お元気ですか〜? 2006
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お元気ですか〜? 2010
お元気ですか〜? 2012
2011. 12. 29
それほど忙しくしているわけではないのですが、年末、曜日の感覚が無くなっています。朝、ゴミ収集車の音が聞こえて大慌てしましたが、収集車は行ってしまった後…。今年最後のゴミの日だったのに…。まっ来年がすぐ来るんだから、と思い直したとたん転びました。こっちのほうが落ち込みます。幸いに少々の痛みと青痣で済みました。”老婆、大怪我!”にならなくて良かったです。 | 1月のブッククラブの準備や棚卸の在庫調べがありますので今日までお店を開けました。午後、明石から三つ子ちゃんと双子ちゃんたちが来てくれました。孫のkoseiとrihoも加わって今年最後のジオジオを楽しく締めくくりました。 それにしても大変な一年でした。今年、起こったことはしっかりと心と頭に刻み風化させないようにしなければと肝に銘じます。政治と政治家への失望を一年の最後まで苦い思いで味わい続けました。来年は、期待をどこへ向けたらいいのでしょうか。 今年もジオジオとお付き合いいただいてほんとにありがとうございました。来年もどうぞよろしくお願いします。新年は6日からお店を開けるつもりです。みなさま、どうぞよいお年をお迎え下さい。
| ![]() お店にきてくれた子が描いてくれましたがキレイすぎる、若すぎると友人たち、いえ子どもの目は正直と私。 |
2、3日前に福島原発事故の収束宣言がありました。その根拠の是非は別にして、収束という言葉が独り歩きしてしまう危惧を感じます。その言葉で事態の深刻さがそがれ、確証のない安心感が生まれそうです。それにすがってしまうほうが楽は楽ですから。でも福島の地の現実、これからの子ども達への内部被曝の不安。情報に信頼をおけない今、なかなか気持ちは明るいほうへ向きません。
北朝鮮の最高指導者の突然の死が報じられましたが、こちらはそれほどの驚きもなく受けとめています。ニュースで目にする圧政の中で 苦しむ人々にとっていい転機になるのでしょうか。何より拉致被害者の方たちの帰国がかないますように。後継者の金生恩氏が頭のいい!人物であることを祈ります。 昨年の今頃は、一年の終わりをどのような気持ちで過していたのでしょうか...。ちょっと思い出せません。今日は気の置けない友人達が偶然に顔を会わせ、たくましい(笑)おしゃべりで午後の時間を過しました。明日の夜には娘達が来ますので、少し早いクリスマスをと思っています。rihoを喜ばせようとサンタさんの電飾も出しました。年末です。ほんと、たくましくいかなくては。それにしても仕事の段取り、悪くなってきています。はい、年のせいでしょう。明日は24日着指定でとサンタ便を発送します。 ご注文は25日まででしたら年内にご用意できます。それ以降は来年の入荷になります。 | ![]() 玄関のささやかな電飾です。 |
昨日は我が家の子どもたちの母校でもある野口小学校の選書会の一日でした。図書ボランティアのお母さん達の大きな協力があってわいわいと楽しく、そして無事に終えることが出来ました。感謝!です。ありがとうございました。野口小学校では初めての試みでしたが、体育館に並べられた本に子ども達が群がる様子は、どの学校ででもそうですが、私にとってはとても嬉しく、あ〜よかった〜という思いでいっぱいになります。校長先生は各学年ごとに来てくださって、最後に川端誠さんの「うえきばちです」を(笑)読んでくれました。お母さんたちとも、気さくに図書室や本の事を話し合ってらっしゃって、とてもいい雰囲気が感じられました。さあ、集計!楽しみです。 今日は水曜日でしたがお店を開けました。12月中はできるだけ、定休日もお店にいようと思っています。クリスマスプレゼントやお年玉の本を買いに来てくださったり、カレンダーを取りにきてくださるお客様、ブッククラブの方たちとおしゃべりしながらの一日でした。そうそうと急ぎ、孫達のクリスマスの本も注文。koseiからは電話で「機関車と電車の歴史」が欲しい。先日、皆既月食を見たこともあって「月のかがく」は「待てないから明日送って。」はいはい、と内心嬉しいから困ったものです。(笑) のはらうたカレンダーも明日には最終の追加注文です。いよいよ年末、お店の窓ガラスも気になりながら横目で見ています。あちこちの掃除、う〜ん。 | ![]() 体育館での選書会。寒さを覚悟していましたが、あまり感じないままに。 |
12月は駆け足です。発送、配達が終わりました。一息つきたいところですが、来週火曜日が野口小学校で初めての選書会になります。楽しい会になることを願いつつ最終準備です。 配本にもよく使わせていただく岡田淳さんの「リクエストは星の話」のなかの「シールの星」というお話が一冊の本になりました。絵は韓国のユン・ジョンシュさんです。岡田淳さんは元小学校の美術の先生でもあり、ご自分の本の挿絵も描かれることが多いのですが、偕成社の方に聞くと、今回の本は岡田淳さんもとても気に入ってらっしゃるとの事です。100点をとったら星のシールをくれるという先生。それでも子ども達ってしなやかで、すてきです。新大阪市長橋下さんにも読ませたいですねェ〜。 偕成社の1月の新刊にお待ちかねの「シノダ!家のシリーズ」6巻目「キツネたちの宮へ」が出ます。配本の変更あり〜ですよ〜。それから守り人シリーズ番外編「炎路を行くも者」。少女時代のバルサの物語も収録されているようです。楽しみです。偕成社のeriさんと古くからの友人だからといって偕成社の回し者というわけではありませんが、ブッククラブでも人気のシリーズ。私自身も早く読みたくてウズウズです。 忙しいのは忙しいのですが、明日はkoseiとrihoの保育園のお餅つき、ばあちゃん、でかけます。日曜日、開店時間、少し遅れます。急ぎ帰りますが...。申し訳けないっす! 今年最後のブックランドと新刊を更新しましたので、見ていただけたら嬉しいです。 | ![]() 「シールの星」 岡田 淳:作 ユン・ジョンシュ:絵 1050円 |
12月に入りました。来週の前半3日間を発送予定にしていますので、せっせと皆様へのおたよりを書いて過しています。 今年もジオジオとおつきあいいただいて感謝の気持ちでいっぱいです。「お健やかに...」など書きながら、毎年と違ってやはり心に重いものを感じています。今月のブックランドにも原発のことを書かせていただきました。子ども達に希望をあたえてやりたいとも。でもやはり大丈夫だろうかと心配はつきません。25年前のチェルノブイリの事故のときに8000キロ離れた日本にも放射能がやってきました。いまや日本全土が放射能で汚染されたといっても過言ではないように思います。放出されたセシウムの毒性は広島の原爆の400発以上の量と聞きます。そして今なお放出は収束していません。福島、東北、関東の、いや日本の子ども達はこれからどうなっていくのだろうか?これから続く内部被曝が子ども達にどういう影響をあたえていくのか。ブッククラブのおたよりを書きながら、そういう思いが頭をはなれません。電力会社や日本政府への怒りがふつふつしてきます。そんな時に「解散総選挙になれば誰に投票しますか?どの政党を指示しますか?」というアンケートの電話がありました。。ちょっと、オバサン、切れそうです。政治家の人たちっていったい何が大切なのでしょうか。選挙資金を袋に入れて、サンタクロースになって被災地や避難地に出かけてください。福島原発で今も処理作業に従事している人たちに多大なボーナスを...。 そういえば今年はタイガーマスクのランドセルで始まった年ではなかったでしょうか...。 | ![]() 玄関チャイム、しばらく鳴らさないで。 |
忙しい時期です。ありがたいことですが、ちょっと気持ちあせり気味で仕事をしています。
読みたい本、読まねばの本、そばに積んでいますが、
「ワンス・アホな・タイム」という安東みきえさんの新刊のタイトルに笑わせられます。こんなタイトルつけられたら見逃せません。
この方の本はまずタイトルがおもしろい。「頭のうちどころが悪かった熊の話」「まるまれアルマジロ!」しかりです。
でも読んでるひまないやろ、ブッククラブの発送が済んでからやで…と言い聞かせつつ。(読みますが) 孫のkohakuから手紙が来ました。 「いまベムベラベロをすきとおもっています ベムベラベロ みたいにひとだすけ したいよ こはく」と書いてありました。うふ!kohakuらしっ!。さっそく「妖怪人間ベム」見なければ…と思っています。 aoが書いてくれた手紙はエジプトの古代文字のようで判読不能です。でもaoありがとね。 来年、町内会の役員がまわってきます。昨夜、 それぞれの役を決める会がありました。この地に住まわせていただいてもう26年、話し合いをしているうちに断れなくなくなって副会長に…。200世帯に満たない小さな町内ですが、いまだに知らない住人の方が多い。勤まるのでしょうか…。ちょっと、かなわないなあ〜という気持ちもありいの(すみません)で帰ってくると、 テレビで大阪の選挙結果のニュース。維新の会が圧勝。やれやれ…。ほんとに大丈夫?大阪。「ワンス・アホな・タイム」 | ![]() 「ワンス・アホな・タイム」 安東みきえ 理論社 1470円 |
こたつを出し、ヒーターを出し、急ぎの冬支度です。ほっこりと暖かいおこた、冬のくらしに欠かせまん。ガスファンヒーターの温風の出口に直径15センチくらいの蛇腹のパイプをおいてこたつ布団のなかに暖かさを引き入れます。何年か前に信州に住む友人からプレゼントされ、その後、2回購入しなおしたくらい愛用しています。節電にもなります。こたつにあたりながらうとうと...。至福の時です。部屋が冬のにおいに変わりました。 勤労感謝の日で水曜日でしたが、お店にいて12月のブッククラブの準備や雑用。なつかしいお客様が訪ねてくださったり、ご注文の本を取りに来てくださったり、楽しいおしゃべりしながらの一日でした。これからはできるだけお店にいるつもりです。のはらうたカレンダーの追加が入りましたので、ご予約いただいていなくても、しばらくは大丈夫です。ご連絡いただければお取り置きしておきます。 さてさて我が家の孫達へのクリスマスプレゼントやお年玉、何にしようと思い巡らしています。物語の好きなkohaku。電車と生きものが好きなkosei。aoはゴーカイジャー!(笑)と音楽が好きです。ダンスと歌が好きなriho。「また、本〜!」いつかはそう言われるようになるのでしょうが、今のところ本ばあちゃんをさせてもらいます。4人とも絵本が大好きなようで、嬉しいばあちゃんです。 | ![]() もちの木の実が赤くなりました。 |
果物の中では柿が一番好きだと思います。
この季節、道路沿いに立っている「柿 一杯500円」という看板を無視して通ることができません。
先日から行っている八幡小学校の近くでもよく車を止めて柿を買って帰ります。「少数派やなあ〜」と笑われながら、
熟してやわらかくなった柿をいっぱいおまけしてもらいます。家の中に熟し柿があるというだけで、幸せな気分です。
ゼリーやジャムのようになった柿をそのままスプーンですくって食べます。かたいとそうなるまで待ちます。父が大好きでしたから遺伝でしょうか…。やはり少数派?(笑)私の秋の楽しみの一つです。 ぼちぼちと店内をクリスマスモードにしています。カレンダーやクリスマスの絵本も展示しました。また遊びがてら、見に来てください。のはらうたカレンダーも入荷しています。お年玉やクリスマスプレゼントの選本のご依頼も入り始め、今日は郵便配達のお兄さんが予約していた年賀状を届けてくれました。気持ちはなかなかついていきませんが、いよいよ年末近しですね。 今月のブックランド、新刊を更新しました。よろしかったら見てください。 | ![]() ウシシ!の嬉しさです。 |
晩秋といっても暖かい日が続きました。大好きなこたつもまだ出さないままです。今日は少し寒く、このまま気温が下がっていくように思います。ツタの紅葉が楽しみです。 発送、配達が終わりました。無事にお手元に届きますように...。 今月、発送が少し遅くなりました。ごめんなさい。何度も郵便受けを見にいきました、というお電話やメールをいただいて、あ〜楽しみに待っていてくださっているんだなあと、とても嬉しく...。先月より印刷を業者のかたに頼んでいますので、印刷はきれいになったのですが、夜のうちに印刷をすまして朝から発送というわけにはいかず、いや早めにブックランドをすませればいいだけやん...。確かに!です。 今月、クリスマスプレゼントやお年玉のお手伝いができたらとりストも同封しています。参考にしていただければ嬉しいです。ブックランド、リストともにお店にも置いていますのでご希望のかたはどうぞ。また郵送もしますのでお知らせ下さい。 八幡小学校の選書会が終わり、子ども達が書いてくれたお礼の文集をいただきました。とても嬉しいおまけです。一年生、二年生は消しゴムで消した跡や大きな字などがとてもほほえましく、ちょっと胸がジーンとしてしまいます。子どもたちの心のどこかに、ジオジオから来た本を自分達で選んで図書室に入れたよ...という記憶が選んだ本とともに残ってくれること、私たちにとっては、これがまた目にみえないけれど嬉しいおまけだなあと内心思っています。ありがとうございました。 これから野口小学校の選書会のリスト作りに入ります。がんばろっと。 | ![]() 読ませていただきました。暖かい言葉をいっぱい、ありがとう!。 |
11月です。ブッククラブの発送準備の最中ではあるのですが、昨日、来年一年生になるkoseiのランドセルを購入するために選書会でお世話にもなる室津の近くのセイバンの工場にでかけました。工場直販で少し安く購入できるのです。一年前もkohakuのランドセルを買いに来ました。koseiは男の子だからか、あまり色もこだわらないで10分ほどで決定。来年の2月に届けられる予定です。セイバンの工場のそばにコスモス畑があって、koseiはもっちゃんと虫を捕まえるのに夢中。まもなく2歳のrihoはピンクだらけのコスモスの中でにっこりです。 いつも選書会の後で立ち寄るのを楽しみにしている室津の道の駅で、野菜をはじめいっぱい買い物。カキフライ!カキフライ!と連呼するkoseiにこちらもつられて〈笑)道の駅のレストランでカキフライとにゅう麺のお昼をいただきました。牡蠣はまだまだ小粒ですが、おいしかったです。にゅう麺もおいしかった〜。しばらく道の駅の下の海辺で遊んで帰ってきました。久々にリフレッシュしました。 ブッククラブの準備、もう少し。6日7日発送の予定です。 今日は、近くの野口小学校に選書会のリスト作りのために図書をみせてもらいにでかけました。 | ![]() rihoと。このまま大きくならないでと勝手なことを思います。 |
タイ、バンコックの洪水。トルコの地震。今年の地球の営みは人間に厳しいですね。11月の発送準備やクリスマスの絵本やカレンダーの発注作業をしながら、この一年、あっという間のような気もしますが、昨年の今頃のことが遠い昔のような気もします。今年の激動の一年を大きな節目としてこれからの時代を過すことになるのだと思います。 10月の最後の週に、八幡小学校、お隣の町の西播磨小学校と続いて選書会がありました。楽しんでいただけたでしょうか?私はとっても楽しかったです。子ども達がほんまにおもしろい!元気をもらえます。先生ってご苦労も多いでしょうけど、おいしいお仕事だなあと、うらやましく思います。八幡小学校では、選書会の前に長谷川義史さんの「ラーメンちゃん」を読みました。震災後、石巻の小学校で長谷川義史さんが、まだ絵本になっていない「ラーメンちゃん」を読んでいるのをテレビで見ました。長谷川さんの子ども達を元気付けようとする思いが込められています、読み終わると、一年生の男の子が、「めんのつるつるはどこへいくの?」と聞いてくれました。子どもたちの幸せな未来に麺が伸びて行ってくれますように...こどもたちGO!です。ン!麺はのびてはいけないのかな...なんちゃんって。(スミマセン)11月1日も高学年の選書会で八幡小学校に行きます。嬉しい忙しさです。 | ![]() 「ラーメンちゃん」 |
10月末、11月初めと3校の選書会が控えています。読書の秋!ですね。11月中にもう1校の選書会も決まりそうで、楽しみでもあり、たらたらしてたらあかんで!と自分に叱咤激励の日々です。いやそれほどでもないなぁ。たらたらとお店に居ます。相変わらず時々の臨時休業、ごめんなさい。 「大江戸妖怪かわら版」や「妖怪アパートの幽雅な日常」シリーズなど、配本に使わせていただいたり、高学年の選書会にかけたりしている本ですが、その作家 香月日輪さん。和歌山県出身ということは経歴を見て知っていましたが、先日、お店に来てくれた中学生の女の子に、「この作家の人、なんて読むの?」と聞かれ、「う〜ん、にちりんさんやろか...」(いいかげんですね。すみません。)ネットで調べて「ごめん、こうづきひのわ さんやなあ」など言いながら見ていくと、えっ田辺市出身なのですか!とびっくり。もしかして高校も同じ可能性が...。長年、子どもの本屋をしていて、知らなかったとは恥ずかしい限りです。子どもたちも好きな幽霊、妖怪、お化け、すごいファンタジーだといつも思います。で、とても身近です。生を経て死に至ったそのものたちの声は、時として生きている私たちを励まし、諌め、道を照らしてくれます。この作家の方の作品、宮部みゆきさんの作品にも思うことですが、目には見えないものにささえられていること、子ども達も含めて、私たち大人にも生きていく元気をくれるように思います。妖怪アパートの住人の一人、るり子さん、私もファンです。 | ![]() 香月日輪さんの談話にも出てきた赤別荘と呼ばれていた建物。高校の近くにありました。 |
クリスマスやお年玉の本を...とのぞいてくださったお客様が続いて、「あ〜もうそんな季節だ。」と内心あせりが...。保手浜孝さんの「のはらうたカレンダー」の見本も届いています。→ 他のカレンダーやクリスマスの絵本の入荷もぼちぼち入り始め、動かないのは私...ですね。どうもゆる〜い感じでお店にいることが居心地がいいのか、年のせいなのか!しゃきしゃきと体が動かなくていけません。11月始めにはお店のデスプレイもクリスマス用に...と思っています。またお訪ね下さい。遅くなりましたがブックランド、新刊、更新していますのでよろしかったら見てください。 朝日新聞に連載されている”プロメテウスの罠”を現実感のある恐さを持って毎日読んでいます。原発事故の直後、放射能は健康に被害を及ぼすような値ではないという政府の発表が続く中、福島の地で何が起こっていたか。住民には知らせられていない危機を伝えにきた謎の防護服の二人の存在から連載が始まりました。ドイツを舞台に原発事故を想定した小説「みえない雲」はあくまで小説の中であり仮定の話として読みましたが、このシリーズは日本で実際に起こったという恐怖があります。自分の体に向けられた測定器の針が振り切れたら...。それが子どもに向けられていたら...。逃げろといわれ、車に乗り、いったいどこへ...。いざという時には政府がほんとに我々の命を守るのかどうか、私たち一人一人が目をそらさず、知らなくてはいけない現実です。連載、第二部に入ります。 | ![]() 来年は辰年。 「のはらうたカレンダー」より |
めまぐるしく日が過ぎていきます。ブッククラブの発送が終わった翌日、江草の親戚で不幸があり、子ども達家族も帰ってきました。久々孫達との時間をもちながらもバタバタとした日々でした。そんな中、新聞で元永定正さんが88歳で亡くなられたことを知りました。先日「おおきい ちいさい」のことにふれたばかりです。色や形が自由に意志をもって動いているような抽象的な作品からは不思議な解放感が伝わってきます。そんな感覚が大人だけではなく、いや大人よりは子どもたち、そしてもっと小さな子ども達の気持ちを惹きつけるのでしょうか。「もこもこもこ」などは、ブッククラブの配本で欠かせない一冊です。「なぜ子どもがこの絵本ばかりもってくるのでしょう?」よく聞かれます。「子どもたちの心をのぞいてみたいですね。」としかいいようがないのですが、感じる力はむしろ幼い子どもたちのほうがすぐれているのでは、と思います。元永さんが描かれたたくさんの絵本、作品が子どもたちの心に生き続けること、ひたすら感謝の思いでいっぱいです。これからも大切にしていきたいと思っています。
亡くなった叔父も85歳。生前の希望だったという無宗教でお別れ会という形で行われた葬儀。御棺の中には海軍兵学校のころの白い帽子が納められました。おだやかで軍人というイメージがわかなかった叔父でした。いてくれることが当たり前だった親の世代との別れを意識する年齢になってきたこと、あらためて受け止めつつです。秋が深まっていきます。 | ![]() 我が家の玄関にかけてある元永定正さんの作品。 |
10月になってしまいました。部屋の隅にはタオルケットや夏布団、タンスの中は夏物、長袖が混然と...。模様替えを始めた部屋は、引越しの直後の様...。みんな横目で見ながらブッククラブの発送準備をせっせの毎日です。毎年の我が家の光景ではあるなあ、発送が終わったら片付けるぞーと心の中で言い訳けしつつ...。 昨日、高砂市で原発反対を訴えて映画を撮り続けてきた監督の鎌仲ひとみさんの上映会とお話があったのですね。新聞で知りました。何年前になるでしょうか、お会いしてお話したことがあります。脱原発を訴え続けてきた人たちがいて、かたや電力会社との癒着の中で、確信のない安全性をたてに原発を推進してき政治家の人たちがいます。そしてなお原発の稼動を進めようとする人たち。今、問題になっている公務員宿舎を、原発の30キロ範囲内に建設するというのはどうでしょうか...。私たち、一人一人が日本の末来の選択をせまられているのだと思います。 もうすぐ2歳になる孫のrihoに何十回読まされたでしょうか...。福音館の月刊誌0.1.2の「おおきいちいさい」が新しく10月に出ることになりました。rihoは「もこもこもこ」はじめ元永定正さんの絵に惹かれるようで、ジオジオのお店の本棚の中から、元永さんの絵本を上手に見つけ出してきます。「また、それ〜」と言いながら、何回も何回も...。幼い子ども達がお気に入りの一冊に出会うこと、幸せだなあと思います。配本にも使わせていただこうと思っています。 | ![]() 「おおきいちいさい」 |
ほぼ日本全土をきっちり巻き込んで台風15号が去りました。皆様のところは大丈夫でしたでしょうか?ここ加古川でも避難勧告がでた地域もあったようですが、大きな被害はなかった様子です。水曜日、田辺の実家に帰るつもりでしたが電車が不通になっては大変と断念しました。和歌山県は台風とは切り離せない土地柄ではあるのですが、今回のような大きな被害は私の記憶にはありません。今年の日本はなんだか、これでもか、という災害。「もういいでしょう!」と天にむかって叫びたい気持ちがします。 台風一過、 今日はすっかりの青空です。急に秋が来ました。大慌てでお布団をだしたり、長袖の服をひっぱりだしたり...。秋分の日、これからだんだんと日が短くなっていきますね。10月のブッククラブの準備。経理のソフトを使いこなそうと意気込みだけで、手がつかないまま。あれやこれやと仕事がたまってきています。そんな中、部屋の模様替えを始めてしまった...。とりとめなく行き当たりばったりで行動するのは現実逃避かも。あ〜若いときから成長しないなあ。 | ![]() 彼岸花。今年は暦どおりに...。 |
10代の終わりにバイクの事故で、右足首を骨折、裂傷、古い傷跡が残っています。その足首に、ここ何年か、かすかな痛みを感じながら、だましだまし過してきましたが、その痛みがちょっとひどくなり接骨院に通っています。忘れてしまったものを体がしっかり記憶しているのですね。自覚はしていませんでしたが親不孝したんだなあ〜あの時、とあらためて...。テーピングをしてもらって、足をかばいつつの日々です。 老後の楽しみに(もう充分老後ですが。)と、たくさんの映画をビデオテープにダビングしました。テレビからの録画もあります。200本をこえるでしょうか...。場所もとり、DVDや違いはわかりませんが、ブルーレイなどの時代になり、近くにDVDレンタルのお店も出来...。全く楽しまないうちに、とうとう処分することを決心しました。家族の思い出や、ジオジオの講演会などのテープはいつかDVDに落とそうと置いていますが、ダンボールに入れながら映画のタイトルを見ているとなかなか捨てがたく...。この執着心はなんなのでしょうね。「置いておいても見ないでしょ!」という娘の声が聞こえます。そうです。これからは、少しずつ身を軽くしていかなければ...。思い切ります。ゴミを増やしてすみません。 今日は義父の命日。54歳、若くして亡くなりました。甘いものが大好きだった父でしたので、大福餅をお供えしました。福中菓子舗の大福、実は私の好物です。 | ![]() 今は夏バージョンで小ぶりです。冷やして食べます。おいしいです。 |
ブッククラブのtnさんより、今月の配本、岡田淳さんの”こそあどの森”シリーズ「だれかののぞむもの」が飛んで「ぬまばあさんのうた」が届きました、というお電話をいただきました。すみません、ほんとに。tmhrくん、毎月楽しみにしていてくれているのにごめんなさいです。10月の配本として、すぐお送りすることにしました。tmhrくんだけでなくお母さんも「こそあどの森」のファンのようで、「ミュージカルスパイス」よかったですね。あの歌って踊りたくなる”カタカヅラ”の実は”宝塚”をもじったものですよね、とかしばらく”こそあど”談義で話がはずみました。tmhrくんが1才の時からですからもう8年、本をお届けしていることになります。お会いしたことはなくても、なんだかとても身近に感じさせていただいています。嬉しいことに飛行機大好きの弟のstrくんが電話に出てくれました。配本、まちがったこと申し訳ないのですが、お話できたことラッキーでした。こそあどの森シリーズの主人公、引っ込み思案のスキッパーに、心を寄せてくれる子ども達が多いです。なんだかtmhrくんもスキッパーのイメージに重なります。ウニマルという遊びいっぱいの楽しそうな家に一人で住んでいるという”自由”も魅力の一つなのかも、と思います。岡田淳さんの絵も楽しい。”こ”の森でもなければ”そ”の森でもない、”あ”の森でもなければ”ど”の森でもない、こそあどの森。このシリーズも17年、10巻になります。岡田淳さんファンのジオジオとしても楽しんでくださっていること何より嬉しいです。 ともあれ、間違いを年のせいにしないでちゃんとすること! | ![]() 「だれかののぞむもの」 すぐに送りますね。 |
koseiもrihoも、保育園で私の顔を見つけると満面の笑顔を見せてくれます。koseiはなわとびをうまく飛べるようになり、rihoも大きな口をあけて歌を唄ってくれました。こんなでれでればあちゃんでええんかなあ〜。孫もふくめ、保育園で走り回る子ども達がいとおしくてたまりません。 この、おじいちゃんおばあちゃんとあそぼうデーの前日の夜、保護者と保育士さんたちで、保育園の民営化についての話し合いがありました。(私は子守。)かねがね行き届いた保育の内容や保育士の方たちの熱意に、娘も安心して預けられること感謝していましたので、新しく維新の会の市長が当選した時から、この民営化のことは危惧していたことでした。橋下大阪府知事(もうすぐ市長選に出るそうですが)の行政経費の節減に関しては、評価が高くそれが維新の会の躍進につながっているのだとは思います。が、その対象が子ども、教育、福祉に向けられることは、成果を挙げたとしても、それが政治とは思えません。大幅な公務員の減少、行政から民間への責任の転化、今まで築かれてきた保育の質の低下が心配です。大きな付けさえも担わなくてはいけないこれからの時代、子ども達には、それでも、時代や社会に失望しないでたくさんの夢をもって育って欲しいと願います。ここだけは削れないところに、教育や福祉を置いておくのが政治なのではないでしょうか?吹田市長さん、維新の会の中にあっても、吹田市の現状をしっかり見据えて流されないで下さい。吹田市の良さがあなたの時代で失われることがないように。他県に住む者の意見などよけいなお世話なのでしょうけれど、おじいちゃん、おばあちゃんからの願いです。 今日は9.11。10年前の映像がニュースで流れます。そして東日本大震災から6ヶ月が経ちました。放射能の恐怖は去りません。台風の国、日本にいることも改めて自覚させられます。それでも人の暮らしは続いていきます。その暮らしの上に立つ日本の政治のなんと軽いこと...。失望に慣れていきたくはありませんが...。 遅く、遅くなりましたがみなさまから頂いたおたより、一部になりますが更新しました。 | ![]() 保育園30周年を記念してつくられたTシャツ。私も黒を注文しました。絵本「もりのなか」を思わせるデザインですが、行列しているのはそれぞれのクラス名の動物達。かわいいです。 |
大きな被害を残して台風が通り過ぎました。実家のある田辺市や慣れ親しんだ地名、那智勝浦町や新宮市の被害が報じられて心痛みます。幸いにもという言い方も辛く感じますが、実家は川沿いにあるとはいえ下流域ですので無事でした。私の実家が田辺ということを覚えてくれていたなつかしい友人からのメールや電話に、気持ちは20代になったり30代、40代になったり、久しぶりの近況や会話がとてもなつかしく、また気にかけてくださったこと嬉しく、感謝!です。なんだか自然災害が、まさかという気持ちから、もしやと身近なものとして自覚していることに気がつきます。東北の震災の影響でしょうか?喉元を過ぎて...にならないようにしなければと思います。熊野路の山あいの平穏な暮らしが、一日もはやく取り戻せますよう祈らずにはいられません。 9月の発送が終わりました。ちょっとひと段落という気持ちもしながら、実はそのうちに、と思ってきたやらねば(!)いけないことが山積みです。が、その前にと、近くのレンタルビデオ店へ...。「英国王のスピーチ」「パリ20区、僕たちのクラス」を見ました。今日はブックランドと新刊の更新、発注作業、などなど、本も読みつつ、お休みですがお店で一日過しました。金曜日、土曜日、臨時で休ませていただきます。kosei、rihoの保育園の行事ででかけます。すみません。 | ![]() koseiにたのまれて置いている鳥の巣箱。「いらっしゃい!とり」と書いているのですが、なかなかいらっしゃいません。(笑) |
日本の政治が遠く感じます。民主党への政権交代で沸いたのは2年前の夏の終わりでした。昨年は鳩山さんから菅さんへの総理交代。今年もまた総理が変るのですね。誰が日本の国の首長になればどのように現状が変わり、動くことになるのか、新しい政治への期待は膨らみません。未曾有の災害、事故の後、党一丸となって、いえ与野党一致して日本の復興のために政治が動くべき時に、聞こえてきたのは不協和音ばかり。国民のために、被災された東北のために、なぜそういう取り組みが出来なかったかという個々の国会議員の反省はないままです。派閥やしがらみや私欲を捨てた上で、身を挺して国のために動く政治家に感動してみたいですねェ〜。黒い影はもうたくさんです。 ほぼ20年間、卵とお米、お野菜などをお世話いただいた広岡農場。卵は今月を限りに終わることになりました。残念です。娘にアレルギーがあったこともあって、絶大な信頼をおいて毎週、届けていただいていました。ありがとうございました。まもなく、新米。お米とお野菜は出来る限り続けていただけること願っています。 夏休みも終わります。お母さん、お父さん、お疲れ様でした。私はブッククラブの準備の日々です。 | ![]() おじいちゃんに手伝ってもらってがんばりました。kohakuの家です。設計図?も描きました。中に入れます。 |
今日までジオジオの夏休みの一週間でした。後半、みんなで田辺の実家に帰り、私も海で泳ぎました。お陰で肩の辺りが日焼けしてピリピリしています。何年ぶりかで海水につかり、孫達の歓声を(1才9ヶ月のrihoはこわいと泣き、3才のaoは少々ビビって)聞きながら、日焼けすることも年齢も忘れて、ほんとに楽しい時間を過しました。孫達は老いた母を笑わせ、子ども達はいろいろと母に気遣いをしてくれること、月日が経ったことを実感しながらも嬉しい光景でした。85歳ながら一人暮らしをがんばってくれている母。冷蔵庫には4ケースの卵が...。言うと「おかしいやろ。この冷蔵庫、知らんまに卵がふえるんよ」(笑)いたずら好きの”おばけのぼちぼち”がいるようです。今月の新刊でも紹介していますが「おばけのぼちぼち」という絵本、おばあちゃんの物忘れや失敗をユーモラスにとらえています。母にも老いをゆったりと心楽しく過して欲しいと願っています。もちろん、ぼちぼちは母の家だけではなく我が家にも...です。 明日からは9月のブッククラブの準備の日々になります。夏も終わりに近づきました。暑さも峠を越えたでしょうか...。そう願いたいです。 | ![]() 田辺扇ヶ浜海水浴場 こじんまりとした広さがいいです。 |
昨日、2つの写真展に行ってきました。 ハンディがあっても、自分なりの人生を前向きに生きる人たちの矢部朱希子さんによる写真展「今を生きる」。20年位前、ジオジオのお店でいつもじっと本を読んでいた感性豊かで純粋で真っ直ぐな女の子の記憶が、矢部朱希子さんの今につながります。どれも明るくて力の感じられる写真でした。6年ぶりの嬉しい再会も果たせました。これからのあっこちゃんの活躍がとても楽しみです。 その後、ハーベストホールで行われている”世界報道写真展2011”に足をのばしました。大きな会場でしたが、写真から伝わる衝撃からでしょうか、話し声すら聞こえませんでした。内戦、自然災害、不安定な政情、貧困、差別、そんな中、生と死を隣りあわせで生きる人、人、人。それは同じ時代にあるまぎれもない真実。写真からは、答える術のない大きな問いかけが感じられます。会場では東北大震災の写真のスライド上映もされていて、その思いはさらに強くなりました。知るという重要さと同時に、人間の無力さ、社会の複雑さも改めて感じつつでした。 参加できなくて残念なのですが13日には長倉洋海さんの講演もあるようです。 大阪駅を含む周辺は、まるでヨーロッパの街の(行った事ありませんが)ようにおしゃれに変りました。でもあちこち工事中のところもありそのアンバランスさ、迷路のような地下街...私にとってはやはり大阪という感じです。それにしても暑かったです。今日も!ですね。どうぞ熱中症にお気をつけて。 | ![]() 大阪駅 時空の広場 気持ちのいい空間です。 私が写した写真ではありません。 |
8月に入ると、夏も一日一日が早く過ぎていくように思います。今月のブッククラブの発送が終わりました。
まもなくお手元に届く頃だと思います。今月も楽しんでいただけますように。 我が家の裏手に当たる2号線沿いにあったインターネットカフェが少し前からレンタルビデオのお店に変りました。それも一泊100円。 なんと恵まれている!嬉しいなあ〜と思いながらなかなか借りにいく時間がなかったのですが、発送も終わったことだし、と「愛する人」と「息もできない」を借りてきて見ました。読みたい本も山積です。一週間、ちょっとのんびり過そうと思っています。 で、お盆です。孫達がやってきま〜す。 kohakuから電話で「つくりたいものがあるからダンボール箱、4個、置いておいてね。」と電話。 「加古川へ行くまでまだ一週間もある〜。」と楽しみにしているようです。幸せなことだと思っています。さて何して遊ぼっかな。 東北の地では今年、たくさんの初盆を迎えることになるのでしょうね。心が痛みます。正直、仏事のわずらわしさや意味に疑問を持ちながら生きてきましたが、それを行うことで、少しでも亡くなった人への思いが癒されるなら...と思ったりもします。そのための人間の知恵なのかも...と。 この私がそろそろ盆提灯の用意を...など思うようになったのですから、自分でもびっくりです。(笑)でもできるだけ簡単に...本音です。 私が亡くなった後、子どもたちが盆提灯を…う〜ん、それは何かちょっと違うかなぁ〜。 ブックランド・新刊 更新しました。 | ![]() 韓国映画 「息もできない」 つらい結末ですがいい映画でした。 |
選書会の納品もほぼ終わり、気がつくと夏休みに突入。ブッククラブの8月の発送も目の前でせっせと(休み、休みやなあ)準備の日々です。 今日は午前中、氷丘小学校に納品させていただいた本にフィルムをコーティングするブッカー作業のお手伝いに出かけました。私にとっては、ブッカーをつけながら、たくさんの本たちに、やあ、また会えたね、という感じです。少しはお役にたてたかなあ〜。月曜日は尾上小学校にお手伝いにでかけます。 午後、ジオジオになんと明石から、三つ子ちゃんと双子ちゃんが来てくれました。幼稚園のお友だちで全員5才です。おもちゃで遊んだり、またお母さん二人にかわるがわる絵本を読んでもらったりで、ジオジオを楽しんでいただきました。気がつくと、ほとんどお母さんの叱る声が聞こえません。お母さんたちも、ゆったりとしていて子ども達と楽しんでらっしゃいます。ここまでが大変だったんだろうなあ〜と想像しますが、なんだか同じ年の兄弟がいることが、お互いにいい作用をしているのでしょうか、とてもいいチームワークでした。合間、私もお母さんとおしゃべり。かわいくてかわいくて、仕事しながらも、気になって気になって(笑)。 お弁当やおやつ持参でもけっこうです。お茶はありますので。夏休み、お時間ありましたら、どうぞ遊びに来てください。一応、水、木、お休みです。 お盆は前後、臨時休業の予定です。 | ![]() お母さんに「へんたこさん せんちょうになる」を読んでもらっています。 |
今年はちょっと遅かったように思いますが、ジオジオにもセミがやってきました。孫のkoseiからあずかったカブト虫もなんとか成虫になったようです。カナヘビかなちゃんもどこかにいるようで、散歩しているのを時々みかけます。夏です! 先日、実家へ帰る車中で、気になっていた「原発労働記」を読みました。これは著者自身、美浜原発、福島第一原発、敦賀原発と下請け労働者として働いたルポタージュです。「原発ジプシー」というタイトルで27年前に出版されたものが緊急復刊されました。下請けとはいえ命を健康をおざなりにした過酷な労働条件、形だけの放射能の測定や数値のごまかし、電力会社社員との被曝量の大差、危険に合わない搾取された低賃金、いつ事故がおこっても不思議ではないという定期検査の実態。現在の原発がその頃とあまり変わりがないのではないかと容易に想像できるだけに、慄然としてしまいます。こういう個々の命の軽視、危うさの上に成り立ってきた原子力発電とはいったいなんだったのか。我々は放射能の恐さを身を持って知る国民ではなかったのだろうか。経済的にどれほどの発展があったとしても、国としてはまちがってきたと思わざるをえません。原発を推進してきた政治家の人たち、電力会社のおえらい人たち、一度被曝線量計を持って内部に入ってみたらどうでしょうか?働いているのは、今もロボットではなく人なのです。 今、政治の中身がとてもわかりにくいのですが、菅総理は政界では、かなり嫌われているようですね。誰が総理になれば、震災や原発事故を復興させていく道筋が見えるのか、それより一体、日本がどの方向に向うのかが見えてきません。もしかして続けて原発稼動を望んでいる族が菅降ろしの旗を振っているとしたら、こんなに恐いことはありません。菅さん、やめざるを得ないのなら、その前に、政治生命をかけて脱原発日本を実現してください。幼い孫達世代のことを思うと祈るような気持ちです。 なにやら心晴れない中、テレビに映ったなでしこジャパンの笑顔のなんとさわやかなこと、救われた思いです。決勝戦は見なければ! | ![]() 「原発労働記」 堀江邦夫 著 講談社文庫 680円 |
梅雨が明けたと思ったら、真夏日です。30度を越す毎日となりました。 先週、ブッククラブの発送を終えました。もうお手元に届いていることとと思います。今月の本も楽しんでいただけますように。 一学期、最後になるでしょうか、今日は室津小学校で選書会の一日でした。室津の町並みの落ち着きと海風の心地よさ、暑かったのですが、あまり苦にならず、全校生徒54名というぜいたくな空間で、楽しい時間を過しました。給食は夏カレー、7人の一年生といただきました。おいしかったです。おしゃべりも楽しかった〜。孫のkohakuもこういう感じで過しているのかなあ〜と思いながらでした。お腹はいっぱいだったのですが、やはり、ちょっとのぞきたくなって”うめちゃん”へ。別腹のようで、ねぎ焼きを注文。お腹も、心も室津でいっぱいになって帰って来ました。急ぎ集計です。 夜、遅くに今月のブックランドと新刊を更新しました。よろしかったら、見てください。ちょっと気持ち的にひと段落です。6月は帰れなかったので、実家の母に会いに行こうかと...。 |
![]() 室津の町並みが好きです。 |
昨日、暑かったですねェ〜。氷丘小学校で選書会の一日でした。偕成社のeriさんがお手伝いにと来てくれました。 いや〜おもしろかったです。昨年同様、一年生はマンツーマンで6年生がつきそっての選書でしたが、昨年、経験した2年生がすっかり選書会になじんでいて、本を見るのがうまくて嬉しい驚きでした。生徒数、1000人近いマンモス校です。どっさりのアンケートですが、持っていった本がどのように子ども達に評価されるのか、子どもたちの本音も見えますので、ドキドキ楽しみです。それにしても「にほん妖怪大図鑑」の人気のあること!案の定でした。やはりみんな大好きです、おばけ、妖怪。そんな中、新刊の「万里の長城」をじーとみている3年生の男の子。「世界アート図鑑」を何度もくりかえしめくっている5年生の女の子など目にすると思わず頬がゆるみます。セッティングや片付けは6年生がてきぱきと手伝ってくれました。ありがとうございました。給食もご馳走様でした。帰る途中、「ええ子達やなあ、加古川の子、レベル高いなあ〜」とeriさん感心することしきりでした。なんだかそう言われると私まで嬉しい! | ![]() 一年生も六年生も嬉しそうです。 |
先日、選書会をした御津小学校のkurd先生が、日曜日に、子ども達が書いたお礼の文集と写真をジオジオに届けてくださいました。子ども達にとってはたくさんの本が体育館に並んでいたこと、学級文庫に先生ではなく自分達で選んだ本が入るということが嬉しかったようで、文集を読みながら、選書会での様子を思い出し、思わずニヤニヤ、というか頬が緩みっぱなしでした。こういう機会を設けてくださったこと、喜んでいただけたことほんとに感謝です。ありがとうございました。おかげ様で予算をオーバーして本を納入させていただけることになりました。ウレシ!来週には本が入るよ〜。楽しみにしていてください。先週末は加古川市の尾上小学校で先生たちの選書会。今週は相生の矢野小学校で選書会です。ちょっとハードですが、たくさんの嬉しいおまけがある仕事です。がんばりまっす。 遅くなりましたが、ブックランドと新刊を更新しています。今月は岡田淳さんの新刊、守り人シリーズの新しい本の他、絵本も紹介したい本がいっぱいです。7月のブックランドにもとりかからねば...です。 植えた覚えのないビワの木が、ジオジオの駐車スペースの隅にあります。なんと今年は初めて実がなりました。この種を割ってアルコールにつけておくと、夏の間かゆみ止めとして、とても重宝します。毎年、そのためにビワを買って食べるのですが、今年はこれでいけます。意外に甘くておいしいのです。 |
![]() 孫たちと収穫しました。 |
たつの市の御津小学校で選書会でした。初めての試みです。図書室ではなく教室の学級文庫に入れる本の選書です。1年生から6年生、1限目から6限目まで一日をかけての選書会でした。新しい本に群がってくれる子ども達にいっぱい元気をもらえました。嬉しいですね、やっぱり。失敗が一つ。本の紹介の時に「がっこうのうた」というねじめ正一さんの詩集から「けんべん」という詩を読みました。笑い声も起こらず、「意味わからん。」「けんべんてなんや。」という声が...。先生が「我々の世代ではわかりますが、今は検便はないんです。」ほんとに失礼しました。古ーい人間で...ベンベン!ねじめ正一さんも〜です。(笑)これからは気をつけなくっちゃ!その後の「おりたたみせんせい」は笑ってくれて、ほっとでした。先生たちにもアンケートに記入していただきましたので集計が楽しみです。給食もごちそうさまでした。2年生の教室でいただきました。となりの男の子が飼っている”レモン”という名の犬が”りんご”でも”ばなな”でも返事をするんやで、と楽しそうに話してくれて、聞いてる私も気持ちは2年生に...。 みんなが選んだ新しい本、楽しみにしていてくださいね。 |
![]() 一冊の本をかこんで。選書会ではこういうかっこうもありです。 |
今年は、ジオジオの店先にあるユスラウメがたくさんの実をつけました。昨日、ブッククラブの本を取りに来てくれたhrkくんたち3兄弟と一緒に、食べながら、たくさん収穫しました。お砂糖をまぶして一晩おいてジャムにしました。ちょっと種をとるのがめんどうでしたが、ヨーグルトに入れて食べるととけっこうGOODです。 ブッククラブの発送がほぼ終わりました。再版待ちだった「なつのおとずれ」が明日、入荷しますので少し遅れるかたもいますが、まもなくお手元に届くことと思います。ひと段落というところですが、来週、2校の選書会がありますので明日から準備にかかります。6月中にあと2校、けっこうハードやなあと思いながらですががんばりまっす。 またまた、またまた日本の首相が変わるのですか?不信任案の投票風景をネットで見ながら歴代のおやめになった元首相の名前が次々に呼ばれ、不思議な気持ちがしました。関西にいて、東北は距離的にも、意識的にも遠いこと感じます。新聞で、テレビのニュースで地震のこと、原発のこと、被災された方の現状は知らせ続けて欲しいと思います。でも、もっと遠いのは政治に携わる方の意識かもわかりませんね。えらそうなことは私にも言えませんが、毛沢東時代の下放政策ではありませんが、政治家の方たちも、避難所暮らしや、瓦礫の片付け、原発の恐怖など1ヶ月、2ヶ月、現場で体験すべきだと思います。原発を推進してきた政治家も多くいるはずですし...。「お父ちゃんが入院して、お母ちゃんもパートを探さなあかん。そんな時にええ年してアメのとりあいして兄弟げんかするなんて、ええかげんにしなさい!」と一喝する肝っ玉母さん、日本にはいないのでしょうかねェ...。 |
![]() ユスラウメの実です。 ほのかに甘酸っぱい。 |
昨日は、選書会シーズン一回目になります。八幡小学校で3年生、4年生の選書会でした。最初に絵本を読むとその本に票が集中しますので、今年は最後にすることにして、「こんな本を持ってきました〜。」と大まかな説明。「この絵本は恐いので、夜寝られなくなったら困りますので絶対見ないでね。」と杉山亮さんの「のっぺらぼう」を紹介しますと、案の定、みんな、その絵本に殺到(笑)。絵本館から出た「妖怪横丁」も大人気でした。おばけ、妖怪、子ども達にとってはすごいファンタジーなんですね。みんなかわいいです。いつのまにか校長先生がいらっしゃって、子ども達に「きらいさきらい」を読んであげているのに気がついて、嬉しくなりました。「トリックアート図鑑」も順番がこない...と言う子がいるくらいで、こういう光景をみていると、子どもの本屋としては幸せいっぱいです。図書室に入るのを楽しみにしていてくださいね。終わった後、校長先生と少し、お話をしました。なんだか手塚治虫さんや村上もとかさんなどマンガ!の話で盛り上がってしまいました。あら、こういう校長先生もいらっしゃるんだなあ...。「また校長室に時々来て下さい。」とおっしゃってくださいましたが、幼い頃、職員室や校長室が苦手だった意識、いまだに抜けなくて、けっこう緊張するんですよね。あの空間...。 | ![]() 選書会風景 |
こういう時だからこそ、日本を一つにして...という言葉の中に潜ませられる危険なにおいを感じます。
ニューヨークで起こった2004年の9・11の多発テロ事件の後、ブッシュの人気が回復し、アメリカは一丸となりテロと戦おうという正義のもとに
どこへ向かっていったのでしょうか…。アフガニスタン、イランで、どれだけの命を無駄に奪ったことか…。 ”大阪維新の会”今回の選挙で大きく支持を得て 大阪府民の声を反映しているという自信のもとにでしょうけれど、今、なぜ”君が代”なのでしょうか?国への忠誠なのでしょうか?そんな公務員、先生ばかりになること、こわくないですか?条例で心を縛れるのでしょうか?私たちをどの方向にむけようとしているのか、心寒い思いがします。 そんなに国歌にこだわるのなら、いっそ変えませんか?かつて、日本が犯した侵略戦争への贖罪をこめて、日本の政治が個々の命を軽視したものにならないように、地球の、世界の未来が平和でありますように、そんな歌詞とのりのいいメロディにしませんか?なんなら国旗の日の丸の赤い丸、ドラえもんの顔になってもかまいません。ようは私たち、国民が愛せる国、日本になることが一番大事だと思うのですが。いかがでしょうか?橋下さん。 |
![]() 珍百景?実家の窓から見えます。山の上が犬の形に...。 |
一週間ほど前でしょうか...。ジオジオの前のベンチのそばにある火鉢で長年飼い続けたメダカが、とうとう死んでしまいました。原因はわかりません。殖やすこともしないままになっていましたので、寿命でしょうか...。火鉢を洗ってそのまま置いていましたが、いつのまにか、カナヘビが入ってじーとしているのに気がつきました。爬虫類に弱い私ですが、孫のkoseiが喜ぶだろうと携帯で写真を送ったところ、すぐに、あぶ、ガ、ハエやクモを食べるので、網をかぶせて加古川へ行くまで飼っておいて、と電話がありました。カンベンしてください。そんなことできませ〜ん。それでなくてもカブトムシの幼虫をうんちを取り除き、新しい土を入れ、世話をしています。カナヘビを飼う!?とんでもないです。それに、どこでそんなエサが手に入りますのや!やれやれです。ハッピーオウル社の「うちの近所の生きものたち」が今、koseiの愛読書です。生きものを見つけるとすぐに家に持って帰るkosei。先日は保育園からなめくじを...。母、大変です。(笑) 実家に帰ったり、保育園の参観日に行ったり、ばたばたとした一週間でした。臨時休業、すみません。今週は気を引き締めて、6月のブッククラブの準備です。1ヶ月、はやいなあ〜。 |
![]() 写真を撮るのもこわごわ、見るのもちょっと〜。 |
絵本プロジェクトへの発送が終わりました。ダンボール合計17箱、約 750冊位の絵本、児童書を盛岡中央公民館のほうに送らせていただきました。仕分け等、これからも続くボランティアの人たちの作業が大変だと思いますが、トラックに載せられて絵本が子どもたちのもとに届くことを考えるとなんだか嬉しくなります。ご協力、ほんとにありがとうございました。 選書会のお声がかかりはじめ、6月、7月と忙しくなりそうです。毎年の学校、久しぶりに選書会を行う学校、初めてのところなど、それぞれ、状況に合わせてのリスト作りにかかります。そうこうしながら、6月のブッククラブの準備も...ですね。 で、その前に...と、久々に映画「ブラックスワン」を見てきました。うまい!映画作りでした。最後まで、緊張がとれませんでした。「レオン」で名子役だったナタリー・ポートマンもすっかり大人の女性です。「ナイト・オン・ザ・プラネット」で少年のようだったウィノナ・ライダーが、バレーの主役の座を退く役で、なつかしいバーバラ・ハーシーが母親役で...。映画の途中では気がつかなかったです。みんな平等に年齢を重ねているんですね。 |
![]() こういうかわいいトラックで届けられます。 ”3.11絵本プロジェクトいわて”のHPより。 |
えいや!と今日も、絵本プロジェクトへの発送作業をしました。”3.11絵本プロジェクトいわて”のHPによると開梱済みでもう14万冊を超えているようで、絵本の受付けを20日で終了するとのことです。よってジオジオも最後の発送を17日にする予定です。本の受付は16日までとさせていただきます。現地ではこれからも被災地の避難所や仮設住宅などへ絵本や児童書を届ける活動が続いていくことになります。私たちも、これで終わりではなく支援の気持ちを忘れずにいたいと思っています。 発送作業の途中で遅い昼食をとりながらテレビをつけると、「徹子の部屋」に山田太一さんが出演されていました。先日、新しく出た「空也上人がいた」を読んだばかりです。平安の末期、疫病で苦しむ京都の人々に念仏を唱えて寄り添ったこの空也上人。小説は自責の痛みを抱えて生きる老人と若者に、京都の六波羅蜜寺に所蔵されているという空也上人の像の存在が救いの道を開きます。自分を無宗教だと思い、そう生きてきたつもりの私ですが、最近、年齢のせいでしょうか...仏像を見ることで心いやされる気持ちがわからなくもなく...。どうしようもない人間の生き様に、空也上人がそばにいてくれると思えるのならそれもよし、でしょうか...。やっぱ年ですね。はい。 ブックランド・新刊、更新しています。よろしかった覗いて見て下さい。 |
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昨日、お持ちくださった絵本やジオジオの在庫などを仕分けして”3.11絵本プロジェクトいわて”の方に発送しました。本の間にメッセージを書いたポップアップのしかけのカードをご近所のtmrさん(プロを目指しています。)や江草に手作りしてもらって、しのばせました。喜んでいただけたらいいなあ。 このプロジェクトのことを今日の神戸新聞の朝刊に取り上げてくださったこともあってか、朝から電話がかかったり、ジオジオに絵本や児童書を持ってきてくださる方もいて、いつもより賑やかな一日を過しました。大切な本をほんとにありがとうございます。小学一年生の男の子が絵本を2冊、手に持って「これ送ってください。」と来てくれました。孫が大きくなりましたのでと、播磨町から自転車で来てくださったおばあちゃんもいました。電話で場所を説明はしましたが、ちょっと心配で2号線の信号までお迎えにいきました。(私もおばあちゃんですよって)お気持ち嬉しく、心暖かくなります。また5月中旬ごろに発送する予定です。コーヒー代として入れてくださったお金もこのプロジェクトに送らせていただきます。感謝! |
![]() 笑ってくれたらいいなあ |
ゴールデンウィークも終わりました。私も孫達4人とめいっぱい遊びました〜。で、急ぎ、昨日、今日でブッククラブの発送を終えました。ちょっとゆっくりしたいな...と思いながらですが、のびのびになっていた被災地への絵本の発送にかかります。 すっかり、新緑の季節です。季節はきちんと巡ってきます。自然の営みの中に我々の暮らしがあること、当たり前のことですが深く思い入ります。なんだかバタバタと暮らす毎日ですが、大切にしたいと思っています。ゴールデンウィークの間、播磨町の大中遺跡の南にある明日香という喫茶店の2階で、絵本に出てくるぬいぐるみ展が開かれていました。お話をうかがった時にお役に立つならと、もうずいぶん前になりますが、ジオジオで”こんをつくろう”というイベントをした時に残っていた材料をお持ちしました。会期中には行けなかったのですが、昨日 明日香さんに行ったところ、お店に”こん”が座っていました。なつかしい〜!!。ジオジオでお母さん達が懸命に針を動かしていたこと思いだします。 もう、その頃の子ども達が、中学生、高校生になっています。どうしているかなあ〜。あの”こん”たち。 陶芸家の友人が個展を開きます。よろしかったらお訪ね下さい。 |
![]() 絵本「こんとあき」のこんです。 |
被災地に送る絵本や児童書が集まってきています。大切な本をありがとうございます。現地での仕分け作業が追いつかなく、しばらく送るのを待って欲しいとのことで一息おいて、5月のブッククラブの準備にかかっています。 この活動を知った時に、まんがという声が無く、ちょっと気になっていました。だめなんかなあ〜。子ども達、喜ぶと思うけど...と。出ましたね、声が。被災地にまんがを送ろう!。ブックオフに持っていくなら被災地へ。最近のまんが事情には疎いのですが、私もまんがは好きです。ジオジオのブックスペースにも「20世紀少年」や「三国志」「ブッダ」など置いています。「三つ目が通る」を楽しみに読みにきてくれる子もいます。 お客様とのまんがの貸し借りもしています。まんがばっかり読んで、本を読まないんです、というご相談があると、まるで自分の事を言われているような...(笑)そういうお母さんがけっこう聞くとまんがが好きだったりするんですよねぇ。おもしろければいいじゃん。楽しければいいじゃんと思います。まんがでしみじみと泣くことだってあるんです。今日の新聞で「毎日かあさん」の西原里恵子さんや「20世紀少年」の浦沢直樹さんたちが福島県でサイン会との記事を読んで、これは喜ばれただろうなあと思いました。阪神大震災の時も体育館で避難生活をしていた友人が吉本の芸人さんが来てくれた時の、みんなの喜びようといったら...と言っていた事を思い出します。笑い、喜び、やっぱり元気の素です。ブックランド、おたより、更新しています。 |
![]() つたでおおわれると見えなくなりますが、2号線より少しジオジオの壁画が見えます。写真、汚くてすみません。 |
ジオジオにとって大切な方がまたお一人、亡くなられました。岸田衿子さんです。
ジオジオの店名は「ジオジオのかんむり」という絵本からいただきました。岸田衿子さんと絵を描かれた亡き中谷千代子さんのご主人にお願いして、快く承諾していただきました。建物の裏に描いた大きなジオジオの絵の写真もお送りしましたので、年賀状に「チーコ(中谷千代子さん)のジオジオを見に行きたいです。」と書いてくださったり、「うちのクルミも22歳数ヶ月であの世へ...お気持ちわかります。」と我が家の猫、ヒラメの事を気遣っていただいたりしました。お会いしたことはありませんが、なんだか嬉しいつながり方でした。一度だけお電話をいただいて、お話したことがありました。群馬から東京への路線の話や加古川への行き方など、とりとめもないほんとに普通の会話で、それがとても
ほほえましくて(年上の人に失礼ですが)電話を切った後もあたたかい余韻が残り続けました。 「私は迷うことが好きだ。出口から入って入り口をさがすことも」という詩の一 節が時々心に浮かびます。心の中にそういう言葉の積み重ねがあってジオジオを続け、生かされてきているのだと感じています。あちらの世界で先に逝ったクルミさんとお会いできたでしょうか…。心からありがとうございました。 |
![]() 「ジオジオのかんむり」 |
発送が終わりました。無事、お手元に届きますように。週末、義母の七回忌の法事を自宅でやりますので、今日は一日掃除を、と思って頑張っていましたが、家の汚れに年齢がついていかないようです。途中で、まっいいか...。年のせいって便利。誰にかわかりませんがごめんなさいです。 で、近くの遊文庫さんへ被災地に届ける絵本を配達にいきました。皆さんでお金を出し合ってダンボール2箱分の絵本を注文していただきました。ありがとうございます。ジオジオからも”おりがみ”と”あやとり”の絵本のセットをカンパさせていただきました、毛糸と折り紙付です。ジオジオから盛岡に送る予定の絵本の中にも、しのばせておこうと思ってます。楽しんでいただけること祈りつつです。ジオジオに絵本が集まり始めました。ありがとうございます。来週から整理にかかろうと思っています。まだ間に合いますのでよろしくお願いします。 横浜の孫のkohakuから「1年3組7番だよ」って報告がありました。お祝いに送った安野光雅さんの「はじめてであうすうがくの絵本」のセット、「学校のお勉強よりおもしろいよ。」kohaちゃん、入学してからまだ2日しか行ってないよ...。 |
![]() ラベンダーの鉢植えを買いました。 |
できることを...と思っています。被災地に絵本を送ろうという活動の呼びかけのメールが届いています。被災地に送る絵本の注文も入ってきています。できるだけ喜んでいただけるような絵本を選本したいと思っています。ジオジオからも微力ですが、自分の蔵書にと思って置いていた絵本もありますので、この際、本箱の中でねむらせておくよりは...と思い協力させていただくつもりです。 もし、お近くの方で、お家にある本で、被災地に送ってもいいと思われるものがありましたらジオジオにお持ち下さい。まとめて送らせていただきます。できるだけきれいなものをお願いします。ぼろぼろになるまで読んだ絵本は子育ての思い出として取っておいて下さいね。送料はジオジオで持たせていただきます。紙芝居やスライドを持たして、もっちゃんをそのまま届けたい気もちもしますが、いやいやご迷惑をかけますね。かえって。少しでも被災地の子ども達の気持ちが明るくなることを願いつつです。4月のブッククラブの発送が終わったら、取りかかりたいと思ってます。 | ![]() ようやくの春。 桜桃の花が咲き始めました。 |
ある程度というか、想像はできませんが、かなりの放射線をおびてしまう危険性を覚悟の上でたくさんの作業員の方が福島第一原発で修復にあったってくれていることほんとに頭が下がる思いでいます。ロボットなどの開発では世界の先端を行く日本であっても、こういう人的なものに最後は頼らなくてはならないのが原発なのか、やはり想定されていなかった事態なのか...。ただ、3人の作業員の方の足が放射能に汚染された水に浸かって被曝というニュースには、驚き以外の何ものでもありません。足が浸かって...短靴だった...。いったいどういう状況なんでしょうか。映画のシーンや聞きかじりの浅はかな知識しかありませんが、防護服というのは宇宙服のように全身をおおわれ、放射能という見えないものから守ってくれるというイメージがありましたが...。あまりにも東京電力の危機管理がずさんだとしか思えません。高度に汚染された水、瓦礫、空気、すぐそばにはたくさんの人々の暮らしがあるというのに...。狭い、そして地震国日本には50基を超える原子力発電所が稼動しています。建設中、計画中の原発もあると聞きます。安全神話がもろく崩れ去った後、企業や国はどう責任をとり、これからをどうするのか、私たちの、そしてこれからの子ども達に関ることとして、今後を見据えていかなければと思います。 春が来ます。一日もはやく希望の春が被災地の人たちにも, 、そして日本にも訪れますように。 |
週末、実家に帰りました。お彼岸ということもあったのですが、私が小学一年生の時に担任していただいた原昌也先生の油彩展が開かれていました。年賀状のやりとりはありましたが、ほぼ50年ぶりの先生との再会でした。小学校時代、毎週日曜日に先生のご自宅まで絵を習いに行っていました。山の中腹にあった先生のお家に、体には大きい画板を肩にかけて山道を歩いて通ったこと、たくさんの花や友だちの顔などを描いていた事を思いだしました。100点を越す作品を見させていただきながら、こういう先生に絵のてほどきを受けた思い出を与えてくれたこと、母に感謝せなあかんなあ..。(絵の才能は残念ながら見出せないままですが。)ほとんどの作品には予約の赤い印がつけられていて、(欲しい作品がたくさんありました!)100号などの大きな作品は学校などへの寄贈が決まっているようでした。学校の先生を続けながら作品を描き続けた先生の人生の豊かさを見た思いがしました。幼い目には、背がすらっと高くて、ちょっとエキゾチックなお顔をしたほんとに画家という文化を感じさせてくれる先生でした。会場にいた方がツーショットで写真を撮ってくれました。50年、私にも同じ月日がたっているのですね。50年前には想像できなかった再会ですが、嬉しい時間でした。 先生、ありがとうございました。どうぞお元気で、これからも絵を描き続けて下さい。 |
![]() 「はな」 絵はがきをスキャナーしました。 |
東日本を襲った大地震から一週間が経とうとしています。この一週間、自然の脅威の映像に
釘付けになりながら、そのあまりに大きい被災の現状に言葉も無く過してきました。ただ、その過酷な状況の中で、前向きに
生きようとしている被災地の人々の様子が報道されるにつれて、かえってこちらが励まされているような気持ちになってきています。
これから、そしてここからなんだと。日本人ってすごい。すごいと思います。日本中の、そして世界中の動きに
人間って大丈夫なんだ、力を合わせて助け合い、乗り越えていくことができるんだと心を熱くしています。 疑問をもちながらも原発の安全神話によりかかり、電気の消費に鈍感になっていたのは私たちです。こちらは想定できたはずの人災だと思います。が、これも責任の追及うんぬんより、ここから、これからが大切なのだと思います。 ただ実際に今、福島原発で放射能を止めようと作業している人たちには頭が下がります。チェルノブイリの時もこういう技術者の人たちの働きで被害の拡散が抑えられたと聞いています。防護服、どこまで安全なのでしょうか...。 関西に住んでいて何ができるのか、気持ちあせりながらも、自分の暮らしをあらためて見つめる日々になりました。幸いにジオジオのブックスペースの今までのコーヒー代の売上に手をつけずにいましたので、ささやかですが義援金として送らせていただきました。これからのコーヒー代金もそうさせていただこうと思っています。ご協力ください。 被災された方に、食べ物と暖かさが行き渡りますように、行方不明の方々の救済、消息がわかりますように、そして一日もはやく復興への道が開かれますように...。 |
3月の発送が終わりました。終わったら読もうと我慢していた(笑)「佐野洋子・対談集・人生のきほん」一気読みしました。 佐野洋子さんと同じ武蔵野美大出身で後輩に当たる、西原理恵子さんとリリー・フランキーさんとの対談集です。 最後は対談を残した形でのリリー・フランキーさんから佐野洋子さんへの手紙で終わっていますので、これが佐野洋子さんの仕事としての最後の肉声になるのですね。 生き方も作品もくせの強い、そして子どもの本の世界にも無縁でない3人の語りに、佐野洋子さんの言う”生きることは死ぬまでのひまつぶし”の極意を 教えてもらったような気持ちでいます。そのひまつぶしのなんとおもしろく、豊かで、いとおしいことか。西原さんとの対談は、 、結婚の事、子どものこと、 恋愛の事も、予想はできましたが、赤赤裸々裸々で、ここまで言える?ここまでやる?と思いながら笑い転げました。こういうのお嫌いな方もいるかもしれませんが、私は好きです。 元気をもらえました。う〜ん、お好きそうな方に!配本に入れていきたいと思います。佐野洋子さん、その本音に胸をすく思いをさせてもらい元気をいただける方でした。そしてそのままが最後までかっこいい方でもありました。 | ![]() 「佐野洋子対談集人生のきほん」1470円 |
ニュージーランドの地震のニュースが気になる日々です。もう一週間。つらいですね。 語学を将来の自分の人生に役立てようと高い意志を持って 他国での日々を送っていただろう若い命を思うとやりきれない思いでいっぱいになります。 自分の子どもだったらという思いも超えて、惜しく、もったいなく、かわいそうで…。奇跡を、一人でも多く生存していること、祈るばかりです。 |
昨日の夕刊で大道あやさんが昨年の9月に亡くなられていたことを知りました。101歳。絵筆を握ったのが60歳を過ぎてから、 広島での被爆。家業の花火工場の爆発事故。その人生は私たちの想像を超えた波乱に満ちたものだったようです。しかし数々の絵本や絵は、 身近な動物や草花の生命力あふれる豊かで素朴な、またユーモラスな作品ばかりです。いろんなことを乗り超えてきただろう強さと開き直りさえ伝わってきます。 「あたごの浦」の魚たちの表情。大好きな「薬草」という絵のドクダミ一面の絵の中から覗く動物の顔。時々、「へくそ花も花盛り」という大道あやさんの一代記を 広げては、その作品、すべてに惹かれ続けてきました。 避けてきた原爆の絵を描く事になった頃の91歳のあやさんのドキュメンタリー番組を観ました。10年も前です。確かあやさんを長新太さんが訪ねるシーンもありました。 やんちゃな愛らしい、そして強いあばあちゃんがそこに居ました。目が悪い中、絵筆を持っていた姿が忘れられません。 | ![]() この本は絶版です。文庫化して復刊しました。 |
死後の世界とか霊媒などとかは、できるだけ遠く距離を保って考えたいと普段思っているのですが、なんとなく前評判に魅かれて久しぶり(ほんとに!)に映画館に足を運びました。「ヒアアフター」です。監督はクリント・イーストウッド 総指揮はスピルバーグ。冒頭の津波のシーンの迫力にそのまま映画の中に見入ってしまいました。津波にまきこまれ臨死体験をしたジャーナリスト、霊媒としての能力があるがゆえに苦悩とともに生きる男性。つらい境遇の中でたった一人の双子の兄を亡くした少年、死を身近にした3人運命が、距離を超えて少しずつ交叉し始めます。 死を知るということで、改めて自分を生きなおすということ、双子の少年のシーンには胸がつまりました。 そして、その時の霊媒師(ジミーちゃん!に似たマット・デイモンです。)の役割にも。 愛する人を亡くした喪失感、それをどうやって埋め、乗り越えていくのか、人は死んだらどうなるのか、もう会えないのか...。 そういう思いからたくさんの物語が生まれます。ただ、なんなのでしょうか...。見終わった後、なにかざわついた気持ちが残ってしまいました。これは私の感受性の欠如なんでしょうか...。死後の世界を語る人への偏見なのでしょうか...。そういえば森絵都さんの「ラン」はけっこう素直に受け入れられたのですが...。勝手かもしれませんが、死者に見守られている感覚は好きです。勝手ですね。 | ![]() |
三寒四温の言葉どおり春は気を持たせつつです。それでも寒さの中にもふっと春のぬるい空気をかぐような気がして、心嬉しくなります。ブッククラブの発送が終わり、しばらくはのんびりとですが、頭の片隅で確定申告だぞ!という声が...。娘に聞くと毎年、この時期は私の機嫌が悪くなったことを覚えているとか...(笑)今もです。 今月のブックランドと新刊を更新しました。みなさまからのおたよりもまもなく...と思っています。今年も中学、高校、大学と受験生もいらっしゃいます。3月、4月のおたよりで嬉しいご報告がありますように、心の中で、がんばれ、がんばれとエールを送っています。 川端誠さんの「鳥の島」という絵本があります。一人、一人の思いがやがて歴史をつくっていくのだというメッセージがこめられています。ジオジオの開店当時から何度か出版社は変りましたが、今もあります。エジプトの民主化に向けての大きなデモのニュース写真の中に子どもたちの笑顔を見て、いつか歴史として今を知ることになるのだろうけど、いい時代を作ろうとしている大人たちを見たこと忘れないだろうなと思いました。多々の困難は予想されますが、いい歴史のうねりとなっていきますように。 | ![]() 「鳥の島」1575円 |
ようやく入りました。「茨木のり子の家」 ご自身も設計に加わったという茨木のり子さんの生前のまま残された家。その写真、写真全てに見とれました。涼やかな風が通り抜けるような広々したピロティ。重厚な木製のドアに洒落たデザインのレバーハンドル。漆喰の壁に、長年の雑巾がけが感じ取れる床や建具。食卓、書斎、窓からの眺め、どこをとっても茨木のり子さんがここで過したであろう丁寧な日々の暮らしが感じられます。50年前の設計とは思えないほどデティールもよく考えられていて気持ちのいい空間です。ゆっくりとゆっくりと見たいと思いながら何度も何度もページを繰っています。谷川俊太朗さん撮影の茨木のり子さんのポートレートも素敵です。亡くなられてもう5年になるのですね。生前に書かれたお別れの言葉に、どこまでも茨木のり子さんだと、その潔さにほれぼれとしてしまいました。嬉しい一冊です。ブックラブには茨木のり子さんファンの方が多いので、また配本に加えたいです。 立春の一日でした。寒さがゆるみ暖かかったですね。なんだか嬉しくて植木にたっぷりお水を撒きました。冬芽も一気にふくらんだように思います。お店に活けた梅が咲きました。 | ![]() 「茨木のり子の家」1890円 |
寒いですねェ〜。パソコンの画面に出る気温の表示が昨日の朝は1°。北の方にお住まいの人たちにはさして驚く数字ではないと思いますが、笑ってしまいました。
夏には連日36°37°を表示していましたのに…。日中でもメダカの水槽に張った氷が融けることなく残っていました。これも北国では当たり前ですね。
瀬戸内地方に住んでいると、どこか寒さも楽しめて、申し訳ないことです。 今年は楽しめないことが一つ。毎年、やってくるヒヨドリの糞です。今年は特にひどいです。 毎年は車の上に点々と…でしたが、今年はジオジオの前のベンチにびっしり。たびたび洗っていましたが、今は少しベンチの位置を移動させました。 なんでしょうか、ジオジオのケヤキや電線が心地よい場所だとヒヨドリ仲間に伝わったのでしょうか。連日、ピーピーとにぎやかなことです。 2月になりました。 今日は昨日より少し寒さが緩んでいるようです。節分、立春もまもなく…。もたもたしながらも春へ向かう日々となります。 せっせと2月のブッククラブの準備です。じーと机に向かっていますし、よく食べますし、間食もしますし、で少々体重増加ぎみ。 なぜかこの時期、おぜんざいをすぐ作りたくなるんですよねェ〜。何度めでしょうか…。 5日6日には発送の予定です。みなさまも風邪、インフルエンザ、そして花粉症にお気をつけて。 | ![]() ペーパーかけてオイルステインを塗ってくれたnkn君、すみません。 |
また、やってしまいました。携帯です。Gパンのお尻のポケットからポチャンと...。何度目でしょうか、学習のない私です。洗濯機で回してしまったこともありましたっけ...。痛い出費です。あ〜ァ...。携帯を持たない、持ちたくないと言っていた友人が仕事上やむなく持たざるを得なくなりました。常にマナーモードにしておいて時々見るようにしている。それならバッグに入れたままでいいし、必要ならこちらからかければいいんだし。いや、わかる、わかるけど。お互いそれをしたら役にたたないでしょ、など言いながら新しい携帯でおしゃべり。便利は便利やけど振り回されていること悔しいよねぇ。 週末、娘達が来てわいわいと楽しい時間を過しました。部屋いっぱいにひろがったkoseiがいろいろ工夫して作ったプラレール。帰った後もしばらくはそのままに。いつも片付けるにしのびません。 気を取り直して、2月のブッククラブの準備にバタバタとした日々になります。 | ![]() 1才のriho。笑いがとれたら、何度も...。こういうキャラです。 |
阪神大震災からはや16年が経つのですね。学生だった私の子ども達もそれぞれに家庭を持つ身に成りましたから当たり前といえば、 そうなのですが、16年の時の流れが信じられない気がします。東京で災害時の緊急グッズが配布されたというニュースがありました。その中に簡易トイレが あること、深くうなづかされました。震災後に神戸に入り、灘区の江草の実家を訪ねた後、注意して水分は取っていなかったはずなのに、冷えのせいか灘から三宮まで歩きながら 私の頭の中は、トイレに行きたいその思いだけでした。途中、探した公園のトイレは、どれも入口まで汚物であふれていました。三宮に並んだ仮設トイレがなんと嬉しく、ありがたかったこと忘れられません 。体育館やテントでの生活を余儀なくされていた人たちにとって、どれほど大変な問題だったことか...。今は体育館などの避難場所には、たくさんの簡易トイレが常備されているとか、震災の後、いろいろな面で教訓が生かされていること嬉しく思います。もちろん二度とごめんですが、地震は。寒かったです、確か、16年前も。 | ![]() 紀伊田辺、会津川河口。 |
”ランドセル”この中には、一年生になる子どもたちの夢がいっぱい入っているのでしょうね。タイガーマスクこと伊達直人なる人物からのプレゼントが発端になって全国にひろがりをみせていること、なんだかお茶目でいいなと思います。お金の寄付もいいけれど、一年生になる子ども達がランドセルを手にした時の気持ちを思うと心温まります。そういう私も、孫のkohakuにランドセルを約束しながら、お正月には間に合わず2月頃にメーカーより届くことになりました。ずいぶん昔ですが、近所の新一年生が、入学式の前日に制服を着てランドセルを背負って見せに来てくれたことがありましたっけ。義務教育の始まりとしては安い買い物ではないこのランドセルの慣習は、いつまで続くのだろうと、ちょっと疑問に思うところもあるのですが、子どもたちの喜びの前にはそういう気持ちも、ひとまず置いて...になってしまいます。ランドセルにつまった子どもたちのふくらむ思いを大人は裏切らないようにしなくてはなりませんね。 ジオジオのブッククラブの配本によく使わせてもらうマイケル・グレイニエクの「にじいろのはな」が品切れ重版未定との連絡です。残念です。出版社の方にも問い合わせましたが在庫も少なく...。配本の変更あります。ごめんなさい。 実家の母に会いに行ったり、大阪の孫のところに行ったりで遅くなりましたがブックランド、更新しました。長くそのままになっているみなさまのおたよりもまもなくと思っています。それにしても、もう15日(はやっ!)松の内も終わりです。お正月の飾りを片付け、2月の準備もそろそろ...。 | ![]() 重版未定です。 |
新年明けましてあめでとうございます。今年もよろしくお願いします。発送、配達がひと段落しました。まもなくお手元に届くことと思います。今年もジオジオからの本を楽しんでいただけること祈っています。新年、年賀状というといつもプリンターがトラブッているような気がします。また!でした。といっても昨年10月頃からなんとなく調子が悪く、何回もヘッドクリーニングを繰り返し、インクをたくさん消費し、それでもなんとかだまし、おだて年賀状を済ませましたが、とうとうもうだめ!と1月のブックランドをプリント中にケーズデンキに走りました。A4サイズ、プリント機能のみでいいから、安い価格のものをと思っていたのですが、なんと安い!腑に落ちず安い。インクカートリッジの2回分くらいの値段でプリンターが買えるなんて、なんかへんです。でも腑に落ちようと落ちまいと急いでいますので、その安いものを買って帰り、急ぎソフトをインストール(こういうこともできるようになったんだなあ〜。)無事になんとかブックランドの印刷をすませました。が、このプリンター、印刷時、やけにガタガタうるさい。まるで私のおかげと言っている様で、振りまわされたこともあってちょっと腹立たしい。今年はのんびりペースでぼちぼちいきたいと思っていたのに...新年早々バタバタ、そうもいかない年になるのかなあ〜。いつのまにかもう七草です。 | ![]() kohakuが金銀の水引で輪を作ってくれました。 |