お元気ですか〜? 2006
お元気ですか〜? 2008
お元気ですか〜? 2009
2007. 12.31
もう7年になります。お節料理は芦屋で”ふくちゃん”というお弁当屋をしている友人が用意してくれます。大晦日用の巻き寿司と出し巻き卵も一緒にいただきますので、毎年とても楽をさせてもらっています。昔ながらのお節で、お醤油色、地味ではありますがとてもおいしいです。どういうわけかエビフライが入っていて、理由を聞くと「我が家のお節は入っていた。」とのことです。(笑)それぞれの家のそれぞれのお節、お雑煮、お正月の過ごし方があるのでしょうね。今日は朝から二人でふくちゃんにお節を取りに行き、帰りにお墓参りも済ませました。思いがけずのんびりとした大晦日です。が、追加の年賀状を買ってきてプリントしようとすると、もう充分寿命以上に働いてくれたプリンターがなにやら不穏な音をたてて動きが止まりました。もっとしっかり働け!というべきでしょうか...ご苦労様というべきでしょうか...。とりあえず困った! 今年もこんなジオジオとお付き合いいただきまして、ほんとにありがとうございました。来年はいい年になりますように。どうぞ皆様お健やかでいい年をお迎え下さい。来年もよろしくお願いしたします。 年賀状...どうしよう...。 |
![]() ”ふくちゃん”のお節料理です。 |
若い頃にいろいろとお世話になり、しばらく居候をさせていただいたこともある信州、白樺湖にあるホープロッジから”信州そば”が届きました。長いご無沙汰のお詫びとお礼の電話をかけると、奥様が「こちらはすごい雪よ。」と。とたんに気持ちは20代、心は信州の雪景色にとびました。来年こそホープロッジに行きたい!行こう!
結婚してはじめてではないでしょうか...。今年は二人で過ごす静かな年越しになりそうです。それもまたいいかなと思いながらの年末です。もっちゃんは孫達のために部屋の中で楽しむ”インドアフライングカイト”というらしい...小さな凧をせっせと作っています。それより、はよ年賀状を書かな...。 若い陶芸家、田中佐和子さんが新春陶展を開きます。お正月、ぜひお出かけ下さい。西宮の越木岩神社にて。1月1日より5日までです。 |
![]() インドアフライングカイト |
22日、冬至の日、友人の庭からたくさん柚子をいただいてきて、柚子湯をしました。週末、娘家族がクリスマスを一緒に過ごすために来ていましたので、航世と一緒に入りました。次の日は一日早いクリスマスイブ。24日の夜には帰らなくてはいけないからです。サンタさんの袋を今年は古いシーツで縫い直しました。力、入ります!(笑)保育園にも外人さんのサンタさんが来たようで、わからないままにも「サンタさん、くるかなあ」と楽しみにしている航世。でも突然、窓から現われたサンタさんに、やっぱり私にしがみつき、半泣きのまま、ありがとうを言って、握手もしました。どうやらばれなかったようです。さてさて、どうのように航世の心にサンタさんが残っていくのやら...。後何年、楽しませてもらえるのやら...。一同、大笑いしながら、サンタさんが去って、あっ写真を撮るのを忘れた...。プレゼントに航世は大喜び。サンタにとっても何より嬉しいクリスマスでした。明日、もう一度ジオジオサンタさんご用命で出かけます。喜んでくれるかな...。 | ![]() 柚子湯 |
ずいぶん前ですが、北村薫さん原作の「ターン」という映画を観ました。突然、町から人がいなくなりたった一人の世界にほうりだされる...というシビアな状況の物語です。実はレイトショーで観客は私一人というなんとも映画が現実にラップして背筋が冷たくなりそうでしたが、映画はなかなかよかった!コマーシャルで見る限りでは、その設定が「ターン」を思わせるものがあり、ウィル・スミスが嫌いではないと言う事もあって、昨日「アイ アム レジェンド」を観て来ました。というか江草の学習塾が終わっての時間、それしかなかった...というのもあるのです。50歳以上カップルだと(もう充充分)1000円で見れますし〜。で、見なきゃよかった。帰り道「アメリカが作りそうな映画やで〜」二人で散々...。久しぶりの映画だったのになあとちと悔しい。でも人が消え、荒廃したニューヨーク、どうやって撮影したんだろうなあ...とそれは感心しながら見ましたが、好きなタイプの映画ではありませんでした。年末までもう一本見よっと!!「ターン」はオススメです。 | ![]() 「ターン」 |
先日、江草が絵本ライブに行かせていただいた八幡小学校より「もっちゃん、ありがとう」という文集が送られてきました。毎年、楽しみです。
今年は一年生と六年生です。六年生は六年間のお付き合いになります。「本の楽しさを教えてもらいました。」なんて思わず頬が緩んでしまいそうな文章に出会います。一年生は「いいからいいから」が楽しかったという子ども達が多く、はやく「いいからいいからV」がでないかなあ...なんて書かれています。(えっ出るの?聞いてないぞ・笑)それにしても「じごくのそうべえ」の「おーべいか!」がおもしろかった!とは...。ありですか!!みんなの気持ちがとても嬉しく、大切に読ませていただきました。ありがとうございました。 今年最後のブックランドと新刊を更新しました。今年も江草の誤字脱字など(時には出版社のまちがいなど...スミマセン)多々あるブックランドにお付き合いいただきましてありがとうございました。時には「楽しみにしています。」などおたよりをいただいたりして恐縮しています。読んでいただけるだけで嬉しく思っています。 |
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この一年、パソコンの前で私を楽しませてくれた山田喜代春さんの版画カレンダーが、今年もまた「年賀状に代えまして」という言葉が添えられて、送られてきました。以前”こんな詩みつけた”でも紹介させていただいていますが、「ぼくはコペルニクスだ」という本で、この方の画とことばに出会いました。もう絶版ですが、私にとっては大切な一冊です。なんか嬉しいんですよね、山田喜代春さんのことばは。自分のどうしようもない弱点をやさしい笑いに代えてくれるような...。まあええがな...と許してくれそうな。ちょっと肩の力、ぬきましょか...というような。カレンダー、とても嬉しくて、来年もまた眺めながら仕事します。ありがとうございました。送料込みで1000円で販売もしているようです。 12月の配本の発送が済んで、皆様からのおたよりが届き始め、楽しませていただいています。この時期、メールや郵便が嬉しい。一年のお付き合い、ほんとに感謝です。いつのまにか12月。気がつくとなんと家の中の汚いこと。ちょっとは掃除せな、お正月がくるぞ!と...。 |
![]() 卓上カレンダー 句画集 散歩がてら 山田喜代春 1000円 |
昨日は、気になっていた家の完了検査。なんだかこの10日間ほどは殺気立った様相の現場でした。なんとか間に合わそうと職人さんたちも日曜日も出てがんばってくれたかいあって無事に検査も済みました。今は現場を見渡して、じわ〜と喜びがこみあげてきています。大工さん、左官さん、板金やさん、建具やさん、タイルやさん、畳やさん、電気、水道、ガス、たくさんの職人さんの手によって、頭の中で描かれていたものが少しずつ現実になっていくのが、実は嬉しくてしかたがありません。ああだこうだと文句ばっかり言ってきましたが実は感謝!です。冗談でよく言っていますが、ほんとにみんな老齢化(!!)してきています。(私もですが)既成のものを設置していくだけの家が増えている中で、一つ一つ長年の技と術を生かしての現場はだんだん少なくなってきています。子ども達が必ず仕事を引き継いで行くという時代ではないにしろ、もったいないことです。お正月はおばあちゃんも一緒にこの家で...と嬉しそうに言ってくださったお施主さんの言葉に、なんだか疲れも飛んでしまいました。 | ![]() 竣工検査目前、現場風景。 |
午後、毎年恒例”やきいも”をしました。直前に 扁桃腺、急性中耳炎、食あたり(?)みんな風邪かな?で 行けませんというメールや電話。残念!お大事に...と言いつつ、もっちゃんもいまだ ゴホゴホ で娘にマスクをつけるよう言われ、私もなんだか喉が痛い...。気をつけなければ、です。でも やきいも は楽しかったです。ご近所の方がお財布を持ってこられ、「え〜バザーかと思って〜」(笑)そういえばバザーのあとでやきいもをしたこともありましたっけ。煙にむせながら火をおこし、アルミホイルにつつんだサツマイモを並べ、落ち葉を上にかぶせかぶせ、まだかな、まだかな...と。主に火の当番はもっちゃんとブッククラブのrkちゃんのお父さんがしてくれました。おいももほくほくおいしかったです。孫の航世も一人前に落ち葉を運ぶのを手伝い(?)ました。久しぶりのみんなは背が高くなっていて、成長を感じます。でもなんだかワイワイ言い出したら同じ...ジオジオをしていた頃のことが思いだされました。来年も...きっと!今度は風邪ひかないでね!ようやく落ち葉シンドロームから抜け出せそうです。12月です! | ![]() 航世はけむりが印象に残ったようでした。 |
このところの江草のスケジュールをなかなか把握できません。先日も「でかけるわ。」「どこへ。」「八幡小学校で絵本ライブや。」「え〜今日だったん。」今日も「ブレザー出して。」「なんで?」「言うてたやろ、小宅北幼稚園で講演や」「え〜そうだったっけ。」てな調子です。私も頭の中は竣工真近の家の現場の事でいっぱいという事もあり、会話をしていてもどうもお互いの話をしっかり聞いていないところがあります。(いつものことですが)でもブッククラブの準備は一緒にしますので「お笑い系が続いてるから、ちょっとシリアスなのも入れたら」とか、「ここは落語絵本、はずされへんで。」など言いつつです。12月はカレンダーの予約やサンタさんの注文も来ますので、「言うた!」「聞いてへん!」の応酬です。まちがえないように発送しないと...。そんなこんなの準備の日々ですが、週末には孫の航世が来ます。2日間はしっかり遊ぼうとせっせと仕事を片付けています。 | ![]() もっちゃんごっこだとか。ン? |
学校祭のシーズンです。今日ももっちゃんが週2回行かせていただいている西はりま特別支援学校 の西はりま祭 。私は仕事で行けませんでしたが、風邪気味のもっちゃん、生徒達にうつしたらあかんから、ひどいようだったら行ったらあかんよ、と 言っておきましたが、朝起きたらもう出かけていました。(!)どうもお祭りははずせない性格のようです。帰ってきて嬉しそうにバザーのおみやげを披露。なかなかよくできている木工品です。→牛乳パックで作った紙漉きのハガキもあります。シクラメン付き花台で300円!生徒のみなさんに感謝!です。大事に使わせてもらいます。舞台は生徒達の笠踊りならぬ傘踊り!高等部の演技です。農園部の生徒たちが作った野菜の入った豚汁もあったようで、いろいろと楽しかったようです。で、HPに書いてな、と忙しい私に...。早く覚えてね。自分のことは自分で...。今日はおみやげあったから許そ...か。 | ![]() ![]() コースター、花台、ハガキなど。 高等部の傘踊り。 |
掃いても掃いても、ケヤキの木からは落ち葉が散り続けます。ご近所の方にほんとに肩身がせまい季節です。カレンダーの注文に来てくださったお客様は「いいですねえ、枯葉を踏むかさこそという音...」う〜ん、こういう風に言ってくださる方もいるんだ〜と嬉しく。いや、いかん、いかん、と箒をせっせと動かしますが、途中でもういいか...。ほんとにごめんなさい。と言いつつ”焼き芋”するぞ〜と心の中で...。ご近所さんにとっては、こまったジオジオさんなんだろうなあ...。重ねてごめんなさいです。ほんとに遅くなりましたがブックランドと新刊を更新しました。 明日23日より信州の陶芸家島るり子さんが自宅ギャラリーで4人の陶芸の仲間と一緒に「うつわ展」をします。お茶とお菓子とおしゃべりで、焼き物を楽しめる嬉しい企画です。お近くの方、焼き物のお好きな方はお出かけ下さいね。島さん、手作りのお漬物がおいしんです。それもでるかなあ...。28日までです。なぜか案内状はりっぱなお尻の白菜たちの写真! |
![]() もう一週間ほどでしょうか。 |
太子町の石海小学校ではじめての選書会がおこなわれました。校長先生とは選書会で長いお付き合いをさせていただいているのですが、この小学校に変わられてからは初めてです。ということは子ども達にとっても、自分で図書館に入れる本を選ぶという初めての経験です。長く続いているところでは、もっちゃん、もっちゃんと呼ばれての選書会ですが、今回、どういうふうに受け入れてもらえるのか、楽しんでもらえるのか、気にしながらの準備でした。やっぱりな!と、子ども達が本に群がる様子がとても嬉しかったようです。本との出合いのきっかけがあれば、子ども達は本のおもしろさに食いついてきます。本の中で体験したことは、子ども達にとって一生の心の宝物になるかもしれません。そういう場所を提供してくださった先生、そして楽しんでくれた子ども達に感謝です。アンケートの集計、大変そうですが、もっちゃんは一枚一枚読むのが楽しそうです。結果を私も楽しみにしています。アニメの影響か、けっこう読み応えのあるバルサの守り人シリーズも人気だったようです。図書館に入ればいいね。 | ![]() テーブルに並べられた本に子ども達が群がります。嬉しい光景です。 |
江草はもう10年以上になりますでしょうか...明石学園といういわゆる学校や家庭でうまく適応できなかった子ども達が寮生活を送りながら学んでいる施設に、読書指導という名目で月に数回、行かせていただいています。今日はその明石学園の学園祭でした。数年前から中学生による絵本の読み聞かせをやっていて、その発表が行われることになっています。午前中はリハーサルで、午後の本番には私も一緒にでかけました。体育館にいっぱいの観客、なんだか出番が近づくと私までがドキドキ...。男子生徒による紙芝居「たべられたやまんば」と、女生徒による大型絵本「ぞうくんのさんぽ」が読まれました。無事にすんでなんだかほっと...。その他にも、生徒達による作文の発表、手話のはいった合唱、なんだかちょっと胸を熱くしながら聞きました。少し寄り道したかも分からないけれど、自分を大切にしていい人生を生きていって欲しい、そう祈りたい思いでいっぱいです。中学生による絵本の読み聞かせは養護学校や保育園での活動もあって好評です。生徒たちにとっていい経験になりますように。今日はありがとうございました。いただいた銀杏、焼いて食べました。おいしかったです。 | ![]() ![]() かけあいなど自分達で工夫して読んでいます。 今日はちょっと緊張気味...かな。 |
遅くなりましたが11月の本の発送が終わりました。早速にTSUTAYAに行ってビデオを4本借りてきました。明日は一日楽しもうと思っています。長い間”こんな詩みつけた”を更新していません。それだけ詩集を開くことが少なくなってきているということでしょうか...。詩集からではないのですが、前から選んでいた「博士が愛した数式」という映画の最後に流れるウィリアム・ブレイクの詩を更新しました。原作も映画もとてもよかったです。ぜひお勧めです。それと、「ゲド戦記」の中にはふっと心の琴線にふれるような言葉が多く、元気付けられることがあります。以前ジオジオでもお配りした「ゲドを読む」の中にも『「ゲド戦記」のなかの心に沁みることば』としていくつか紹介されています。どれにしよう...ととても迷った末に選んだことばを紹介します。読むたびに新しい気持ちでゲドの世界に向える物語です。まだお読みになられていない方は、ぜひ!読書の秋です。 ようやくの秋の深まりですね。ツタやケヤキの紅葉も始まりました。本が届いた時のブッククラブの皆様のご様子を思い浮かべつつ...。 |
![]() 自然の織り成す色合いの見事さ! |
11月です。クリスマスや年末などずーーと先のことのように思いますのに、カレンダーは非情にも後2枚。心あせりながら(何を?)の日々ですが、気温も下がり、ようやくの晩秋を楽しみたいと思います。芸術の秋ですが、伊丹市で 第2回蔵冨都(クラフト)たうんみゅーじあむというイベントがあるようです。11月10日(土)11日(日)の2日間です。その中に若い友人の陶芸家、田中佐和子さんが「スイミー」という名前で陶芸教室を出店します。一人1500円(作品は後日発送)です。お時間ありましたら秋の一日、作品作りを楽しんでください。田中佐和子さんは、出張陶芸教室もしていますので、子ども達へのイベントなどにお声をかけてくださったら...と思います。いつのまにか陶芸を生業としている友人がまわりにいて、日々の生活を楽しませてくれています。 友人の作った器でいただくコーヒーやお茶、日々の食事は気持ちが潤います。それに見合う料理かどうかはさておいて...ですが。続いてブッククラブの準備の毎日です。 | ![]() こどもの作品はおもしろい! |
2市2町の9条の会が企画した「日本の青空」の映画会に行ってきました。敗戦後、GHQによって作られたという憲法の草案は、実は在野の憲法学者、鈴木安蔵氏を中心とした「憲法研究会」の手によるものをもとに作られたものだったという事実をもとに作られた映画です。。天皇について、主権について、身分、男女の差別について、民主的で新しい憲法の草案が、決してGHQの押し付けではなく、日本人の手によって作られていたのです。二度と戦争はいやだという国民の思いも9条に反映されました。こういう映画を小学校や中学校、また高校で子ども達に見せてやることはできないのでしょうか...。(無理なんかなあ)映画会に参加している人たちは、ほとんどが年配の方たちです。(もちろん私も含めて)。学校では教えてくれない歴史を学べるいいチャンスです。これからの時代をになう若い人たちにも是非に...と思います。私も知らなかったことが多々あり、帰ってネットで”鈴木安蔵”を検索していたら、なんと私の出た大学の教授をされていたことも...。知らなかった...。学ぼうとしていない若者だった私...です。えらそうには言えません。でも敗戦の後、主権在民の国づくりへ情熱を注いでくれた人たちが居たことを無駄にしてはいけないと思います。お近くで上映会がありましたら是非お出かけ下さい。 | ![]() 「日本の青空」 |
江草は午前中、加古川市教育委員会の青少年スポーツ振興課主催、”家庭力元気セミナー”にお声をかけていただいていて、でかけました。若いお母さん達への講演と、子ども達も加わっての絵本ライブ。みなさんに楽しんで、元気をだしてもらえたでしょうか...。浜の宮公民館に続いて、2回目の今日は東加古川子育てプラザででした。3回目は29日の月曜日に志方公民館で行う予定です。 私は雨の中、建築の現場に。少しずつ完成に近づいています。私の家ではないのですが、完成するまでは気持ちは”私の家”です。納まり、仕上げ、一喜一憂しながらの現場です。行くと大工さんたちがおやつに時間をとってくれて、そこでのおしゃべりも楽しみのひとつ。家は設計士、職人さんはじめ、いろんな人たちの思いと技で出来上がっていきます。 帰ってきたらブッククラブの準備が待っています。なんだかほんとにバタバタとした日々です。 |
![]() なんだかにぎやかそうです。 |
週末、実家のある田辺市に帰ってきました。この町には夕刊がわりに届けられる紀伊民報という地方紙があります。小さい頃から慣れ親しんだ新聞です。もう大人になってからですが前身の牟婁新報、創刊時には"荒畑寒村""菅野すが"などが記者として在籍した社会主義思想の濃い新聞社だったのだと知って驚いた記憶があります。帰ったら読むのを楽しみにしているのですが、20日付けの紀伊民報に嬉しい記事を見つけました。第3回のはらうた大賞で田辺市の隣町になる白浜町日置(ひき)小学校の一年生の男の子の詩が最優秀賞に選ばれたという記事でした。「子どもがつくるのはらうた」からはジオジオのHP”こんな詩みつけた”でも2編、紹介しています。子ども達の感性に感動して選んだ詩です。今回、選ばれた詩にもはっと胸をつかれました。 「にょろにょろ」 なめくじにょろ みんなは ぼくのこと 子どもってなにげなくてそしてすごい!と思います。来年2月刊行予定の「子どもがつくるのはらうた第3巻」に掲載されるそうです。受賞した男の子のコメント「なめくじはあまりみたことないけど...」にちょっと笑いました。ないんかなあ...。 |
加古川でつらい悲しい事件が起こりました。なんともやりきれない思いでいます。ブッククラブの本を取りにきてくださるお母さん達も、不安でいっぱいのようです。ジオジオからもそう遠くない地域で、なじみのある小学校です。ご家族の方たちの気持ちは想像を絶します。大人が子どもの命を奪うという非道なことが、実際にこんな近くで起こってしまうと、一刻も速い犯人の逮捕を願うとともに、これから一体どういうふうに、子どもを守っていってやれるのか、二度とこういう事件をおこさないようにするにはどうしたらいいのか途方にくれます。久々にゆっくり家にいましたが、冬支度も進まないまま、なんだか気持ちの晴れない一日でした。遅くなりましたがブックランドと新刊、更新しました。 |
10月、11月は江草は絵本ライブや講演をあちこちで依頼されています。今日14日は京都府の岩滝小学校のPTAよりお声をかけていただいて、朝早くからでかけました。以前にも絵本ライブをさせていただいたことがあり、ブッククラブのかたも何人かいらっしゃる地域なので、楽しみにしていました。保育園、幼稚園、小学校の母親クラブの方たちの主催でしたが、強力な!父親(おやじ)の会の応援もあるようです。(いいですね!)スライドや紙芝居などいつもの絵本ライブに加えて、簡単なしかけ絵本(カード)を作る時間もとり、楽しい時間を過ごすことが出来たとのことですが、子ども達にも喜んでいただけたのでしょうか?気になりつつです。お母さん達は前もって子ども達へのおみやげのしかけのカードを手作りして用意されていましたが、江草にも、小学校6年生の女の子からクリスマスカードのプレゼントがありました。→ありがとうございました。いろいろと心のこもったおもてなしに、江草はご機嫌で帰ってきました。母親の会の方より丹後ちりめんのかわいい風呂敷がお土産に入っていて、布が好きな私は思わずニッコリです。ほんとにありがとうございました。 | ![]() いただいたカード。うまくできています! |
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 赤とんぼ 吾亦紅 水引草 蕎麦の花 ホトトギス ヨメナ |
一雨来て、すっかり秋です。衣替えなんか思いもしなかった9月、おおあわてで長袖の服を引っ張り出したりしています。2008年の”のはらうたカレンダー”の見本が保手浜さんより届きました。→ 秋を楽しむまもなく年末に突入...?少しのんびりしたいなあ...。映画もみたいなあなど思いつつの日々です。今日、明日でブッククラブの発送です。まもなくお手元に...。”気になる本たち”を久々に更新しました。2冊とも”おじいちゃん”の絵本です。おばあちゃんが先に亡くなっている設定です。女性の寿命のほうが長いようですが、おじいちゃんが一人残るほうが絵になるのかなあ(笑)どちらもジオジオのブッククラブの配本によく使います。絵本を子どもに与えるもの...という感覚を見事にひっくり返してくれます。私自身が大好きな絵本です。 |
![]() 来年はねずみ年。 |
島るり子さんの器展のお手伝いで京都に出かけました。搬入のお手伝いをしていると、もうお彼岸も過ぎて10月だというのに蝉の声が聴こえます。蒸し暑いなかでの作業でしたが、昨日からはうってかわっての秋...。島さんの花器に秋の野草がさりげなく生けられ、展示された器が凛とした空気の冷たさによく似合っています。粉引きの器のやわらかな白さ、焼締めの控えめで暖かな肌ざわり、そういえば、外国の方の訪れも多く、「手にとってご覧下さい」と英語でどう言うの?とワイワイ。"touch free"?? こういう言い回しは日本語ならこそだという結論?!に...。火にかけられたり、オーブンにもそのまま入れることの出来るお鍋もあります、日々の暮らしに使える器たちばかりです。私も会期終わりの2日間、もう一度お手伝いに...と思っています。京都の秋を楽しみに、お時間ありましたら是非お出かけ下さい。島さんは会場にずっと居られます。島さん、手作りのお漬物とそば茶も、いただけるかも...。絶品ですよ。 | ![]() 法然院、山門を入ってすぐ右の講堂です。 |
私たちの暮らしの何がどう変わるのか、変わらないのか、想像力がちっとも働かない自民党の総裁選。あらためての人事、こういうことに一体どのくらいの税金が使われているんでしょうか...。地震のあとの復興住宅が何軒も建つのでは...。などなど思いつつの日々ですが、お彼岸をはさんだ連休に、横浜に住む息子たちが帰り、娘達家族も加わって、久しぶりに二人の孫との時間を持つことができました。一緒に遊んでいるかと思うと、おもちゃの取り合いでケンカ、どちらかの泣き声、かと思うとまた仲直り、こういう騒がしさ、本当に幸せです。二人にとっても、とても貴重な体験だと思います。9ヶ月の違いはありますが、2歳の二人の関西弁と関東弁の会話がちゃんと成り立っていることに、おもしろがりながらも感動してしまいました。 もっちゃんは、しろくまちゃんの絵本のようにとホットケーキを焼いたり、シャボン玉を持って、二人をお風呂に入れたり大奮闘(笑)。私たちにとっても一瞬一瞬がほんとうに大切な時間でした。すくすくと大きくなっていることに感謝です。 | ![]() 久々の琥珀。こういうキャラです。(笑) |
ほんと!夜はすっかりの秋風です。夏の疲れもあってでしょうか、最近、気持的にちょっと元気がでません。で、先日友人が猫の写真を送ってくれまして、それを見て”ひらめ”がいた20年の暮らしを思い出しました。こういう時、なんとなくよりそっては、体温の温かみで私をほっと嬉しくさせてくれていたものです。そういう日々を思い出して、ちょっと胸が痛い...秋なんでしょうかねェ...(笑)。その友人、信州伊那市に住む島るり子さんが京都の法然院で器展をします。9月27日28日、10月7日8日は私もお手伝いに行っていますので、お時間ありましたらぜひお出かけ下さい。秋の京都の散策も楽しみに、久々の友人との語らいを楽しみに元気だしましょう!ブックランドと新刊更新しました。また見てくださいね。 | ![]() 日々 器、愛用しています。 |
阪神ターガースにマジック点灯!えっほんまに!アンチ巨人というだけで、それほど熱狂的なプロ野球ファンでもないのですが、まわりはやはり阪神ファンが多く、ムードに押されます。(なにせお仏壇には濱中選手のサインボールが供えられていますし、江草投手には親戚のような親近感が...)暑い、暑いと言いながらの夏でプロ野球にあまり思いが行ってなかったのですが、ここは一つ岡田監督の胴上げまでは、にわか虎ファンで注目です。巨人阪神戦、まずは阪神の1勝です。(ニュースでですが、すごい試合!でしたね。)息子んちは阪神ファンと巨人ファン夫婦、さてさて...です。(笑) ブッククラブの発送が終わりました。「としょかんライオン」の配本の方だけ少し遅れます。ご了承下さい。品切れと聞いてあせりましたが、ぎりぎり再版、11日搬入です。入荷しましたらすぐに発送します。 ジオジオの欅も、クマゼミ一色の夏からミンミンゼミ、ツクツクボウシが鳴き、気がつくと静かで、日差しもやわらかくなってきたようです。去りゆく夏にちょっと寂しい気持ちも...。みなさまも夏のお疲れの出ませんように。 |
![]() 虎ファンの父ちゃん、母ちゃんと。 |
前にも書きましたが「六ヶ所村ラプソディ」の映画の後、(おいしい!)お酒が入りながらではあるのですが、監督の鎌仲ひとみさん、この映画を主催した三田市の若者を含む人たち、意欲的な市会議員さんなどとの飲み会(?)に参加させていただきました。、もちろん今の政治や社会に対しての批判や状況を嘆く言葉が行きかうのですが、私はそれでも「政治家もふくめて人間に希望をもちたいし、あきらめたくない。」という気持ちを強くしました。私が子どもの本屋にしがみつく理由もここにあると思うのです。それだからこそ、こういう映画もできるし、それを苦労をいとわず公開しようという若者達もいる。批判や失望は簡単にできるけれど、それではこれから生きていこうとしている子ども達に申し訳ない。「人間の知恵を結集する時だと思う」とアンケートにも書きました。甘いでしょうか...。今日、書店仲間の友人から清水真砂子さんの書かれた文章が送られてきました。(感謝!)絶望の側に立つか、希望の側に立つか、野暮と言われても希望の側にたちたい...という文章に出会ってとても嬉しくなりました。私たちは私たちを支えてくれているものを裏切るわけにはいかない、ほんとに心に沁みます。飲み会の最後のほうで、政治家の面子もたててあげながら、核燃料再処理工場をなんとかストップするいい方法はないか...とワイワイ話がはずみましたが、「ほんとはやめたいんでしょ、こうしたらいいんじゃな〜い。」と教えてあげようよ(笑)と...。こういう考え方、好きです。
9月です。朝夕、小さな秋です。 |
「六ヶ所村ラプソディ」という記録映画と監督の鎌仲ひとみさんの講演会にでかけました。私たちが電気を使うことによって、原子力発電所からでる核のゴミの再処理工場が青森県の六ヶ所村に建設され、今年秋から稼動されようとしています。世界で最も新しいプルトニュウムの製造工場になるわけです。空に海にたれながされていく放射能の危険性を訴え反対運動を続けている人たち、それでも新たな職場ができたことで仕方がないと賛成する人たち、危険性を認めながら、六ヶ所村という辺鄙なところだから選ばれたと暴言をはく科学者、稼動されたらもうお米は買いませんとの消費者からの手紙でなすすべのない農家、私たちの生活のもうなくてはならない電気消費の結果がここにあります。放射能と命を考えた時に、核の平和利用という言葉から遠く離れたこの原子力というものに今、私たちがどのように向き合うべきか...いやなぜ、この現状を知らされないで個人の電力消費量は世界2位、フランス、イギリスの約3倍という我々の生活があり続けられるのか...。自分もふくめての日本の国のありように、言葉もなく...です。少しお話しする時間をもてましたが、鎌仲ひとみさん、とてもエネルギッシュで楽しい方でした。この映画の前にはイラクで劣化ウラン弾によって苦しむ子ども達などのことを描いた「ヒバクシャ」という記録映画を作られています。 | ![]() 使用済み核燃料再処理工場 |
久々の雷を伴う激しい夕立があり、その後の涼風にほっと一息つく思いです。日中の暑い中、絵本講座に参加してくれた学生さん、保育士さんたち、ほんとにご苦労様でした。参加者が少ないように言われていたのですが、ほぼ教室はいっぱいになりました。大学で保育士になってすぐに必要となる絵本の講義が少ないということで、江草が依頼されて始まったこの自主講座ですが、その度に今時の若い人たちの熱心さに嬉しい気持ちになります。ジオジオが今まで積み重ねてきたものが何かのお役にたてれば幸いですし、保育という仕事の現場に反映することになれば何よりと思います。デジカメをもって教室に入ると、子ども達の前で読むのとはちがって、もっちゃんの読み方が今日は急ぎ足、できるだけたくさんの絵本を...と思ったのでしょうけど。(笑) | ![]() |
夕刻、娘と二人で送り火を焚いて、お盆の行事もひとまず終えました。夏も後半に向います。 ずっーと先だと思っていた保育士さん、保育士さんをめざす学生さんたちの絵本講座がすぐ目の前にせまっていて大慌てでHPの更新です。今回は一般の人たちの(子ども達も含めて)参加者も募っての絵本講座になります。送られてきたチラシです。お問い合わせはジオジオか奥村尚子さんまで。まだ定員いっぱいにはなっていないと思います。(かな?)宿題まだの子ども達も是非参加してください。で、ブックランドと新刊も遅くなりましたが更新しました。絵本講座のことも書いています。新刊で紹介していますが、だじゃれシリーズ4冊めが出ました。「だじゃれレストラン」思わずプッ!です。→わかります?この表紙の絵! それにしても、呼吸するのがつらく感じるほどの暑さ、熱さ!です。いったい地球はどうなってるのか!少しずつ涼しさに向うことを願って、皆様どうぞご自愛くださいますように。 | ![]() |
原爆記念日です。大怪我をしながらも生き延びてくれた母のおかげで私が在て、子ども達が在て孫達が在ます。父が亡くなった年に母と記念式典に出席しました。今日のように暑い日でしたが、62年前の広島もそうだったのでしょうか。憲法改正(悪)を急ぐ安倍総理の前での広島市長の平和宣言。「世界に誇るべき平和憲法をあるがままに遵守し、米国の時代遅れで誤った政策にははっきり「ノー」と言うべきです。」 重く受け止めて欲しいと思います。
昨日は友人に誘われ、川遊びの一日でした。川原にたくさん蛙がいて、草むらをピョンピョン飛んでいます。捕まえたカエルを最初は恐る恐るだった航世がさわれるようになり、手に持って得意そうに見せにきてくれました。小さい頃からカエルグッズが好きな航世です。「こうせいのかえる」と独り言を繰り返しながら喜んでいます。トート(父さん)がカエルバイバイも教えようと手から離すのに一苦労。(笑)いろんな体験をして成長していく孫たちのことを考えている時がやはり幸せです。次の配本は「ずらーりかえる」にしようかな...なんてバババカ、(笑)自他共に認めます。楽しい一日でした。 | ![]() 不運なカエルさん、ごめんなさい。 |
はや8月、発送が終わったらお盆やなあ〜と思いつつ、ブッククラブの準備の日々です。 信州でやきものを作っている陶芸家の友人、島るり子さんが8月に器展を催します。<島るり子器展> ちょっと遠くて私は行けませんが、長野県、岐阜県にお住まいの方、また旅行で信州へ行かれる方はぜひお出かけ下さい。私も愛用させてもらっている器たちです。凛として品があり、それでいて、お漬物を入れても、ケーキをおいてもすんなりとなじむおおらかさがあります。彼女の性格そのものかも...。「HPに載せるからるり子さんの写真も送ってよ」というと、裏の蓮田に咲いた白蓮の花です。私も負ける美しさ...と送ってきた写真です。 →確かに(笑)。時々”クロワッサン”や”住む”などの雑誌にも載っていますのでご存知のかたも多いかも...。 9月には京都の法然院で個展があります。それにはでかけようと楽しみにしている私です。 | ![]() 白蓮 |
昨日は目覚まし時計が鳴る前、5時に目が覚めました。お天気も良く(!)無事に上棟を終えることができました。ほっとすると同時にみなさんに感謝の気持ちでいっぱいです。→どちらかというと平均年齢の高い職人さんたちなのですが、6M近い高さにある巾12cmの梁の上をの地下足袋でスタスタ歩いているのを見ていると、高所恐怖症の私の足のほうが萎えてしまいます。それでも今しか見られない光景を見たい気持ちと闘った末に、足場をおそるおそる上まで登りました。できるだけ下を見ないで、小屋組みが出来ていく様子を楽しみました。ほんとに何度見てもあきません。小さい頃から大工さんの仕事を見るのが好きでした。暑さの中での一日と、ほっとした気持ちと眠気とで帰ったらそのままダウン。で、充分睡眠がとれたのか、朝の弱い私にしては今朝も6時に目が覚め、ああ今日は投票日だと気がつきました。久々にたまった新聞をゆっくりと読んで江草と投票に出かけました。お互いに誰に投票するとか、比例をどこにするとか具体的な話はしませんが、まあ同じ線だとは信じています。(笑)今日は速報でまた夜更かししそうです。 | ![]() 私はすぐ横の足場のポールにしがみついています。 |
このところ、大会を前にした陸上選手のような(経験ありませんが)、公演を前にした舞台俳優さんのような(これも経験ありませんが)、入学試験を控えた受験生のような(これはかすかな記憶が...)気持ちで過ごしています。今週末には、いよいよ、この一年いろいろと打ち合わせを続け設計させていただいてきた家の棟上です。今日は基礎工事の終わった現場へ出かけました。暑かった!!職人さんたちと喉を潤す自動販売機のジュースのおいしかったこと!どうか何事もなく棟が上がりますように...。と言いつつ頼りない私をささえてくれるたくさんの人たちが居ますので、心配はしていないのですが、それでも合格通知をもらうまでは(?)ドキドキソワソワ。近くの沿道には、照りつける夏の日差しの中、鬼百合が力強く咲いています。まわりの稲田はまるで緑のじゅうたんを敷いたようです。家が建ったら、こういう風景の中で、暮らすことになるんだなあ...と 友人でもあるお施主さんご家族の顔を思い浮かべつつ...。無事に終わっておいしいビールで乾杯できますように。 | ![]() |
新潟での地震のニュース写真を見ながら、神戸の震災のことが心によぎります。何より住民の方々の安全が心配です。どんな気持ちで過ごされているのかと。柏崎の原発、かつて反対運動をしていた友人がいますので、活断層の上に建っているという原子力発電所のことが気になりました。放射能漏れの発表が遅れ、お決まりの人体に影響がないという新聞のニュースに疑惑はいっそう深まります。目に見えない、すぐにはなんの影響もみられない被害のことを政府はいったいどう考えているのでしょうか?こういうことはとうに想定され、一基目の建設予定当時から言われていたことだと聞いています。主権在民を謳いながら、日本は、まず、国ありき、国民の命があまりにも軽視されています。いつもながらに腹立たしい思いです。私たちの未来にとってあまりに多くの問題をかかえての選挙、その選挙が地震の被災者の救援にいい作用をすること祈りつつ...。選挙には行きましょう。私たちの一票が時代を変えられる力があること、まず私たち自身が知りたいと思います。 |
台風一過。青空が広がっています。ジオジオのケヤキで蝉が鳴き始めました。「今年はなんだか蝉が遅いねェ〜」と話していたところ、一昨日の13日に初鳴き。昨年より10日近く遅かったように思いますが他の地域ではどうなのでしょうか?蝉とともに私たちの夏も本格的に...。寝不足気味の日々が続くことになります。わかっていて蝉がまた来てくれたと嬉しい気持ちになるのが不思議ですが。今日は朝から大洗濯。雨はさして嫌いではないのですが、久々の青空はやはり嬉しいものです。 昨日ブックランドを更新しました。261号です。ブックランドでも触れていますが、”ピタゴラスイッチ”のしかけ、毎朝ではないのですが、感心しながら楽しんでみています。(ついでにアルゴリズム体操も踊っています。!!)紹介しています「あかりをけして」選書会でも人気でした。また配本にも加えていきたいと思っています。 | ![]() |
11日は室津小学校 の選書会でした。全校で60名ほどの小さな小学校です。選書会でお世話になるようになってから、海のそばのこの小学校もまた室津の町もすっかりなじみのあるものとなりました。室津の町を歩いていると「もっちゃん!」と子ども達から声がかかることもあります。選書会が復活して、以前のように給食も用意していただいて、江草は嬉しそうに集計用紙を持って帰りました。また今日は加古川市の子育てサークル”ぶどうの会 ”からお声をかけていただいて絵本ライブ。この会は双子ちゃんたちのサークルで子ども達の数が当たり前ですが2倍。小さな子ども達が中心で大騒ぎだったようです。(笑) 私の甥っ子も双子でしたので、そのにぎやかさ想像できます。写真をみると、ほんとかわいい!お母さんは大変だと思いますがなんだか幸せも2倍のような気がします。みんな元気で大きくなあれ!! | ![]() ![]() 室津小選書会 ぶどうの会 |
週末、娘達家族と一緒に赤穂海浜公園のバンガローで1泊しました。ちょうど潮干狩りが終わり、20日の海開きまでの間の時期でしたので、あまり混みあうこともなく海も閑散としていました。夕方にはバンガローの前でお決まりのバーベキュー。火をおこすのがお得意のもっちゃんを、世話焼き航世が一人前に手伝います。孫のおかげで私たちは嬉しいおまけがついてきたような幸せです。海のそばには大きな遊園地があり、トライアスロンの競技がおこなわれていて、ちょうどスタートの時に行き会いました。テレビで見たことはあっても実際に見るのは始めてです。遊園地の乗り物や動物ふれあい広場などで遊んで、航世がそろそろおねむ...帰ろうとしたときに、偶然にまたゴールが始まった時間でした。暑いのにほんとにご苦労様。ゴールしてもさわやかな笑顔で、疲れたという感じがしません。若さでしょうか! 思い切り孫と遊べて楽しい二日間でした。航世は、遊園地の車や汽車などの乗り物、ゲージの中の動物達と遊ぶよりも、何もない波打ち際で、臆することなく海にじゃぶじゃぶ、小石を投げたり、波と遊んだり、そのほうがいきいきと楽しんでいたようです。が、体が冷えてきたので海からあげようとすると、「いやだ〜もっと遊ぶ〜」とごねること!ごねること!(笑)夏が楽しくなりそうです。 | ![]() なんでも参加するのが好きな航世です。もっちゃんと火をおこしています。 ![]() ![]() スタートとゴール(2位の人です。) |
播磨リビングという新聞でとりあげられたこともあってか、ジオジオのかつてのお客様からも、ここ何日か問い合わせがあったりしていましたが、今日、加古川市の男女共同参画記念フェスティバルでジオジオの絵本ライブがありました。同じ時間帯にアンパンマンの催しがあるとかで、「アンパンマンには負けそうやなあ」なんて言いながらでかけましたが、100人近い人たちが参加してくださったようです。ブッククラブの方にもお会いしたとか。もっちゃんのおはこ「じごくのそうべえ」のスライドや大型絵本、紙芝居など...楽しんでいただけましたでしょうか...。お世話をして下さった塩谷さんより写真を送っていただきました。→ありがとうございました。 子ども達のもっちゃんを見つめる真剣な顔が嬉しいですねぇ。ジオジオで毎月絵本ライブをしていた時のことを思い出しました。またどこかでお会いできたら「もっちゃん!」と声をかけてやってください。子どもとお年寄りには受けのいいもっちゃんです。 | ![]() |
もう手に入れられて読まれた方も多いと思いますが、アニメ「ゲド戦記」のDVDが7月4日に発売されるのに伴って小冊子「ゲドを読む」が書店やビデオショップなどで無料で配布されています。→ 私も読みましたが、とても楽しめました。中沢新一さんの「『ゲド戦記』の愉しみ方」は作家ル・グインさんご自身の事や時代背景にもふれられていてとてもわかりやすい。もちろん翻訳者の清水真砂子さんも、そして上橋菜穂子さんも書かれています。アニメ映画の監督 宮崎吾郎さんと河合隼雄さんの対談もあります。文庫サイズですが中身は濃い一冊です。なんとかブッククラブで「ゲド戦記」を配本している方、配本した方に送れないかと、発行所のブエナビスタホームエンターテイメントにお願いしたところ、申し込みはとうに過ぎていたにもかかわらず気持ちよく送っていただきました。7月の配本と一緒に送らせて頂きます。ご希望の方は「ゲド戦記」の配本に係らず送らせて頂きますのでご連絡ください。 7月の7・8日と娘達家族が海に誘ってくれましたので、それまでに発送を...とブッククラブの準備、がんばっています。 | ![]() |
三田9条の会の結成1周年記念として全国九条の会 の事務局長でもある小森陽一さんの講演会がありお手伝いにでかけました。6000 を超える9条の会が全国に出来ているというのに、今一つ 9条を守ろうといううねりがマスメディアで取り上げられることはないように思います。今の政権に反対の声をあげていくことは、 それほどむずかしいことなのでしょう。でもそれだからこそ一人一人の意識の中で、世界から戦争を無くすためにも 戦争を、戦力の保持を永久に放棄 したこの日本国憲法9条 を変えてはならない、ということをきちっと認識していかなければいけないと思います。今それをしなければ、教科書さえ事実をかくそうという動きのある中、私たちは、子ども達はとんでもない方向に行かされてしまいます。小森陽一さんのお話は、日本のこの9条が世界で、またアジアでどのような役割をしてきたか、自民党が変えようとしている憲法ではどういうことがおこりえるか、わかりやすく話して下さいました。で、手伝ってと言われてほいほい三田まで出かけるのに、呼びかけ人になっている地元の野口九条の会にもちゃんと出席しなくては...。女性9条の会にも...と思いながら帰ってきました。反省...。 | ![]() |
吉野せいさんの「洟をたらした神」を読んで、心の底のほうにず〜んと沈み込んで離れない感動が続いています。この本に、この文章に、この人の生きてきた生き様に、上っ面にわかった顔をして生きてきた自分を感じながらも出会えてよかったと思っています。清水真砂子さんの本のなかに紹介されていたこの本を、いつか読みたいと思いながら長く机の上にあって、読み始めると読み進めるのがもったいないような気持ちで何度も文章なぞり直しながら読みました。 私は物を書ける人間ではないので適切な表現はできませんが、飾りがなく、謙虚でそれでいて胸にスパっと切りつけてくるような文体に衝撃を受けます。過酷な開拓農家の生活、貧しさとの戦いの中での家族の在り様、多分日々の労働や暮らしは私の想像を超えるものではあると思うのですが、その中での収穫の喜びや、子どもへの情愛、夫とのふっとこぼれるようなやりとりに胸が熱くなり、困難な状況にあってもひたすら働き続けることで生き延びてきたその強さに圧倒されます。詩人である夫の混沌氏が亡くなり、草野心平氏より「あなたが書け」と言われて70歳を過ぎてから筆をとったというこの人にただただ出会えてよかった...と。 | ![]() 弥生書房 1680円 |
今日は以前から設計させていただいていた家の遣り方の一日でした。先日地鎮祭も済ませて、いよいよ工事が始まります。基礎をするために 基本となる地面の高さを(GL)決め、柱芯を出していきます。建物の位置の周囲に杭を打ち、水平にレベルを出して板を打ちつけ墨付けをしていく作業を見守りながら、これで敷地の中の建物の位置が決定されますので、緊張と興奮した気持ちが交差します。炎天下の一日で少々疲れましたが、ひとまず無事に終わってほっとしながら帰ってきました。夜、孫の航世とスカイプ。お互い名前を呼び合って「は〜い」と返事して遊びました。友人からもスカイプ。しばらくおしゃべり。(はまりそうです。笑)合間に遅くなりましたがブックランドを更新しました。そういえば”気になる本たち”も恐竜、ドラゴンの絵本を紹介しています。 楽しい絵本です。また見てくださいね。 私にしては、今日も朝が早かった...。寝ます。 | ![]() いよいよ着工です。 |
ばたばたと昨日から実家に帰ってきました。今朝はやく、近くの高山寺というお寺にお詣りにいこうと母に起こされました。時計を見るとなんと5時半!「かんべんして...」と一度は布団をかぶりましたが、たまには...と思いなおして一緒に行くことにしました。今日は弘法大師さんのお誕生日だそうです。(だから何?なんて言ったら叱られますので)母は、お墓やお寺に行く時は、いつも1円玉と5円玉がぎっしりと入った小さな布の袋を持っていきます。おこぼさん(弘法さん)と呼ばれているそのお寺は家から近いのですが道々、またお寺の中にもたくさんのお地蔵さんがあってその一つ一つに丁寧に手を合わせながら行きます。その時のお賽銭です。(けっこう時間がかかるのです・笑)小さい時からすっかりなじんでいるお寺なのですが、早朝の澄んだ空気の中で、池の中の蓮の花がほんとに見事に咲いていて、その美しさに、ああこの花は極楽浄土に咲く花なんやなあ...など私らしくもないことを目の覚めていない頭でぼんやり思ったりしました。途中、母がこのお地蔵さんの顔を見て...というので見るとなんと笑い顔のお地蔵さん。いろんな思いを抱えていてもこのお地蔵さんの顔をみると心和むのだそうです。確かに...。母の深いところにまだまだ届きそうにもないな...と感じながらの一日の始まりでした。帰って一眠り。夜には加古川へ。ブックランドの更新を...と思いましたが 眠い...寝ます。 | ![]() ![]() ほんとにやさしい”笑い”です。 |
2週間程前でしょうか?信州に住む友人から「いっこさんスカイプって知ってる?」と電話がありました。知りませなんだ。パソコンでなんとテレビ電話ができる!(へんな言い方ですがわかりやすい)ましてや世界中、どれだけ話しても無料です。(別に外国に友人はいませんが)なんで?という疑問はさておいて、なかなか新しいものを取り入れられない性格ですが「お互いめったに会えないし、しわの数も数えられるよ〜(笑)スカイプしようよ〜」との友人の言葉と、孫達の顔を見ながら話ができるんだ、と思いつき、早速娘にスカイプつけたいと電話しました。今日、娘のつれあいのnobsanが買ってきてくれてセッティングもしてくれました。う〜ん、すぐれものです。大阪に帰った娘ともスカイプ(こんな言い方するのかしらん)。お互い「きれいに写ってる?」と気にしつつ(画像ではなく...)老眼鏡はずしたほうがいいよ...など無駄な抵抗方など、見慣れた顔を画面で見ながら話していて、ふと背景の散らかった部屋まで写ることに気がつきました。いやこれヤバイ!気をつけないと...。(笑)孫達の反応が楽しみなのと、毎日だといやがられるだろうなあ...と心しながら。 | ![]() ゲゲゲの鬼太郎の目玉おやじのようなのがカメラです。 |
「おばちゃん!」と呼び止められてふりむくと、中学生の男の子が...間をおいて「え〜kくん!?」学校の帰りにジオジオによってはおしゃべりしたり、宿題したりしていたkくんです。いつも寄り道していると小学校で問題になったこともあります。学生服を着て、背も伸びたのですぐにはわかりませんでした。そう言うと「ぼくはすぐわかったで。」しばらく立ち話しました。「中学校、楽しい?」と聞くと「ビミョー」という答えが返ってきました。kくんが見つけた鳥の死骸を一緒にジオジオの小さな花壇に埋めたこともありました。「あの鳥、もう土になっているね。」というと「自由になったんや。」という奥深い答えが返ってきて思わず顔を見てしまいました。たくさんの子ども達がジオジオを通り過ぎて行きます。子ども達の記憶のどこかにジオジオやジオジオからの本が残っていくと思うと、それだけでなんだか涙がでるほど幸せです。ご近所のブッククラブの配達、あちこちでおしゃべりしつつです。nkjmさんちの双子ちゃんはもう1才半、はだしで玄関まで迎えてくれました。二人ともお母さんの大きな靴を片方づつはいて...(笑)子ども達が幸せな時はみんなが幸せな時...ほんとにその通りです。ブッククラブ、発送も終わってほっと一息です。娘の友人のお母さんから嬉しいおたよりです。→ | ![]() 飛騨高山から届いた、朴葉寿司と赤カブのお漬物。夏の香りです。毎年のお心遣いに感謝です。 |
6月になりました。毎年に比べて少し笹ゆりの開花が遅いようですが、今日三田相野の里文庫で恒例の文庫祭りが開かれました。毎年もっちゃんが仕切る(?笑)のですが、あいにく龍野市のほうで講演を頼まれていて不在。替わりに”わくわくさんのポケット”という人形劇のグループにきていただいて「3匹のこぶた」を演じてもらいました。絵本を読んだり、アフリカ太鼓の演奏で踊ったり、わいわいと楽しい時間を過ごしました。ただどうもあの仕切りやもっちゃんがいないと間が持てない...合間にもっちゃんからも「どうしてる?」という電話。気になるようです。文庫がある雑木林では山帽子の白い花が咲き、あちこちで笹ゆりのつぼみがふくらんでいます。さわやかな澄んだ空気のなかで床机に腰掛けてお抹茶をいただき、火をおこしてえんどう豆をゆがいたり、めざしを焼いたり、黒豆のはいったおにぎりをほおばったり、お昼にはカレーライス。子どもたちの歓声を聞きながら、大人も子育て談義です。ジオジオの開店とほぼ同じ頃に始まった文庫ですから、文庫祭りももう20回を超えます。毎年のこの一日、友人に感謝しつつ...です。お互い20年、あのころより年齢も重ねて、いつのまにか孫もできました。変わらず子どもにかかわれること嬉しく思います。 | ![]() 笹ゆりが咲きました!毎年開花に合わせて文庫まつりをします。 |
「今朝、お空に旅立ちました。」とのつらい連絡が29日の火曜日に入りました。shくんのお母さんからです。やんちゃさんの男の子になったかもしれない...心優しい男の子に育ったかもしれない...あんなにやさしいお母さんの子どもだもの...。ブッククラブをしていてこういう思いは初めてです。なんて言ったらいいのでしょうか。失われたshくんの未来がとてもいとおしく、もったいない。一生懸命がんばったんだね。どうぞお空で淋しい思いをしていませんように...。まだ3ヶ月の赤ちゃんです。 |
神戸大学付属病院の集中治療室ICUに始めて入りました。手を消毒して手袋、割烹着のような不織布で出来たものをはおり、マスクをしていくつかのドアをとおりぬけてshくんに会うことができました。お母さんの母乳を細い管で入れてもらい、耳には絵本を読むお母さんの声がするイヤホーンジャック、そしてたった3ヶ月の小さな体にいくつもの管をつけて...でもりりしく懸命に生きようとする意志が顔にあふれているようで、なんだかたのもしくさえ思えます。「shくん、こんなにいいお母さんやお父さんを見逃すには惜しすぎるよ...がんばって!」と呼びかけてきました。この一ヶ月、何度も危機を乗り越え、「こんなに頑張る息子を持って私はほこりに思う。」というお母さん。「生きていたらいっぱい楽しいことがあるよ。」と呼びかけます。3歳のおねえちゃんanちゃんは、「一緒に遊ぼうね。」というとshちゃんが心の中で「遊ぼうね。」って返事したよ...と教えてくれました。神様お願いです。命を助けてあげてください。生きよう、生きようとしているshちゃんをお母さん、お父さんのもとに返してあげて...。祈ることしかできませんが、きっと元気で加古川に帰ってきてくれる事を信じています。 |
友、遠方より来る!ではないのですが(神戸からです。)15歳くらいの頃よりジオジオに本を買いにきては、少しずついろんなおしゃべりをするようになったakkoちゃんが訪ねてくれました。ほんとに久しぶりです。「いつかいっこさんにチベットから絵葉書をだすね。」と言っていたと思ったら、ほんとに届いたり、東京に写真の勉強に行き、何年か後「今度バングラディッシュのダッカ大学で写真展をすることになったから行ってくるね。」との手紙が来たり...もう15年ほどのおつきあいになりますが、気になる若い友人です。ジオジオのHPからもリンクaramahoshiできますが、才能のある写真家として、とてもその成長を楽しみにしています。同じ写真家の方との結婚を目前にして、写真の話も婚約者の話も、そしてakkoちゃん自身もなんだかキラキラと輝いていて、こちらまで嬉しくなります。どんな状況でも流されることなく、そして自分を見失うことなく、確かなものを手にしていく姿勢にいつもまぶしく思ってきました。東京へ行く前にまた二人で来ます...と。楽しみにしていますね。江草は今日はお世話になっている室津小学校で講演と絵本ライブ。お土産にとたくさんのあさりをいただいてきました。酒蒸しにしてビールを...。身もぷりっとしていて最高!です。ごちそうさまでした。室津、私もまた行きたいな...。 | ![]() もうすぐケッコン!! |
ブッククラブのykさんよりお手紙をいただきました。自動振替になってから振込み用紙に近況を書けないので、知りたくないかもしれませんが(笑)時々我が家の様子をお知らせしてもいいですか?なんて嬉しいおたよりです。幼稚園だったroちゃんがもう高校2年生です。今はお母さん用に絵本をお届けしています。そのおたよりの中に今月のブックランド(更新しました。)でもとりあげている憲法9条のこと、多分私には中学生くらいの理解力しかありません。政治、経済は苦手で...という意味のことが書かれてありました。以前、若い人たちからも、9条のことを考えるきっかけがない...と言われたことがあります。私はもう50代後半ですが、もちろん戦争は知りません。9条があり、日本は戦争をしないということがあたりまえだと思って生きてきました。でも私達と同世代の韓国の人たちは、40年近く前に、ベトナムという国に戦争をするために送られていた...そのことを知りショックでした。私達は守られてきたのです。9条に。戦争の地に行って、何の恨みもない人に銃を向けることから、そして意味のない残酷な死から。昨日、国民投票法が可決して憲法を変えようとする一歩が踏み出されました。なぜ最低投票率を決めなかったのか...。無関心でいることは、とても都合よく、憲法改正(悪)に手を貸すことになるからです。なぜ、あの時、9条を護れなかったのか、後悔する時代が来ないように...。あの時改悪を阻止できたから、平和があると思える時代になるように...。国民投票までじっくりと考えてみることが必要です。そして 選挙には行きましょう!私達の意思表示の原点はそこです。ブックランド、覗いてみてくだされば嬉しいです。新刊も更新しました。 |
ばたばたとGWが過ぎてブッククラブの発送も終わりました。寒かったり、真夏日だったりの日々ですが春も駆け足で去っていこうとしています。久々に電車で大阪に出かけて、大阪駅の様相がすっかりに変わっていてびっくり!阪急での石田陶春さんの陶展にでかけるのも、迷いそうでした。偕成社のeriさん、神戸新聞のsmrさんと待ち合わせ、会場で美味しいお菓子とお抹茶をいただきました。お二人にお会いするのも久しぶりで、お昼をご一緒して辛口の世間話などワイワイ。楽しい時間を過ごしました。その後、私は吹田市に住む娘のところに...。「12日、用があるので航世を見てくれる?」と以前より頼まれていて一泊です。バスの好きな航世と一緒に路線バスに乗って行ったり来たり、バスの窓から外をながめて「おっきいくるま」「ちっちゃいくるま」「トラック」「タクシ」「バスや〜」など叫びながらの二人。ふと気がつくとご本人はすやすや。(笑)片言をしゃべりだした航世に楽しくふりまわされての一日でした。ブッククラブのshちゃんがGW前から入院。少し山を越えたというお母さんからのメール。shちゃん、早く元気になってまたいっこさんにだっこさせてください。一日も早いご快復を心よりお祈りしています。 | ![]() 1歳と8ヶ月になりました。 |
ブッククラブの準備の日々ですが、今日、午前中は建築の仕事、午後はやきものの個展の近い友人の手伝いに、三田市にでかけました。 数日前から野性の猿が家の付近に出没すると聞いていたので、会えるかなあなんて思っていましたが、居間でおしゃべりしていてふっと気がつくとぬれ縁に猿が...。 ガラス越しに私たちがいることは、わかっているはずなのにけっこう平気そうです。2匹います。ちょっと遠出をして仲間とはぐれたのでしょうか?猿の年齢はわかりませんが、まだ 幼いように見えます。うまく群れに帰ることができるのでしょうか?心配です。すぐそばには飼い犬の”りん”が寝そべっているのに、横目でみながら何も言いません!?(”犬猿の仲”はうそのようです。)居ごごちがいいからしばらくいたら...というふうです。 友人が動物保護協会に電話をして相談したそうですが、「猿の味方をする。」と不満そう...?(笑) 友人茶陶陶芸家の石田陶春さんが5月9日よりうめだ阪急で個展を開きます。案内状も出来ました。 やきものがお好きな方は是非お出かけください。 | ![]() 網戸を通して |
先日、映画「バッテリー」を、そして昨日「東京タワー」を観てきました。どちらもいい映画でした。そして今、重松清さんの「きよしこ」を読んでいます。それぞれにそれぞれの思いをもちつつですが、人間にとって毎日の暮らしの中で、淋しかったり、悔しかったり、つらい思いをしたり、そんな中でもキラっと光る嬉しい瞬間があったり、そしていつのまにかいろんな出合いやかかわりの中で、生きていく力を得ていく、そんな日常が一番大切な事なんだということをあらためて思わせてくれます。アメリカでのバージニア工科大学での銃乱射事件にショックを受けています。また...というにはあまりにも悲惨すぎます。そして日本でも長崎市長銃撃事件。人間の人生、選ぶところがここしかなかったのか...と暗い気持ちにさせられます。今朝の朝日新聞にバグダッドで連続テロ150人死亡との記事。これもまた...というには...です。殺人という非日常の出来事が、日々、平凡に見えてもいろんなドラマを感じながら生きている生身の人間の尊厳も意志も未来もを奪うことは、人間社会そのものの未来を失うことだと思います。ただテロも殺人もニュースという名の下に日常化していきそうで怖い気がします。 | ![]() 「バッテリー」 ジオジオの愛すべき野球少年達、 観たかな? |
関東から来られたお客様とご一緒して有馬温泉をたずねました。花霞みの言葉どおり、山にはまだ桜の花が 残っていてとても綺麗でした。神戸で育った江草が言うには有馬小学校と姉妹校だったので、小学校時代、歩いて有馬まで来た...。「ほんま〜??六甲山を越えて〜?」いつも江草の話を半分に聞く私は疑いの目で...。”秀吉だってお茶会に大阪からきたはずや。””そんなことない。籠か馬だったはずやで” などあほなことも言いつつ...。江草はすっかり嬉しがって、「炭酸水にお砂糖をいれてもらって一杯5円だった...」う〜ん、これはほんとうかも...。ぶらぶら散策していると炭酸水が飲めるようになっている公園がありました。飲むとちょっと舌がぴりぴりします。たしかに炭酸水です。昔とはすっかり様子が変わった有馬の町に玩具博物館があって、ロバート・サブタのしかけ絵本がおいてありました。こんなところでおめにかかれるなんて...(笑)ゆっくりと食事をいただいておいしいお酒も江草だけいただいて(私は帰りの運転係)楽しい一日でした。買ってきた炭酸せんべいは、間にクリームが入ったものでした。これって風月堂のゴーフル...?。普通の炭酸せんべいのつもりがまちがったようです。ブックランドと新刊更新しています。覗いてみてくださいね。 | ![]() 炭酸水飲み場 |
ほんとにいいんでしょうか?ほんとにいいんでしょうか?何度でも問いたいです。状況に応じて事を変えていくという考え方は私は嫌いではありません。しかし憲法は変えてはならない理想です。憲法九条を変えることだけは、日本が歴史から学ぼうとしない暴挙であり時代の逆行です。憲法を政府に守らせるのは私達国民です。政府が変えようとするものではありません。国民投票法案が衆議院を通過しました。これからの日本がどういう方向に行くのか...。世界に誇れる平和憲法を今、変えるという事で日本がどうなるのか...。国民投票が行われるまでの3年間、私達は表面的な言葉でだまされることなく、今の政府が何をしようとしているのか、何をもくろんでいるのか、じっくりと見据えていく必要があると思います。ほんとにいいのでしょうか?政治家一人一人にも問いたい気持ちでいっぱいです。彼らは前線に出て銃を持つことはない。持つのは私たちの子ども、孫なのです。 | ![]() ジオジオの欅がお日さまに近い枝の先から芽吹いてきました。 |
桜が満開です。ブッククラブの発送準備に追われる中、日岡公園に桜を見に出かけました。8分というところでしょうか? ウィークデイですのに、たくさんの人で賑わっていました。屋台を見ると買わずにいられないもっちゃん、二人ともいい年をして"たいやき"をほおばりながらの お花見でした。でも寒かったのであつあつのたいやき、おいしかったです。まさに言葉どおりの花冷え。先日から風邪気味で、熱はなく元気ですが、 喉の痛みと咳がなかなかとれません。そんな状態で友人と夜遅くに電話をして、お風呂に入り、寝ようかな...と思っていると玄関の郵便受けに、小さな紙包みが入っています。開けてみると、友人から、「声だけの時は”葛根湯”を、喉の痛みがひどくなれば”改源”を...お大事に。電話不要です。」というメッセージと薬が...。電話不要とのまま、しっかり両方の薬を飲みました。嬉しかったです。感謝!林明子さんの 「とんことり」を思い出しました。ブッククラブの発送が終わったら、土曜日は我が家で法事です。風邪ひいてるばあいじゃない、掃除にかからなくっちゃ...!です。 | ![]() 日岡公園の桜です。 |
友人の陶芸展の案内状の制作を頼まれていて、でもイラストレーターというソフトが使えません。印刷所に送るのに、ワードで作ったものをイラストレーターであらためてデーター化してもらうために、若い友人swさんが泊りがけで助っ人に来てくれました。ブッククラブの準備をしつつ、PCを覗きつつ、おしゃべりしつつ、でしたが気がつくとちゃんとデーターを作ってくれていて、ほんと感謝!です。PCの世界は私にとってはやっぱり異次元で、頭から理解できないものという思いが強く、なかなか新しいことにまで挑戦できません。若い人たちにとっては、理解した上で選択できる世界なんだと思います。swさんがPCに向っているそばで、せっせと手書きでブッククラブの配本に添える手紙を書いている私、なんだかおかしくなりますが、「そこがいいんですよ。」と彼女に言われて単純に「そうなんや。」と納得の私。よくまちがいもするし、汚い字で落ち込みますが、毎月おたよりを手書きすることで、ブッククラブの子ども達(大人の方にも)に特別な思いが心の中に育っていくのを感じています。このまま手書きのおたよりを続けようかな...と思っています。これからも私のへたな字と文章によろしくお付き合いください。 | ![]() 5月9日〜うめだ阪急で |
昨年より依頼されていた家のプランがほぼ決まり、大工の棟梁と一緒に現場で配置の確認のために三田市に出かけました。午前中に仕事は終わったのですが、午後、三田9条の会で「映画日本国憲法」の上映会があり、頭数にいれているから...と友人に言われ棟梁共々参加しました。以前ブックランドでも紹介し、すでに見た映画でもあるのですが、あらためてこの憲法のすばらしさに改憲反対の気持ちを強くしながら見ました。主権在民を謳ったこの憲法は、国民が政府に強制すべきもので、政府の暴走を抑制する役割を担っている、今まさにその時なのでは...と思います。ジャン・ユンカーマン監督のこの映画、ほんとに是非!ご覧下さい。こんなすばらしい憲法に私達は守られているという認識をあらたにしてほしいと思います。20世紀には2億人の人が国家の殺戮によって死んでいると言います。21世紀はそんな時代を見据え、歴史に学ぶ時だと思います。戦争を無くすためには、軍備を増強するのではなく、平和的な感受性を育てていかなくてはならないという言葉、心に響きました。 友人の家でめずらしい花が咲いているから、写真を撮っていったら...と。HPのネタを提供してくれました。(笑)→ | ![]() 朝鮮半島に咲くというめずらしい花、タツタソウ。可憐な花です。 |
友人のお母さんより”いかなごの釘煮”が送られてきました。毎年送ってくださるのですが、今年は稚魚の収穫量が少なく、価格も高くなって、釘煮を発送する人も減っているそうで、友人からの電話で今年も送るね、と聞いた時は恐縮しながらも嬉しく...。早速に子ども達にも送らせてもらい、私達も熱いご飯とともにいただきました。おいし!!この味!絶品です。他におかずが要らないくらい...。ありがとうございました。もうこの地に住んで30年近く...いまだに自分で作ろうとしない私です。こんなにおいしく出来ないもんなあ...。釘煮といえば、週末に来た娘達家族と一緒に日曜日、明石の魚の棚に出かけました。行列のできている明石焼き(卵たっぷりのやわらかいたこ焼き、おだしでいただきます。)を食べたあと、賑わう商店街を散策しました。まさに旬、あちこちで”釘煮”が売られていました。煮ダコ、アナゴ、タコ飯、鯛めし、路上にまでならべられた鮮魚類。→ 必ず値引きがありお客さんへの呼びかけの声もあちこちで聞こえます、スーパーでの買い物も便利でいいけれども、たまにはこういう雰囲気も楽しいものです。いつもよりちょっと豊かな晩御飯でした。瀬戸内にも春!です。 | ![]() 日曜日なのでいかなごの水揚げはお休み。新鮮さが命のくぎ煮です。 |
陶芸家の友人が大阪梅田阪急で5月に個展を控えていて、先日、焼いた穴窯から出た作品の仕上げを手伝いに三田市まで出かけました。 暖かい冬に慣れた体が、急にこの何日かの寒さにぶるぶる!それでも雑木林にはピンク色のかたくりの花が2つほど顔を出し、こぶしの蕾がほころびはじめ、 春の訪れを感じます。穴窯の中で1000度を越す炎で数日焼き締められた器類は見事な景色をもった焼き物に姿を変え、自然と人のなせる技に、驚き感動しながらの 作業です。ブッククラブから本も届けている友人は大の上橋菜穂子さんファン。 「獣の奏者」やバルサなど本についての 合間、合間のおしゃべりや、窯からでたばかりの器でのお茶も楽しみつつ、 バタバタとした日常とはちがったいい時間を過ごしました。帰ってきてPCを開けると、ブッククラブの方より 「「獣の奏者」の2巻を早く送ってくださ〜い。」とのメール。4月まで待ちきれないようです。(笑) はい、在庫ありますのですぐに送ります。ブックランドと新刊も更新しました。 上橋菜穂子さんの完結を迎えた守り人シリーズについて書いています。 | ![]() こぶし |
ブッククラブの準備でバタバタしていて忙しいのは忙しい...んですが「3日のおひなまつりに航世の保育園で生活発表会が あるけど見に来る?」と連絡が入ると「行く、行く!」になってしまいます。「ン? 1才半で何を発表するの?」と思いながらも出かけてきました。 びっくりしたのは、親、おじいちゃんおばあちゃん、その数の多さ、すごい熱気です。プログラムには”できるだけビデオやデジカメを使わないで観て下さい” と書かれてはいるのですが、たくさんのお父さんたちは片手にビデオカメラをもって後ろの席を陣取っています。はい、もちろん航世のお父さんも...です。 無事に「いないいないばあ」と「よ〜いどん」それから名前を呼ばれたら手を上げる...(ちょっと協調性には欠けていた航世でしたが)をやりおえて、 お昼寝タイムに入りました。その間、妙に興奮してわいのわいの...しょうのないばあちゃんでした。急ぎ帰って来て、3月配本のおたよりを書いています。 7日ごろ発送の予定です。今しばらくお待ちくださいね。 | ![]() 0歳児の部屋の牛乳パックでできたトンネルと畳のすべりだい |
2月のブックランドにも書いていますが、昨日は西はりま養護学校で、
今日は幼稚園で明石学園の中学生による絵本ライブの時間がもたれました。
→ 練習の成果を見せる晴れの舞台、なんだか江草のほうが緊張して前の夜はあれこれと遅くまで準備していました。なんだか上機嫌で帰ってきて、 生徒たちは、絵本も紙芝居もとても上手にやっていたとのこと。子ども達との交流もいい雰囲気だったそうでほっとした様子。 西はりまの子ども達なんか「おやじがみたことがない<いい笑顔>を見せていた。」そうで、まいった...というところでしょうか。 先日、江井ヶ島小学校にお声をかけていただいて絵本ライブを行いましたが、 PTAのブックママの方より、子ども達が書いたお礼の文集が届きました。みんな”もっちゃんへ”で始まるお手紙です。 子ども達の文章はほんとにおもしろい。もっちゃんと笑いながら読みました。給食もごちそうになったそうで、いい時間を過ごさせていただきました。 ブックママのみなさま、いろいろお世話いただいて、ほんとにありがとうございました。絵本ともっちゃんが子ども達の記憶に残っていくこと、ジオジオにとっても 喜びです。 今日から3月。春です。確定申告の書類を出してほっと...。ブッククラブに専念!! |
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2月は28日まで、ブッククラブの準備にとってこの毎月より少ない3日は大きい。そうわかりながら、心地よく暖かい風に
誘われて、というか仕事からのちょっと逃避というか、このところメダカを飼っている火鉢や水槽、また発砲スチロールのトロ箱などを、
掃除し、あたらしい日なた水を作っては入れ替えという作業に時間を過ごしています。、
きっとメダカにとってはえらい迷惑なことなんだろうなあ...と思いつつも水も澄んできれいになり、メダカが気持ちよく(?)
泳ぐ様子に勝手に満足しています。メダカを飼いはじめてからもう何年になるのでしょうか...ものめずらしく、江草が夢中のなっていた頃から
今はもうメダカがいることが当たり前のようになっています。寿命が2〜3年と聞きますから、とうに世代は変わっているはずですが、
そのわりにはメダカが死んでいるのを目にすることがないのが不思議です。(ン?食べられているのかな...という思いがしなくもないのですが。)
トイレの中にも小さな丸い水槽を置いています。(100均で200円で買いました。)これがなかなかいいんですよ。春になったら、またたくさんの
メダカの赤ちゃんが生まれます。ご希望のかたにはさしあげていますから、いつでも...。あいかわらず、これも江草の楽しみの一つです。
今日は午後、偕成社のeriさんが来てしゃべって食べて!の時間でした。相変わらずeriさん、元気ですよ〜。 先日ブックランド、新刊を更新しました。見てくださったら嬉しいです。 |
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ブッククラブの発送が終わって、みなさまからのおたよりが届き始めると、あ〜無事に届いたんだ...とほっとしながら 楽しませていただいています。今年の冬の暖かさになんだか心配です、というおたよりが多く、人間はそこまであほやないやろ...とけっこう楽天的な私ですが、やはり気になります。 温暖化は地球規模で真剣に取り組んでいかなくては、これからの子ども達のためにもです。連休は私達の誕生月ということもあって、息子達家族が横浜から、娘達家族も 集まってくれて楽しく過ごしました。だっこ〜と手を差し出した孫たちをギュっと抱きしめられる、短いこの時期、大切に味わいたいと思います。 子どももそうでしたが、いつのまにか抱きしめるという行為ができなくなるんですよね。2歳の琥珀は「ぎゅっ」という絵本が大好きとのことで、 毎月絵本を届けている私としては”ニンマリ”です。久々”気になる本たち” 更新しました。学校にからむ本を2冊。 子ども達にとって学校は楽しいところであってほしい...願いをこめて...。 | ![]() 仲のよい時 |
今日、我が家では”光プレミアム”の工事が行われました。勧められるままに、基本料金が安くなるようだし、
と申し込んだのですが、光ファイバーって何?で、今までとどうちがうの?と聞かれても、ようわかりません。わからないままに工事が済み、
PCの設定もしてくれて、
何かあった時の電話番号だけちゃんとメモって、再び仕事に...。友人が電話をくれて「いっこさん、eoのほうがええよ。」いや、もういいです。わけのわからないところで悩みたくない...。
で我が家は今日から光です。だからなに?とつっこみたくなりますが。 ブッククラブの準備で忙しいのは忙しいのですが、昨日は2月1日、映画が1000円の日です。がまんできず、でかけました。 「アリ」以来ウィル・スミスが気になるということもあり 「幸せのちから」を観ました。実話のサクセスストーリーではあるのですが、貧しさの中での父と息子の関係がとてもいい!「trust me !」と父。 「I trust you.」と息子。何度かでてくるこの会話に、心がキュンとしました。向こうではなにげないよく使われる会話文なのかも知れないですが。 ウィル・スミスのほんとの息子だというこの男の子、かわいいです。演技もうまい!でもお父さんとお芝居の世界で別の親子を演じるってどんな感じなんでしょうね。 いや、立派にプロなんですね。きっと。 |
![]() 「幸せのちから」 |
一昨年末、昨年にわたって保育士希望の学生さん、また現役の保育士さんたちが、兵庫大学で 江草による絵本の自主講座を開いてくれましたが、今年もまた今保育士として働いているnkn君が音頭をとってくれて、今日ジオジオの教室で絵本の講座を 開きました。「何人くらい集まるの?」「さあ10人くらいちゃうか〜」など話していたのですが、なんと20人を越える学生さん、また保育士さんが 集まってくれて、教室はすごい熱気でした。3時から5時の予定が延びて、終わったのがもう暗くなってからでした。 帰り際に「おもしろかった〜」とか「楽しかった〜」など言ってくださって私にとっても何より嬉しい言葉です。 子どもにふれあう大切なやりがいのあるお仕事だと思います。こうやって前向きに自主講座に赴いてくださる気持ちとパワーに感激です。 蓄積してきた江草の知識やアイデアなどが現場でお役にたてるのでしたら、いつでもお声をかけて下さい。 「でも就職先がなかなか...」と言っていた男子学生さん、いい仕事先が見つかりますように...。 | ![]() |
久々の”こんな詩見つけた”の更新です。 「のはらうた」という工藤直子さんの詩集があります。 けやきだいさく こねずみしゅんぞう へびいちのすけ おがわはやと・・・ 工藤さんはそれぞれの野原の住人たちになり、詩を作ります。1巻から4巻まで出ていて、 毎年、保手浜孝さんが版画でつくる”のはらうたカレンダー”は ジオジオでも大変人気です。野原の住人達の視点も、感じ方もちがっての詩はとても自由で、自分も野原の仲間に入れてもらっているような大きな気持ちになります。 その野原の住人に今度は子ども達がなりきって作った詩のコンクールがありました。たくさんの応募数から選ばれた詩が「子どもがつくるのはらうた@」→という本になっています。 これが、ほんとにいい詩ばかりで、子ども達の感性にまいりました、と脱帽です。選ぶのが大変だっただろうなあと思います。2編を選ぶのも迷いました。 童話屋さんのほうより詩をつくった小学生の名前をイニシャルに...とのご指示でHPで紹介すること了承を得ました。岩ごろうくんおおぞらたかおくん、 ともにすてきです。こんな気持ちが子ども達の心にあるなんて嬉しくてたまりません。ぜひのぞいて見てください。よろしかったら本も・・・。 | ![]() 「子どもがつくるのはらうた@」 1050円 |
加古川市の隣町、稲美町に”子育て広場はらっぱ”という子育てサークルがあり、月に一度”しゃべろっ会”という 行事がある日にブッククラブの本をお届けしています。いつもは江草が出かけるのですが、今日は氷丘南小学校で絵本ライブのお声をかけていただいていましたので、 急きょ、私がでかけました。お母さん達が自由に子どものことをはじめ、おしゃべりをすることで、先輩たちに知恵をもらったり、同じ悩みを話しあったり、こういう場を 作り上げてきた稲美町の女性の力、すごいなあといつも思います。なにより、いつもおたよりを書かせていただいているお母さん達にお会いできたのが嬉しかったです。 江草のかわりに絵本も読みましたが「せかいいちながいへびのはなし」「うちにあかちゃんがうまれるの」楽しんでいただけたでしょうか?久しぶりでした。たくさんの前で絵本を読むのは。 で、絵本ライブが終わって、待ちぼうけしている江草を氷丘南小学校まで迎えに急ぎました。校門、今はちゃんと施錠されているのですねェ。 インターホンでジオジオを名乗って開錠してもらいます。 今の時代、仕方のないことなんですね。絵本ライブは3年生が対象で、「みんな丑年やで。」ともっちゃん。江草も(私もですが)丑年です。 「幾つ違いか計算したら48歳やで〜!!」自分の年を意識しない人ですが、はい、確実にじいちゃん世代どっぷりです。でも子どもと接する時が一番嬉しそうですね、この人は。 1月2月は絵本ライブや講演でけっこう忙しそうです。 |
TUTAYAが半額ということなので、久々に足を運び4本のDVDを借りてきました。今日見たのは小川洋子さん原作の「博士の愛した数式」 江草は原作を読んでいますが私は読んでいません。原作とくらべて云々する江草を制しながら(数学好きのもっちゃんの解説がうるさい。)観ましたが、ほんとにいい映画でした。 なにより言葉に惹かれます。10年前の事故で80分しか記憶が保てなくなったという博士が、家政婦さんの子どもである少年の頭をなでながら言います。「賢い心がいっぱいつまっている頭だ。」 そしてルート(√)というニックネームをつけ、 「ルートはどんな数字だって受け入れてわけへだてなく友情をそそげる。」数のありようをこのように捉えることがとても新鮮で、 数字に寄り添う博士の心が浄化されたとても美しい世界に思えます。 ドラマにはいろんな捉え方があると思いますが、こういう博士との時間が少年にとって、どれほど大切でいい時間だったか、(後に数学の先生になって 生徒達にこの博士の事を語ります。ただ原作にはないともっちゃん。)たとえ記憶が保てないというハンディを背負っていたとしても、こういう大人が子どものそばにいることのすばらしさを思いながら観た映画でした。 目に見える世界は目に見えない心の世界がささえている、だから肝心なことは心で見なくては...こういう事を話してやれる大人が。オススメです。まず、親となっている私の子ども達に。 | ![]() 「博士の愛した数式」 |
お正月も過ぎ、ブッククラブの発送も終わってちょっとのんびりと一息。ゆっくりといただいた年賀状に目を通したりしています。 今年は亥年、”猪突猛進”ではなく”ちょっとずつ前進”などと嬉しい言葉にも出会います。 「猛進する政府を食い止めたいものです」という年賀状もあります。 私の小学校一年生の時の担任の先生からの年賀状に「あ〜お元気でいてくださっている」とほっと嬉しく、 HPが更新されないので心配していた上野瞭さんの奥様からの年賀状に「あ〜よかった〜」と安心しました。 奥様の文章に、上野瞭さんの猫の絵の年賀状がなつかしく思い出されました。ブッククラブの皆様からの年賀状は、 一生懸命描いてくれたいのししの絵やかわいいお写真、毎年いただく年賀状に、大きくなって...とほんとに楽しませていただきました。 ありがとうございました。もっちゃんは今日は加古川図書館の”子どもの本の研究会”の日で出かけました。 昨夜は本棚をごそごそと乙骨淑子さんの「合言葉はてぶくろの片っぽ」を出してきて読みなおしていました。絶版になっていますが、研究会の今月の課題の本なのでしょう。 その後は新年会だったようです。遅くなりましたがブックランド、新刊も更新しました。今年もジオジオをぼちぼちと楽しんで続けていきたいと思います。 いい年になりますように。 | ![]() 小学校一年生の時(50年前です。)の担任のhr先生の年賀状。91回二科展とあります。ご活躍のこと、嬉しいです。 |
明けましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いします。 清水真砂子さんからいただいた年賀状に、暮れにはピアスさんが亡くなられて...と書かれていてびっくり。 確か1920年のお生まれだと思いますので、納得もできるのですが、作品から、また清水さんの書かれた文章から、この方の生き方、考え方に 魅かれてきました。寂しいです。どの作品にも魅かれ影響されてきたと思うのですが、特に「真夜中のパーティ」(”気になる本たち 32)に出合ったときは、 この中には忘れかけていた幼い頃の自分がいっぱいいる!と興奮したのを覚えています。こういう作品に出合えたこととても嬉しく思いました。 子どもの本の世界にふれて20年余り、たくさんの作家の方、作品に出合って、助けられてきました。 作品が残り続けることに感謝しつつ、まだまだ書かれたものにに影響を受け続けたいと願う気持ちでいっぱいです。 清水真砂子さんの年賀状の「でもなんとか書きつづけます。」という言葉にとても嬉しく...。どうぞお元気でいてくださいと願っています。 2日3日と実家のある田辺市に帰りました。お墓参りの帰り、河口に近い川べりで、お年寄りのご夫婦がカモメにえさをやっている光景に合い、 娘達夫婦とともにしばらく見とれました。→ |
![]() 娘にHP用に写真を撮ったら...と言われ携帯で。 |