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2014.12.31
今年もお節料理は芦屋のふくちゃんにお世話になります。昨日は棚卸、kaoriさんと娘が要領よく済ませてくれました。年賀状は急ぎこれからです。
いろいろとあった一年でしたが、なんとか無事に年を越せそうです。
今年もジオジオとお付き合いしてくださって ほんとにありがとうござました。
たくさん、仕事を持ち越しますが、孫たちと「紅白歌合戦を」を見るというのんびりとした大晦日になりました。
ジオジオは4日から営業します。みなさまもどうぞよいお年をお迎えください。来年は平和な年になりますように。


2014.12.23
ブッククラブのみなさまからのおたよりやメールを楽しませていただいています。「来年もよろしくお願いします。」と書かれていると、思わず来年もがんばろっと。単純でしょうか…。元気がでます。
先日、横浜に住むynちゃんのお父さんから電話をいただきました。4歳の時からブッククラブでお付き合い頂いて7年、小学4年生です。 「今月の配本、まちがっていませんか?」という言葉にドキ!。あわててノートを開くと、 11月はシノダシリーズの最新刊。それで少しイレギュラーで、12月は「いつもだれかが」という絵本をお届けしました。
ジオジオでは大人の方にもお勧めしている絵本です。ブッククラブの子どもさんにも、チャンスをねらって(笑)年齢に関係なく、どこかでしのばせたい絵本です。
5才から(!)と裏表紙に書かれていたことからお電話を下さったようです。 内容をお話したら気持ちよくわかってくださり、また電車通学をしているynちゃんがジオジオからの本を毎月とても 楽しみにしてくださっているというお話をうかがうことが出来ました。嬉しかったです。もちろん、お会いしたことがないのですが、すてきなお父さんだろうなあ…。声がお若い!
いつも下手な字でおたよりを書いているのはどんなおばちゃんやろ…と 思ってらっしゃる方、momoという雑誌の最新刊にちらりとジオジオが紹介されています。すてきなお店が紹介されている中で、いいのかなあ~と心配ですが…。
昨日は冬至(はやっ!)お客さまからたくさん柚子を頂きましたので、昨夜は一人柚子湯をしました。
サンタ便の発送も済ませました。1月のブッククラブの準備もしながら、小学校や幼稚園からお声をかけていただいたリスト作りやお年玉の選本、今年最後の発注作業など毎年の、でもまあ身に合った忙しさです。
あまり年末の掃除などが頭に浮かばない、というよりなんとか楽をしようと、これも毎年の年の瀬です。
寒い日が続きます。どうぞお体を大切に。今年ももうひとがんばりです。
明日は、ご家族で楽しいクリスマスイブをお過ごしくださいね。

「いつもだれかが」
「ベルリン天使の詩」という映画をふっと思わせてくれます。
大好きな一冊です。



2014.12.13
明日は、衆議院選挙の投票日です。連日の自公民圧勝の予想報道のせいか、いまいち気持ちが盛り上がらないままに来てしまいました。 これも思うつぼにはまっているのでしょうか?
ついに施行されてしまった特定秘密保護法。 原発の再稼働や憲法の改悪にむけて、つっぱしる危い、それでも安定政権の誕生を 迎えることになるのでしょうか。
友人が言うように”ごまめの歯ぎしり”選挙になりそうです。が、投票にはでかけます。でかけましょうね。私たち国民を甘く見ないでください。大どんでん返しがあるやもしれませぬ。
今年最後のブックランド、新刊を更新 していますよろしかったら見てください。
先日、関西電力(関係?)の方が来られました。「おたくのこの木ですが…」
何年前になるでしょうか、大きく枝を伐採したケヤキが、ここ数年再びイケメンケヤキの風貌を取り戻し、 ほれぼれと毎日ながめているのですが、やはり送電線まで延びてしまったのは、不味いようです。
「いいですよ。」と伐採を快く(さそうに)承諾はしたものの、心の中は寂しさがぐるぐると うずまいています。

2階の窓からのこの風景ももうすぐ見られなくなります。


2014.12.8
日曜日、家族でジオジオに来てくれていた小学生の男の子がお父さんに「なあ、お父ちゃん、子どもの頃、絵だけ見る派だった?字を読む派だった?」
「大きな運転席図鑑」を見ていたお父さんが、しばらくしてぼそっと「絵だけ見る派。」「ぼくも~!」と男の子。
発送作業をしながら、お腹でクックと笑いながら聞いていました。いいなあ~この親子。
今年最後のブッククラブの発送、配達がほぼ終わりました。まもなくお手元に…。楽しんでいただけますように。 明日からはクリスマスやお年玉の選本や発送にかかります。楽しくがんばりまっす。
そうこうしながら私も孫たちに今年は何を送ろうと思い巡らせています。 本しかくれないおばあちゃんを今年もまた…です。読みたい本を頼めば送ってくれるおばあちゃんでいたいと思っています。 4人の孫は好きな本がほんとにそれぞれ。子どもの本屋としていい勉強になります。(笑)
「絵だけ見る派」(笑)でも、いつかそばにある本が子どもたちの楽しく生きる助けになってくれたら…と思います。 孫たちのそばに本があること、心嬉しく、あたたかくなります。お孫さんへのプレゼントとしてブッククラブをご利用いただいているおじいちゃん、おばあちゃんも同じ気持ちだと思います。
先日、孫のrihoより電話。「あのなあ、送ってほしい絵本があるねん。」「何?」「あのなあ~えっとなあ~。あのなあ~えっとなあ。」(電話したかっだけのようです。)「「あのなえっとな」という絵本?」「そう、「あのなえっとな」という絵本、送って!」 ぼけもつっこみも心得ている関西の子です。吉本新喜劇大好きです。

お兄ちゃんと


2014.12.4
ついつい新聞をためてしまって、まとめ読みをすることがあります。先日の朝日新聞の夕刊で池澤夏樹さんの昔話、桃太郎について書かれているコラムを読んで思わずニンマリと嬉しくなりました。 同感です。
一面的な見方かもしれませんが、きびだんごをえさに兵士をやとい、鬼が島に攻め入って、鬼の宝物を勝手に奪って、持ち帰る。江草とも、これは侵略思想ではないか、と話したことがありました。
かの明治時代の偉人、福沢諭吉さんも自分の子どものために書かれた「ひゞのおしへ」で 桃太郎を”ただただ欲のための仕事にて卑劣千万” と書かれていたことを初めて知りました。
成功と幸せの象徴が、王様や王子様と結婚することや、お姫様に気に入られることなどの昔話も多い。
「一寸法師」も大きくなることで、めでたしめでたしにはどうも合点がいきません。小さくて強い一寸法師が大きくなる必要があるのでしょうか?
こういう類の昔話をブッククラブの配本から遠ざけるのは思いあがりかなあという反省はあるのですが...。
ジオジオでもかつて「どうして優しいお姫さまはいつも美しくて色が白いの?」と言った女の子がいました。
コピーライターズクラブの賞をとった作品が、泣いていいる鬼の子の絵につけられた 「ぼくのおとうさんは、桃太郎というやつに殺されました」というコピーだそうです。
こういう感性や精神は、大切に育てなくてはいけないと思います。池澤夏樹さんに反論した元教師で元自民党国会議員の義家弘介さんの文章を読んで、 願わくはこういう先生に、孫たちは教えられたくないと思いました。先生もいろいろな考えや思想があっていいのでしょうけど。
池澤夏樹さんが書かれているように”知的な反抗精神”を養う教育でなければ日本はまた、とんでもない方向にいってしまう…そう思いませんか?選挙のために12月をかけめぐっている議員の先生たち。
ぐだぐだと書いてしまいましたが、ブッククラブの発送、今週末にはできるようがんばっています。

冬空です。


2014.11.30
ようやく落葉も終わりに近づきました。今年はほんとに紅葉がきれいで、ジオジオにいて充分楽しませてもらいました。 乾いた落ち葉をカサカサ踏みしめるのも、なかなかいいものです。ご近所のみなさま。うちのけやきやつたがご迷惑をおかけしました。落ち葉を許してくださっていること感謝しています。掃除もありがとうござました。
11月も終わりますね。家に入るとヒーターやおこたのせいか冬のほっこりした匂いです。12月のブッククラブの発送やクリスマスに向けてバタバタと、でも何かしら充実感のある日々を過ごしています。
友人の陶芸家、島るり子さんが岡山で展示会をしています。お近くの方はお訪ね下さい。るり子さんの耐熱皿で焼いた焼きりんごがいただけるそうです。もちろん信州のりんごです。
俳優の高倉健さんが亡くなられました。2年前の夏、「あなたへ」が江草と見た最後の映画になりました。あらすじの予告で私にとっては見たくない映画ではありましたが、高倉健さんの映画だということも あったのか江草の希望に付き合いました。見終わった後も、その後もとうとうお互いにこの映画の事にはふれないままになりました。
たくさんの男性の心に(女性も)そのかっこよさを残していった俳優さんでした。世代的に江草も例外ではなかったと思います。 書棚に「居酒屋兆治」の本を見つけ、一緒に見たような気もするのですが、発送がひと段落したらDVDを借りてこようと思っています。



2014.11.16
みなさまからのおたよりやメールが嬉しい日々です。お会いしたことのない方がほとんどですが、おたよりをやりとりするうちに勝手に古くからの親しい知人のような 気持になっていることに気が付きます。受験期のお子さまもいて、読み応えのある本は勉強のじゃまかなあ、いや気分転換になるかなあなど考えながら、次の配本もぼちぼち考えていかなくてはなりません。
カレンダーのご注文も入り始め、クリスマスプレゼントの選本のご依頼の連絡もあり、はい、まちがいなく年末近し…ですね。
忙しい季節になるというのに、またまた国民のあずかり知らないところで、政界が動きはじめたようです。 9月の内閣改造はなんのためだったのでしょうか?ようわかりません。
原発再稼働、集団的自衛権、特定秘密保護法、憲法の改正、勝手な税金の使い道、これらが大手を振って横行するための解散、総選挙になるのでしょうか? 今のうちにということでしょうか?それならば、その思い上がりを止めねばなりませんね。 でもいったいどこに投票すればいいのでしょうか…。
隠されているものに、しっかり目を向けないと、私たちの国がますますおかしな方向に行ってしまいます。 これからの子どもたちの時代をまちがいなく危うくするものです。考えようによっては、その流れを引き戻すいいチャンスになれば…とも思いますが、さて。
錦織くん、残念でした。勝てる試合だと思いましたが…。今日は寝不足の一日です。
11月のブックランドと新刊更新しています。

ジオジオ今、紅葉中


2014.11.10
今月も発送が遅くなりました。まもなくお手元に届くことと思います。楽しんでいただけますように…。
今年は落葉が例年と比べて遅いように感じていましたが、昨日から急に、ケヤキやツタの葉ははらはらと…。掃除が終わっても、またはらはら…。 ご近所にご迷惑をおかけする季節です。肩身が狭いです。ほんとにすみません。 自分の家の敷地内の落ち葉はまったく気になりません。むしろ紅葉のきれいさにほれぼれ…。でも道路のアスファルトの落ち葉はゴミでしかないのですね。 ご近所さん、すみません。掃除、ガンバロ!っと。
のはらうたカレンダーが入荷しました。その他のカレンダーもまもなく。ジオジオの店内もそろそろクリスマスや年末モードにしなくてはいけません。そう思いつつ、 仕事の段取りが悪くなったこと感じています。「まっいいか」と思うことが多くなりました。そんな自分をわかっていながら開き直りますねえ…。 年取ってかわいげもなくなります。もともとありませんが。 そんなこんなを言いつつ、ぼちぼちでも年末の準備にかからねば、またあたふたするぞ、と気持ちだけは…。

朝起きるとこんな感じです。


2014.11.4
「もっちゃ~ん、お天気にしてね~。」と空にむかって叫ぶrihoの願いを聞いてくれたのか、先週末は雨予報を嬉しく裏切って、 時には青空も顔を見せてくれる中、信州の秋を楽しんできました。紅葉もほんとにきれいでした。友人家族そして孫たちがホープロッジを楽しんでくれたこと、 何よりの江草の供養になりました。私の出会いより古い中学、高校時代からの江草の友人です。息子とお酒を飲むのを見て「俺にも呑ませろ。」と言っていたことと思います。 お酒は地酒”真澄”。もっちゃんの好きなお酒です。ホープロッジのみなさまのお心づかいもあって、今年もいい時間を過ごすことができました。ありがとうございました。
気持ちを切り変え、急ぎブッククラブの準備に戻りました。今月はクリスマスやお年玉のプレゼントリストも同封したいと思っています。 今月も発送が少し遅れそうです。すみません。でも今週末には必ず!
今年の選書会もひと段落しました。 行事ごとが一つ一つ終っていき、毎日毎日が、年末の忙しさに近づいていきます。 心あせりながらですが、これも毎年繰り返される気持ちですね。
寒さに向かいます。どうぞみなさまもお体を大切に。

ホープロッジから前景。
秋の車山です。


2014.10.28
今日は八幡小学校の高学年の選書会でした。6年生とは6年間、お付き合いいただいたことになります。いい思い出になってくれたでしょうか?
出かける直前に届いた佐藤多佳子さんのファンタジー「シロガラス」を持っていきましたが、たくさんの付箋が付きました。等身大の6年生の子どもたちが出てくるからでしょうか、 2巻目(おもしろくなっていきます!)も図書室に入れていただけるようお願いしてみるつもりです。
終わった後、校長室でコーヒーをごちそうになりました。「「守り人シリーズ」全巻読みましたよ。」と言って下さる校長先生。 選書が終わった後もじっくり本を読んでいる子どもたちの姿。私にとっては嬉しく、いい選書会でした。ありがとうございました。
江草はこの八幡小学校が好きで、毎年お声をかけてもらえること喜んでいました。今日は命日、ニコニコしながら 見守ってくれていたと思います。週末は、昨年同様3回忌の代わりに信州のホープロッジで、息子たちや娘たち、そして友人家族も一緒に過ごすつもりです。
またまたの臨時休業(1日~3日)になります。ごめんなさい。 11月のブッククラブの準備をしながら心は、紅葉した信州の山々に飛んでいます。

「シロガラス(1)パワーストーン」
佐藤多佳子 
900円+税


2014.10.24
風濤社よりまもなく「クヌギくんのぼうし」という新刊が出ます。お会いしたことはないのですが、この作者はタイル屋さんだということです。いっとき建築の世界に身を置いたことがある私にとっては タイルを商いながら絵本を描いているということが、なんだか嬉しい。応援したい気持ちになります。かつて同じ建築事務所で働き、今は東京で設計の仕事をしている友人から、発売前ですが送ってもらいました。かわいいサイン入りです。
どんぐりのなかでも確かにクヌギくんのぼうしは、 りっぱです。ちょっとかぶらせて…とみんなに思われるのもしかたないですね。ほのぼのとしたお話です。11月のブックランドでも紹介したいと思っています。
青山邦彦さんのように建築の仕事をされていて絵本作家になられた方の絵本は、 やっぱり気になり 特別な思いで見てしまいます。建築の世界もいいなあ。絵本の世界もいいなあと手前みそです。これからも頑張ってください。
振込用紙に書いてくださるおたよりやメールが嬉しい日々です。お子様のご様子や本の感想を楽しませていただいています。でも 振込用紙の入れ忘れ、配本予定の重複など、時としてご迷惑をおかけしています。 お詫びの電話で、いえお話しできてよかったです。など温かく許してもらえること、有難く、いえ甘えてはいけませんね。年のせいだといういいわけも、もともとの性格でもありますのでやめます。 11月は心引き締めて気をつけなくっちゃと思っています。
今週、月曜日からFAX(複合機)が調子悪くて修理にだしています。今頃になってすみません。今週中には戻ってくる予定です。 いただいているご連絡が気になりながら、お知らせが遅くなりました。

「クヌギくんのぼうし」古沢たつお 1500円+税


2014.10.17
午前中、神野小学校の選書会でした。搬入は若い!!教育実習の先生たちが手伝ってくださいました。本は重い!ほんとに助かりました。ありがとうございました。
2年、4年、6年の子どもたちとの選書会でしたが、濃い楽しい時間を過ごしました。今、リクエストを集計しています。新刊「鹿の王」をはじめとして(持っていってよかった。) 「石の神」「チョコレートアンダーグラウンド」「負けない!パティシエガール」「一二分の一の冒険シリーズ」などなど、 けっこう分厚く、読み応えのあるものにも、リクエスト票が集まり「おぬしら やるな」という嬉しい気持ちになっています。集計結果を楽しみにしていてください。私が一番楽しみかも…です。
気がつくと10月も半ばです。ようやく扇風機や夏布団などを片付けました。そろそろ冬支度です。
28日に八幡小学校の高学年の選書会。 同時に11月のブッククラブの準備も急がねばなりません。壁の”ねばネバリスト”はもうねばねばです。行動がともなわないなあ…いつもの事ですが...。
もう風邪はひかないようにしようと心しています。みなさまもどうぞお気をつけて。

なんだかカメレオンのレオン探偵が出入りしているような神野小学校の中庭の木です。


2014.10.13
台風、関西は今夜あたりからでしょうか?何事もなく通り過ぎてくれますように…と祈りながら、物干し竿を下ろしたり、すだれを縛ったり、植木鉢を入れたり…です。  なんだか日本列島をくまなくおおいつくして行くような台風です。皆さまもどうぞお気をつけて。
ノーベル平和賞、決まってみるとパキスタンのマララ・ユスフザイさんとインドのカイラシュ・サティアルティさんで、ほんとうに良かったという気持ちがします。 受賞するにふさわしい人が受賞できました。
私たち日本人も9条を護り、解釈改憲を阻止し、真に戦争を永久に放棄した国民として受賞したいものです。この活動は日本国民がノーベル平和賞を受賞するまで続けられます。 引き続きジオジオでも署名を集めていきたいと思っています。子どもを持つ一人の母親の思いが、40万人もの署名を集めました。その気持ちが小さくなることなく持続していかなければと思います。
信州に住む陶芸家の友人 島るり子さんが阪急六甲近くのギャラリーで展示会をします。17日から21日までです。 お近くの方、また焼き物のお好きな方は、ぜひお出かけください。私も土曜日にはちょっとのぞかせていただこうかな…と思っています。(ジオジオお休みになります。ごめんなさい。日曜日は開けます。)
今月のブックランドと新刊を更新しています。よろしかったら見てください。

「武器より一冊の本をください 少女マララ・ユスフザイの祈り」


2014.10.8
発送、明日には終わる予定です。今月も遅くなりました。ごめんなさい。まもなくお手元に届きます。
配達の途中、豊かな稲の実りに思わず車を止めました。加古川市の隣町は稲美(いなみ)町です。いい町名だなあといつも思います。新米のおいしい季節。嬉しいですね。
偕成社のeriさんより、選書会のための新刊の見本をお借りしました。ブッククラブの子どもたち、お待ちかねのシノダシリーズ新刊「都ギツネの宝」  佐藤多佳子さんの「シロガラス」1巻、2巻 「ほげちゃん」の2冊目「ほげちゃん まいごになる」 星新一さんの絵本も…まだまだあります。 17日は神野小学校の選書会です。持っていきますね。お楽しみに。
上橋菜穂子さんの「鹿の王」上下巻とも、まとめて入荷しています。ご希望の方は是非! 今月のブックランドにも書きましたが(更新しなくては…)上橋ワールドにどっぷりとはまりました。はんぱな面白さではありません。おすすめです。
10月12日(日)14:00~ 加古川市民会館で9条の会が主催する”平和と文化のつどい”の記念講演会があります。脚本家のジェームス三木氏の「私と憲法」
ジオジオもチケット(前売り券1000円)をお預かりしています。
69年間戦争をしなかった日本国民。はたしてノーベル平和賞を受賞できるでしょうか…。ジオジオで署名してくださった皆様とともに 楽しみに10日を待ちたいと思います。

嬉しい風景です。稲美町で。


2014.10.3
今日の朝刊を見て驚きました。選書会でお世話になっている氷丘小学校の4年生の男の子とお父さんが御嶽山の噴火で亡くなられました。 お父さんと一緒に秋の紅葉の中の登山。どれほどか楽しい時間だった事かと思うとやりきれません。選書会で4回、共に時間を過ごしているのですね。 読書が好きだったと書かれていました。きっとリクエスト用紙に読みたい本を書いてくれたはずです。言葉を交わしているかもしれません。もう、安らかに…と祈るしかないのですね。つらい現実です。


2014.10.1
御嶽山の突然の噴火。日本は火山の国なのだということを、あらためて思い知らされます。
山を愛した人々への惨い結果に言葉を失います。
学生時代の江草の山の仲間の人たち、御嶽山にでかけてはいなかったでしょうか…。 大丈夫でしょうか…。連日ニュースを見ながら、ずーと気になっています。


2014.9.22
すっかり秋ですね。ほんとにいつのまにかです。 今日、16日に選書会をした八幡小学校に出かけましたが、真っ赤な彼岸花が畦道のあちこちに見られます。空に浮かぶ雲も秋やなぁ…。10月にも高学年の選書会がありますが、その頃には 道路沿いの出店に柿がでます。今日もまだかな…と運転しながら…。八幡小学校、選書会のおまけの楽しみです。
新刊が続々とです。上橋菜穂子さんの「鹿の王」上下巻がまもなく…。とても楽しみです。どんな世界を見せてくれるのでしょうか…。
上橋菜穂子さんの旅のエッセイ「明日は、いずこの空の下」も出ています。とても楽しみました。こういう旅で過ごした時間が、上橋さんの作品につながっているんですね。 今のような豊かな情報が得られなかった私の中学、高校時代、いろんな旅行記をどれほどわくわくしながら読んだことか…知らない国、知らない土地への思いに、 いつも胸をふくらませていました。ブッククラブの子どもたちにも、届けたいと思っています。上橋菜穂子さんファンの子どもたち(大人の方も)楽しみにしていてくださいね。
いいなあ…旅…と長い間忘れていた感覚を触発された気がします。 きっと同じ思いを抱くだろうなあと学生時代、よく外国へ一人旅をした娘にもプレゼントしました。
読書の秋、私もしばらくは本にどっぷりとつかりたいと思っています。
遅くなりましたが9月のブックランドができましたので、更新しています。ブッククラブの皆さまには10月の配本と一緒にお届けします。

「明日は、いずこの空の下」



2014.9.13
遅くなりましたが、ようやく発送が終わりました。お手元に届く頃かと思います。ほっと一息です。 が、連休明けには八幡小学校で選書会です。なんだかバタバタとしていますが、これが本来のペースでしょうか。夏風邪もいつのまにやら遠慮してどこかに行ってしまったようです。
忙しいといいながら、合い間を縫って「円卓 こっこ ひと夏のイマジン」を近くのマイカルで観てきました。
友人の住む仁川団地が舞台です。昨年、 訪れた時には、取り壊し予定の無人の古い建物に、映画の中で人が住み、灯りがついているのを見てちょっと感動しました。
西加奈子さんの原作も大好きですが、映画もよかった。 人と違うことに、かっこいいと憧れ、真似をするこっこ。ものもらいや不整脈。在日韓国人やボートピープルのクラスメイト。 隣人であり、親友である 吃音のぽっさんには、こっこはもう尊敬にちかい感情をもっている。この少年の存在がとてもいい。
団地の狭い部屋に、どんと居座る中華料理店 からもらった赤い円卓をこっこを愛する家族がかこむ。
9年間を生き、そしてまだまだ未来へのほんの途中の小学3年生の心が、揺れ、はじけ、とまどい、そして大きくなっていく。流れの上手い映画でした。エキストラ ! で出た友人の姿を探すのも忘れて見てしまいました。それはまたDVDで。
それにしても芦田愛菜ちゃんはじめ子どもたちの演技のすばらしいこと。才能ですね。
愛菜ちゃんが連発する「うっせえ、ぼけ」 ほんとに言ったら多分お目玉を食うことになる言葉ですが、たまに小声で言ってみるのもいいかも。胸スカです。
マイカルが一週間ほどしか上映せず、終ってしまいましたが、機会がありましたらぜひ!

「円卓 こっこひと夏のイマジン」


2014.9.8
この度は、いろいろとご心配をおかけして申し訳ありませんでした。
娘も順調に回復し、ぼちぼちと仕事復帰できそうですので、私も加古川に帰り、急ぎブッククラブの準備にかかっています。 遅れましたが、今週中には発送できそうです。もうしばらくお待ちください。ジオジオに取りに来ていただいている方には、お渡しできます。
なんだか今年の夏は、夏を実感できないままに過ぎて行ったように思います。気がつけば、もう秋風。朝方は夏布団にくるまっています。
みなさまもどうぞお体を大切に。 娘にも、一番言いたいことですが...。(笑)


2014.8.27
鬼のかく乱に続いて、晴天の霹靂(へきれき)です。
先週の金曜日のまさかの娘の交通事故です。幸いに縫合と骨の接合という治療で済み、 命に、また意識にも、別条のないこと一安心です。が、しばらく入院が必要で、とりあえずジオジオは9月11日まで休ませていただきます。
ブッククラブの本を取りに来ていただいているのでは…と気になりつつです。ご迷惑をおかけしてほんとにすみません。
昨日、加古川に帰り、どっさりと仕事を吹田に持ちこんでいますので、せっせとこちらで9月のブッククラブの準備に励みます。
5日に室津小学校で選書会がありますし、ブッククラブの発送(少し遅れることお許しください。)で ちょこちょこ帰ると思いますが、何かありましたらPCにメール ziozio@fan.hi-ho.ne.jpを入れていただきましたらできるだけ対応していきたいと思っています。 電話も携帯電話に転送できるようにしました。不自由で申し訳ありませんが、どうぞよろしくお願いします。
ほんとに大ごとにならなくてよかったと胸をなでおろしながら、何が起こるかわからないこと実感しています。
rihoと遊び、kouseiと宿題バトルをしながら、二人の明るさと元気さに救われる日々です。


2014.8.17
まさに鬼のかく乱です。めったに風邪などひかない私は、2,3日もすれば…と甘い考えでいたのですが、とうとう病院にも行き、 出された薬もちゃんと飲み、来てくれた孫たちの声を夢うつつに聞きながら、ふいふいと眠り、作ってくれたものを食べ、そうこうしてあっという間にお盆も終わり、孫たちもそれぞれに「はよ治してや」と帰り、 ようやく一人でちょっとしゃんとせなあかんな…と、もそもそ動き出しました。
いただいたメールの返事も遅くなりました。すみません。
二人ともコンピューター関係の仕事をしている息子夫婦が帰っているうちにと、調子がイマイチ状態だったノートパソコンを新しく買い替えてもらいました。我が家にもウィンドウズ8がやってきました。 設定やらインストールやらをしてもらい、いろいろの説明も受けましたがあまり記憶に残っていなくて、なにやら画面がよそよそしくまだ慣れません。 結局HPの更新も”7”のお世話に…。仲良くなるには少し時間がかかりそうです。
それにしても、帰ってきてくれる家族のいる有難さ。身に沁みました。心から感謝です。感謝ついでに「kosei 宿題がんばりや!」(笑)
ぼちぼちと仕事のペースに戻ります。ブッククラブの準備。選書会も9月に2校あります。

kohakuは「かがくあそび」をみながらジオジオでいろんな実験。


2014.8.9
今月の発送が終わりました。お手元に届いている頃かと思います。楽しんでいただけますように。
4~5日前より喉の痛みを感じてはいたのですが、発送作業が 終わったとたん、鼻づまり、鼻水、ハスキーボイスと夏風邪にやられてしまったようです。熱がないので寝込む事もなく過ごしていますが、何を食べても味を感じない情けない状態です。 ストレス発散にパンを焼くという嬉しいtkiさんが焼きたてのパンを持ってきてくれたのに、いつも歓声をあげるあの香ばしい匂いを感じません。気力ではやく治したいと思います。
焼き立てのパンと一緒に入っていたのは、ハンナ・アーレントについての雑誌の記事のコピー。2日ほど前にDVDで映画「ハンナ・アーレント」を観て心に余韻が残り続けていたので、嬉しかったです。 多くのユダヤ人を収容所に送ったアイヒマンの裁判を傍聴し、人間の悪についての記事を書いた哲学者ハンナ・アーレントはイスラエルやユダヤの人たちから激しい非難を浴びます。 大学の講義でその非難や批判に応えたハンナの8分間のスピーチは、心揺さぶられるものです。そのままDVDを返却するのしのびず何度も観てしまいました。
思考の停止、普通の人間にも起こりえるそこから 生まれる悪、それはそのまま今の時代にも言えることです。ぜひ、観てください。お勧めです。
ぐずぐずと鼻をかみながら(汚くてすみません。) ブックランドと新刊を更新しました。
台風、何事もなく通り過ぎてくれますように。

「ハンナ・アーレント」


2014.8.2
ブッククラブazsちゃんからのおたより。
「今月も「石を抱くエイリアン」めっちゃおもしろかったです。シノダ!まだ出ないんですか?出たらそっち優先でおねがいします。ずっとたまっていた本が読み終わり たいくつです。」
その下に、「宿題もたんまり出ているのに、なぜ退屈なのでしょう?わかりません。母より。」
私のパソコンのスクリーンセーバーは、孫たちの赤ちゃんの頃からの写真のスライドショーに なっています。2年前のkoseiが一年生の時の、夏休みの宿題を前にした情けなさそうな顔が現れると、いつも笑いがこみあげます。送られてきたコメント。 もう30分もこのままです。自由人koseiの苦悩がありありと。今年も娘から「いったい宿題、どうするつもりなんやろ」(笑)きっと思いっきり夏休みを楽しんでいるのでしょうね。
大人になってもギリギリにならないと 仕事にとりかかれない私。気持ちわかります~。宿題くらいさっさと済ませればいいのに~と思いつつ胸に手をあてれば、とてもそんなこと言える立場ではありません。(発送に向けて、今がんばってます。)
さあ8月に入りました。20日過ぎが楽しみですねぇ~。工作や自由研究、私にふらないでね。もっちゃんはもういませんし~。

2年前の8月の終わり。
今年は大丈夫でしょうか?


2014.7.29
夏休みに入ってはや一週間。朝早くから鳴くクマゼミの目ざましで、少し早起きになりました。
偕成社より佐藤多佳子さんの新刊が9月に出ます。 eriさんよりゲラ刷りを送っていただき、一足先に読ませてもらいました。(ラッキー!)
「シロガラス」という長編ファンタジーの一巻目です。 今年中に3巻まで出る予定のようです。「サマータイム」や「九月の雨」から「しゃべれども しゃべれども」「一瞬の風になれ」などなど、この方の作品に魅かれ続けてきましたが、 ファンタジーは初めてのように思います。
古くから謎が伝えられる白烏(カラス)神社を背景に6人の小学生たちが、それぞれに敵対しつつも神楽舞に選ばれていくところから物語が はじまります。物語の大きな盛り上がりは多分2巻目(10月発売)からになるのでしょうね。1巻目はぐっと余韻を残して終ります。どんなファンタジーの世界が繰りひろげられるのか楽しみです。
そうこうしつつ8月のブッククラブの準備の日々です。今週はちゃんとジオジオにいて仕事をします。「いつ来ても閉っていますね。」とお叱りも受けつつ…。たいていは 居るつもりなのですが、先週末も臨時休業で実家にとんぼ返り。ほんとにすみません。

ジオジオのケヤキです。クマゼミの声のかしましいこと!


2014.7.21
DVDで映画「もうひとりの息子」を観ました。
湾岸戦争の混乱の中、病院で取り違えられた赤ん坊。一人はイスラエルで兵役を迎え、 一人はパレスティナで暮らす両親の期待を背負ってフランスで医学をめざす。戦いが日常化している敵意むきだしの二つの国。 我が子と思って育てた息子が敵国の人間だと知り、とまどいながらもどちらの息子にも愛をおさえられない母。そして父の苦悩。兄妹の葛藤。 取り違えられた二人は、それでも少しずつ状況を受け入れ、生き方や自分のアイデンティティを選択していく。そこに国や歴史の憎しみはなく、若者としての未来を感じさせてくれる。
イスラエルのパレスティナへの攻撃の連日のニュース。憎しみあうのも、殺しあうのももういいんじゃないか、その先に平和が見えてくると思っているのだろうかと 絶望的な気持ちになります。
マレーシア航空機の撃墜やシリアの内戦。町の中を戦車が走ることがない日本、爆弾の恐怖におびえなくてもいい日本は、ほんとに平和なんだなと思います。 イラクから帰った自衛隊員の自殺率が非常に高いことを知って心が暗くなります。日本も他国もです。平和を維持することの努力の大切さを思います。
ジオジオのセミは16日が初鳴きでした。梅雨明けもまもなく。本格的な夏、到来です。お体を大切に。

もうひとりの息子


2014.7.15
氷丘小学校で選書会の一日でした。1000人近い児童数を今年は1限目から6限目まで1日ですませました。 ちょっとハードでしたが、今年もまた偕成社のeriさんにお手伝いして頂きました。
こうやって直接、子どもたちと本の話をしながらの過ごす選書会は私にとっては、とても大切な充実した時間になります。自分の好きな本を持って行って、たくさんの子どもたちに「この本、おもしろいよ~」なんて 話せる機会を持てるなんてほんとに幸せです。
今月のブックランドでも紹介した「世界でいちばん貧しい大統領のスピーチ」をじーと読んでいた6年生の男の子。「こんな政治家になってね。」というと「うん」とうなづいてくれました。 こういう時、本屋のおばちゃんは胸がキュンです。「ネルソン・マンデラ」の絵本もちゃんと見ていてくれる子どもたちもいて、おおげさかもわかりませんが、日本も大丈夫だと思ってしまいます。
終った後、6年生が片付けるのを手伝ってくれました。 帰りの車の中で、eriさんは「ほんまに加古川の子はええ子やなあ」と感心することしきり。私もそう思います。
ずっしりと重いリクエスト用紙を持って帰りました。夏休みも近いので今週中には集計しなければと思っています。大変は大変ですが、嬉しく楽しみな作業でもあります。 がんばろ!ですが今日はビールを飲んで、早めに寝ます。サッカーの決勝で、睡眠のリズムが狂ったままです。

1年生には6年生がマンツーマンでつきます。


2014.7.10
今月の発送が終わり、ちょっと一息ついています。いただくメールやおたよりが嬉しい日々です。
台風が近づき、ここ加古川でも雨が降り続いています。 大きな被害がでませんように。ブッククラブの方たちや友人たちの住所を思い浮かべつつニュースから目が離せません。
この湿気と気温がもたらしたのでしょうか?我が家はアリが大量発生です。 毎年、ひそやかなアリの侵入に対策をとってきましたが、今年はびっくり。羽のあるクロアリがいつのまにか部屋に、掃除機で吸い込まなくてはならないほどです。 昨日ホームセンターに行って、アリ退治の薬剤をあれやこれや検討して買ってきましたが、一時しのぎなのでしょうね。なんとかせねば、と思いながら パトリシア・ライトソンの「ミセス・タッカーと小人ニムビン」を思い出しました。自然との共存など言いながらついには殺虫剤に手をだしてしまう…。 なかなか人間なんて勝手なものです。でもほんとになんとかせねばです。落ち着いて仕事もできません。
昨夜「若者たち」というテレビドラマを観ました。これは私たち世代が知っている「若者たち」のリメイク版なのですね。流れてくる歌をほんとになつかしく聞きました。  ”♪ 君のゆく道は果てしなく遠い~ ♪”  もうゆく道はそんなに遠くないところまで来てしまいました。(笑) 確か妻夫木くんのお兄ちゃん役は「北の国から」の田中邦衛さんだったのでは…と思います。月日が経ちました。
今月のブックランドと新刊を更新しています。集団的自衛権の閣議決定前にできたブックランドです。

「ミセス・タッカーと小人ニムビン」
もう絶版かと思っていました。本屋のくせにすみません。1900円+税


2014.7.2
首相の言う「国民の命と平和なくらしを守る」ことがなぜ、今、集団的自衛権の行使になるのかも明確にされないうちに、日本は戦争のできる国への一歩を ふみだしてしまいました。
戦争を知らない子どもたちのまま年を重ねた私たちの世代の政治家たちです。平和に慣れ、平和を維持することに倦んだ結果でしょうか? 国としての誇りのはきちがえでしょうか?
いろんな考え方や思想があることは当然だと思いますが、与党の中から、もっと激しい論議がおこらなかったこと残念というより不思議です。
が、これで、国民が今の与党にはっきり見切りをつけることができれば幸いです。私たちの選挙の結果がまねいたことです。これが間違いだったと気づいた今、一刻も早いいい手だてはないでしょうか? 泡をふかすいいアイデアがないでしょうか?あきらめることはできません。往生際が悪い年よりもいますので。
自衛隊員を希望する人が減るでしょう。自衛隊をやめる人も出てくるでしょう。当然です。 その後に来るものを思うと心が寒くなります。
すべての国民がブラジルのほうを向いているわけではありません。「なめるなよ。」とばあさんがぶつぶつ言いながら一人、ジオジオでブッククラブの発送準備にあたふたしています。

「新しい憲法のはなし」 309円
今の憲法が公布された次の年、1947年の中学一年生の教科書。戦争の放棄を 心細く思うことはありません。日本は正しいことを他の国よりも先に行ったのです。と書かれています。


2014.6.19
ほんとに久々です。神戸のシネ・リーブルに行ってきました。
娘にぜひと勧められて「チョコレートドーナツ」を観てきました。 いい映画に出合った満足感に浸っています。
1970年代、まだまだ同性愛への偏見と差別が強かった時代、弁護士とゲイバーの歌手のカップル、そして 母親に捨てられたも同然のダウン症の少年と、共に家族として生きていこうとしますが、世間も法もそれを許そうとはしません。悲しい結末になりますが、 これは実話に基づいた映画だということです。
人を愛する気持ちに差別されるものはない。古い映画ですが「トーチソングトリロジー」という同性愛を描いた映画でもそういうセリフがあったような気がします。 たとえマイノリティであっても心温かく、また懸命に生きていこうとするささやかな人生が、正義とか常識という顔をもった暴力にこわされていく。 時代はいい方向にいっているでしょうか。映画の中で、女装して歌うルディの歌は圧巻です。歌詞というか字幕の訳詩がその時、その時、心を打ちます。
こういう時間をまた持ちたいと映画のパンフをたくさん持って帰りました。
明日は相生市の矢野小学校で 選書会です。廃校の危機という状況にあって今年も選書会をさせていただけること嬉しく思っています。

チョコレートドーナツ


2014.6.14
御津小学校の選書会でお預かりした子どもたちのリクエスト用紙の集計がようやく終わりました。全校約500名。けっこう大変な作業と言えばそうなのですが、 持っていった本への子どもたちの評価!が決まります。楽しみな作業です。 加えて、いつも正しいタイトルが書かれているとは限りませんので謎解き!の作業でもあります。(笑)
”カブトムシが小さくなってる”  これは「ヒートアイランドの虫たち」のこと。 ”レオン” これは「小学校の秘密の通路」 ”ママム” これは「め牛のママ・ムー」 ”あひるのおべんとう” ん!「あひるの手紙」と「あいうえおべんとう」が一緒になってる?どっち?
一年生の「考古学 世界の発掘現場と冒険者たち」は私の字です。一年生は漢字が書けませんので「書いて」「読める?」「ううん、でもこれがいい」   思いがけない人気の本は「探検!日本の鉱物」 男の子たちが群がり、 リクエスト用紙には、絶対、絶対、絶対と書かれています。本も幸せです。「小さなかがやき」の後に ”必ず入れてください。”ときちんとした字で書いてあって胸がキュン。一応3冊までリクエストできるのですが、 同じ本ばかりを書いている子もいます。 みんな、ちゃんと見てくれているんだなあ。今年もまたほんとに元気の出るいい時間をいただきました。ありがとうございました。担当の先生に 月曜日に届くように送ります。学級文庫に入る本たちです。楽しみにしていてください。
急がなくてはいけないことがおざなりに。今、なぜ急いで?…という集団的自衛権が、予想はついたとはいえ公明党も諫言ではなく合意の方向へ。 おえらい人たちは、我が国をどうしたいのか、さっぱりわからない。

御津小 リクエスト用紙


2014.6.9
今年はユスラウメの実があまり生りませんでした。で、2,3日前から5センチほどの蝶々?蛾?らしきものがいっせいに発生したようで、ユスラウメの周りを乱舞しています。 店内より窓を通して見ると、なかなか幻想的です。ネットで調べると ウメエダシャク という昼間に活動する蛾のようです。幼虫はシャクトリムシ。なるほどとほっておいていいものなのでしょうか?なにか駆除しないと 大変なことになるのでしょうか?この年になっても知らないことの多いこと。
今月の発送が終わりました。まもなくお手元に届くことと思います。今月も楽しんでいただけますように。
明日は御津小学校で選書会。20日は矢野小学校で選書会。リスト作りや準備で落ち着かない、でも楽しみな日々が続きます。遠方になりますので気をつけて、また遅れないように行かなくてはとちょっと緊張しています。 楽しい会になりますように...。
今月のブックランドと新刊を更新しました。 なかなか明るい話題にならなくて…ごめんなさい。

ウメエダシャク


2014.6.2
昨日は日曜日なのに臨時休業させていただきました。すみませんでした。
若い頃お世話になった信州白樺湖の山小屋ホープロッジの50周年記念のパーティに 出かけてきました。私がお世話になった頃はスタッフなんて言葉も定着していなくて単に居候させていただいていたという感じでした。もう40年以上も経っていますから、 記憶も定かではなく、誰に会うということもないかなという思いで参加しましたが、40年ぶりのびっくりの再会もあり、古い写真の中にもっちゃんを見つけたり、で思いがけない時を過ごさせていただきました。 時代を違えてホープロッジにいた高砂のイヌイットさんともお会いし、娘ややたら走り回り楽しんでいる孫のkoseiやrihoもいて、まるでタイムトラベルをしているような不思議な感覚でした。
250人ほどのゆかりの人たちが集まり、 生演奏の音楽あり、食事あり、信州の山々と澄んだおいしい空気ありの楽しい野外パーティでした。スタッフのみなさま、お疲れさまでした。 ありがとうございました。奥さま、そして天国にいる酋長(もっちゃんが、またお世話になっていると思います。)ほんとにありがとうございました。
強行軍で日帰りです。昨夜は吹田で一泊して午前中に帰りました。 急ぎ、ブッククラブの発送準備です。




2014.5.27
いつもお世話になっている遊文庫さんにお声をかけていただいて、先週、土曜日に映画「じんじん」の試写会へ行ってきました。
絵本の里 北海道の剣渕町を訪れた俳優の大地康雄さんが、企画された映画です。別れた父と娘の出会いと、お互いを思い合う気持ちの再生を、剣渕の美しく素朴な 農村を舞台に描きます。心の中にたくさんの物語を持つこと、生きる力になります。
上映は夏休みです。お子さまといっしょにぜひお出かけください。
7月26日(土)①10:15~ ②13:00~ ③16:00~ ④18:30~ 4 回上映   加古川総合文化センターで。
15:15~15:55 神戸親和女子大学教授 笹倉 剛 氏 の講演があります。
=絵本を通じた交流と町おこし=
前売券 ジオジオで扱っています。 一般1000円(当日1500円) 子ども・障がい者 800円(当日のみ
チラシも置いていますので、お問い合わせください。
なでしこジャパンがアジアカップで優勝!よくがんばりました。ちょっと寝不足のまま、6月ブッククラブの準備です。

映画「じんじん」


2014.5.16
沖縄の竹富町は、教科書協議会で決まった育鵬社の教科書を拒否し、単独で東京書籍の教科書を採択しました。 育鵬社の公民の教科書は表紙の日本列島の写真に沖縄が映っていません。戦争の記述にも沖縄のことが触れられていない。沖縄の子どもたちが使う教科書としてふさわしくないとした 竹富町の判断は正しいと思います。協議会で決まった教科書を拒否した竹富町は無償配布から外され、町民の募金によって東京書籍の教科書を子どもたちに与えていると言います。
今日の朝日新聞の天声人語に育鵬社の公民の教科書の内容について書かれていました。憲法の改正の必要性や集団的自衛権への解釈についての記述もあるようです。手回しのいい事です。 じわじわといったい私たちの子どもをどうしようというのでしょうか…。
今年より全社の小・中・高校の教科書に尖閣諸島、竹島は日本領土だと明記されるようになりました。靖国への参拝といい戦争をしたがっているのは政府です。武器を持ちたがっているのは政府です。
これからの現場の先生たちの心労を察します。でもお願いです。歴史を繰り返さないでと。
今日は八幡小学校で3年、4年の選書会でした。とても楽しかったです。お国よりもこの子たちが、この子たちの命が一番大事です。


2014.5.11
築後30年近い我が家、何ヶ所か雨漏りもあり、思い切って屋根と樋をやり直してもらうことになりました。樋にからまったツタやゴミを取り除く作業にきてくれた工務店の人が、 両手をひろげて「これくらいのアオダイショウが樋でとぐろをまいていた。」と言います。思わず顔から血の気が失せたような気がしました。そばのベランダでいつも洗濯物を干していました。知らぬが仏です。 「なにも悪いことはしないし、家の守り神とも言うし…」といろいろとなぐさめてはくれるのですが…。3階の樋です。ツタをつたって(!)上がってきたのでしょうか? いつから居るのでしょうか?そんな高い所に食べるものなどあるのでしょうか?するすると逃げて行ったそうですが...。まあ顔を合わさなければ…とは思いますが、 しばらくは頭からアオダイショウが離れなくなりそうです。もちろんアオダイショウに罪はありません。この話を聞いた生きもの大好きのkoseiは大興奮!!「ゴキブリがでなくなるよ。」って、それほんと?よけいこわいやん。
今月のブックランドと新刊を更新しています。よろしかったら見てください。
着々と戦争に向けて準備が整っていく私たちの国。日本が大きな曲がり角に立たされています。不気味で怖いです。守り神と言われるアオダイショウを怖がっている場合ではないですね。

庭にさくらんぼが生ったので、
といただきました。甘~い!


2014.5.7
新緑の季節です。あっという間にツタやケヤキが芽吹き、ジオジオは、今、緑の中に埋もれてます。 仕事をしながら窓いっぱいにひろがる新緑が目に入ると、とても気持ちよく、いつものことですが、ついぼーっとながめて時間が過ぎていきます。 そのせいでもないのですが、今月、遅くなりました。ごめんなさい。ブッククラブ、今日、明日と発送です。
消費税、8%になかなか慣れません。ジオジオは5月1日より8%の消費税をいただいていますが、つい5%でレジを打ってしまったり、8%の外税で設定したのに 内税のつもりで打ってしまったり、困ったものです。困りながら、なんだか悔しい。慣れた頃に10%になりませんように。なるのでしょうか。
ゴールデンウィークも終わりました。私も4人の孫たちと楽しい時間を持つことができました。孫たちも、成長し、だんだんと手がかからなくなってきました。今は仲良く 遊び、お風呂も一緒に入ったりしていますが、それもいつまで続くでしょうか…。なんだか嬉し寂しの成長です。

ジオジオ、入り口です。


2014.4.18
5月に、日岡神社の近くで、小児科の診療所が開院します。ご縁があって待合室に置く絵本の選本のご依頼を受けて、先日、開院前の ”あだちこども診療所”を訪ねました。本棚は絵本の表紙をみせておけるように工夫されていて、すっかり嬉しくなりました。 診療所はどのスペースも明るく、居心地がとてもよさそうです。診療が終わっても帰りたくない子もいるやろなあ と思います。アクセントカラーは黄色とオレンジで「ブルーナのうさこちゃんカラーです。」 と足立先生。とってもやさしそうな先生です。お話もとても楽しませていただきました。これからも毎月、ブッククラブとして絵本をお届けすることになりました。 待合室で子どもたちやお母さんが絵本を見ている情景が目に浮かびます。治療を待つ間、ほんの少しでも絵本で心が癒されたらこんな嬉しいことはありません。よろしくおつきあいくださいね。
昨日、偕成社のeriさんが来てくれました。選書会で使わせてもらう見本もお預かりしました。 ありがとうございます。それと偕成社新刊情報です。おかべりかさん 「おばけやさん4」 森絵都さん「クラスメイツ 前期 後期」 岡田淳さんの「そこから逃げだす魔法のことば」まだまだあります。 またブックランドで紹介したいと思います。

明るい待合室。
ちょっと絵本を並べてみました。


2014.4.12
はや選書会のお声をかけていただいて嬉しく思っています。体力的にもいつまで続けられるのかな、という不安ももちろんあるのですが、 子どもたちとのあの楽しく、濃い時間を過ごせるかと思うと、もう少しがんばろうという気持ちにさせられます。ありがとうございます。少しずつリスト作りに手をつけていこうと思っています。
昨日の夕刊に、オスロのノーベル委員会が ”憲法9条を保持する日本国民” を正式に2014年度のノーベル平和賞候補として受理したという記事が載っていました。278の候補の中から10月10日に発表されるとの事です。
先日、娘の所に出かけましたが4歳の字を書き始めたrihoにも署名してもらいました。
子どもたちが、戦争をしないと決めたこの日本の9条を誇らしく思えるように、ノーベル賞に向けて運動が大きくひろがっていけばいいですね。
今月のブックランドと新刊を更新しています。見ていただければ嬉しく思います。
桜も散ったというのに、なんだか春らしい陽気が足踏みしているようです。どうぞ体調をくずされませんように。 花粉症もお気をつけて。

保育園からの帰り道。元気印!


2014.4.6
あ~こういう手があったな、と、何日か前の夕刊記事を読んで嬉しくなりました。さっそくネットで署名しました。
戦後70年間、日本人は戦争の名のもとに誰も人を殺してはいない、これは9条のおかげです。9条を護り続ければ、私たちの子どもも孫も戦争に行って殺人を犯さなくても済みます。 日本国民がノーベル平和賞を受賞すれば、日本の政治家だって改憲など言い出しにくくなることは明らか。子育て真っ最中の若い世代の人たちのアイデアです。実現にむけて運動が大きくひろがっていくことを切望します。
ネットで署名(↓)できますが、ジオジオにも署名用紙を置いておこうと思っています。大人も子どもも署名できます。子どもの代筆も可。署名はノーベル平和賞を授与されるまで継続されます。
世界各国に平和憲法を広めるために-日本国憲法-特に第9条-を保持している日本国民にノーベル平和賞を授与してください
4月の発送が今日でひと段落しました。配達は明日、明後日を予定しています。
さあ、新学期ですね。孫の一人aoは一年生になります。大丈夫かしらん...。 入学式を前に緊張している顔が目に浮かぶようです。がんばれ!


2014.3.31
昨日、校区の野口小学校の図書ボランティアをされていた方が亡くなられたという知らせが届きました。入院されていたこと気になっていました。 ジオジオにも時々来てくれて、一緒に楽しいおしゃべりをしました。絵本が大好きなお母さんでした。選書会の時もいろいろと お世話をしていただきました。
まだ40代。小学生と中学生の男の子がいます。自分より若い方の死はつらいです。美しく聡明でやさしかったお母さんにせいいっぱい愛されたこと、 二人にとってのこれからの生きる力になりますように。お母さんはずーとそばにいるよ。
今年もジオジオの前の花壇のユスラウメが咲いてくれました。 白く、愛らしく清楚な花に毎日楽しませてもらっています。季節がちゃんと巡ってくることありがたくふしぎです。大きなものに許され包まれている気持ちになります。年のせいでしょうか?
明日から4月。今週末には発送の予定です。

花が終わると赤い実がなります。


2014.3.25
上橋菜穂子さん「物語ること生きること」というエッセイが出て、軽装版や文庫になったこともあり、再び 「守り人シリーズ」や「獣の奏者」をより配本に入れやすくなりました。夕刊で上橋菜穂子さんが国際アンデルセン賞に選ばれたことを知って嬉しく思います。「ハリーポッター」がベストセラーになった頃、 日本にもすばらしいファンタジーがあるのになあ~と複雑な思いがしていました。底辺には人々の暮らしの平和を希求する思想がきちっを描かれていて、この作家の方の描く物語に惹きつけられ続けてきました。 心からおめでとうございます。配本している子ども達、もちろん大人の方も上橋菜穂子さんの世界を楽しんで下さいね。
ブックランドでお知らせするために、2月中に、各運送会社に消費税8%後の送料を確認し、確認し、悩んだ末に厚みが2センチ以上の荷物は10円の送料値上げを決めました。 今月20日過ぎになって一つの運送会社から突然の値上げ通告です。なんと今までの1.5倍の値段です。勘弁して下さい、です。ともかく大きな会社の決めたこと、ジオジオごときが うだうだ言ったところで翻ることはありません。 なんとか決めた送料に反映しないよう、あれこれ思案中です。負けないぞ。
震災の復興予算から、戦闘機購入に16億円。パイロットの訓練に10億円、原子力の開発にも多額の予算が...。復興という目的を外れたわけのわからない税金の使い道。 6億を超える選挙費用を使った末に再び手に入れた大阪市長の席。無効票や低投票率という反省はすぐに忘れるのでしょうね。6億というお金の事も。
なんだか8%の消費税や10円、20円でふりまわされていること、バカげた気持ちになってしまいます。でも庶民の負の気持ちの蓄積を甘くみないで下さいね。と強がりです。

日曜日、イチゴ狩りに行きました。
娘の友だちの子どもさんたちと。


2014.3.21
お彼岸です。3月は去るの言葉通り、春の訪れに押されるように月日が過ぎていきます。
ブッククラブの発送が終わると、たまっている本を読んだり、 DVDを借りてきて映画を見たり、実家に母を見舞ったり、そうこうしているうちにあれよあれよと4月のブッククラブの準備の時期になります。
水曜日にrihoが嘔吐と発熱とのことで急ぎ、吹田へ。 昨日は一日中、体調が戻ってきたrihoと二人ばばぬき、神経衰弱(真剣に負けます!)かるた、絵本読み、三角とりなどなどで過ごしました。 まあ、こういう日もあっていいかな~と。
で今朝、途中でお墓参りを済ませて、午後はジオジオを開けようと吹田を出ましたが、連休初日ということもあり、おまけに故障車が出たようで大渋滞。覚悟を決めて、 桂文我さんの落語のCDを聞くことにしました。江草が好きだった「地獄八景亡者の戯れ」。なんだかこれを聞いていると、江草もあの世であほなことしながら楽しく過ごしているかも、 なんて気になります。田島征彦さんの絵本「じごくのそうべえ」の元にもなった時事ネタ、盛りだくさんの落語です。江草も助手席で一緒に笑っているように思えました。ゆうに一時間を超える落語ですが、 終ってもまだ大阪府から抜けられません。ほぼ3時間半かかって加古川に帰ってきました。あ~しんどかった。開店、間に合いませんでした。すみません。 お墓参りは明日、早朝にすることに。
落語、後をひきそうです。江草は米朝さんの地獄八景をよく聴いていましたが、文我さん、うまいです。笑わせていただきました。

早春の太平洋。紀勢線電車より。


2014.3.13
あの日から3年。被災された人々の3年間は、それまでの日常の続きを生きてきた私たちには想像できない過酷な時間だったことと思います。 しかも、3年経ってもまだまだ傷は癒えず、地域の復興が順調に進んでいるようには思えません。3・11からの日々を区切りのように考える私たちは、徐々にあの日を風化させているのではないかという 反省を感じます。
やがて10年、20年、また30年後、 多分、私もですが、今の政治を動かしている人は、もうこの世にはいないでしょうし、政治の場からも退いていることと思います。でも子どもたちはその時代を生きています。生きていなければいけない。 新しい命も生まれていなくてはいけない。その時のために、今の私たちの判断があるのだと思います。
まちがいなく地震国である日本。 原発をやめようとしない国。第2、第3、第4の被災地や福島ができないように、どうしたらいいのか。 忘れたり、あきらめたりするわけにはいきませんね。
今日は雨の一日でした。春の歩みが遅いようです。ブッククラブの方たちからのおたよりが嬉しい日々です。
今月のブックランドと新刊、更新しています。


2014.3.5
3月のブッククラブ、明日、明後日と発送の予定です。もうひとがんばりの一日でした。暖かい日が続きましたが、明日からはまた寒波が来るとの事、 でも、そうこうして春になっていくのですね。
毎月、ブッククラブの準備のお手伝いに来てくれているkaoriさんが、月曜日にカップケーキを持ってきてくれました。 これは「負けない パティシエガール」のフォスターのカップケーキです、と言って。 本の裏表紙に書かれたレシピ通りに作ったそうです。お菓子作りなどしない(できない)私は大感激。あとがきにもアメリカのカップケーキの甘さは強烈です、とありましたが、確かに甘い。 でもなにかなつかしい甘さでした。ごちそうさまでした。重いものを背負った人生ではあるけれど、フォスターは得意のお菓子作りでいつか パティシエになってお店を開き、自分のテレビ番組を持ちたいという夢を持ち続けます。おいしいものは人の心を幸せにする力を持っています。朝の連ドラの「ごちそうさん」もそうですね。(毎朝、見てます!)
話は飛びますが、「ごちそうさん」の中で、大阪空襲の時、地下鉄の駅に人々を避難させ、地下鉄を走らせたというのは史実なんですね。規則に違反したということで正式な記録には 残されていないようですが、記憶にある人たちがいるそうです。あの時代にそういう決断をした人がいたなんてなんか嬉しくありません?こういう規則破りがあること、人間としての希望です。

フォスターのカップケーキ


2014.3.1
「神様、私に授けて下さい。自分で変えられないことを受け入れる平静さを。変えられるものを変えていく勇気を。そしてそのふたつを見分ける賢さを。」
これはジョーン・バウアーさんの「靴を売るシンデレラ」という本の中の言葉です。配本したブッククラブの方より、覚えておきたい言葉です。とおたよりを頂きました。 ありがとうございます。とても嬉しかったです。この作者の作品は「負けない!パティシエガール」もそうですが、心に残る言葉がちりばめられていて、読み終わった時に 元気をもらえた気がします。読書のおいしいところです。配本を楽しんでいただけたというおたよりは、とても励みになります。幸せな仕事だといつも思います。
2月末にようやく税理士さんのところに確定申告の書類を渡してきました。おまかせで申し訳ないのですが、一つ大きな仕事が済みました。 で、4月からの消費税。頭が痛いです。またまた慣らされていくのだろうという予感にも腹がたちますし、送料や梱包などの 代金にどう影響してくるのか、正直、面倒くさい...考えたくないのが本音です。とぶつぶつ頭の中で愚痴りながら、 ブックランドを書いたり(打ったり!)消したり...急ぎブッククラブの準備の日々です。
詩人のまど みちおさんが亡くなられました。いてくださるだけで頭が下がる思いの人でした。詩もそして絵も大好きでした。ただただありがとうございました。 つけものおもし という詩、いつも心にあります。

「靴を売るシンデレラ」


2014.2.21
上郡でブッククラブのことをいろいろとお世話いただいている方が名付けてくださいました”ジオジオシルバー会員”。おじいちゃん、おばあちゃんからお孫さんへ絵本、児童書を をプレゼントされる方が増えてきました。おもにおばあちゃんが多いのですが、今日は、体にいいから東加古川駅から歩いてきましたという私の世代くらいのご夫婦が絵本を買いに来てくれました。 「今日、孫が来ますので」と。お気持ち、わかります。お二人で相談しながら絵本を選んでいるのを見ると、ちょっぴり、うらやましく...。
週末、koseiやrihoが来ますので、私も、掃除機をかけなくては…、お夕飯はkoseiの好きなカキフライにしようかな、ど思い巡らせつつ、ブッククラブの準備、あ~確定申告も...の日々です。
今朝の朝刊。解釈改憲!!そんなに戦争のできる国にしたいのでしょうか?このままでは、孫たちの時代はとんでもないことになってしまいます。 シルバー世代、がんばらなくてはいけません。孫たちに、私たちの時代はよかった、など愚痴ることのないように。
お兄ちゃんの小学生新聞を読んでいる?見ている?rihoです。態度がおっちゃん!化

わたしらも しっかりせな。


2014.2.13
春が遠くに感じる厳しい寒さの毎日です。今週末もまた雪の情報が...。どうぞお気をつけて。
雪で大変な思いをしている人には申し訳ないですが、 部屋にいてふりしきる雪を見るのは、実はちょっと嬉しい気持ちにもなります。
偕成社からエリック・カールさんとエズラ・ジャック・キーツさんの絵本が出ました。入荷は来週になります。 詳しくは3月のブックランドで紹介するつもりです。続いて、偕成社のeriさんからの情報ですが、センダックさんの絵本、森絵都さん、佐藤多佳子さんの本、また6月頃には富安陽子さんの ”シノダ”シリーズの新刊、夏には「海の100かいだてのいえ」。秋には絵本「ほげちゃん」の続編も予定されているそうです。
楽しみにしていてください。私もとても楽しみです。
遅くなりました。今月のブックランドと新刊を更新しています。

「えをかく かく かく」


2014.2.7
発送、配達が終わりました。まもなくお手元に届くことと思います。
申し訳ありませんが 8日(土)より11日(火)までお休みさせていただきます。 臨時休業の多いジオジオですみません。本を取りに下さったら、ほんとにごめんなさい。 来週は水曜日も木曜日も営業するつもりです。


2014.2.4
昨日は節分。元気で豆まきをしたことと思います。恵方巻きを目を白黒させながら食べたかなあなど、 いろいろ思い巡らせながら、ブッククラブのみなさまへのおたよりを書いています。発送は5日、6日を予定しています。もうひとがんばりです。
昨日は私も仕事を終えてから、夕食に巻き寿司でもと 近くのサティに行きましたが、長い行列。あきらめて帰りました。夜、rihoから 「今、巻き寿司巻いてるよ~。豆まきした~?」と電話がありました。いろいろな行事ごとも子どもがいればこそですね。ともあれ、福は内、今年も健康で過ごせますように。
そして娘から写メール。昨年から「作る、作る」と言っていた福音館から出ている「新版 折りびな」に挑戦しているとのこと。 和紙の折り紙セットが付いていて”男びな、女びな、三人官女、五人ばやし”が折れるのですが、けっこう大変そうです。 母、がんばれ。
今日は立春。思いのほか暖かい日が続いていましたが、寒さが逆戻りです。春はまだまだですね。風邪、インフルエンザ、どうぞお気をつけて。

なかなかいい感じです。
3月3日に間に合うかな。



2014.1.22
”二人が睦まじくいるためには愚かでいるほうがいい”
「祝婚歌」の吉野弘さんが亡くなられました。結婚のお祝いのプレゼントとして、 また、結婚式の祝辞がわりにとジオジオでも求められることの多い詩集です。詩、 言葉 は残り続けます。ありがたいことです。
”生きていることのなつかしさに ふと 胸が熱くなる そんな日があってもいい そして なぜ胸が熱くなるのか 黙っていても で二人にはわかるのであってほしい”
夫婦でいることの地味で、 そして根の深い幸せに、あらためて気づかされます。
”みんな ちがって みんな いい” の金子みすずさんの詩を発掘し、世に広めた 矢崎節夫さんの講演会が 加古川 鶴林寺の講堂であります。 2月1日(土曜日)午後7時~8時半 無料です。(駐車場あり)
案内のチラシをいただいて、ジオジオに置いています。
生きることに急ぎ、日常のことにふりまわされ、自分自身を失いかけた時、ひとつの言葉に救われることがあります。ふっと我にかえることができます。 心に心地よい風が吹くことがあります。いい詩に出会えること、その言葉を心に持つこと、私には必要です。長い間、手をつけていない”こんな詩みつけた”のページ、更新しなければいけませんね。

いただいた蠟梅。お店が香りでいっぱいです。


2014.1.17
19年が経ったのですね。神戸で学生時代を送り、4回生の時に震災に会い、そのまま就職して横浜に行った息子も2人の子どもの父親に。 19年のその後の人生があったこと、その奇跡に、時々、心がふるえるように思うことがあります。ただ感謝です。あの時、息子は何を見たのだろうか...。あまり多くを語らなかった 息子でしたので、江草と二人で神戸の深江のあたりを歩いたことがありました。
3・11もまもなくです。原発のことも含めて、 これから私たちは何をしていくべきなのか、突き付けられた課題は大きいと思いますが、今は個々の人々が、その後をなんとか前向きに生き抜いてほしいと祈るばかりです。 そのための政治に私たちも積極的に関わっていかなくてはいけませんね。
厳しい寒さです。ジオジオのケヤキの木もかたく冬芽を育てています。ひよどり、でしょうか? よくやってきては ピーョ、ピーョ 。下に止めてあるの車の屋根には糞が...。ちょっと複雑ですが ウェルカムです。

2階の部屋から、窓を通して


2014.1.13
年賀状、ありがとうございました。お写真やお子さまが書いてくれた文章にご成長を感じながら、楽しませていただいています。あかちゃんだと思っていたのに、いつのまにか凛々しい男の子に、 ご家族での写真は、お母さんがいちばん小さくなっていたり、毎年、ブッククラブの方たちの年賀状はファイルにとってありますので、ほんとに早回しフィルム(言い方古いですね。)を見ているようです。 お健やかで、こうやって年賀状をいただけること、ジオジオにとってもほんとに幸せなことです。お店では、大学合格の嬉しいご報告もちらほら。おめでとうございます。 いい年になりますように…と心から。
1月のブックランドと新刊を更新しました。見ていただけたら幸いです。今年もいい本に出会っていきたいと思っています。と 同時に、今まで私自身をも育ててくれたロングセラーも大切にしていきたいと、毎年、思うことですが今年もまた…。選本、楽しんでいただけますよう、がんばっていきたいと思っています。
冷蔵庫のおしゃべりペンギンはジオジオに置きました。お客さまが驚くのが、楽しくて...。
明日、臨時休業させていただきます。すみません。水、木と定休日で金曜日は営業します。

生意気ペンギンと気楽なパンダ


2014.1.8
明けましておめでとうございます。
遅くなりましたが、なんとか今年最初の発送が終わりました。まもなくお手元に届くことと思います。 配達のほうも今日と明日で済ませる予定です。今年もまたバタバタとした一年の始まりです。こんなジオジオですが今年もどうぞよろしくおつきあいください。
年末に来たkoseiが、「冷蔵庫を開けて」と何やら嬉しそうな顔で言います。 開けると「まいど」という声。「えっ!」とびっくり。笑い転げるkosei。しばらく開けていると「なにさがしてんの~」「はよ しめぇやぁ。」関西弁です。 見るとちいさなペンギンの置物。お風呂にはパンダがいて、湯船につけると「気持ちええなあ」しばらくすると鼻歌を歌いだします。いろんなものがあるのですねぇ~。 一人暮らしを思ってくれたのでしょうか。お風呂のパンダはいいのですが、生意気ペンギンには時々「うるさい」と腹だたしく(笑)。
kohakuは、いつのまにか ”ジオジオの詩”を書いてくれたようで、お店に貼ってありました。ちゃんと韻をふんであって読んでいるうちにじんわり心があたたかくなります。レジの下にも「さむいけれどがんばって、おばあちゃんだいすき」というメッセージが置いてありました。 こちらも私の事を思ってくれているのですね。 バババカをわかりながら、ほんとにいい孫たちで幸せです。励まされ、今年もなんとかがんばろう!と思っています。
厳しい寒さが来るとの予報です。ご自愛ください。

いつのまにか成長しました。こはちゃん、ありがとう!






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