ローラー塗装は本当に塗膜が厚く
 吹き付け塗装は塗膜が薄く、塗料の飛散が多いい?・・・・
   
 
 ローラー塗装(ローラー塗り)は肉厚(塗膜の厚い)塗装で吹き付け塗装は塗膜が薄い等と
掲載しているHPもありますが、果たして本当だろうか?。

職人さんの塗り方にもより肉厚(メーカー標準仕様が望ましい)塗装も、
使用する道具=ローラー筒(毛丈)にも例=13mm、20mm、25mm、30mm、等色々あり塗料の希釈率や、
また、
薄い塗膜塗装(着色しただけのような塗装)も塗ろうと思えば塗料を塗り広げ延ばして塗る事は可能ですし
使用するローラー筒も塗料の含みが悪くなったらその都度、新しいローラー筒に取り換え使用するのと
勿体無いからと何時までも塗料含みの悪くなったローラー筒を使用しているのと
新しいローラー筒に取り替えたのとでは塗料含みも全く違いますので塗膜厚にも違いが出て
塗料の使用量も当然変わって来ます。

肉厚塗膜塗装も肉薄塗膜塗装も使用する塗料や道具や職人さんの塗り方により
塗布量や塗膜厚もかなり変わって来ます。

当店では外壁だけでも長毛ローラーの筒を外壁柄にもよりますが、平均=8〜10本は取り替え使用しています。


外部の吹付け塗装でエアレス塗装機(吐出力の強い機種)を使用すれば無希釈で吹き付け出来ますので、
希釈し引き擦って塗るローラー塗装は肉厚塗膜で、
無希釈での吹き付け塗装は塗膜が薄いと果たして言い切れるだろうか?
また他社/各社の施工現場まで行き膜厚計で計測し確認して言っている事なのだろうか?
あるいは自分が作業した事だけを言っているのだろうか?

*中には吹き付け塗装の場合、通常より多めに希釈する等と書いているHPもあり、
もちろん使用する塗装機等により間違いではありませんが
その様な塗装店はエアレス塗装機の作業経験が無いか?持っていない?
または吐出力の弱いエアレス塗装機を使用か?

コンプレッサー(空気を吸い貯める機械)でエアー(空気)を利用しペイントガン(カップ付き)に入れた塗料と共に
ピストル状の機具ノズルから噴霧使用(下画像)の事だけを書いてあるかと思われます。

コンプレッサーやペイントガン使用では
ある程度、希釈しないと塗料はきれいに吐出できません。
また、コンプレッサーから出すエアー(空気)を利用し
エアーと塗料がペイントガンから同時に吐出(噴霧)するので
飛散もありますが作業環境や養生次第で飛散を防ぐ事も出来ます。
 
     

*エアレス塗装機は高粘度塗料も吐出でき塗料の飛散度は職人の技術/腕によりその差は多分にあり
飛散もエアーを同時に吐出するペイントガンより無駄な塗料も少なく
エアースプレー塗装とエアレス塗装では機械も違い同じ吹付でも吐出の仕方が全く違います。

*ガソリンエンジン駆動のエアレス塗装機では大きなエンジン音騒音が出ますが
電気駆動のエアレス塗装機を使用すれば騒音は殆んど出ません



また、エアレス塗装機で塗料の入りにくい影部は人形平刷毛(筆)等を併用し、施工出来ますので
一概に吹き付け塗装は・・・で無く、この辺は、長年の職人経験から臨機応変に頭脳と技能を使えば可能。


 
この表内、画像のような外壁では
全体的に凹凸模様があり過ぎ、

外壁表面には細かな砂骨材模様もあり
長毛ローラー使用でも塗装に無理も、
ローラー塗装では砂骨材模様が潰れたりし
仕上がりも汚い。

エアレス吹付け塗装機を使用すれば
美装に仕上がり
砂骨材模様も生かされ
塗料も殆んど希釈無しにて吹き付けでき

耐用年数もローラー塗装と何ら変わる事はありません。

*無風日を選び、飛散防止ネットや養生をシッカリとして
作業すれば何らご近所宅に
ご迷惑を掛ける様な事も無く塗装工事が出来ます。

 
   
 
プロ(職業人)ならば ローラー塗装は・・・・・吹き付け塗装は・・・・・だけの説明で一概に片付けてしまうのは
HP閲覧者さん(一般の人達)に誤解を与えかねませんし、一辺倒の考えだけでは余にプロとして単純過ぎ、
塗膜の厚い/薄い等は、使用塗材/使用塗装機器具/職人の施工の仕方、等にもより違って来ますので
これから塗装を考えている人達への説明にはチョット不十分な点がある様に思います。

*吹き付け作業でないと仕上がらない塗装もあり吹き付け塗装には吹き付け塗装の長所や短所もあり、、
ローラー塗装にはローラー塗装の長所や短所もありますので一概にどちらが良い悪いとは言い切れません。

吹き付け塗装は飛散すると書いてあるホームページも多々ありますが、
ローラー塗装でも吹き付け塗装でも風のある日や塗り方や吹き方により
どちらにも塗料の飛散は多かれ少なかれ必ずあります。


当店=50数年の塗装業にて吹き付け作業は数知れず経験して来ていますが、
近隣宅から塗料の飛散でクレームが来た事は今まで一度もありませんし、
「飛散防止ネット」「ブルーシート」「当て板」「無風日作業」等、
養生や職人の技術により防ぐ事も可能で、
ローラー塗装であろうが、吹き付け塗装であろうが塗装工事に限らず、
種々工事でもそれに適した養生は心要な作業です。


【一例として、エアレス塗装機での塗料の飛散に関し】
当店の直ぐ向かいに7階建ての大きな建物が出来ましたが、
外壁塗装は全てエアレス塗装機を使用し吹付作業を行っていましたが
近隣宅(当店も含む)でも塗料が飛散して来たなどの話は全くありませんので
建物工事中の飛散防止ネットや吹付時の養生や職人さんの技術(腕)次第で飛散を防ぐ事も出来ます。

 ローラー塗装は肉厚?・・・・・
例として下に見本塗りを見れば一目両全 
 




見本板として高さ0.75x巾0.9のコンパネ板使用
 ローラーに塗料を含ませて 

(スモールローラー6吋/長毛/毛丈20mm)
使用にて試し塗り





1、 
一度ローラーに含ませた塗料を矢印@〜Bの先端で止め
   もう一度ローラーに塗料を含ませ繰り返し塗るのと 

*当店ではここで再びローラーに塗料を含ませ
その繰り返しにて塗装しています。
塗材にもよるが凹凸の無い平らな塗装面では
どんなに塗り広げてもこの倍まで。

一般的な外壁ではこの位い塗り付けないと
メーカー標準塗装仕様の使用u塗付量にはなりませんが
外壁の凹凸模様によっても異なります。 
 
2、 
一度ローラーに含ませた塗料を引き延ばし
この画像の様に塗る事は可能です。 
 
*このようなローラー塗り付けでの塗装は
メーカー標準使用塗布量には届きませんので
塗膜厚も薄く塗料使用量も少なく塗装可能。
 
3、 
一度ローラーに含ませた塗料を引き延ばし
さらに矢印Bをこの画像の様に塗り広げる事も可能です。 

*このようなローラー塗り付での塗装は
メーカー標準使用塗布量にはまったく届きませんので
塗膜厚もさらに薄く塗料使用量もかなり少なく塗装可能。

*一般のお客様でもローラー塗装している
職人さんの後ろからローラーさばきを何気なく見ていれば
しっかり塗膜/塗付量を付けて塗装しているか、
ただ色を付けているだけの塗装かは
作業中であれば確認も出来ますが
ローラー塗装でも、3回塗り仕上げしますとか、
厚幕塗装します等と言っても
塗って仕上がった状態では透けていたり塗り斑や
僅かでも塗り残しがなければ目視での塗装/塗膜状態は
見分けがつきません。

  


*これから塗装を考えている人達にとって、
不安を与えるようなページ作りで申しわけありませんが、
この様な塗装の仕方を施している
会社もあるのが現実=現状です。

 
  
4、 
一度だけローラーに含ませた塗料で
見本塗板面積(約、0.7u)位を塗り仕上げる事は可能で
この様な塗り方をしている塗装店も見掛けますので
見本板にて施工再現してみましたが、
これ以上に塗り広げる事も充分可能でした。

*充分な塗膜厚が塗られているのか?
見た目ではわかりませんので
このようなローラー塗り付けでの塗装は
メーカー標準使用塗布量には届きません。
塗膜厚も薄いので塗料使用量も少なく塗装が可能。
 果たしてこのような塗り方で塗膜が厚いと云えるだろうか?

 
ローラー工法(模様付けは別)は技術も無く塗装経験の浅い職人
(まだ職人と云えるかわからない様な人)でも可能ですが、
吹き付け塗装の方が手塗り塗装より技術は心要です。

例〜新車やエレベーター内の壁面等(板金塗装)は吹付塗装でローラーや刷毛では塗装しません
(美装に仕上がり、また吹付塗装でも耐用年数にも耐えられます)

塗装職人の腕=技術もピンからキリまであり
塗料の飛散で近隣宅に迷惑を掛ける様な吹き付け作業の仕方は
職人さんの腕=技術にもより、ガン (吹き付け具)さばきでも無駄な塗料の飛散をカバー出き、
上手(うまい)職人か下手(へた)な職人かにもよりその差が多分にあります。


*塗り替え時の外壁塗装にはローラーを当店でも通常使用していますが、
作業状況等により他の施工会社/職人さん達も、上手に使い分けているかと思います。
それが職人でありプロなのでは?。


お客様より仕事でお金をいただくからには、室内外に限らず吹き付け(模様付け及び平面仕上げ)作業を
技術も無く塗装経験の浅い職人さんに任せるような塗装店はまず無いでしょう。

50年の塗装歴(当HP管理者)の実績と今までに施工して来た長年お付き合いのあるお客様宅も数多くあり塗装後、
10数年経て、お客様より塗り替え依頼され吹き付け塗装した屋根の傷み具合を確認しても
まだしっかりしているお宅もありますので

ローラー工法でも吹き付け工法でも要は、施工の仕方次第
職人として仕事への責任感と情熱や技量(腕)、次第だと私は思います。



塗装用具ページ=刷毛/ローラーの筒/吹き付けガン、等、色々な用具を掲載しています。
塗装機:工具ページ=エアレス塗装機や高圧洗浄機、等、色々な機械や工具を掲載しています。



 ↓事業案内↓       ↓画像も入れて工事説明↓  ↓作業を画像で紹介↓  ↓個人的 (HP)↓ 
事業案内 アメリカ・ダラス、工事見学  モルタル外壁施工写真1   〜塗装アルバム 気まま 便利リンク集  (個人)
職歴紹介  サイディング外壁の腐食や目地ボンド処理等、  窯業サイディング外壁施工写真-1 〜塗装アルバム 千葉県リンク集 (個人)
塗装工事 Q&A  高圧洗浄  スレート板外壁-1 〜塗装アルバム 我孫子市情報 (個人) 
お客様より嬉しい便り カラーベスト(コロニアル)の縁切りとは ? 色々な外壁、施工写真 〜塗装アルバム 手賀沼 散歩 (個人)
所持、機械 / 用具 ラー塗装は本当に塗膜の厚い塗装なのか? 現場写真2 〜外壁、目地付2色塗装や透明仕上げ
保証書 中塗りと上塗の色変え塗装は何の為?  現場写真3 〜色々な工事写真
作業現場、範囲 塗り替え塗装時の色について 現場写真5 〜屋根の洗浄や塗装工事アルバム
当店、地図
サイトマップ 小柄平板屋根(アーバニー等)の塗装に関し お客様より当店を推薦紹介され塗装  
TOPに戻る 築後10年程度で屋根に浮き剥がれや崩れが  YouTube掲載、動画で紹介

 
    


★  HP管理者 若月 塗装店   サイトマップ