の吹付け塗装は作業的にはチョット無理があります。

プロが使用する一般的なエアレス塗装機の場合、
吸い上げ式=サクションホース(吸い込み用ホース)にて塗料をエアレス機より下からの吸い上げが無理な場合、
重力式=(塗料を専用ホッパーにてエアレス機に上から流し込む)方式を使用すれば無希釈での吹き付け塗装が可能。


当店のエアレス塗装機は1台のエアレス機から2口金具にて塗料ホースを2本に分配し
塗料を2丁のガンで2人で吹き付け作業も出き
100%希釈しない塗料の吹き付け塗装が可能でローラー工法と比べ塗膜や耐用年数にも何ら変わりませんし、
ローラー工法よりカラーベスト(コロニアル)の張り重なり部に塗料が入り込まない良い利点があります。

シリコン系屋根専用塗料を3回吹き付け仕上げにて塗装ムラもなく美装で仕上がり、
今までに施工して来た長年のお付き合いのあるお客様宅も数多くあり、
当店吹き付け塗装後、8年経過や10数年経過した屋根の傷み具合を確認してもまだしっかりしているお宅もありますので 
ローラー工法でも吹き付け工法でも要は、施工の仕方次第=「職人として仕事への責任感と情熱や技量(腕)」次第だと私は思います。



当店=50数年の塗装業にて室内外の吹き付け作業は数知れず経験して来ていますが、
近隣宅から塗料の飛散でクレームが来た事は今まで一度もありませんし、
「飛散防止ネット」「ブルーシート」「当て板」「無風日作業」等、
養生や職人の技術により防ぐ事も可能で、
ローラー塗装であろうが、吹き付け塗装であろうが塗装工事に限らず、
種々工事でもそれに適した養生は心要な作業です。

【実例として、エアレス塗装機での塗料の飛散に関し】
当店の直ぐ向かいに7階建ての大きな建物が出来ましたが、
外壁塗装は全てエアレス塗装機を使用し吹付作業を行っていましたが
当店や近隣宅に塗料が飛散して来たなどの話は全くありませんので
建物工事中の飛散防止ネットや吹付時の養生や職人さんの技術(腕)次第で飛散を防ぐ事も出来ます。



*ローラー工法(模様付けは含まず)は技術も無く塗装経験の浅い職人(まだ職人と云えるかわからない様な人)でも可能ですが、
吹き付け工法には、それなりの技術も心要です。
例えば、新築塗装工事で経験の浅いまだ塗装職人と云えるかどうかわからない様な人に
吹き付け作業を任せるような塗装店はまず有り得ない事だと思います。

*足場も屋根上より1m強の出がないとネットやシートの養生が出来なく、吹き付け工法は無理。
無風日の選択や飛散防止ネット・シートの2重張り養生等は心要な作業。
また周りの環境等により吹き付け作業が出来ない場合もあります





◆ 小柄模様の平板屋根材(右下の画像)のような塗装に関して ↓

* 右写真のような小さな柄の
平瓦スレー屋根
(アーバニー等)の塗装を依頼される事もあり
塗装自体は可能な屋根材質ですが、
この様な屋根材での塗り替えではコロニアルの縁切りと比べ
意外ともろく割れやすく形状的にも縁切り作業も難しく、
また塗装したら必ず雨漏りすると云う訳ではありませんが
雨漏りした場合、対処・手の施しようも無く
当店では仕事を請負う以上、
万が一、
不都合な事があっても対処不可能だったり
逃げて無視するような

無責任な仕事は出来ませんので

雨漏り原因になる要因(確立)が高く
当店では御説明し 小柄平板屋根は
高圧洗浄までとしています。

*
ただし、割れている瓦があればボンドにて補修しています。
*錆の発生しやすい棟トタン笠木も塗装しております。


このような屋根を塗装してある住宅も見受けられますが
リフォーム工事等で屋根裏を見た家でも
野地板の釘周りに雨染みの発生している
事も有ります。
*ただし、屋根傾斜が(足場を組まないと塗装出きない)程の
急勾配の場合は意外と雨染みは無い。



小柄平板(アーバニー)等の塗り替え塗装をすると
雨漏りの原因に成る可能性が高く
当店では高圧洗浄までとしています。
ここ及び下の画像をクリック


 


「最近、平板屋根材(コロニアル等)再塗装後の雨漏りに関し、困った末の問い合わせが増えています」

訪問営業会社等にコロニアル屋根等の塗り替え塗装工事を依頼し工事終了後、雨漏りがあり
連絡したが何もしてくれないとの事で困った末の電話相談~問い合わせが増しています。
室内床にまで雨が落ちて来るとの話もあり、軒裏天井内での雨漏りには場合によっては漏電の危険もありご注意。
 !!業者選びにも御注意!!




塗装後の
雨漏りに関し


 塗装直後の降雨では余程の雨漏りが無い限りわかりにくい場合もあり
数年してから雨染みが発生してわかる場合もあります。

 室内天井まで雨染みが発生しなければ屋根裏を点検しない限り施工業者やお客様にもわからない事が多いい。
雨の降り方により漏るときと漏らない時もあるようなので屋根塗装後、1年内位(雨天日)に天井裏から
点検確認してみると良い。
*通常、2階の天袋(押入れの上)等に点検口があります。
*浸み色が濃く古い雨染みは今回塗装で発生したものでは無く以前の塗装時からの雨漏りの証拠にもなります。


野地板(合板)の経年劣化や雨漏りから来る腐食が原因で、屋根が強風で飛ばされる事もあります。

 小柄模様の平瓦スレー屋根(アーバニー等)
 は塗装自体は可能な屋根素材で
すが、この様な屋根材での塗り替えではコロニアルの縁切りと比べ意外ともろく
割れやすく形状的にも縁切り作業も非常に難しく、
また塗装したら必ず雨漏りすると云う訳ではありませんが、塗装する事により
張り合わせ部が塗料で密着し雨漏りする要因が高く万が一、雨漏りした場合、
対処・手の施しようがありません。


*ただし、屋根傾斜が(足場を組まないと塗装出きない)程の急勾配の場合は意外と雨染みは無い。

 小柄模様の平瓦スレー屋根等を塗装依頼する(した)場合、塗装後、1年内位
(雨天日)に室内天井に染みが無くても天井裏で野地板の釘が出ている箇所を
重点的に点検確認し、新しい雨染みが出ていたら縁切り作業が不十分の可能性もあるので

数年内に雨漏りした場合の対処や保証も確認しておいた方が賢い塗装依頼
方法かも?

 他社ホームページを閲覧し屋根材の下に防水シートがあるので大丈夫ともありますが、もちろん防水シートは
重要な役目を果たしていますが防水シートにも屋根材を止める釘が野地板の裏側まで貫通しておりコロニアルの
内側に雨が侵入すると釘の周りから雨が浸み込む事はあります。雨漏りしているお宅からの連絡で伺い
2階の押入れ天袋にある点検口から確認したところ実際に野地板を突き抜けている釘の先端から雨の雫がポタポタと
落ちていて釘周りの野地板もビッショリ濡れている状態で以前より漏っていた古い雨染みも各所にあり、
防水シートが破損して無くても瓦やコロニアルの内側に雨水が侵入すると雨漏り原因になります。
縁切り作業に
関して

縁切りに関して、貼り重なり部の全てに隙間があれば雨水は流れ落ちますので縁切りやタスペーサーは不要。 
 

[縁切り作業による工具での傷等について]=縁切り作業は仕上がり後に行うので工具で屋根に傷を付ける事にも
なりますが全面的に傷が付く訳では無くほんの僅かな傷で、よく見るとかすかな傷は付きますが
屋根塗装に影響する程、気にする様な傷ではありませんが、職人さんの縁切の仕方にもよります。
ただし古い塗料が密着している上に再塗装で仕上げてからの縁切りには張り重なり部周辺で
以前塗装してある旧塗装部が塗膜剥れを起こす可能性があります。

また土の上を歩行した後の作業靴では屋根に靴跡の汚れが付いてしまい靴裏を綺麗に拭き落としてからの作業も大事。

 ローラー工法の場合、塗装後、数日での縁切りでは貼り重なり部内の塗料は未乾燥の為、再度密着してしまいます。
(重なり部内に押し込まれた塗料の量が多いい程、乾燥も遅くなります)
補足
 コロニアルのような平瓦スレー屋根の塗装はインターネット上でもコケ等発生し古くなると雨が浸透し屋根が
ダメになると云う考えや、逆に新築後30年位経ち、一度も塗装してない屋根でも雨漏りの無い家もありますので
美観の為と云う考え方もあるようですが当店では後者の方かなーと感じます。

その理由として=割れているコロニアルの取替えを依頼される事もあり
専用工具(スレーターズリッパー)にて
剥がし裏面やその近辺を見ても
濡れていたり/湿っていたり/雨染み/等も見受けられません。
*その他にも(スレーターズネイルソー)と云うコロニアルの釘切り工具もあるようです。
 
屋根塗装をしたしないにかかわらず建物により軒裏天井にまで雨染みが発生と腐食で
軒天井板の張替えや屋根をボンドで補修等も行っているのも事実です。 

☆一度も塗装してない屋根でも雨漏りの無い家もありますと上に記入しましたが雨漏りは無くても
新築後30年位経ちコロニアルを現状の上から被せる(カバー)工法では無く、既存コロニアルや防水シートを
剥がして張り替え工事した家で剥がした際に確認できる下地のコンパネ野地板
年月が経つと熱気(太陽熱)や湿気等で劣化 して傷みがあったり、
また棟トタン笠木の下地材も腐食し取り換えしないといけない状態になっていたり、
コロニアル/カラーベスト屋根材に反りが生じたり脆い状態になっている屋根があるのも事実です。

☆築30年位、美観を気にしないで屋根材の全張替えをするのであれば塗装しなくとも大丈夫ですが、
私の経験から30年近く一度も塗装してない屋根より再塗装してある屋根の方が下地材(野地板)等の
傷みは大工工事(リフォーム)等で屋根下地を見た限りでは少ないように感じます。
もちろん下地材(野地板)等の傷みが酷い程、屋根工事金額にも影響すると思います。

☆美観=再塗装し新築のように甦るのは、見た目や気分的にも気持ちの良い事。

 下地のコンパネ板は接着剤で張り合わせた合板であり、年月が経つと熱気(太陽熱)や湿気等で劣化し
屋根材に酷い反りが生じると強風で飛ばされる事もあります。

 棟トタン笠木の下地は木材でもあり風の向き具合により雨水が多少入りますので腐食している場合もあります。

 古い屋根は登ると滑りやすく危険でもあり、
  屋根のお手入れは、点検を兼ね高圧洗浄し再塗装するのも一考と思います。


 クボタ松下外装社の公式HPより、
製品別メンテナンス 参考まで
 
 お施主様」へ、維持管理(メンテナンス)について 


 タスペーサーの取り付け方にはシングル工法とダブル工法との2通りありますが、
塗装とは別に費用も掛かる事でもあり、他社商品の宣伝をする訳ではありませんが、
ことに2~3回目の塗り替え時には予備の為にも取り付けた方が無難かと思います。

 

 平板瓦=コロニアル等の再塗装はその部材保護(劣化防止)や美観の為に行うもので
決して雨漏りを防止すると云うものではありません。


屋根、塗装関係ページ ・画像で紹介


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