お元気ですか〜? 2006
お元気ですか〜? 2007
お元気ですか〜? 2008
お元気ですか〜? 2009
お元気ですか〜? 2011
2010. 12. 31
今年もいろいろありましたが、無事に一年の終わりを迎えることが出来ました。今日は、朝から餅つき器を使って、4人の孫たちとお餅つき?!。つきたてのお餅をまるめるのかと思うと私の指示など無視をして、ひらめやおたまじゃくし、あんこうやへびなどのお餅ができました。どうやら粘土遊びとまちがえているようで...。明日のお雑煮に使うのが楽しみです。ケンカしたり、仲良くなったり、笑ったり、泣いたり、孫たちにかこまれて賑やかにわいわいと過す年越しになりました。嬉しく幸せなことだと感謝です。 今年もほんとにお世話になりました。ありがとうございました。寒い大晦日になりました。どうぞ皆さま、お体に気をつけて良いお年をお迎えください。来年もよろしくお願いします。 | ![]() 祝い箸の名前、今年はkohakuが 書いてくれました。 |
クリスマスも終わりました。ジオジオからのサンタ便も無事に届いた様で、ツリーの下にジオジオからの本が置いてある写真も送っていただいたりで、幸せな気持ちになりました。私たちも娘達と早めにチキンやケーキでクリスマスを過し、koseiとrihoはサンタさんからのプレゼントを楽しみに吹田に帰りました。クリスマスの朝の子どもたちの歓声、親にとっても至福の時ですね。たくさんのサンタさん、ご苦労さまでした。 さて気がつくと、年の瀬もおしせまっています。今年も例年通り、あちこちと手抜きしながら、子ども達家族を迎えての年越しとなりそうな予感ですが、久々の孫達そろっての時間、楽しみです。kohakuは「おばあちゃん、二人でお店におふとんしいて寝ようよ。」「んん!」それもおもしろいかも...と心のどこかで...。さてどうなりますやら。 久々に「バムケロ」シリーズの新刊が来年そうそう出ます。「スコアブック」も6巻目が出ました。また配本に加えていきます。カレンダーは全て完売です。ありがとうございました。今からのご注文は入荷が来年になります。少しお店に在庫がありますので、よろしかったらお年玉などお声をかけてください。お店は29日まで開けています。さあ、年賀状も...です。それにしても寒い。なんだかなつかしい寒さですが。 | ![]() そろそろ暮れの買い物を... rihoです。 |
版画家の山田喜代春さんから来年の卓上カレンダーが届きました。ありがとうございます。嬉しいです。「花輪廻」来年のテーマは花です。パソコンの横に置いて、山田さんのやさしい味わいの句と版画をまた一年中楽しめます。送料込みで一部1000円で購入できるようです。ジオジオのお店のテーブルの上に展示していますのでご覧下さい。書き込みもできて、便利です。 今年、最後になります。BOOKLANDと新刊を更新しました。佐野洋子さんの事を書かせていただいています。よろしかったら見てください。 午前中、播磨西小学校にお声をかけていただいて、4年生だけでしたが選書会をしました。「この本、どんな内容ですか?」とか「おすすめの本はどれですか?」とか、いろいろ質問をしてくれて楽しかったです。「この中で一番おもしろい本はどれですか?」は、ちょっと絶句...(笑)「実物大恐竜図鑑」の恐竜の鋭い歯に、手を持って近づけようとしたら、あわててひっこめた子がいたりして、まだまだ4年生、カワユイです。二学期中には図書室に入ります。楽しみにしててくださいね。 | ![]() 水仙を門にかかぐや門前町 20×10cm |
今月の発送が終わりました。運送会社が一番混雑する時期です。無事にお手元に届きますように...。後はサンタ便の準備やお年玉の選本、クリスマスやお正月をのんびり過すためには、1月のブッククラブの準備もはじめなくてはなりません。そんなこんなでジオジオにいて仕事をしていますが「3度目です。やっと開いていました。」などおっしゃってくださるお客さまがいらっしゃったり、ほんとに申し訳ないことです。
お休みの日や開店時間もきちっと決めないと...思いながら年末です。HPで、地図や案内を...と思いながら年末です。ぼちぼちですが、ちゃんとしていきます。つもりです。少し早いですが一年の反省...。反省ばかりの一年、いや人生です。 今日は、日米開戦のパールハーバーの日でもありますが、ジョン・レノンが銃弾に倒れた日でもあります。もう30年が経つのですね。我が家に泊まってくださった方でしたらご存知と思いますが、浴室のタイルの壁に「imagine」の歌詞がレタリングシートで貼ってあります。こういう事をしたくなる時は大体、何かに行き詰っている時で、でも多分、レタリングが足りなくなったのでしょう、3番の歌詞は未完成のまま...という中途半端。30年たっても、毎晩、お風呂に入るたびに、ジョン・レノンも歌も私の中で生きています。多分たくさんの人の中でもですね。 | ![]() 3番の歌詞、未完成のまま十年以上経ちます。いやもっとかも。 |
12月ですねェ〜。ついに。日々、発送準備に明け暮れていますが、プリンターの調子が悪く、まいっています。先月もヘッドクリーニングを繰り返しながら、だましだましでしたが、今月のブックランドもカラーの部分の印刷がかすれています。(お許しを)メーカーのサポートに問い合わせると、出張費やヘッドの掃除などで安いプリンターが買えるほどかかります。2年前に新しく売り出されたA3対応の複合機です。使用頻度は多いほうだと思うのですが、やっぱり私が悪い?どうすべェ、と思いながらまた、だましだまし。年賀状もあるんやなあ〜。 昨日の午前中の突然の雨風!びっくりでしたが、ケヤキの葉がほぼ散ってしまいました。これで落ち葉の掃除から少し解放されます。 バタバタとしながらもカレンダーやプレゼントを買いに来てくださるお客さまとのおしゃべりも楽しみつつです。12月はできるだけ、bookspaceジオジオを開けておきたいと思っています。よろしかっらたのぞいて見てください。 昨夜は「お母さん、ごきげんななめ」(誰のせいや〜)(笑)と電話をかけてきたkohakuと楽しいおしゃべり。ほんまにこのDNAは誰?と思いつつも嬉しく暖かい気持ちになります。どうやらいい子にしていないと、年末加古川には連れて行かないと言われたようで、(「わたしの態度が悪いから。」とよくわかっているのです。)「その時は迎えにきてね。」(笑)「はい。馳せ参じます。」来年は小学校です。 | ![]() 剪定から2年近く、またまた大きく枝を張り出しました。 |
いちおう水曜日、木曜日は bookspace のほうはお休みにしています(それ以外でも閉めている時あります。スミマセン。)が、今は12月のブッククラブの準備で、ずーといて仕事をしています。どうもなかなかはかどらないで、雑用ばかりで時間が過ぎていきます。クラフト紙や梱包のマット、クリスマス用の包装紙の注文、急ぎクリスマスのリースも作りました。サンタさんからの依頼、お年玉用の絵本、発送の日もまちがわないようにしなくては...。合間に孫達へのプレゼントもあれやこれや頭の中を巡ります。年の瀬の忙しさはあわただしくもあるのですが、そんなにいやではありません。それでも年々段取りが悪くなり、うっかりが多くなり、予定通りに事が運べなくなってきているなあと感じます。しゃあないですね。ぼちぼちペースでがんばります。 清水真砂子さんからお葉書が届きました。ちょっと緊張して読みます。(笑)bookspace のこと共感の拍手をそっと贈ります。と書いてくださっていました。じんわりと嬉しく...。ありがとうございます。 独裁の恐さ。制止力の働かない政治の恐さ。危ういのでしょうか...我々の国の平和も...。どこか実感なくニュースを見ています。そういえば遠い昔の今日、作家三島由紀夫が自衛隊に乱入して割腹自殺。その日の事、学生だった私の記憶に強烈に残っています。一糸乱れぬ軍隊の行進、詰襟の軍服。ずりおちそうなGパンのほうが平和です。 | ![]() クリスマスです。急ぎリースを。 |
この時期、なにかを置き去りにしたような気持ちをひきづりながら日々が過ぎていきます。なつかしいお客さまからのカレンダーの注文やお孫さんへのクリスマスのご相談があったりで、11月も半ばだと実感させられます。お店も少しずつクリスマスモードに...など思いながらなかなか気持ちも体もついていきません。でもそろそろ! ビルマで長く軟禁生活を強いられていたアウン・サン・スーチーさんが解放されたという嬉しいニュースがありました。今後のスー・チーさんの身の安全と制限なしの民主化活動を祈るばかりです。もう何年前になるでしょうか...。いつもお米と卵を届けていただいている広岡農場にビルマから農業研修に来ている方がいました。時々ジオジオの配達にも来てくれていましたが、自国では医師だったという若くはないその人が、私の国をミャンマーと呼ばないで欲しいと言われていたことが強く印象に残っています。今、どうされているのでしょうか...。ようやくの新しいビルマの国作りに向って活躍されているような気がします。 今月のブックランド、新刊、そしてみなさまからのおたよりも更新しています。 | ![]() ジオジオのつたの紅葉です。 |
11月の発送が終わりました。まもなくお手元に届くことと思います。今月も楽しんでいただけますように。今月はクリスマスやお年玉のご参考になればと、プレゼントリストを同封しています。ブッククラブの方でなくても、もしご希望の方がありましたらお送りしますのでお知らせ下さい。bookspaceジオジオには置いていますので、いつでも。(閉まっている時はごめんなさい。) 今日、配達に行ったブッククラブの方の3人目の赤ちゃんを抱かせてもらいました、1ヶ月ちょっとの赤ちゃんです。いとおしくて胸が熱くなります。あくびをしたり、顔をしかめたり、100面相。見飽きません。私が抱いていると4歳のお兄ちゃんは心配そう...。大丈夫、とらないからね。(笑)「かわいくて、かわいくて」とおかあさん。赤ちゃんを抱いて、こぼれるような笑みを見せるお母さんはほんとに輝いています。こちらまで暖かい気持ちになって帰ってきました。孫のrihoは明日で1才になります。こんな小さな赤ちゃんだったことが信じられない思いがします。元気にお誕生日を迎えられることなによりと感謝です。あんよもそろそろのようですが、急がなくてもいいよ〜。 | ![]() こんな座り方もできるようになりました。あれ?rihoにしっぽ、あったっけ? |
佐野洋子さんが亡くなられました。癌で闘病生活を送られていることは知ってはいましたが、ただただショックです。この方の絵本は、目からうろこが落ちるように絵本への認識を大きく変えてくれました。「100万回生きたねこ」「おじさんのかさ」「おぼえていろよおおきな木」「空とぶライオン」...。子どもに媚びることなく、むしろきれいごとだけではすまない世の中をしっかり見据えた絵本でした。「100万回生きたねこ」に紹介されている佐野洋子さんの写真は確か、革ジャンとパンツでオートバイにまたがっていました。一度ジオジオに来てくださったときには大島紬の着物姿でした。私にとって佐野洋子さんは生き方も姿もかっこよかった。たくさんのエッセーにも元気をもらいました。子ども時代、おおみそかに何かで腹を立てた父親がちゃぶ台をひっくり返し、天井を見ると年越しそばがくっついてゆらゆらゆれていた...。長く会話のなかった息子さん(絵本作家です。)の「おはよう」という一言で嬉しくて号泣した...。そんな佐野さんが好きでした。ジオジオの大切な作家の方がまたいなくなりました。絵本もエッセイももう新しいものに出会えないこと淋しいです。 | ![]() |
ほんまにしょうもない話です。すみません。別にポプラ社さんに文句を言っているわけではありませんので...。何年か前に「かいけつゾロリ」の販促品でいただいたものなのでしょうか...おまけとしてついていたのでしょうか...。ゾロリの顔の鼻の部分を押すと”おなら”の音が出るおもちゃです。”ぷ〜” とか ”ブッ”とか4種類ほど...。孫のkoseiのお気に入りでどれだけ私たちも楽しみ笑ったことでしょうか、ありがとうございます。で、使いすぎたのかどうか、すっかり鳴らなくなってしまいました。どうやらスイッチのあたる鼻の部分も傷んでしまったのか効かなくなったようです。koseiが来た時だけ出しますので、電池を換えるということもせず、すっかり忘れていたのですが、一週間ほど前から突然、ひとりでに鳴るのです。それも間をおいて、その間も何時間かだったり、数分だったり気ままなものです。家のどこかで、おならの音が...最初は笑っていたのですが、止める術もわからず...。夜中に鳴ったりもしますのでクッションで押さえたり、引き出しの中に入れたり、それでもかすかにおならの音が...。??不思議です。どうしたもんでしょうかねぇ、ゾロリさん。ほんまにしょうもない話で...。でもちょっといらついていますぜ。 | ![]() |
バタバタと日が過ぎていきます。先日「だじゃれどうぶつえん」などの絵本を出版している絵本館より「子どもの本専門店100人が選ぶ絵本館ユーモアえほんBEST10」のアンケートがあり、今日その結果が送られてきました。「ぶたのたね」「いいから いいから」「おならうた」が上位3位です。私が選んだ「でっこりぼっこり」「おどります」もベスト10に入っています。子どもの本専門店といっても好みなどほんとにいろいろなんだなあと結果を楽しく見させていただきました。ジオジオのブッククラブの配本もジオジオ好みになっていることと思います。いいのでしょうか...と思いながらです。 たまりつつある仕事を気にしつつ、勧められて映画「悪人」を観に行き、tsutayaの宅配レンタルのDVDでマイケル・ムーア監督の「キャピタリズム」を観ました。悪は巨大になるほど法によって裁かれることはないのですね〜。それでもどちらに身を置くのかと考えると、悪を行えば法で裁かれるつつましくも普通の暮らしの側に立ちたいと思います。負け惜しみでしょうか...。 「のはらうたカレンダーの予約をお願いします。」という手紙が郵便受けに入っていて、そんな季節なんだ...とブッククラブの準備も含めてアセリ気味です。明日からはちゃんと仕事しよっと。 | ![]() 「ぶたのたね」 子ども達、好きです、この絵本。 |
1歳のときからもう15年もブッククラブから本をお届けしているrkちゃんのお母さんからNHK合唱コンクールの高校生の部の全国大会がテレビで生放送されるという連絡があり、あわてて録画予約。成長されたrkちゃんの晴れ姿を画面で私まで誇らしい気持ちで見させていただきました。涙腺はゆるいほうではないつもりですが、若い人たちがこうやって懸命に何かに打ち込んでいる姿は、感動的で目頭が熱くなります。どの高校も見事なハーモニーです。課題曲は谷川俊太郎さんの「こころ」という詩で、谷川さんも会場に来られていました。それぞれの詩の解釈が歌い方や表現に現れているのでしょうね。私はただただ感心しながら見ていました。rkちゃんの高校は見事、優良賞に選ばれました。 ブッククラブのお付き合いが深まるにつれて、お会いすることはなくても、なんだか特別の想いを持つようになってきます。もちろんこちらの勝手にです。(笑)たくさんの子どもや孫がいるような... いや、私と同世代、年上の方もいらっしゃるのにこれは失礼ですね。(笑)幸せな本屋だなあといつも思っています。 先日の絵本ライブに続いて、今日は八幡小学校の高学年の選書会でした。江草がたくさんの本を持ってでかけました。どんな本が図書室に入るか楽しみです。八幡小学校は校庭に二宮金次郎の石像があります。歴史を感じます。今の時代、めずらしいんじゃないでしょうか。ブックランド更新しています。 | ![]() 八幡小 選書会 ジオジオからの本が図書室にはいること嬉しいです。 |
理論社が民事再生法の申請をしたというニュースは寝耳に水で驚いています。「だじゃれ日本一周」が大人気です。思いもかけませんでした。岡田淳さん、斉藤洋さんの本、上橋菜穂子さん、上野瞭さんの本、梨木香歩さん、森絵都さんの本、また「ひねり屋」や「スターガール」などなど、ジオジオにとっても欠かせない大切な出版社です。既刊のものについてはひき続き注文できるとの知らせに、とりあえずほっとしていますが、子どもの本に対する姿勢が感じられる出版社です。なんとか再生してほしいと願っています。先日も梨木香歩さんの本などを出版している原生林の倒産のニュースが入ってきたばかりです。なんだか淋しいです。確かに本は売れなくなっているとは思いますが、子どもの本が無くなっていく世の中になっては困ります。今日も、配達に行った小学校で先生から理論社の「天使のかいかた」の注文があったばかりです。微力ですが、これからも理論社の本も含めて、子どもの本を大切に仕事をしていきたいと思います。大人も元気をもらえるんですよ、子どもの本の世界って。 | ![]() |
昨日、今日とブッククラブの発送でした。追加注文のある方、「獣の奏者 外伝 刹那」の配本の方は明日、明後日の発送になります。入荷が遅れました。すみません。 保手浜さんから2011年 のはらうたカレンダーが送られて来ました。来年はうさぎ年なんですねェ〜。夏をひきずってはいられません。年末近し!です。扇風機も片付けなくては...。ひんやり冷たい藤の敷物の上でふるえていないで しまわなくては...。長袖の服もちゃんと出さなくては...。 かもがわ出版より清水真砂子さんのエッセイ2冊目「不器用な日々」が届きました。発送が終わったら読もうと楽しみです。またブックランドで紹介したいと思っています。 福音館書店から出ている「たくさんのふしぎ」(実はジオジオの開店月が創刊号でした。)の11月号、おもしろいです。テーマは”中にはいってみよう”建物の中の空間についてです。最初にル・コルビジェ設計のロンシャンの礼拝堂です。昔、建築雑誌でこの建物を見て、この礼拝堂の空間に身をおいていろんな光を感じてみたいと思い続けたことがあります。建物の形や窓、高さによって空間はいろんな表情を持ちます。「建物は、おしだまったり、語りかけたり、時々歌ったりする」と言った詩人がいたと書かれています。子どもの頃にこういう本にふれることができるってなんだかうらやましいなあ。 | ![]() 「おおきなポケット」は来年3月で休刊。「たくさんのふしぎ」は続いて欲しいです。 |
ブッククラブの準備に加えて10月の八幡小学校の選書会のリストや発注で仕事が山積み...の中、昨日来た新しい携帯電話の設定に加えて、ノートパソコンの調子が悪く一日、あれやこれやで仕事にならない時間を過しました。トラブルの内容や指示が画面に英語で出ます。
おおよそでキーを押し、おおよそで...やっぱりあかんわ...とメーカーのサポートに電話しました。これも録音された声に従って生の声を聞くまでの手続きの長いこと。世の中いつのまにこんなにややこしく、めんどくさくなったのでしょうか。で、パソコンはしばらく入院です。やれやれ。 不思議なことがありました。一笑に付してください。夕方、仕事を切り上げてそろそろ上に(自宅)に上がろうかな...と目を上げるとドアのところに、ヒラメ(猫)がいたのです。「あ〜ヒラメによく似ている。」と一瞬は思ったのですが、首の傾げ方、目の表情がまさしくヒラメ。6年前に亡くなったのですからそんなはずはないのですが...。ドキドキしながら小声で江草を呼びましたが、もう薄暗くなった道路のほうに歩いていき、見えなくなってしまいました。夢?まぼろし?それにしては現実感がありすぎます。20年以上一緒に暮らしましたので、似ているだけなら目をみればわかります。いやでもそんなはずないと思いながらしばらくあたりをうろうろしました。「ヒラメ、元気付けに来てくれたの?」とちょっと柄にもなく胸がつまって眠れない秋の夜でした。それにしても...まだ不思議な気持ちがとれません。 | ![]() ヒラメ 1982−2004 私の携帯電話の壁紙です。 |
9月も今日で終わり。明日からは衣替えです。というわけでもないのでしょうが急に気温が下がり、肌寒い一日でした。京都の法然院で友人の島るり子さんのうつわ展が開かれていますので出かけました。電車の中で、今月のブックランドでも紹介するつもりの岩崎書店 の新刊「天才のら犬、教授と一緒に哲学する。人間ってなに?」を読みましたが、銀閣寺通りでバスを降りて、哲学の道を通って法然院へ...。あまり人間とはなにか...など考えることもなく(笑)なんでこの道にこういう名前がついたのかなあ...。 前から欲しかったるり子さんの耐熱の平皿を買いました。ガスコンロやオーブンにそのまま使えるすぐれ物です。フライパンやお鍋代わりに使って、そのまま食卓に出せますし、おしゃれです。と言いながら老夫婦二人です。最近やる気で料理してないなあ〜と心のこもらない反省。うつわ展10月3日までです。 加古川駅に着いて、駅まで迎えに来てもらおうと携帯電話を出して、使えなくなっているのにびっくり。そういえば今日から新しい携帯電話になるんだったっけ...。公衆電話をさがしてウロウロしました。帰ってからブッククラブのおたより書き。新しい携帯の設定やらはちょっとその気になれず置いたままです。 | ![]() すき焼き、グラタン、ビビンバ、鍋物お菓子も...。やる気?! |
肌寒く、雨です。一週間前には想像も出来なかったお天気です。遅ればせ、急ぎ足の秋でしょうか?彼岸花もすっくと立ち上がり花咲かせています。 携帯を替える事になりました。何も不都合なく、全然替えるつもりもなかったのですが、年寄り向けの営業でしょうか...(笑)契約解除の手続きもしてくれるそうで、3ヶ月無料になるサービスもあるそうで、基本料金も安くなるそうで、その説明も内容もほとんど頭を素通りしているのですが、本棚の漫画「20世紀少年」を見て「これおもしろかったですねエ〜」など話しているうちに、サインして、はんこも押して、「まっいいか...」になりました。機種も変ります。ほとんど携帯しない、使わない、でも充電が好きな江草が新しくなること喜んでいます。なんで?(笑)使い方、また覚えなきゃいけないんだなァ〜とちょっとめんどくさい気も...。 これも今のままで何の不都合もないのですが、我が家にもとうとう地デジ対応の液晶テレビとブルーレイレコーダーがやってきます。さっさと世の中の流れについていけない年齢と性格を充々にわかりながらもなんだか複雑な気持ちです。もったいな、で、めんどくさ、です。 | ![]() 「へくそかずら」こういう名前がつけられているとなんだか寄り添いたくなりますね。(笑)会津川河原にて。 |
朝夕、ようやく涼しくなり秋が遅ればせながらやってきました。気がつくとお彼岸。いつもお米と卵を届けていただいている福崎町の広岡さんが、「今年は彼岸花が遅いよ。」と言ってましたが、毎年ケヤキの根元に姿を見せてくれる彼岸花が今年はまだのようで、お墓参りに持っていけそうもありません。これも夏の暑さに原因があるのでしょうか...。 10月のブッククラブの本が入り始めました。一ヶ月のはやいこと。 クリスマスやお正月用のリストにも手をつけなければと思いながら、ようやく涼しくなったところなのに〜と少々複雑な思いです。 先週は実家に帰り、夏より少し調子が悪い母と過しましたが、これからはできるだけ帰る回数をふやして行こうと内心思っています。自分のことより常に家族のためにと懸命に生きてきた母が、高齢になった今もなお子ども達に迷惑をかけたくないと必死に思う様子に、心痛く、頭が下がります。年を経るにしたがってわかってくることが多い今です。母の年に自分はどこにいて生きてきた人生に何を感じるのだろうと思いつつ、年末までの仕事の段取りをぼんやり考えながらブッククラブの準備の日々です。 | ![]() 海にも秋。田辺、扇が浜。 |
メールでブッククラブの申し込みをしたのに返事がなくて...と、独身の頃からのお付き合い、今は結婚され、お母さんになって倉敷市で暮らしているtknさんが訪ねてくれました。びっくり!多分迷惑メールのフォルダに入ってしまい削除してしまったのだと思います。チェックしているつもりでも、こんなことがあると他にも同じようにご迷惑をかけているのでは...と身のすくむ思いです。気をつけなくっちゃ!です。出来ましたら件名を「こんにちわ」とか「お元気ですか?」「初めてメールします」などは避けて「ジオジオブッククラブ申し込み」とか「本の注文」とかにしていただければ助かります。でもおかげで(?)初めて出会う5才になったkhrちゃんと、お母さんになってもお変わりのないtknさんとの楽しい時間を過しました。ジオジオの再開を喜んでくださって嬉しかったです。土、日と初めてのお客さまや、なつかしいお客さま、入荷した「獣の奏者 外伝」を取りに来てくださるブッククラブの方など、以前のジオジオの雰囲気を味あわせていただきました。当たり前といえば、そうなのですが、本を買い来てくださる方のほうが多く販売用の本棚も充実させていかなければと思っています。ブックランドと新刊を更新しています。 | ![]() エアスラマーをおいています。人気です。このゲーム。 |
最近、買いましたノートパソコンの画面には、加古川市の天気と気温が常に表示されているのですが、8月から30度より下回ることはなく、日中はほとんど33度、34度という毎日です。この暑さなのに、クリスマスの絵本やカレンダーの注文書が届き始めました。いやはや...。朝夕の涼しさが、待ち遠しいこと。 神戸新聞が bookspace ジオジオ のことを取材してくれました。2日の朝刊に、予想以上に大きな記事になっていてびっくりしました。で、でしょうか...「たぶん、このあたりだとうろうろしているのですが看板はあがっていますか?」とか「野口町のどのあたりでしょうか?」との電話があって、あわてています。確かにわかりにくいかもです。看板、ありませんし...。国道2号線の閉店しましたが、ニトリ、ケーズデンキのあったところの信号を南に折れてください。麦秋舎というイタリア料理のお店のあるところです。すぐに左にD3(デッサン)という白い建物の美容院があります。左に曲がってその隣です。つたにおおわれ、けやきが伸び放題、うっそうとした建物です。開けている時には、OPENと書いたイーゼルを出しています。行き届かないことですみません。 ブッククラブの発送が終わりました。今月も楽しんでいただけますように。映画でも行くっかな...。 | ![]() 以前はベンチにごりらのぬいぐるみが座っていました。 |
8月も終わります。昨年の今頃は政権の交代劇を前に期待と興奮の日だったように思います。期待していたはずの民主党、いったい何をしているんでしょうか...。鳩山さんの退陣の時のピースサイン。小沢さんを道づれにすることが民主党のためになるという判断をしたのではなかったでしょうか...。ン!首相にしていただいた恩があるって...。そんな...。と開いた口がふさがらないのですが...。で、で、なんですか...また日本の総理大臣が変わるかもしれないのですか?いや、変らなくてすむのですか?問題山積の日本をどうして行くのか、大事な事が何も見えないままです。 さておいて、9月の発送を前にジオジオのお店で、せっせ(?)とおたよりを書いたり、ブックランドを手直ししたりしています。時々、「またお店するのですかァ〜。」とか「ここなんのお店ですかァ〜」と覗いてくれる人がいます。「おばちゃん、私のこと覚えてる?」と入ってきてくれた女の子。5年のブランクは大きいかも...。面影なんとなく...でも嬉しいです! みんな宿題は大丈夫かな...。明日から2学期! | ![]() 鈴虫。朝夕きれいな音色を聞かせてくれます。 |
しかけ絵本教室が終わりました。参加してくださったみなさま、ありがとうございました。しかけ絵本を機会にbookspaceジオジオをなんとかオープンしました。なつかしいお客さまも訪ねてくださって、楽しいおしゃべりのひとときを過させていただいています。定休日、営業日など詳しいことを決めないままにですがしばらくは水曜日、木曜日はお休みをいただいて、後は開けるつもりですが、もし何か用ができて閉まっている時はお許し下さい。時間は午後1時位から6時くらいまでと思っています。よろしかったらお訪ね下さいね。 高校野球も終わり、セミやカブトムシたちも、夏を生ききり命を終えていきます。残暑厳しい毎日ですが、夏の終わりを感じつつの日々です。お店に来てくださる学校の先生達も夏休みが終わること残念そうです。気持ちは子ども達と同じですね。(笑)でも早く学校が始まらないかなあ〜という一年生もいました。ともあれ、宿題がんばってくださ〜い。ジオジオも9月のブッククラブの準備です。 | ![]() おねえちゃんライオンと弟ライオン |
25年前、ジオジオが開店した夏のことでした。大変な飛行機事故が起こったことをニュースで知りながら、お盆で実家に帰省しました。加古川に帰ってきて、開店前からいろいろとお力添えを頂きお世話になった作家森はなさんの息子さんがその飛行機に乗られていたことを知らされました。御巣高山の日航機事故です。お通夜や告別式など、当時の思い出があいまいになる中、時間をおいてはな先生をお訪ねした時に、胸を何度ももたたかれて、「再び息子が私の体に、ここに帰ってきたんや」とおっしゃられていたことが忘れられません。 お店の準備のために家の本棚から「じろはったん」「もどってくるもどってこん」など、はな先生の本を出しながらいろんな思い出がよみがえり胸が熱くなりました。 60歳を過ぎて児童文学新人賞を受賞され、年齢を感じさせない執筆活動と、また穏やかでユーモラスな年の重ね方も示してくれた方でした。 先生が亡くなられる何ヶ月か前だったでしょうか...。何かで江草と先生のお宅にお寄りした時に、加古川めぐりをしようということになり、車でお連れしたことがありました。加古川の変りように驚かれる先生と楽しい時間をご一緒させていただいたことを思い出します。 ジオジオの25年、いろんな方との出会いがあったのだとあらためて...です。 週末のしかけ絵本教室、ふだんお会いできないブッククラブの方たちにもお会いできること楽しみにしています。ご予約、まだ大丈夫です。 | ![]() 森はな先生の代表作「じろはったん」 入手不可 |
先週末より、ちょっと早いお盆休みを私の実家で、息子たち、娘たちと合流し過ごしました。海水浴、近くの河原やお寺の境内での虫捕り、おじいちゃんのお墓参り...かつての子どもたちの幼かった頃が頭をよぎります。と同時に母の老いに自分のこれからが重なります。確実な時の流れです。息子たち家族と一緒に加古川に帰り、わいわいと二日間を過し昨日横浜に帰って行きました。孫たちの声が消え、急にひっそりとした我が家です。ご先祖様に向き合う本来のお盆です。行事ごともそれなりに...で、迎え火を焚き、盆提灯を出し、孫のkohakuが作ってくれたおなすときゅうりの牛馬も供えました。 そして急ぎブックランドと新刊の更新です。ブックランドにも書いていますが8月21日、22日ともっちゃんの夏休みしかけ絵本教室をします。夏休みの宿題が済んでいなかったらぜひおいで下さ〜い。お手伝いできると思います。お申し込み先着順です。 またお盆明けには...など言っていました”bookspace ジオジオ”の準備もまだまだもたもたと...。家を空けている間にいただいたメールやFAXのお返事も急ぎ...。なんだかのんびりとはいきません。いつのまにか夏も後半です。 | ![]() 実家近く、会津川の川原。 とんぼ取り(のつもり)の二人。 |
1ヶ月ほど前でしたでしょうか...ブッククラブで本をお届けしている九州にお住まいのgさんよりお電話がありました。rくんに妹ができました、とのご報告でした。3ヶ月になるkちゃんです。今年一年生になったrくんも含めて里親制度の研修を受けた後に、gさんちにやってきた赤ちゃんです。次回の配本からkちゃんように絵本を一冊加えてください、とのご依頼でした。おたよりや、小包の宛名にもkの名前を入れてくれますか...との言葉に、おもわず「もちろん、もちろんです。」とお答えしました。「かわいくて、かわいくて...」とお母さん。今回のおたよりには「rくん、かわいい妹ができてよかったね。kちゃん、やさしい、たのもしいお兄ちゃんができてよかったね。」と書きました。kちゃんがg家にやってくるまでにどんな事情があったのかはわかりませんが、なんだか嬉しく暖かい気持ちになりました。 育児放棄によって、幼い二人の子どもの命が奪われました。あまりにむごく、痛ましくて言葉もありません。子どもを生かすも殺すも、私達大人次第なのだと痛切に感じます。 明日、明後日と今月の本、発送します。暑い日が続きます。ご自愛下さい。 | ![]() イケメンだったケヤキが今、こんなふうに...。 |
神戸元町海文堂のtnkさんにお声をかけていただき、楽しみにしていた谷川俊太郎さんの対談「詩と声ー詩の魅力をとらえなおす」に出かけてきました。対談のお相手は長く岩波書店で編集に携わり、谷川さんのご友人でもある山田馨さんです。谷川さんがジオジオに来て下さった時は確か「はだか」という詩集を出版された頃でした。(20年位まえになるでしょうか?)その頃とあまりお変わりなく、やはりTシャツ姿でした。(笑)。開店の時にいただいた ”ジっくりこしをすえオっとりかまえてジわじわうってオろおろかけまわってください” と書かれたお葉書はもちろんジオジオの宝物です。江草にとっては「20億光年の孤独」は学生時代からのバイブルのような詩集です。ジオジオはたくさんの力を谷川俊太郎さんの詩から頂いてきたように思います。過去の言語遺産の影響は受けていなくて、できるだけ荒地から詩を書き始めるとおっしゃられたのが印象的でした。「もこもこもこ」「おならうた」「ことばあそびうた」など絵本もたくさんあります。新刊「むかしむかし」もとてもいいです。(8月ブックランドで紹介します。)今日の対談のお相手の山田馨さんと、半世紀にわたる谷川さんの詩と人生を語った本がナナロク社という出版社から出ました。サインをしていただいて(ジオジオを覚えていてくださって嬉しかったです!)電車で読みながら帰ってきました。谷川さんファンの方にぜひ!オススメです。少しですが、ジオジオにもサイン本を置きます。よろしかったらご注文下さい。 | ![]() 「ぼくはこうやって詩を書いてきた」2940円 |
森毅さんが亡くなられました。淋しいです。京都大学の教授を退官されてからは、フリーターだと確かご自分でおっしゃられていました。昨年、ご自宅で火傷をされたことをニュースで知りましたが、その後、テレビなどに出られることもなくなり、ご快復されているのかどうか気になっていました。 もう何年前になるのでしょうか...。江草が森毅さんを大好きで、恐る恐るジオジオで講演をお願いしたことがありました。「えー!あの数学者の森毅さんに...!」と私は最初絶句してしまいましたが、とても快く引き受けてくださいました。「僕の話には起承転結はありませんので、時間が来たらストップかけてください。」とおっしゃって始まったお話はとてもおもしろく、講演は確か笑いの中で、あっという間に時間が過ぎていったように思います。戦争を経験された私たちの親の世代ではありますが、自由で柔軟な発想や考え方に、教えられ、刺激されることがたくさんありました。講演の後、思いの他ゆっくりと雑談することができ、隣に座らせていただいた私にとっては忘れられない時間、いい思い出をいただきました。まだ京都大学にお勤めの頃でしたから「僕はサラリーマンですから、明日仕事があります。そろそろ...」と笑いながら言われた時には、「いえ、もう少しいてください。」とすがりつきたかった...(笑)と後日、友人に話したのを覚えています。人間味あふれるとても魅力的な数学の先生でした。ご冥福を心からお祈りします。 | ![]() たくさんの著書がありますが、もう手に入らないものも多いです。 |
シャワシャワシャワ...とクマゼミの音を聞きながらの毎年の夏です。長かった雨もあがって、ようやくの青空、そして暑さがやってきました。明日はもう一学期の終業式なんですね。子ども達には、お疲れ様でした〜。さあ!夏休みです。なんとか乗り切らねば...のお父さん、お母さんのお気持ち(笑)、お察し申し上げます。どうぞ楽しんでくださいね。選書会の本も、納品まもなく...。2学期には図書室に並ぶことと思います。 もう10年も前のことになるでしょうか...。神戸新聞の正平調というコラムにジオジオの選書会のことを書いてくださった記者の方がいらっしゃいました。私達にとってはとても嬉しい記事でした。その方がメディア リポートという雑誌の7月号に再びジオジオと(店名は出ていませんが)選書会のことを取り上げて書いてくださっているということを奥様からのメールで知りました。特別たいそうな意識も持たないで、ひたすらこんな「おもしろい本があるよ。」と子ども達に出会いの機会と場所を、と思ってやってきたことです。ネットの世界に対しても、余り危機感もなく(楽天的です!)本の世界に関り続けてこれたのは、やはり選書会で出会う子ども達の表情や、本を好きになってくれるブッククラブの子ども達のおかげなんだと改めて思います。読ませていただきながら、なつかしく、嬉しく、またこういう目でジオジオを見てくださっている方もいたのだ...と心熱くしました。感謝!です。 | ![]() まだまだ少なく、やっと見つけた一匹です。 koseiも捕まえては(もらっては)説得され逃がしています。 |
「絶対、この絵本、図書室に入れてな。」と何度も6年生の男の子にたのまれました。以前、ブックランドでも紹介した「きぼう」という絵本です。選書会にかけても、アンケートに書かれることの少ない絵本です。案の定、1票だけでした。でも全校生徒数55名という室津小学校での選書会です。先生にもお願いしておきました。大丈夫、図書館に入ることと思います。なんだかこういうことがあると嬉しくて胸がジンとします。室津小学校の選書会も今年で9年目になります。海辺の歴史ある落ち着いた町も大好きです。給食は6人の小学一年生と夏野菜カレーをいただきました。ん!カレーの中の茄子が嫌いと言っていた子いたぞ!(笑) つかこうへいさんが亡くなりました。62歳、早すぎます。残された遺言。「信仰する宗教もありませんし、戒名もお墓も作ろうとは思っておりません。通夜、葬儀、お別れの会等も一切遠慮させていただきます。」私もこういうものを書き残しておきたくなりました。 | ![]() ずーと読んでいる子もいます。他の本も見てほしいけど...。 |
ブッククラブから本もお届けしているhrkくんがカブトムシとスズムシをくれるということを聞いて、koseiが早速やってきました。スズムシを飼うのは初めてで、嬉しくて図鑑でいろいろ調べてきたようです。が、都会のマンションとはちがって、hrkくんのお家は、カブトムシやクワガタだけではなく庭でザリガニやカメなどいろんな生きものを飼っています。カマキリの赤ちゃんも生まれていて、ちょっとカルチャーショックのkoseiでした。(笑)まだ生まれて間もない小さなスズムシをたくさん頂いてきました。私の分もいただきましたので、今年の夏の楽しみがふえました。
hrkくんのお家の近くが投票所だったので、帰りにkoseiも一緒に投票に行きました。それにしても昨年の夏の衆議院選とはちがって、なんとも盛り上がりのない選挙戦のように思えました。結果もまた...です。選挙速報を横目に見ながら、ブックランドを更新しました。よろしかった覗いてみてください。 | ![]() |
1日の日にジオジオのセミが初鳴きしました。「おっ来た来た。昨年より少し早いぞ!」と喜びましたが、でもその後、鳴き声がしません。ちょっとあわてんぼうのセミがいたのでしょうか。 週末、友人のお嬢さんの結婚式があり東京まででかけました。前日は横浜の息子んち泊。夜更かしを許されたkohakuと枕を並べておしゃべりしたり、絵本を読んだり、お絵描きしたり。二人とも眠いのに寝たくない状態での一夜でした。(笑)私にとっては、ほんとに嬉しい、豊かな時間でした。来年はもう小学校、会う度にその成長に驚かされます。毎月送っている絵本も、二人の孫がすぐに手に取れるように並べてあって、ほのぼの嬉しいおばあちゃんでした。なんだかクセになってまた出かけていきそうです。(笑) お腹の中にいる頃から知っている花嫁に、(きれいでした〜!)幸せを祈りつつ...、深夜、加古川に帰りました。今日、明日、ブッククラブの発送です。暑いけどがんばりまっす。 セミの声、しないなあ〜。 | ![]() さかあがりも出来るようになりました。 |
28日29日と氷丘小学校の選書会でした、いやあ〜おもしろかったです。1年生から6年生まで1000人近い子ども達との二日間は、子ども達に刺激されてテンションが上がりました〜。選書会を経験するたびに思うことですが、なかなか”子ども力”をあなどれません。昨年も経験しているからか本選びがうまいです。こちらの予想も嬉しく裏切ってくれます。リクエストの用紙に書かれた3冊の書名を(選んだ理由を書いてくれている子もいます。)感心しながら眺めています。担当のymsk先生は、集計がでたら、図書室に入る本に印をつけて子ども達にリクエスト用紙を返すと聞いて、お忙しい中、でもそういう心遣いが子ども達の背中を図書室に後押ししているんだなあと嬉しくなりました。1年生には6年生がペアになってつきそっての選書になります。6年生に本を読んでもらったり、説明を受けたりしながら1年生はほんとに嬉しそうです。1年生にとっても6年生にとてもいい時間、経験になっていると思います。ほんとにグッドアイデアです。3年4組の教室で給食をご馳走になりました。せっかくの給食をいただけるチャンスだったのに、鯖アレルギーの私は焼き鯖を食べられなくてごめんなさい。小さな机に座って、なんだか生徒になったようでした。おつきあい、ありがとうね!ブッククラブの準備もあり、ちょっとあせっていますが、昨夜はサッカー観戦。ハラハラのPK戦。ようがんばりました。拍手!! | ![]() これから集計。大変ですが子ども達の声が聞こえてきそうで楽しい作業です。緑の用紙は先生達のリクエストです。 |
「ごろごろにゃーん」経にとりつかれた時期がありました。あけてもくれても子ども達がもってくる絵本がこれでした。将来絵本にたずさわる仕事をすることになるなんて考えもしない頃でした。当時保育士をしていた妹が毎月「こどものとも」を送ってくれていました。不気味な表情のねこ達が魚の形をした飛行機に乗り込んで飛び続けます。「なんでこの絵本〜?」と言いながら、いつのまにか私の頭の中は、電車に乗っても、家事をしていても、気がつくと”ごろごろにゃーん ごろごろにゃーんとひこうきはとんでいきます”というお経のようなフレーズが響いていました。この人、すごい!と思うようになりました。長新太さんでした。絵本というものの常識を見事に混乱させ、そして心地よく、楽しくくつがえしてくれた人でした。昨日の朝日新聞の天声人語に6年前に亡くなられた長新太さんのことが書かれていました。鶴見俊輔さんの「胎児からの時間があまりない、気配の感覚を十分に持っている子ども」という言葉がありましたが、そういう子ども達の心をつかめる絵本を描ける長新太さんて、やはりすごい才能の持ち主だったのだと確信しました。ぼろぼろになったペーパーバックの「ごろごろにゃーん」は私の宝物です。 | ![]()
「ごろごろにゃーん」 |
ウィルス性のものなのでしょうか...。4月から保育園に行き始めたrihoが月曜日から嘔吐、下痢、熱のトリプル。症状は良くなったものの、保育園はお休み。娘からこれ以上、仕事を休めないとのSOSで木曜日の夜からピンチヒッターに出かけました。母親が仕事を持っていると、まあよくある事ですね。rihoは今、会うたびに成長が見られます。なんだかエ、エ、エ、というような引き笑いしながら声を出すことを覚えたようで、何度も何度も笑いますので、なかなか持っていった本もゆっくり読めず(笑)二人で引き笑いの応酬です。「おでこコッツン」や「ヤッター」などの芸も覚え始め、絵本もじーと見ていては、絵をつかもうとずりずりと這ってきます。夜は持っていった新刊絵本をkoseiに読み反応を楽しみました。息子や娘にはどうしてたっけ...めまぐるしい時間のなかでゆっくり向き合えていたのかなあ〜と遅すぎる反省を少し...。昨日帰ってきて、息子んちに「元気〜?」と電話。ついこの前まではっきりしゃべれなかった2歳のao。電話の応対もできるようになって驚きです。「もしもし、おばーちゃんですかー」ほやんとするんです。心が!ありがたいことです。 7月のブッククラブの準備にかかります。1ヶ月ってはやー!! |
![]() バンボチェア、これ便利ですね。 |
梅雨入りですね。梅干やらっきょうなどを漬ける季節でもあります。先週末、実家の和歌山の田辺に帰り、いつも行く紀菜柑で
梅干、梅酒、孫達のために梅シロップを作るつもりで、つややかな青梅をたくさん買ってきました。家中に梅の香りが漂います。おいしくなあれと、今年も漬けましたぞ。母は仲のよかった妹(80歳の叔母です。)が先日亡くなった事もあって元気がなく、今年はもう何もしないとのこと。気になりつつですが、いやそれでも梅干ばあちゃん、やっぱりと思い直すかなと思ったり、それなら今年からは私が梅干を届ければいいんだと思ったり。できるだけ帰る回数をふやしていかなければ...と親不孝娘は内心、思っています。 ワールドカップが始まりました。韓国に続いて日本もカメルーンに勝利。スロベニアも勝ちました。選書会のリストを作りつつ、本も読みつつ、DVDも見たいと思いつつ、4年に一度のお祭りをチラチラ気になって眺めています。アルジェリア・スロベニア戦で久しぶりにジダンの姿を見ました。かつてジダンが在籍したユベントスのユニホームが私のパジャマです。何年前になるでしょうか、息子がプレゼントしてくれました。なんちゃって。 |
![]() 梅の香り、大好きです。 |
2010. 6. 9
発送、配達が終わりました。今月も楽しんでいただけますように。 昨日は八幡小学校で3年生、4年生の選書会で私が出かけました。元気ですねェ〜、みんな。反応もストレートで、こちらもいっぱい元気をもらって帰りました。もっちゃんではなくて”ごめんなさい”でしたが、「だじゃれ日本一周」や「まくらのせんにん そこのあなた 」などで笑ってもらえて、また、たくさん希望の付箋を貼ってくれて嬉しかったです。選書会にお声をかけていただくようになって何年になるのでしょうか?ジオジオからの本をたくさんの子ども達が読んでくれているのですね。図書室の入り口には、見覚えのある本が、コメント付で紹介されていて、幸せな気持ちになりました。(デジカメ忘れていきました、ドジ!) なんやかんや言っているうちに民主党は新しい党首になり、日本の総理大臣も変わりました。同じ無責任と言われておやめになるのなら、なぜ普天間基地移設の日米合意の前におやめにならなかったのでしょうか?鳩山さんは。菅内閣が、日米合意より、沖縄地元の住民の声を重んじる政府であってほしいですが...。ちょっとそういう空気も感じられなくて残念です。民主党政権への期待に浮かれた熱が冷め、あらためての日本のこれからです。参議院選もあります。いい方向に向かうのでしょうか? 娘よりカブトムシの幼虫がさなぎになったとのメール。koseiの興奮が伝わってくるようです。→ 今日はほぼ一日中パソコンの前に...。ムムム...腰が...。ブックランドと新刊、そして皆さまからのおたより更新しました。 |
![]() オスのカブトのようです。 羽化するのも見れるでしょうか。 |
2010. 6. 1
6月になってしまいました。政局がいろいろともめています。どんな力が鳩山さんにかかったのかはわかりませんが、沖縄の基地移転問題に関しては、なんともお粗末な結論になってしまいました。社民党の辻元議員がいうように、辺野古移転という最悪の結果になることを止められなかったという責任が民主党、社民党にはあると思います。私たち自身が、これからも反対し続けて行くことが大切だと思います。鳩山さんってあんまり苦渋とか反省とかの表情が見えませんね。損なのでしょうか?ほんとに危機を感じてないのでしょうか?日本の政治も、このところのお天気もなかなかしゃきっとしません。 ブッククラブ発送まで、配本の確認やおたよりを書いたり、ブックランドの手直しをしたりの毎日です。コーヒーブレイクの回数が増えます。合間に普段しない草引きをしたり、あちこち掃除をしたりもします。目的もなくデジカメをもってうろうろしたりもしてしまいます。集中力なくなってきたなあ〜。学校でちゃんと勉強する子どもたちってえらい。そういえば先日、ピカピカの一年生くんがブッククラブの本を取りに来てくれました。なんだか元気がありません。「幼稚園と学校とどっちが好き?」と聞くと「幼稚園!」と即答。机にじーと座っているのがしんどいとのことです。(同じや!)結局、給食と休み時間は好き、ということで、2つも好きなものがあってよかった〜ということに。 気持ちわかりますけど...。(笑) 5日、6日には発送します。お楽しみに!発送が終わったら たまった本読も! |
![]() この季節、正午、居間の壁にこんな影の模様ができます。意味なく一時間毎に撮りました。 |
2010. 5. 28
元来、少々怠け者ということもあり、その上年齢を重ねると、仕事の段取りも悪くなってきています。その分、なんだか時間が速く過ぎていくようです。5月も終わりに近づきました。昨日は相生市の矢野小学校にお声をかけていただいての選書会。(楽しんでいただけたでしょうか?)そして6月のブッククラブの準備。真っ最中です、と言いながら今月中に見てしまわないといけないDVDが2本。仕事の合間に気の多いことと自分でもあきれます。TSUTAYAの宅配レンタルを利用しています。予約リストに思いつくままに希望の映画を入れておくのですが、偶然にも今回”老い”をテーマにした2本でした。介護する側からのアメリカ映画「マイ・ライフ・マイ・ファミリー」と「胡同(フートン)の理髪師 」という中国映画です。後者は映画好きの友人に勧められました。オリンピックを前にした北京の下町、まもなく解体されることが決まっている胡同(フートン)が舞台です。その中で、新しい時代の流れにおもねくことなく、さからうことなく、淡々と自分の時間を守り、仕事を大切にし、死の予感を感じながら一人で暮らす93歳の理髪師を描いた映画です。いい映画でした。言葉にできない静かで感動的な余韻が残っています。また髭の当たり方があまりにうまくて、解説によると本職の理髪師さんとのことです。他の出演者も素人の人が多いとのこと。それでもとても質の高い映画だと思います。。別にかっこよくなくてもいい、納得のいくように老いを迎えていけたらとは思いますが、もう少し先のことにして、しばらくはやらねばいけないこと、あたふたと片付けます。冬物も部屋の隅に置いたままだぞ! | ![]() 「胡同(フートン)の理髪師 」 |
2010. 5. 10
バタバタと週末、実家に帰りました。「オシムからの旅」も含めて3冊ほどバッグに入れ、久しぶりの母の話に相槌をうちながらも、ユーゴスラビアの崩壊とストイコビッチ選手やオシム監督のサッカーの背景にのめりこんでいました。配本にも入れたいと思いながら、サッカーの好きな息子にも送ろうか...など考えつつ。子どもの頃、本をプレゼントする母ってさぞいやだっただろうなあ〜という反省をすぐに忘れてしまいます。(笑)帰ってくると、かもがわ出版より清水真砂子さんの新刊「本の虫ではないのだけれど」が届いていました。早速に読みながら、これは娘と息子のつれあいのmtkさんに送ろうとまた性懲りなく。(笑)清水真砂子さんのエッセンスが凝縮されているようです。この本、いいです!あちこちで読んだ清水さんの文章が集められていますから、あれ、どこだったけ...といつも本棚を探す私にとっては助かります。ジオジオの店頭でコピーしてお渡ししたこともあった(スミマセン)「教室はわからなくてはいけないところ?」や山田太一さんの『親ができるのは「ほんの少しばかり」のこと』の解説も収録されています。開店した頃に読んだ上野英信さんの作品によせられた『「子どものために」からの解放』もあります。そして清水さんの最後の授業も...。今まで知らなかった会報や雑誌にのせられた文章もたくさんありますので、今わくわくしながら読んでいるところです。また配本させていただきたいと思っています。入荷していますのでご希望の方にはすぐにお送りすることもできますので、ぜひ!今月のブックランドも清水さんのことを書いていますが、更新まもなく(しました。)...。では続きを読ませていただきます。 | ![]() 「本の虫ではないのだけれど」 1995円 |
2010. 5. 5
ゴールデンウィークも最終日ですね。それぞれお疲れを癒す一日でしょうか...。私は前半は孫たちと過ごし、後半はブッククラブの準備の日々でした。今日、明日で発送です。 もうずいぶん前ですが、”原子力発電所がそんなに安全なら東京に造れば〜”というような意味の唄があったように思います、忌野清志郎さんではなかったでしょうか(違うかもしれませんが)。 沖縄の米軍基地の移転先は期限を切って決めるようなことなのでしょうか?決められることなのでしょうか?戦後、国が沖縄の地に犠牲を強いてきた問題です。沖縄、もう解放するべきだと思います。でもいざ、自分のそばに基地が来るなんて正直、真っ平です。私も基地の町で子どもや孫を暮らさせたくはありません。沖縄の人たちには申し訳ないのですが、それが私達の本音です。県内、県外、いや国内の米軍の基地はもう要らないのです。正直なところ、そのパフォーマンスでもいいから、ずーっと決まらないでもめ続けていってもいいのでは...と私は思っていました。おもいやり予算もふくめて、膨大な金額の税金を負担している日本国民です。戦後半世紀以上が経ちました。もういいんじゃないですか?鳩山さん、のらりくらりと優柔不断でいいから、移転先グアムを押し通してほしかったと思います。いえ、今からでも。せっかくの民主党政権、アメリカの言う通りにはいかない日本を示して欲しいと思います。 |
![]() 小さな鯉のぼりを軒先に今年もまた。吹流しには孫4人の名前を書いています。 |
2010. 4. 25
なかなか春らしい陽気にはならず寒い日が続きます。今日は神戸ハーバーランドのこべっこホールで清水眞砂子さんの講演会がありでかけました。豊かな2時間でした。清水さんの書かれたものもそうですが、講演を聞かせて頂く度に肩の力が楽に、そして生きていくことを肯定していこうという元気をいただけます。本の中に描かれているいろんな物語、人生をシュミレーションすることによって、子ども達が生き延びる力を得ることができる、ああいう考え方、こういう生き方もあるという事を知ることで多数派の”ものさし”にやられてしまわない自分を確立することができる。それはもちろん私たち大人にもいえる事だと思います。児童書や絵本をふくめていろんな本を紹介しながらのお話でしたが、以外にもその中でサラエボ出身のサッカーのオシム監督について書かれた理論社のよりみちパン!セシリーズの「オシムからの旅」がありました。紹介された本の中のオシム監督の言葉は、胸を打つものでした。ぜひ読んでみたいと思います。清水さんはサッカーとラグビーのちがいはわからないけれどオシム監督のファンになりました、とおっしゃっていました。本を読むことが絶対的なものだとは思いませんが、一冊の本によって世の中が違ってみえたり、なんだそうだったのか、悩むことなんてなかったんだと道が開けたりすることって確かにあります。そんな本に出合えることって”得”です。もちろん清水さんとの出会いは私の人生にとってとても得なことでした。 | ![]() 「オシムからの旅」 |
9条の会の発起人のお一人でもあった作家の井上ひさしさんが亡くなられました。それほどたくさんの作家を知り、たくさんの本を読んでいるわけでもありませんが、私にとってはこの方の書かれるものには100%信頼してついていきたいと思わせてくれたお一人でした。本棚を見ると黄ばんでしまった「コメの話」「吉里吉里人」「黄色い鼠」「おれたちの大砲」「下駄の上の卵」(大好きな一冊です!)などなどが並んで、いえあちこち散らばっています。そういえば「四千万歩の男」は読みたいと思いながらもう長く果たせていません。シリアスな中にも必ず笑わせてくれるユーモアがあり、それはそのまま私たち人間の生き様であることを作品を通して知らしめてくれたように思います。本棚の中に井上ひさしさんが選んだ「児童文学名作集 1」という文庫(福武書店!1987年刊)がありました。(確か5巻くらいまで出ていたはずです。) あとがきの抜粋「〜ついでに言えば、子どものための小説と大人のための小説のあいだに、筆者は本質的なちがいを認めない。子どもが夢中になって読む児童小説があれば、それは大人の読者にもきっとおもしろいはずだし、逆に大人が熱中する小説なら、子どもにおもしろくないはずがないのだ。」 選ばれた一冊目は江戸時代の作家、朋誠堂喜三次(ほうせいどうきさんじ)の「親敵討腹鞁(おやのかたきうてやはらつづみ)」 亡くなられたこと、ほんとに寂しいです。 |
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せっかくの春らしい陽気がこの何日か花冷え...。どうぞ体調をくずされませんように。 ジオジオの裏手を通る国道2号線沿いの大型店舗があいついで閉店しました。ニトリ、便利でした。ケーズデンキ、大変便利でした。喜久屋書店、時々便利させてもらいました。閉店、残念です。3店舗が並んでいた敷地は駐車場も含めてかなりの広さです。何か新しいものができるのでしょうか。なんだかめまぐるしい変化です。 ジオジオの近くの公園の山桜が咲いています。あれ?いつもそめいよしのが終わってからじゃなかったっけ...。はらはらと花びらが散るそめいよしのと並んでの開花です。気温などいろんな要素が作用して開花の時期も毎年微妙に変るのでしょうね。それでも自然のサイクルは律儀です。ありがたく楽しませてもらいます。 ブッククラブの発送や配達が終わって一息。朝からDVDで「レスラー」「路上のソリスト」を見て、午後ブックランド、新刊を更新しました。みなさまからのおたよりも3月の更新がまだです。まもなく...。明日からはしばらく積み上げた本を読書、読書、したいと思っています。 |
![]() 阪神団地東公園 手前が山桜。 |
4月になりました。新しいスタートの月です。娘も来週で育休が終わり職場復帰です。一昨日は保育園でkoseiの進級、rihoの入園の式がありました。教室(保育室ですね。)2つに分かれての説明会がありますので、行きたがりやの(笑)私が馳せ参じました。koseiはきりんぐみ、rihoはひよこぐみになります。新しい連絡帳や粘土箱をいただき、自己紹介もして現役お母さん、お父さんの中でなんだかくすぐったい思いでした。娘も絵本袋や洗濯物入れの袋を縫ったり、おむつやシーツなど持ち物に名前を入れたりと、いつのまにかすっかりお母さんなんですねェ〜。
私も仕事を持ちながらの子育てでしたので、保育園で出会うお母さんたちに「ガンバ!」と声をかけたい気持ちになります。ブッククラブの中にも働いているお母さん達がいらっしゃいます。「毎晩、絵本を読んでいます。」というお便りをいただいて嬉しくなります。忙しい中、ひととき親も子もゆっくり向き合えるいい時間なのかも...と思いながら、私はひたすら眠かった〜。「いたずらきかんしゃちゅうちゅう」や「ひとまねこざる」など長いお話の絵本は本棚の後に隠したりしていましたっけ。(こんなジオジオでスミマセン。) 明日、明後日と4月の本の発送です。まもなくお手元に...。お花見、楽しんでくださ〜い。 |
![]() 今日はお兄ちゃんのお古ではなく、女の子らしい服で。(笑) |
すっかり春なんて安心していたら、この寒さ。それでもようやく雨もあがりました。桜の開花のニュースも聞かれます。
公立高校の入試の合格発表も済み、江草の塾の生徒さん、またブッククラブの皆様からの知らせに、嬉しい春です !
ほんとうにおめでとうございます。まっさらの人生、これからどんなことがあるのでしょうか...。いい人生を歩んでいってほしいと心から祈らずにはいられません。 「子ども手当て法」が成立しました。ふたを開けてみるとこんなことに税金が無駄遣いされていたのだ...と知らされるより、明らかに国民に還元されているという実感のある税金の使い道でいいと思います。同じく審議に入った高校授業料無償化法案、懸念されていた朝鮮高級学校が対象から除外されることは、残念というより恥ずかしく思います。日本で学ぶ子ども達に国自らの差別を心に刻むことになります。子どもは社会の宝、世界の宝、どこの国の子どもであってもです。子ども達の未来をいい方向にしていきませんか? |
![]() ゆすらうめ(桜桃)の花がきれいです。昨年より少しはやい開花です。 |
春ですね。先週、娘たちと実家の田辺市に帰りました。紀州もすっかり春。梅の木はもう小さな実をつけています。koseiは近くの会津川の堤防で電車を見ながら、たくさんつくしをとり、ひいばあちゃんに煮付けにしてもらいました。美味しかったです。私も花の苗などを買ってきてはごそごそ土いじりをしています。毎年、春になるとこういう気持ちになるんですね。 ジオジオのお店をしていた頃、若いお母さん達とキムタクと福山雅治、どっちがかっこいい?タイプ?いや私の頃はジュリーだった(笑)など盛り上がったことがありましたが、いやあ〜福山雅治くん、いいですねぇ〜。すっかりドラマ「龍馬伝」にはまっています。毎週日曜日が楽しみです。いろんな役者さんの坂本龍馬のイメージがありますが、なにかやわらかく、おっとりとしていて強く、福山雅治龍馬がこれからどうなっていくか楽しみです。正義に翻弄される武市半平太、そして龍馬、こういう図は上野瞭さんの「ひげよさらば」にも見られますね。幕末を楽しみたいと思います。暗殺される龍馬、見たくないですねェ〜とかなりミーハーです。で、月曜日は「コードブルー」あまりドラマを見ない私がこれも毎週...。どうやらイケメン好きになってきたかな(笑)山下智久くん、シリアスなイメージなのになんで「ヤマピー」? |
![]() 一面つくしだらけでした。 |
いいお天気につられてめだかの水槽を掃除しました。めだかには迷惑かもわかりませんが気持ちすっきり。そんな時に郵便さんが嬉しい手紙を持ってきてくれました。ブッククラブのmyちゃんのお母さんからでした。赤ちゃんの時から絵本をお届けしてもう10年余。4月から小学5年生になります。myちゃんの小学校ではハーフ成人式というのがあって子ども達が一分間スピーチをするのだそうです。myちゃんのスピーチの原稿が入っていました。濡れた手で読みながら胸が熱くなってきました。 未来への主張 わたしの将来の夢は作家です。わたしは本が大好きで、ついつい読みすぎてお母さんにおこられるくらいです。そして、とてもおもしろい本を読むと「こんな本を大人になったら書きたいなぁ」と思ってしまいます。わたしはそのぐらい本が大好きです。そしてお話を考えるのも大好きで、おもしろい本を読んだあとは、いつもその本の主人公がそのあと何をしたかなど考えてしまいます。家でも、時々妹に自分で作ったお話を聞いてもらったりしています。そこから作家になりたいと考えるようになりました。わたしはわたしの書いた本を読んだ人が、読みすぎておこられてしまうような本を書きたいです。そしておこったお母さんが読んでもひきこまれてしまうような本を書くのが夢です。そして世界中を笑顔にしてしまうような本を書きたいです。少し子どもっぽい夢かもしれないけど、ほんとうにそんな本を書いて、otm先生や家族をびっくりさせたいです。そして私が死んでもずうっとずうっとボロボロになるまで読まれるような本を書いて、「世界のだれもが知っている作家」になりたいです。 myちゃん、お母さんありがとう。元気をもらいました〜。myちゃんが書いた本をたくさんの人に届けることができる時までジオジオもがんばらねば、です。ブックランド、新刊を更新しました。 |
![]() 毎年、恒例になった明石学園の生徒たちの絵本読み。今日は神戸のさわらび分校へでかけました。 |
長い痛みの後で、初めて我が子に会い、この手に抱いた時、初めておっぱいを吸われた時、名前を考え、将来の姿を夢に見た時、心の中に母が芽生え、育ち始める。もう死ねない、この子が大きくなるまではと祈る。不器用ながら、迷いながら、なんとかいい子に育ちますようにと日々懸命に過すうちに、母としての自分自身も育っていくのだと思う。父もそうだと思う。育てさせてもらい、また育ててもらい、そして手を離れていく..わずか20年足らずで...。たくさんの試練と限りない幸せをもたらしてくれる子ども。生まれてきてよかったと思ってくれるだろうか...。 わずか5才、母からの虐待で命を失った子がいる。自らの手で子どもを死に追いやった母。止めなかった父。たった5年生きて、この子の目に映ったものは何だったのだろう。慈愛に満ちた母の顔を記憶に残したのだろうか..。苦しく寂しく痛い思いばかりの5年だったのだろうか...。あまりにも痛ましく想像を超える。いったいどんな心の闇がこの父と母にあったのか。その闇から逃れたいとこの母も苦しんだのだろうか。子どもの命と未来は帰ってこない。 ボブ・ディランが息子のために作った歌"forever young"が絵本になりました。子どもへの思いがいっぱいつまった歌詞です。 |
![]() 「はじまりの日」1680円 |
ハイチに続いて、南米チリで巨大地震がおこりました。津波の警報が実家のある紀州の沿岸にも出ていましたので一昨日は気持ちの落ち着かない時間を過ごしました。昨日はオリンピックの閉会式の祭典。世界の明と暗です。オリンピックに集まる世界の関心と力が、なんとか災害地に向くような流れは作れないのかなと無力な自分を棚に上げて思ったりします。長谷川義史さんの「ぼくがラーメンたべてるとき」という絵本のように、同じ時間を共有していても幸せな時を過ごしている人ばかりではなく、瓦礫の中で助けを求めている人もいる、戦火の中逃げている子ども達も居る、そういう事実に思いをめぐらせなければと思います。 まだ読んでいませんが、斉藤洋さんの白孤魔記シリーズ新刊「天草の霧」が入荷しました。配本に間に合ってほっとしています。今回、白孤魔丸が出会うのは天草四郎、どんな展開になっているのか楽しみです。ばたばたとブッククラブの準備の日々です。江草は明石学園の子ども達が他の学校で絵本を読みますので、同じくばたばたと過ごしています。春が来て、めだかがよく動き、嬉しそうです。 |
![]() 「天草の霧」1575円 |
連日、見てしまいますねぇ〜。オリンピック。でも今日で女子フィギュアも終わりました。「ようやったね!みんな。」としか言いようがありません。キム・ヨナ選手の精神力の強さは自分の力への信頼からでしょうね。すごい!の一言です。2月は28日まで。日が3日少ないのは私には大きい!などブッククラブの準備をあせりながらのオリンピック観戦です。(笑) 先日、朝日新聞の朝刊に清水真砂子さんの青山学院女子短期大学での最終講義の記事が載りました。一度大学にもぐりこんで清水さんの講義を聞いてみたいね、など友人と話しながらとうとう果たせませんでした。(笑)新しい本への執筆にとりかかられるということもお聞きしています。楽しみです。思えば児童文学の世界に足を踏み入れてから、私と江草にはずーと清水さんの書かれること、話されることが頭に中にありました。生きていく上で、またジオジオをやっていく上でもどれだけ助けられてきたか知れません。今でもお会いする時は緊張しますが(はい)、初めてジオジオに来て頂いた時の緊張感、それをいとも簡単にほぐしてくれた清水さんの笑顔と優しさは忘れられません。「大丈夫!世の中にはあなたが生きていくすき間なんていくらでもあるから。」という言葉に「こういうことを言ってくれる大人に初めて出会った。」と言った高校生の女の子。初めて清水さんに講演をお願いした時のことです。「生きてごらん、人生ってけっこうおもしろいよ。」生きていくことを肯定する力をもし本から得られるのなら...ブッククラブもそういう思いを持ちながらです。清水真砂子さん、お疲れ様でした。どうぞこれからもお元気でいてくださいますように。 |
![]() 清水真砂子さん。 ネットって便利です。すみません。 無断転載です。 |
「服装のみだれは心のみだれ」学校の先生がよく使われる言葉です。いやァ〜服装がきちっとしていても心乱れている大人だっているよ、とつっこみたくもなりますが...。バンクーバーオリンピックが始まりました。スノーボードの國母選手の服装や髪型が問題になっているようです。笑って済む、その程度のことだと思うのですが。 みんな同じ格好をするという制服というものがあまり好きではありませんでした、私も。子ども達の時代は管理教育の厳しかった頃です。息子達の中学時代は丸坊主でした。それも嫌いでした。中学の時の先生が「もし長髪を許したら加古川は不良中学生だらけになる。」とおっしゃっていましたがそうなったでしょうか?今。ビートルズは長髪が原因で入国出来なかった国もあったと記憶しています。いつのまにかビートルズの曲が教科書に載るようになりました。あの時代、私たちはわざと大人が顔をしかめる服装をして、それがかっこいいと思っていました。それがGパンです。今はアラカン(還暦)世代になりました。こういう若者がいない時代なんてつまらないです。みんなけっこう生き延びていく力をちゃんと備えているのです。大人がへんに教え導かなくても。ほんとうに大切なものを彼らの中に見てやれる大人になりたいと思います。我々の想像を超える挫折を乗り越え、努力を積み重ねて選ばれた選手達です。競技を楽しませてもらいましょう!がんばれ!國母選手! |
![]() 初めて4人がそろいました。4才、5才には順調よく反抗期もやってきています。仲良しです。 |
観てきました。「パチャママの贈りもの」監督はNY在住の松下俊文さん。加古川市出身のかたです。南米ボリビアのウユニ湖で塩を採掘して生計をたてている人々のくらしをドキュメンタリー風に描いた映画です。そこには、そぎ落とされた素朴な営みがあります。その地に代々根付いた暮らしの中では生も死も労働も、大きなパチャママ(母なる大地)に抱かれている。そういう感覚は、今私たちが手に入れることのできない、しかも一番渇望しているものかもしれないと思います。広大なウユニ湖の一面の塩と真っ青な青空の対比の映像にしばしこちらも気持ちも浄化されていくようでした。映画直前の予告編はマイケル・ムーア監督の「キャピタリズム」。人間の貧しさ、豊かさ考えさせられますねぇ。マイナーな映画だと思っていましたが、結構座席が埋まっていてなんだか安心(私が安心するのはおかしいのですが)しました。 連休、週末と孫たちがそろいますので急ぎブックランド、新刊を更新しました。携帯に入ったメールではaoが下痢、rihoが予防注射のせいか熱があるようで、なんだか気持ちがわさわさしながらPCに向っています。二人ともはやく良くなりますように...。 |
![]() 「パチャママの贈りもの」 |
江草に車で送ってもらって整形外科へ。一人で出かけられないのはほんとに不便です。案の定、待合室にはたくさんの人でいっぱいです。車椅子の人、包帯姿の人。ベンチは怪我をした人やお年寄りの人が優先と無意識のうちに廊下の壁にもたれて立ち、本を読んでいましたが、いや私が怪我をした年寄りなんだと気がつきました。(笑)一週間前には痛さで立っていられなかったのに、順調に快復しているということなのでしょう。松葉杖も返却しました。簡易ギプスはしていますが、少しずつ元の生活に戻していこうと思っています。この一週間、毎日ほぼ三食、江草が作ってくれましたが、しっかり体重増加。生活改めます!診察までの長い時間、「博士の愛した数式」などの作家、小川洋子さんのエッセイを読んで優しい気持ちでいられました。関西にお住まいなんですね。 ひっさしぶりに”こんな詩みつけた”を更新しました。今月のブックランドでもふれていますが詩人の茨木のり子さんがなくなられて4年です。詩集「おんなのことば」の中にある「知命」という詩です。よろしかったら覗いてみてください。ブックランドも急ぎ更新するつもりです。 |
![]() 「カラーひよことコーヒー豆」 小川洋子 1260円 |
テレビをつけると大抵どのチャンネルも朝青龍の顔。相撲という美学の世界で他国からやってきて、さぞ生きにくかっただろうなあと思います。品格という反論の余地の無い価値観の中で、勝てばいいという勝負の世界を彼なりにがんばってきたのでしょうね。いいじゃない、何も日本の相撲界にこだわらなくてもと思います。朝青龍関に正論をはけるほど今の相撲界もきれいな世界ではない事は周知の事です。相撲部屋でのリンチ事件はまだ記憶に新しい。ただ暴力をふるったことが事実なら、相撲とは関係なくきちっとした罪の裁きを受け、償いはするべきだと思います。当たり前のことですが。私たちが小学校の頃には、運動場に必ず土俵がありました。あれはいつ頃 無くなったのでしょうか...。 もう一つのテレビの顔、小沢幹事長は予想通りの不起訴でした。あきれるほど自民党の体質のままです。なぜあれだけ熱い情熱があった民主党からの解雇通知、引退のススメが出てこないのでしょうか?選挙のためって、なんだかかえってマイナスのイメージだと思うのですが...。 ブッククラブの発送が終わりました。無事にお手元に届きますように。それでというわけではないのですが、昨夜は久しぶりにDVDですが「セントアンナの奇跡」を見ました。監督はスパイク・リー。第二次世界大戦下、イタリアでのドイツ軍によるセントアンナの虐殺事件を背景に作られた映画です。現在のNYの殺人事件の謎解き要素もあり見ごたえありました。 しばらくは本を読んだり、部屋の片付けをしたりで過ごしたいのは山々ですが、確定申告!ですね!いや、2月は28日まで、早く3月の準備もしなくては。でもなんだか孫たちが遊びに来ないかなァなど江草とつぶやく日々でもあります。(笑) |
![]() 「セントアンナの奇跡」 |
昨日は節分。孫たちの豆まきや巻き寿司のまるかぶりの写真が携帯に送られてきました。そして今日は立春。名ばかりでちょっと寒さに震えています。 田島征彦さんの「反戦と人権の絵本原画展」が2月26日から3月10日まで枚方市で開かれます。2月27日、3月6日にはお話し会。3月7日には講演会があります。どちらも無料です。田島さんの年賀状には「今年中には「じごくのそうべえ竜宮城へゆく」を出したいと思います。」と書かれていました。今年70歳になられるのですね。精力的なお仕事にこちらも刺激と元気をいただけます。ジオジオも講演会をお願いしたり、原画展を開いたりしたことがありました。もちろん「じごくのそうべえ」など今でも配本によく使わせていただいています。反骨精神たくましい田島さんですが、笑うととても優しい目になられること印象に残っています。原画展のちらしに「絵本は笑いを 怒りを 喜びを そしてそんな心を次の世へ伝える」と書かれていました。田島征彦さんらしくお変わりのないこと嬉しく思います。息子の周吾さんとお二人で田島呑呑亭というHPも作られているようです。 ちょっと年甲斐もなくドジってしまい松葉杖を余儀なくされています。たいしたことはないのですが早く治さなくっちゃ!です。講演会、行けるかな...。明日、明後日とブッククラブの発送です。 |
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便利さからもあって、大抵はPCのメールで済ませてしまうことが多くなりましたが、ニューヨークに住む江草の従妹のmkkちゃんより air mail が届きました。バットマンやオリビアの切手も楽しく、なんでアメリカの切手って39セント、42セントのような中途半端(ではないのでしょうか)な数字なんだろうなんていろいろ思いつつ手紙を開きました。映画のチケットが入っていました。すぐ近くのサティのワーナーマイカルでも上映する「パチャママの贈りもの」という南米ボリビアを舞台にしたドキュメンタリー映画です。従妹の知人だというその映画のカメラマンがなんと加古川出身でということです。遠くアメリカから届いたチケットで歩いて3分の映画館へ、世界の広さ、世間の狭さって不思議(笑)。加古川は1月30日から2月12日までですが全国で順次上映されているようです。みなさまもぜひおでかけください、と宣伝です!長くニューヨークに住む猫と鬼太郎大好きの従妹のHPは面白く、時々覗かせてもらっています。”きょうのおべんと”というブログで見る食事メニューは「餃子定食」やら「味噌煮込みうどん」やら...ん?ニューヨークの香りがしないぞ!(笑)ジオジオからリンクできます。mkkちゃん、ありがとう! | ![]() ジオジオも外国への配本はできるだけ切手を使うようにしています。 |
昨日、週末から来ていたkoseiともっちゃんは姫路駅でやっている鉄道模型フェアーに出かけました。大好きな特急はまかぜの操作をさせてもらったようでご機嫌で帰ってきました。鉄道ってこんなにも子どもの(大人も!)の気持ちをひきつける世界なんですねェ〜。私も影響を受けてしまって、前には気にもとめなかった踏切の音に、どんな電車が来るのかなあと思わず振り返ったりしてしまいます。「ねえ、ねえ鉄道記っていう本、知ってる?」とkosei。「あの〜私が誕生日にプレゼントした本なのですけどー」(笑)koseiの愛読書になっているようです。 孫それぞれに好みの本の世界があるようで、横浜のkohakuやaoは昔話が大好き。岩波書店の”てのひらむかしばなし”をいつも読んでもらっているようです。なかでも「さばうりどん」がお好みだとか...。マイナーやなあ〜(笑)でも嬉しいことです。 2月の配本の準備の毎日です。年賀状のお写真をながめたり、配本を考えたり、いろいろと思い巡らせながらおたよりを書いています。本が届く頃には立春も過ぎ、そろそろ梅の開花のころでしょうか...。1月はいぬ。2月は逃げる。3月は去る。昔の人の言う通りです。明日は相生の小学校で選書会です。 |
![]() 余部鉄橋を走るはまかぜ模型。 運転手さんの帽子をかぶせてもらっています。 |
このところ寒かったこともあって今日の寒さの緩みは体がほっとしているようです。明日は大寒。天気予報では暖かさが続くようですね。 昨日の夕刊で浅川マキさんが亡くなられたという記事を見て、思わずアッと声をあげてしまいました。 死は突然でもなんだか、そういうことがあっても不思議ではないと受け入れられる年代になってきています。でも思いは40年前に戻り、久々に持っていたレコードをだしてみました。一日中エンドレスで浅川マキさんの歌を聞き続けていた時期がありました。なつかしく、ちょっと胸が熱くなりました。 ”夜が明けたら、夜が明けたら、一番早い汽車に乗るから〜、切符を用意してちょうだい、私のために、今夜でこの町ともお別れね〜” 幸せな歌は少なく、世間に背を向けた歌の世界が当時の私たちの心境にぴったりだったのでしょうか。浅川マキさんのかすれたブルース風の歌声を無性に聞きたくなりましたが、レコード盤ではかないません。今でもふっとよみがえる歌ばかりなのですが、その中に「ケンタウロスの子守唄」があります。「裏窓」というLPの黄ばんだ歌詞カードを見て、作詞は筒井康隆さん、作曲は山下洋輔さんだったことを知りました。若かった頃の時代が少しずつ狭くなっていくような気持ちがします。好きでした。浅川マキさん。 |
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明日で阪神大震災から15年。今夜、テレビ番組「神戸新聞の7日間」を見ました。開店の頃からジオジオもお世話になっている神戸新聞です。親しくさせていただいている記者の方たちも居ます。当時の映像に、いろんな事を思い出して胸がドキドキしながらでした。多分、たくさんの人がそれぞれの思いを持って見られたのではと思います。「神戸新聞の100日」という本も読みましたが、2時間の番組では描ききれないたくさんの記者の方たちのドラマがあったことと思います。あの状態で、神戸の人たちが今日の新聞を読むことができたということは、どんなにか心強かったにちがいありません。「神戸新聞は誇りや。」という市民の人のコメントでもわかります。江草の母も神戸新聞大好きでした。 一瞬にして生活を破壊し、命を奪う地震。怒りや悲しみの中からどうやって乗り越え、生きる希望や力を取り戻していったかという事を、やはり語り継ぎ、今後に役立ていくには報道は大切な使命を担っているのだと改めてです。友人を含む記者の方たちに頭が下がります。 ハイチでも大きな地震がおこりました。わずかですが出来ることを、と思っています。 それにしても15年。加古川の地の揺れの恐さもさることながら、当時阪神高速が倒壊したそばに住んでいた息子を失うかもしれないという恐怖の一日は、いまだ記憶に新しく忘れられません。 |
![]() 「神戸新聞の100日」 現在、品切れのようです。 |
デジカメの調子が悪くて、画像が乱れるようになりました。直接メーカーの方に送って修理の見積もりをしてもらったところ、税込みで12075円という回答がありました。4年ほど前に、確か3万円くらいで買ったデジカメです。うーん、やっぱり新しいのを買ったほうがいいですねぇ〜。いろいろな機能も使いこなせないままです。新しいカメラを買うという嬉しさよりも、なんだかもったいないことをしている後ろめたさが付きまといます。アナログのカメラのように買ったら一生ものというわけにはいかないのでしょうね。現像に出す必要もなく便利なのは確か、明日には近くにあるケーズデンキに見にいこうと思っています。 お正月に帰らなかったこともあって「いつ帰るん?」という母の電話に気持ちせかされて、粉雪舞う寒波の中、一昨日から実家に帰ってきました。帰ったら、帰ったでこたつにもぐりこんでひたすら読書。それもいい時間かも...と思います。いや、いちおう母の様子を見に行くのが目的です。 みなさまからのおたよりが届き始めて楽しませていただいています。今年はHPのおたよりのページもためないでちゃんと更新していかなければ...と思っています。ブックランド 新刊は更新していますのでまたお時間がある時に覗いてみてください。 |
![]() riho2ヶ月。よく笑い、あうあうとおしゃべりもするようになりました。実家に帰る途中、顔を見に寄りました。 |
最近は、自身の健康の害にとどまらず、他者にも及ぼす害で すっかり悪者になってしまっているタバコ。昔は吸う方も、そばにいるものもあまり気にしないものでした。私も亡き父の思い出はタバコの匂いにつながります。福音館の月刊誌「たくさんのふしぎ」の2月号「おじいちゃんのカラクリ江戸ものがたり」にはひんぱんに喫煙のシーンがでてきて、それも孫のそばでおじいちゃんがパイプをふかしながら会話をするという設定が問題となり販売中止になったというFAXが 昨日届きました。おじいちゃんが発明した”カラクリ”を使って、江戸時代の船頭(どうやらタバコ好き)の家族や魚河岸の様子などを覗き見るという現代とはちがったゆったりとした中にも粋な江戸の空気を感じる科学絵本です。う〜んこれもご時世なんでしょうねぇ...。そういう私も、タバコの匂いや煙が鼻炎になったころからすっかり駄目です。江草はドクターストップがかかっていますが、なかなかやめられないらしく時々タバコの匂いをさせて私をいらつかせます。が、エリック・クラプトンがギターの弦にタバコをはさみ演奏の途中で吸ったりすると、いや〜かっこいい!。そういえば昔、元町で江草の父の友人がパイプ専門店をしていました。義父の遺品のなかにもいくつかパイプがあります。男?!の世界の楽しみがだんだん肩身狭くなってきている?!。別にいっこうにかまわないのですが、ちょっとばかし気の毒な気も...。 | ![]() |
遅くなりましたが明けましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお付き合いください。 お正月も終わりました。気がつけばはや七草です。なんだか食べて、食べてのお正月でした。ちょっと重い胃を持て余しながらの発送作業でした。無事にお手元に届きますように。 たくさんの年賀状ありがとうございました。ブッククラブの方からの年賀状は、お子さまのお写真が多く、(そういう私も孫写真ですが)毎年そのご成長に驚きつつです。またついこの前まであかちゃんだったのに〜と手書きの年賀状の嬉しいこと。ブッククラブのノートのそれぞれのクリアファイルに入れて、一年間楽しませていただきます。 新年、嬉しいメールです。ブッククラブのrykちゃんのお父さんから。なんと小学4年生のrykちゃんが「小学生・中学生新春百人一首大会」で優勝!の快挙です!すごい!お父さんにだっこされて、いつも眠ったままジオジオに来てくれていたrykちゃんです。なんだか私まであちこちで自慢したいような...。おめでとうございます。いい一年になりそうな予感です。 |
![]() 田島征彦さんからの年賀状。一番迫力ある虎でした。 |