TOPへ







お元気ですか~? 2006  お元気ですか~? 2007  お元気ですか~? 2008  お元気ですか~? 2009
お元気ですか~? 2010   お元気ですか~? 2011   お元気ですか~? 2012  お元気ですか~? 2014





2013. 12.31
急な臨時休業。ご迷惑をおかけしました。母が骨折して入院。ばたばたとした年末になりました。
一年が終わろうとしています。いいことなのかどうか、ゆっくりと足元を見つめる時間もなく過ごしてしまった一年でした。 そして、今年もジオジオのお客さまや友人たちに助けれらてきたことを実感しています。心から感謝しています。ありがとうございました。
存在感の大きかった一人がいませんので、家の中も心もすきま風がすうすうしてはいるのですが、孫たちとの年末の時間を楽しんでいます。
みなさまもよいお年をお迎えくださいますように。来年もどうぞよろしくお願いします。
年賀状は年明けにと思っています。ブッククラブの準備もしながらのお正月になりそうです。


2013. 12.22
寒くなりました。お元気ですか?朝の張りつめた空気がなにやらなつかしく感じます。お布団の温かさ、幸せです。
冬休みですね。近所の子どもたちもジオジオに来てくれるようになりました。
今日、サンタ便を発送しました。どうぞ楽しいクリスマスをお過ごしくださいますように。
ちょっと急用で27日までお休みします。ブッククラブの本を取りに来てくださったらごめんなさい。 28日から年末は営業します。お年玉の絵本などご相談がありましたら、ぎりぎりになりますがお訪ねください。


2013. 12.13
今年最後になる配本がなんとか終わりました。12月は、お子さまたちの一年のご成長を感じながらの作業でした。 みなさまからのおたよりが楽しみな日々です。
今日、嬉しい小包が届きました。 中には手作りのクリスマスツリー、天使、讃美歌を歌っているサンタさんが入っていました。かわいいでしょ! ブッククラブのmyちゃんとmoちゃん。1歳からブッククラブでお付き合いいただいて、もうお二人とも中学生です。何よりのクリスマスプレゼントです。 ありがとうございます。さっそくジオジオに飾っています。見ていると思わず頬が緩みます。ほんとに本の好きなお二人に育ちました。なんだか勝手に孫のような感覚で嬉しく思っています。
クリスマスのプレゼントやお年玉のご依頼をお受けしながら、私も孫たちへのプレゼントに思い巡らせています。あ~今さらですが、12月なんですね。 毎年、12月に久々にお会いしておしゃべりするお客様もいらっしゃって、師走らしい忙しさの日々です。12月のブックランド、新刊を更新しました。
週末より寒さに向かいます。どうぞお体をご自愛ください。




2013. 12.7
今月のブッククラブ、今日、明日と発送です。もうひとがんばりです。
この数日、国会中継やニュースから目を離せないでいました。そして昨夜、とうとう参議院の本会議で特定秘密保護法が成立しました。なんとか時間切れにでも...と期待していましたが、 国会内での策はそんな簡単なものではないのですね。
日本のこれからが大きく方向を変える、まさにその時を私たちは目撃しているのだと思います。この政治の有り様の責任は私たち一人一人にもあるのだと思うと、これからの子どもたちの 世代に申し訳なく思います。
ただ、今の政権への失望が大きければ大きいほど、政権の交代を求めるを エネルギーも大きくなっていくはずです。
この法が成立してしまった今、どう立ち向かったらいいのか、主権在民という民主主義の根本をどうやったら取り戻せるのか、 もはや無関心のままではいられない時だと痛感します。
希望は、賛成の起立をした議員よりも、子どもたちには未来があるということ。子どもたちの未来まで支配させるわけには いかない。その思いを忘れず次の選挙を待ちたいと思います。清き”一票”を公平にしなくてはいけません。先ず!


2013. 11.30
ねじれがないという強気の表れでしょうか?国民の反対の声を無視して、審議も充分でないままに特定秘密法案が衆議院で強行採決されました。 政党間の駆け引きはともかく、一個人としての政治家の意識はどうなのでしょうか?予想できたとはいえなんだかがっかりと失望しています。 拍手で採決を喜ぶ与党の議員に嫌悪感を感じました。参議院での審議に期待はできませんが、すんなりと通ってしまってはたまりません。 私たちの国を大切にしたいです。勢いに乗じて戦争が出来る国にされたくありません。どうなりますか...日本。気になります。
そう言いつつも12月のブッククラブの発送に向けて準備の日々です。 毎年のようにカレンダー、クリスマスプレゼントやお年玉の本をご注文いただき、ありがたく思っています。のはらうたカレンダーの追加も入りました。 昨日、ブッククラブの方にプレゼントしていただいたクリスマスリースをようやく出しました。昨年は、何をどう飾っていたっけと記憶になく、明日より12月、店内をちょっとはクリスマスモードに しなくてはいけませんね。なんだかモタモタ...。いつものことですが。




2013. 11.22
家の中が冬のにおいになりました。外から帰ってくると感じます。♪ゆ~きやこんこん♪の音楽とともに灯油を売りにきてくれるお兄さんは、昨年と同じ人で2偕のベランダの いつもの位置まで持ってあがってくれます。とても助かります。こたつもセッティングしました。「こたつだとだらしなくならない?」「なります。」「うたたねしてしまわない?」 「はい、とても気持ちよく。」「入ったら出られなくなるでしょう?」「出られません。」それでも、こたつ大好きです。自慢?のパイプでガスファンヒーターより温風を 取り込みます。一石二鳥。ほこほこあったか~い!です。ん?今、原発が動いていませんよんね。節電コールはどうなったのでしょうか?ふしぎな国です。
特定秘密保護法案、戦争の世を体験し、大変な犠牲を払った先人たちの思いをよそに、まさかの過去の日本に逆戻りでしょうか?とても危険な法案だと思いますが、 国会の審議にその緊迫感があまり感じられないように思います。違憲!状態!!のままにバッジをつけることができた国会議員の質のあらわれでしょうか? 野党の力の見せ所です。力ある野党が日本に存在するならば。
昨日は保育園のお迎えを頼まれて、吹田でした。rihoは仲良しのtaigくんに毎日プロポーズされているそうです。 rihoの返事は「今は無理」(笑)
12月のブッククラブの準備にかかります。一ヵ月、はや~い!一年もはや~い!

部屋もこたつも暖かい。”だんらん”という蛇腹のパイプです。


2013. 11.14
11月。どんどんと日が経っていきます。明日は野口小学校で低学年の選書会。これで今年お声をかけていただいた選書会もすべて終わります。 楽しい会になりますように。
今月のブックランドも更新していますので、よろしかったら見てください。 今月の配本にも同封していますが、クリスマスプレゼントやお年玉などにお役にたてればとリストを作っています。もしご希望の方がいらっしゃいましたら、 お送りします。お店にも置いていますのでご利用下さい。サンタさんも、いよいよいろいろと思いめぐらす季節になります。幸せなことですね。
それにしてもレイテ島の台風被害の ニュースには、東北の津波のことが重なり心痛みます。大自然のなす力の前に、人間のなんて無力なことかとあらためて感じ入ります。 でも明日の命があるかぎり、暮らしは、生活は続きます。個々の人間の命と未来に全世界の知恵が結集しますように。
特定秘密保護法案が国会審議に入りました。今?なぜ?なんのために?と疑問だらけですが、私のまわりにこの法案を必要だと感じている人は見当たりません。 我々の国の方向を誤ることのないよう、党を超えて一人一人の政治家の良識ある判断にゆだねるしかないのですね。しっかりと記憶したいと思います。 総理経験者の発言によると首相の権力は絶大なものなのだとか。その権力を行使して、ばかげた法案を廃止し、原発をストップし、 歴代にまた世界に名を残す賢い政治家になりませんか?暴走していく日本に、心すくむ怖さを感じています。

ジャロジ―窓から侵入してきた秋。つたの紅葉が嬉しい季節です。


2013. 11.4
釣り好きのお客様にツバスをいただきました。大きくなればハマチですね。久々に魚を下ろしました。それにしても包丁の切れないこと! これまた久しぶりに砥石を出してきて包丁を砥ぎました。半身をおつくりにして、残りは冷蔵庫に。あらは塩焼きにしました。こりこりとした食感で、とてもおいしかったです。 もちろんあらも、大好物です。ごちそうさまでした。
ようやくブックランドやプレゼントのおすすめリストも出来て6日には発送にかかれそうです。来週は野口小学校の選書会も ありますので、もうひとがんばり。そうこうしていると12月もまもなくですね。
カレンダー、入荷しています。 ブッククラブの発送が終わったらジオジオに展示していくつもりです。 クリスマスの本もぼちぼちと入ってきています。ジオジオも少しはクリスマスの雰囲気に…と気持ちだけは。
なんだか相変わらずばたばたと年末を迎えそうな予感です。




2013. 10.31
先日の朝日新聞の天声人語に精神科医で神戸大名誉教授の中井久夫さんの少年少女にあてた読書案内の言葉が紹介されていました。「教室で輝きすぎるな。一番になんかなるな。 あなたは今咲く必要はない。そして一目置く同級生を宝とせよ。」さらに「読書は、秘密結社員みたいにこっそりするものだ」
胸がすーっとします。こういう大人の人に出会えるなら、もう一度子ども時代を 繰り返してもいいと思いました。そうなんですよね。子どもの頃、親の手伝いから逃れるために、こっそりかくれて本を読んでいたんです。 それがどれほどわくわく面白い時間だったか…。 こういう言葉を言われて救われる子どもたちは多いと思います。大人の私も救われます。
昨日は八幡小学校で高学年の選書会でした。5年生の時間に子どたちから「もっちゃんは?」「なんでもっちゃんきいへんの?」と口ぐちに言われて、ちょっと返答に困りました。でももっちゃんが、子どもたちの心に 残っていること、とても嬉しかったです。その後、絵本「おによりつよいよめさん(私です)」と「最初の質問」を読みましたが、うまく読めなかったね。ごめんなさい。 どうぞこの子たちがいい人生を歩んでいきますように…。祈りに似た気持ちでした。これで八幡小学校の今年の選書会は終わりました。ありがとうございました。
10月も終わります。遅れがちの11月のブッククラブの準備です。ちょっとあせっております。

かえでの紅葉。自然が織りなす色のなんと美しいこと。


2013. 10.28
地に足がついていないような、夢の続きのような頼りない気持ちのままでしたが一年経ちました。いろいろと支えてくださったみなさまに感謝の日々でした。 今日は江草の命日。無宗教での葬儀でしたが、納骨は江草の家のお墓にしましたのでお参りに行ってきました。
一周忌として 先週末は息子たち娘たちと信州、白樺湖のホープロッジで過ごしました。若い頃、お世話になったロッジです。昨年秋、行こうという約束を果たせないままでした。 40 年前の思い出が残るホープロッジに、子どもたち孫たちといることがとても不思議に思えます。ロッジの奥さまとのいろんな思い出話を、子どもたちの前ですることも不思議な感覚でした。 久しぶりに会った孫たちは自然いっぱいの中で大はしゃぎです。江草が最後にノートに書いた”孫パワー スペシャルパワー”。ほんとにその通りで、江草の喜ぶ顔が見えるようでした。 台風一過の後の青空。息をのむ紅葉の美しさ。澄んだ空気の信州の深まる秋を満喫しながらの一周忌でした。夜、孫たちが寝てから子どもたちと映画「バニシングポイント」のDVDを 観ました。学生時代、始めて一緒に行った思い入れのある映画です。この映画に江草が重なってしかたのない10月でした。付き合ってくれた子どもたちに感謝です。
温かく迎えてくださったホープロッジのみなさま、ほんとにありがとうございました。来年もまた…。

ホープで乗馬のレッスンを受けているkohakuとkosei。


2013. 10.23
雨の中でしたが、加古川の鶴林寺で催されているアートプログラム施美時間を見に行ってきました。スズキコージさんはじめ、 たくさんの芸術家の方の作品が、鶴林寺の境内やお寺の中に展示されています。ふしぎな感覚です。でも美術館やギャラリーで身を固くして見るのとはちがった自由さと解放感があって、こういうのもいいなあと思いました。 聖徳太子ゆかりの格式ある古いお寺ですが、以前にもジャスやフォークなどのライブコンサートがあり、加川良さん、上田正樹さん、泉谷しげるさんなど私も楽しませていただいたことがあります。 歴史あるお寺のふところの深さと遊び心がなんだか嬉しいです。
天野祐吉さんが亡くなられました。朝日新聞のCM天気図、楽しみにしていました。 やわらかく、わかりやすい言葉で、世相をきちっと見据えている文章に魅かれていました。もう読めないこと残念でなりません。
核兵器の不使用声明に被爆国日本が始めて賛同しました。核兵器と原発は無関係ではありません。原発ゼロの今、再稼働をストップする声明も出しませんか、 など思いますが無理でしょうか?
すみません。金・土・日と休業します。ブッククラブ、ブックランド、クリスマスリスト、気になりつつですがお休みさせてください。

栗の渋皮煮をいただきました。
栗の大きさにびっ栗。
おいしくてびっ栗。


2013. 10.17
やなせたかしさんが亡くなりました。どれほどたくさんの子どもたちが”アンパンマン”を通り過ぎたでしょうか?どれほどたくさんの子どもたちが ”アンパンマン”で元気になり、笑顔になっていったことでしょうか?ジオジオにも、ぬいぐるみを置いていますが、その力にはとてもかなわないなあといつも 思っています。
昨年の夏の終わりに、孫のrihoのためにということで、娘が誘ってくれ高知のアンパンマンミュージアムに一泊の旅行に出かけました。口には出しませんでしたが、江草も私もこれが最後の 旅行になるかも…という思いを持ちながらでした。アンチヒーロー派で”バイキンマン”が好きな私に、江草は携帯のストラップを買ってくれました。今朝の朝日新聞にやなせたかしさんの遺言の中の 言葉が載っていました。「死ぬ時も未熟なままでかえってよかった。」思わず涙しました。救われる思いです。「生きているから悲しいんだ」と語りかけたやなせさん。たくさんの子どもたちの笑顔がこれからも生まれていきます。そうならなければいけません。
昨日は神野小学校で選書会を行いました。小学生でも2年、4年、6年と選ぶ本も選び方も選書会の空気もずいぶん違います。でも私にとってはどの学年も、とても楽しい時間でした。ありがとうございました。3学年だけということもあって、リクエスト用紙の集計、昨夜がんばって 終えました。図書室に入ること楽しみにしていてください。それにしてもみんな礼儀正しかったねぇ~。びっくりでした。

神野小学校選書会


2013. 10.15
ビートルズの洗礼を受けた私たちの世代ですが、1970年代、藤圭子さんの歌は当時の若者たちの屈折した心を惹きつけ、他の流行歌手とは 一線を引く熱い支持を得ていました。私自身はそれほど傾倒することはありませんでしたが、江草も例外ではなく、当時、歌もよく聴いていましたし、五木寛之さんの言葉でしょうか、"怨歌"とい う文字がノートに書かれたりしていました。先日の藤圭子さんの死には大きなショックを受けたことと思います。
沢木耕太郎さんの「流星ひとつ」を読みました。藤圭子さんへのインタビューで構成されたこの本の中には、 引退を決めた時期までの彼女の人生が、彼女の言葉で語られていきます。まっすぐに自分の人生を受け入れ、媚びることなく淡々と、また懸命に生き、そして歌手としての 頂点にまで昇りつめ、幼い時には考えられなかった冨を手にした時、彼女に見えたものは、そして28歳で引退を決めた心の中、 そこには正直で妥協を許さない、そして母思いの気高い生き方を見ることができます。
その後に続く30年余の人生、渡米、結婚、出産、そして宇多田ヒカルさんの母として、彼女がどう歩んできたのか…それはわかりませんが、 沢木耕太郎さんと同じく精神を病んだあげくの投身自殺をしたかつての歌手として片付けられない、片付けて欲しくない、という気持ちがつのります。 人形を思わす美貌とそこから絞りだされてくるような心を打つ歌声は、あの時代に結びついて私たちの心に残り続けます。
「流星ひとつ」 まさにその通りの藤圭子さんの人生です。

「流星ひとつ」


2013. 10.11
10月の配本がお手元に届いている頃だと思います。今月も楽しんでいただけること祈っています。
昨日、一昨日と定休日を利用して急ぎ母に会いに行ってきました。 小さな巾着に1円、5円、10円玉を入れたものと母の好物の”赤福”を新大阪駅で買って、毎回持っていきます。巾着のお金は母が散歩の途中にお地蔵さんにお供えするお賽銭です。 日々、忘れていくことが多くなってきた母ですが、長い反抗期の娘の顔は、まだしっかりと刻まれているようで、とても喜んでくれます。 待っていてくれていることありがたいと心に沁みます。 「何、食べたい?」「いかの炊いたん(煮付け)。」これも毎回の会話です。味が濃かったり、薄かったりもするようになりましたが、やはり母の味です。 家族のこと、仕事のこと、何度も何度も聞きます。母の繰り返される思い出話の中には、私の知らない幼い頃の私がいるのだろうなあと思います。 「もう一晩泊まって。」という言葉を仕事があるからと...。帰りの電車の中は心が痛いです
帰ってから、今月のブックランドと新刊を更新しました。よろしかったら見てください。
暑い日が続きます。10月の言葉ではありませんね。どうぞ体調にお気をつけて。

女郎花と吾亦紅
 秋の花をいただきました。


2013. 10.3
10月です。 朝夕はほんとに涼しくなりました。いい季節です。
今年で8回目になる”二市二町「九条の会」平和と文化のつどい”が11月10日(日曜日)14:00より いなみコスモホールで開かれます。 記念講演は神戸新聞の記者を経て、経済評論家として活躍されている内橋克人氏です。
チケットをお預かりしています。前売り1000円(当日券1200円)
送迎バス(500円)も出るそうです。お問い合わせください。野口九条の会 広瀬さん079-426-8072
若い人たちがたくさん参加してくれたらいいなあといつも思います。
9条のことも原発のことも、現実感や危機感がだんだんと希薄になってくること、やはり怖いと思います。思うつぼにはまってしまってはあきませんね。したたかな国民になりましょう。子どもたちのためにも。

内橋克人 氏


2013. 9.26
すっかり秋らしい日々になりました。読書の秋ですね。昨日は八幡小学校で低学年の選書会でした。1年生、2年生、かわいいです。ジオジオ営業部(!)の子がいて、 今、「はい、チーズ」8票とか「おばけのにょうぼう」10票とか報告に来てくれます。(笑)「この絵本、読んで。」と素直に言ってくれるのも低学年です。なんだかあっという間に時間が過ぎていきました。おつきあい、ありがとう! 最後はハイタッチ!楽しませてもらいました。
10月、11月と秋の選書会が続きます。選書リストも考えつつ、10月のブッククラブの準備です。カレンダーの日付けをながめつつ、 ちょっとアセってもいますが、土曜日はkoseiの小学校の運動会。行ってきます。臨時でのお休み、ごめんなさい。
明日は福崎町の広岡農場から新米が届きます。食欲の秋です。炊きたての新米を食べる幸せ。毎年、広岡さんに感謝!です。
暮らしにかかわる税金が上がるのですね。企業の税金は下げられるのですね。「負げねえど!」
NHKの朝ドラ”あまちゃん”の最終回がいよいよが近づきました。

空。碧いです。


2013. 9.20
大雨の後は抜けるような秋の青空です。ジオジオも彼岸花が咲きました。のはらうたカレンダーの見本が今年もはや届きました。 時の流れを呆然と見ているような感覚です。子どもの頃にはなかった気持ちです。年齢を重ねていく時の未知の感覚でしょうか。
昨日は、偕成社のeriさんに声をかけていただいて、梅田阪急百貨店で開催されている「黒井健絵本原画の世界」展に行ってきました。 待ち合わせまで時間がありましたので、これも娘に勧められた梅田LOFT7偕でで行われている「100人のブックカバー展」へ。 架空の本屋さんを想定して考えられたの架空のブックカバー。多分、想定されているのは個性的で小さな本屋さんだと思われます。どのブックカバーも本への 思いが伝わってきてなかなかおもしろく時間を忘れて楽しみました。本好きって猫好きの人が多いのでしょうか。猫のイラストが多かったように思います。 自分でも作ってみたいなあなど思いつつ、10枚ほど購入しました。それにしても大阪駅周辺の変わりよう…。
そのまま神戸へ。 海文堂のtnkさんの仕事を終えるのを待ち、3人でtnkさんの慰労会です。海文堂は9月末で閉店。棚はtnkさんの子どもの本への情熱がいっぱいです。もったいないです。 いままでのこと、これからのことなど話しつつ、でも3人とも目の前の料理に心奪われ…帰ってきたら12時近く。長い一日でした。

黒井健 絵本原画の世界
9月18日~30日
阪急うめだ9階うめだギャラリー


2013. 9.14
ブッククラブの大人の方の配本に西加奈子さんの本をよく使わせていただいています。私自身も「さくら」や「漁港の肉子ちゃん」に涙し、 「この話、続けていいですか?」などエッセイには お腹を震わせて笑わされた大好きな作家の方です。その西加奈子さんの「円卓」という作品が映画になります。その撮影がなんと友人の住む宝塚の仁川団地で、この夏、行われました。 エキストラ募集に、もちろんそこの住人(友人)たちは喜んで応募したようです。
舞台となるスターハウスと呼ばれる採光を考えて作られた公団の建物も老朽化が進み、順次、建て替えが進んでいます。友人も新しく建てられたマンション型の近代的な公団に移りました。 確かにきれいに、また設備も新しくなりました。でも友人は、隣の夕餉のにおいも届かず、気配もなく、隣人との会話も自然と無くなってきたと言います。 以前は窓から大声をあげて話をしていたこと、私も遊びに行った時の記憶にあります。子どもたちもよくお互いの家で食事をしたり、泊まったりと長屋のようなおつきあいをしていました。 プライバシーを得たことで何かが失われていくようです。それとも人と人との関係の有り様が変化していっているのでしょうか?
芦田愛菜ちゃん主演のこの映画、見にいかなくてはなりません。エキストラが気になります。

仁川団地のスターハウス。
緑いっぱいの環境です。


2013. 9.9
今月の発送、配達が終わりました。無事にお手元に届いているでしょうか?
今月もジオジオからお届けした本を楽しんでいただけることを祈っています。
思ったより早く季節は秋らしさを増していきます。夏のお疲れがでていませんか?
昨夜、ブックランドと新刊を更新しました。よろしかったら見てください。
昨日より、あたかも日本中が喜びに沸いているような、2020年の東京オリンピック開催決定のニュースが流れ続けています。 安倍首相の日本の安全をアピールする言葉を、避難生活を強いられている人々はどう聞いたでしょうか?事故後の原発の現場で働く人々はどう思ったでしょうか? 福島の現実と原発事故の本質が、お祭り騒ぎで遠くにやられて見えなくなってしまう危惧を感じます。オリンピックもスポーツも嫌いではありませんが、複雑な思いです。 7年後の日本、子どもたちがどうぞ安全で元気でありますように。オリンピックの成功より祈らずにはいられません。
明日、お休みをいただきます。水、木と定休日。金曜日からは営業します。ブッククラブの本、取りに来てくださったらごめんなさい。


2013. 9.4
よく降りました。ここ加古川でも何度も大雨洪水警報がでましたが、夕方、ようやく少し明るくなってきました。みなさまのところでは大丈夫だったでしょうか?
昨日、A4サイズの分厚い封書が届きました。ブッククラブのrintrくんからです。 2歳の時から本をお届けして10年、今6年生です。自筆の手紙が入っていました。「いつも楽しい本をありがとうございます。今、受験に向けてがんばっています。読書はやめられず 今は、山岡淳一郎の「後藤新平 日本の羅針盤となった男」を読んでいます。今の日本には後藤新平や上杉鷹山のような人が必要だと思います。僕もそんな人になりたいと思っています。はずかしながら 読書感想文と自由研究をお送りします。」
2年前にも「大草原のちいさなオオカミ」というジオジオからお届けした本で書いた感想文を送っていただき感動したことを思い出し、急ぎ読ませていただきました。 百田尚樹さんの「海賊とよばれた男」の感想文です。選本がすごい!読み終わってから思いました。これからの時代、日本に必要なのはrintrくんのような人だと。 ただただ日本の方向に不安を覚えるばかりで何もできない自分を恥じると同時に、rintrくんのような人材が育ちつつあるということに希望と元気をもらいました。 ジオジオから本を届けさせていただいていること誇りに思います。いつのまにかのご成長に驚くばかりです。
自由研究はお住まいの近くの地区で1月から8月まで行った野鳥観察日記。写真が撮れなかったところは絵が描かれています。ツバメの巣の観察やオオムラサキの羽化の観察なども。 ジオジオに置いて、みんなに見てもらおうと思っています。 ブッククラブの準備でバタバタした日々の中、嬉しいおまけをいただいたような幸せな気持ちになりました。rintrくん、ありがとう。受験、がんばってください。 これからも陰ながら、rintrくんの人生を応援しています。 ”国を背負って立つ男”になってください。


野鳥観察の中のrintrくんが描いたオオワシとハイタカの絵。


2013. 8. 27
長い夏休みをいただきました。メールやお問い合わせの返事が遅れました。ごめんなさい。月曜日からはお店を開けています。 9月のブッククラブの準備もありますし、今週、来週は休まずに仕事をするつもりです。
藤本先生のチャリティ陶芸展は大盛会で予定より多くの募金が集まりました。 1回目150冊を、気仙沼市立大島小学校に発送しました。私にとっては地図で確かめただけの知らない町の知らない小学校ですが、子どもたちが、たくさんの本を前に どんな反応をしてくれるのかなあと、思わず頬が緩んでしまう作業になりました。藤本先生からは2回目に贈る本のリストのご依頼もお受けしています。 嬉しいです。思ったよりたくさんの募金が集まったことを「どうしようか…」ととまどわれている先生。お人柄です。
ジオジオの夏休みの最終は、娘たちと小豆島への一泊の旅でした。学生時代、一人で行ったことのある小豆島。女の子の一人旅を心配した土地の方に、お寺を紹介されて泊まった記憶が ありますが、それがなんというお寺だったのか…。場所の記憶もあいまいなままです。お世話になりました、と今頃です。 パスタ、オリーブオイルを堪能しました。そしてお素麺を食べようと入ったお店は、偶然に「八月の蝉」の舞台となったお店でした。案外近いこともあり、孫たちとの時間をせいいっぱい楽しませてもらいました。 それにしても、我が孫の恐れなく、くったくなく、大胆で、まっすぐなこと、ヤレヤレ、ハラハラも楽しみつつ…。
ただただ激しかった夏も終わりですね。みなさまもお疲れのでませんように。


海岸で貝がら集めです。
恵みの雨の中。


2013. 8. 11
今月のブックランド、新刊を更新しました。
暑さだけを心と体に残して、夏が駆け足でどんどんと過ぎていきます。来年のカレンダーの案内が届きますが、年末への実感がわきません。 でも確実に夏の終わりに近付いているのですね、セミたちの鳴き声にも感じます。
先日、氷丘小学校のymsk先生が、もっちゃんのことを覚えている生徒たちが書いてくれたという手紙を小冊子にして届けてくれました。 「もっちゃんへ おぼえてますか?」から始まる文章に思わず涙腺が緩みます。江草は子どもたちに「もっちゃん」と呼ばれること、とても喜んでいました。 いつもかぶっていたニット帽の絵を描いてくれた手紙。本が好きになりました。もっちゃんが大好きでした。天国でもおもしろい本をすすめてあげてください。 ぼくたちは元気です。嬉しいことばがいっぱいです。私にあてて書いてくれた手紙もありました。ありがとうございます。もっちゃんの写真の前に置いています。にんまり笑いながら読んでいることと思います。
仏式でいえば初盆になりますが、なんだかいつもジオジオにいるような気持ちで過ごしていますので、あちらから帰ってくるという気持ちにはなっていません。 それでもなつかしい友人が訪ねてくれると、私も嬉しく、江草も喜んでいるように思います。明日よりしばらく江草も一緒に連れて出かけます。 お体に気をつけて、楽しい休暇をお過ごしください。 残った宿題もがんばってね。


もっちゃんも楽しく元気にやっていると思います。


2013. 8. 8
発送、配達が終わりました。まもなくお手元に届く頃だと思います。ブックランドでもお知らせしましたが、今年はちょっと長く夏休みをいただきます。メール、FAXのお返事が遅れます。お許しください。
8月12日(月)~21日(水) 8月24(土)25日(日)
8月6日は広島の、そして明日、8月9日は長崎の原爆記念日です。6日の朝、 毎年ですが母に電話しました。母と父が生き延びてくれたから私がいて、その後の私の人生があり、子どもたち、孫たちが生まれています。その後がまったくなかったかも しれないほどの怪我を負った母。その母の記憶を今は大切にしたいと思っています。放射能に一番、敏感でなくてはならない日本人が、 一番、鈍感な国民になっているような気がします。式典での広島市長の平和宣言、そして安倍首相の言葉を聞いていて、政治家って何なのだろうと単純に疑問がわいてきました。
先日の市川里美さんの講演会、楽しかったです。長く、市川さんの生年月日とお写真にいきあたらず、絵本には、ふれながら謎!につつまれた作家さんでした。 なんと私と同い年、1949年生まれです。71年からパリ住まい。同じ40年の時代を重ねながら、市川さんの暮らし、創作などのお話にとてもいい刺激をいただきました。 絵本「ジブリルのくるま」ができたアフリカでのエピソードは、とても心に残りました。
なんだか叫びだしたいほどの暑さ、熱気です。体も頭もボーとしていますが、booklandも更新しなくては…。9月の配本の準備もしておかなければ、とバタバタした日々です。
友人の島るり子さんの器展が伊奈市東京であります。


「ジブリルのくるま」


2013. 8. 2
偕成社のeriさんが、「読んだ?」と光村図書から出ている季刊誌「飛ぶ教室」夏号を送ってきてくれました。特集が「岡田淳は何でできている?」 すみません。ジオジオ、本屋ですのに…。(笑)
何度かジオジオにも講演に来ていただいたことがあります。授業の最初に生徒たちにするお話として、筆箱と消しゴム、どっちが大きい? (じゃなかったかな…。)という話からだんだん私たちを地球を離れて宇宙まで連れて行ってくれ、想像力の大きさ、素晴らしさを話してくれたことを記憶しています。 あ~こんな話をしてくれる先生に出会えて幸せな子どもたち、とうらやましく思いました。私は岡田淳さんは、限りないサービス精神でできていると思います。 絵も物語もお話も、そしてきっと授業も。おもしろがらせる、楽しませる、笑わせるのが大好きなのだと思います。芸人ちゃうで、と言われそうですが。 岡田淳さんご自身は、ボクはマンガと演劇と小学校でできているかなと思うと書かれています。そこからたくさんの物語が生まれるのですね。
小学3年生の孫のkohakuもいつのまにか「こそあどの森」や「フングリコングリ」「ふしぎの時間割」など読むようになり、すっかりファンです。 毎月、本を待ちかねてくれています。岡田淳さんに会ったことがあるよ、とサインしていただいた本をみせると、とてもうらやましがられて、私も本屋さんになる!
「飛ぶ教室」には岡田淳さんのご自宅での写真も載っています。岡田淳さんファンの方への ブッククラブの配本にも加えたいと思います。


岡田淳は何でできている?


2013. 7. 26
毎朝、開け放した窓から入ってくるクマゼミの声に起こされます。宵っ張りの私は、夜、寝られない事はあっても、朝早く目がさめて寝られないということはあまりなく、 夏の間は睡眠不足ぎみの日々が続きます。
夏休みに入って、ジオジオにも近所の子どもたちが来てくれるようになりました。今年はちょっと長い夏休みをいただこうと思っていますので、 仕事を手際よくやろうと気持ちだけは…。連日の暑さに負けてしまいそうですが…。負けています…。
ジオジオも長くお世話になった、元小学校の校長をされていた藤本先生が、チャリティー陶芸展を開かれます。8月9日10日11日の3日間、加古川総合庁舎の「かこむ」というギャラリーです。。収益で絵本を100冊、東北の小学校に寄贈されるとのことで、 ジオジオにお声をかけていただきました。校長室に絵本をおかれて、自由に子どもたちが出入りできるようにしていた校長先生です。ジオジオにもよく絵本を買いに来て下さいました。 ジオジオの前に置いているとトトロも先生の作品です。ぜひ、おでかけください。私も東北の子どもたちに思いを巡らせつつリスト作りです。
選挙は予想通り、あまり嬉しい結果にはなりませんでした。投票率の低さも含めて、これが今の私たちの国の現状なのだと思います。 日本の方向をまかせられる一票が見つけられない選挙でした。厳しい現実です。これからをしっかり見極めていく目をもつこと、大切だと思っていますが、 いったいどんな日本を取り戻したいというのか、本音はやれやれ…です。

藤本先生 作


2013. 7. 18
16日17日とジオジオの校区でもある野口小学校の高学年選書会でした。 図書ボランティアの方々のご協力、とても助かりました。ありがとうございました。リクエストの集計も済みました。これで1学期に予定していた選書会がすべて終わりました。 明日は終業式。いよいよ夏休みですねぇ~。済んでしまえばあっという間、でも長い長い夏休みです。お体に気をつけて、いっぱい楽しんで下さいね。
8月4日、5日、加古川総合文化センターで"こどもの本WAVEのつどい"が開催されます。 パリ在住の絵本作家、市川里美さんと、児童文学作家で翻訳家でもある二宮由紀子さんが来られます。各定員 50名。無料です。 メールhome@kodomonohonwave.com かFAX 04-2939-2540 で予約が必要です。 「おだんごスープ」や「いいこになれっていわないで」など市川里美さんの絵本は、ジオジオのブッククラブでも配本に使わせていただいています。「お人形の絵を描こう」という ワークショップも開かれるようです。繊細で暖かい市川さんの絵はやはり外国の空気が感じられます。二宮由紀子さんは、 これもブッククラブの配本に使わせてもらう野球ギャグ満載の「めざせ!日本一」の 作者です。大阪人!です。ぜひお出かけください。ブッククラブ発送の真っ最中ですが、私も参加したいと思っています。
ごめんなさい。夏休みに入りますが、今週末~月曜日、ジオジオお休みします。 実家の母を訪ねます。その後は8月のブッククラブの準備にかかります。ジオジオにいて、仕事に励みます。

野口小学校選書会。
2日間、おつきあいありがとう!


2013. 7. 13
セミ、初鳴きです!昨夜、7年の地中生活から地上に出てきたセミたちですね。なんだか朝から嬉しい気持ちが続いています。 ジオジオに本格的な夏です。
氷丘小学校の選書会が終わりました。最後は6年生でした。選書会が終わってから、子どもたちが 6年間分のありがとうを言ってくれました。思わず胸が熱くなり涙が出そうになりました。お礼を言わなくてはいけないのはジオジオのほうです。恵まれた幸せな本屋です。 こういう機会を与えてくださったymsk先生と氷丘小学校に感謝の気持ちでいっぱいです。本のリクエストの集計、楽しみにしていてください。もう少し!です。
選書会から帰ると携帯に嬉しいメールが!先日、ジオジオを訪ねてくれたsayがついにお母さんに!おめでとう!親子とも元気でなによりです。で、どうやら私は名付け親に なったようです。ジオジオに来てくれた時「子のつく名前にしたいけど、いい名前ない?」と聞かれ、「もこちゃんは?」と答えました。もちろん子どもの本屋ですから お店には「もこもこもこ」の絵本が…。(冗談です。笑)いろいろと周りから意見はでたようですが、sayのお母さんから「いっこさんが名付け親だよ~」というメール。 嬉しく、くすぐったい気持ちです。萌子(もこ)ちゃん、おめでとう!私たちのところにようこそ!

3700g!の女の子です。
笑っています~。


2013. 7. 10
はや、もう、という感じでの梅雨明けです。そしてはやもう真夏日です。そんな中、氷丘小学校での選書会が始まりました。 1000人近い児童数での選書会。今年は3日に分けて2学年ずつ行います。昨日は3年生、4年生でした。子どもたちの暑さをものともしないエネルギーに圧倒されます。 本に群がる子どもたちの様子に孫のkohakuが重なります。こんなにたくさんの本を前にしたら喜ぶだろうなあ...。私が言うのもへんですが、こういう機会を 持てる氷丘小の子どもたち、幸せだなあと思います。 「野の花ごはん」と「はなこ 野の花 野のきつね」という本を指さして、名札を見せてくれた女の子、名前が、野の花ちゃんでした! どんな本を選んだのかな?みんな、孫のようで文句なしにかわいいです。 明日、明後日と続きます。猛暑に負けないでがんばらねば!です。
選挙の7月です。以降3年間は国政選挙はないということですから、これからの日本を決める大切な選挙ですね。おおいねじれて欲しいと思います。 ねじれなかったら日本は大変な方向に行ってしまいます。参議院って、そのためにあるのですよね、確か。
アベノミクス、わけわかりませんが、憲法改悪、原発再稼働、TPP 反対です。
ブックランドと新刊を更新しました。

体育館をいっぱいに使って


2013. 7. 3
7月です。はや3日。明日は室津小学校の選書会ででかけます。ブッククラブの発送は今週末の予定です。選書会は夏休みまで残り2校。発注作業もあり、今日は定休日でしたが、 一日ジオジオにいて仕事をしていました。
先日、御津小学校のkurd先生が、子どもたちが書いてくれた選書会のお礼の文集を届けてくれました。嬉しいおまけです。 気にいった本の絵なども添えてくれていて頬が緩みっぱなしで読みました。私の似顔絵を書いてくれた女の子もいました。う~ん、気を使ってくれているんですね。 とてもかわいく描いてくれていて、友人がこれはないやろ…。(笑)ありがとうね。6年生の中に「今年で卒業しますが、来年もきっと選書会にきてください。」と書いている子どもがいて、 思わず胸がキュン。みんないい子たちです。元気をいっぱいもらいました。来週初めには納品です。楽しみに待っていてくれていること嬉しいです。
このところずっとマイケル・ジャクソンの歌をを聴きながら仕事をしています。YOU TUBEって便利です。 「heal the world」や「you are not alone」「smile」など訳詩をみながら聴いていると涙がでそうになります。 仕事がはかどりません(笑)。あらためてすごいアーティストだったんだなあと思います。音楽や本の話をする相手がいなくなったこと、やっぱり淋しいです。

ありがとう!!!


2013. 6. 23
梅雨の日々となりました。先週、選書会で矢野小学校へ行く時は大雨を覚悟しつつ車を走らせましたが、なんとか小雨程度で往復出来ました。 降ったら降ったで、雨の被害が気になりますね。草花や木はなんだか生き生きとして嬉しそうですが…。ほどほどの梅雨の雨ですみますように。
矢野小学校は全校生徒数45名での選書会でした。先生や図書ボランティアの方たち、カメラやビデオで撮影している保護者の方たち。子どもたちが 大人の人たちに暖かく見守られていることを感じます。図書室もとても気持ちよく整理されていて、ボランティアの方たちの思いが伝わってきます。 選んでくれた本たちも幸せですね。ありがとうございました。
その日の夕方は7月に選書会を予定している野口小学校で先生、図書ボランティアの保護者の方たちを交えての打ち合わせでした。 図書委員の子どもたちに参加してもらってはどうかという意見が出ました。大賛成です。少し選書リストに余裕を持たせておいて、子どもたちの本の希望も聞くことにしたいと思います。 当日の運営も図書委員の子どもたちを中心にして、こちらはお手伝いが出来たらと思っています。嬉しい試みです。どんな会になるかなあ~。楽しみです。

矢野小学校運動場 芝生です。来年以降、存続するかどうかまだわからないとのことです。


2013. 6. 17
空梅雨です。先週末、実家に帰りましたので3日ほどお休みさせていただきました。 誰も待っているわけではないのですが、たまった仕事とからからに乾いているだろうなあと植木たちが気になりながら帰ってきました。 雨の降らない梅雨はなんだか不安です。
谷川俊太郎さんの新しい詩集が続いて 出ました。岩波書店 から「ミライノコドモ」。 そして朝日新聞に連載されていた詩を編んだ「こころ」です。
谷川俊太郎さんの新しい詩に ふれられること、幸せです。
「ミライノコドモ」のなかの "DIRGE" という詩には思わず胸がつまりました。 心のかたく閉ざしていた部分が緩んできそうでした。「詩が好きな人は日本語のグルメだ」谷川さんの書かれたあとがきのなかの言葉です。グルメな詩を味わう舌が私も欲しいと思います。
廃校の予定だった相生の矢野小学校から選書会のお声が かかり、金曜日に行ってきます。存続されること嬉しいです。7月のブッククラブの準備もそろそろ。もたもたしながらですが気力、気力、体力で…。
遅くなりましたが、今月のブックランドと新刊を更新しました。

「ミライノコドモ」  1470円



2013. 6. 12
昨日はたつの市の御津小学校で選書会の一日でした。3年目になります。子どもたちも先生方もとても暖かく迎えてくれました。 保護者の方や子どもたちが集めた紙パックやアルミ缶が図書の購入代金になっていますが、ちりも積もれば…です。子どもたちも慣れた様子で、意欲的に 本選びをしてくれます。学級文庫に入りますので、図書室より、より身近にな本になるのでしょうか…。シリーズものの新刊などとても待ちかねた様子で 話してくれるのがとても嬉しかったです。
まだまだリクエスト用紙の集計の途中ですが、選書会の時の子どもたちの表情を思い浮かべながらの楽しい作業になります。 「クモの巣図鑑」や「さがせ!日本の歴史」などは、はや枠内に”正”の字が納まりません。(笑) そういえばもっちゃんはこういう作業が得意だったなあ~。
3年生の教室で給食をいただきましたが、(ごちそうさまでした。)12日は梅の実摘みの予定とのことで、 雨が降らないようにとたくさんのてるてる坊主を作っていました。今日はお天気になってよかったね。梅ジュースを作るそうです。いいなあ~。
6月のブッククラブの本は無事にお手元に届いているでしょうか?おたより、メールが嬉しい時期です。



2013. 5. 30
ジオジオの前の花壇に植えてあるユスラウメ(桜桃)がたくさんの赤い実をつけています。近所の子どもたちが来て「食べてもええ~?」(笑) やさしい甘酸っぱさでおいしいのです。「やめられへんわ~」と言いながら口に含んでいます。いつのまにかびわの実も膨らんできました。額あじさいの花もまもなく 咲きそうです。先日、友人がカブトムシを届けてくれました。電話で報告するとkoseiは大喜び。しばらくは私が世話をしなければとマットやゼリーを買いに行き、毎朝、ご機嫌伺いです。 季節はしっかり夏へと向かっています。それがなんだか、あらためて不思議な気持ちがしています。
5月も終わります。6月、7月は選書会のシーズンになります。今年も今までと変わらずお声をかけていただいて嬉しく思っています。 明日は八幡小学校で選書会。3年生、4年生が図書室に入る本を選んでくれます。楽しい会になりますように。ブッククラブの6月の発送も来週中には…と思っています。準備の日々です。



2013. 5. 19
rihoが熱を出したとの連絡が入り、金曜日から吹田にでかけました。koseiの日曜参観があるということで、 そのまま週末はジオジオをお休みにさせていただき、小学2年生になったkoseiの算数と国語の授業を見てきました。自分の子どもの授業参観よりドキドキ。(笑) 超マイペースkoseiくんは、先生の話は聞いていない…よそ見が多い…机の上の物をよく落とす…消しゴムのかすを丸めて遊ぶ… 机の中ごちゃごちゃ…とまあ話のネタというか、笑いネタには困りません。どちらかというとまじめで優等生タイプだった娘は、母の顔で、ハラハライライラ心配いっぱいの 顔です。それでも先生に質問されるとちゃんと答えているから不思議です。大丈夫やろか、大丈夫やろ、という私たちの思いとは関係なく本人はいたって上機嫌で満足の様子でした。 私も久しぶりによく笑い、楽しかったです。それでも、成長していくkoseiに、まもなく私に甘えることもなくなっていくんだろうなあという予感もして、ちょっぴり淋しい気持ちもしつつでした。
熱が下がったrihoは元気いっぱい。三輪車から卒業して、はじめて自転車に挑戦しました。チャレンジ精神のたくましいこと!こちらの体力、必要ですねぇ!
明日からはジオジオにいて仕事します。ブッククラブ、選書会の準備で忙しくなりそうです。



2013. 5. 14
せまいジオジオの入り口をふさがんばかりにエニシダが黄色い花を満開に咲かせています。 ようやく初夏らしい日がやってきました。暑くなったらなったで、これからの夏日が思いやられますが、しばらくはこのいい季節を楽しみたいと思います。
今月のブックランドを更新しています。5月3日は憲法記念日ということで 憲法についてふれましたが、自民党が出した憲法改正(悪!)草案を見ると、 当たり前のことですが、誰が作ったものだというよりも、憲法そのものの精神が重要です。よしんば占領軍の押し付けだとしても、 日本人が作ったものよりもすぐれているなら私たちは、現行憲法を大切にしたい。憲法改正へのハードルを下げてでも変えたいという意図はどこにあるのかを 考えるとほんとうに怖い気がします。自由にものが言えなくなり、非国民などという言葉が横行した時代へと逆戻りしないための憲法です。逆戻りしたい自民党の 憲法草案が実現することなどないと信じたいですが…。
5月末より選書会のシーズン突入です。忙しくなります。 今週はちょっとのんびり読書やDVDに時間を使いたいと思っているのですが、冬ものの片付けも中途半端なまま…。



2013. 5. 8
ゴールデンウィークは、私も孫たちとの時間を楽しみました。5月5日はジオジオをお休みして、娘たちと出石町に出かけました。 桜の季節、紅葉の季節と子どもたちが小学生の頃、家族でよく訪れた町です。城跡での蕎麦食い大会などなつかしく思い出されます。NHKの大河ドラマ、”八重の桜” の川崎尚之介の生地でもあり、桂小五郎が隠れ住んでいたというお屋敷もあります。歴史を感じさせてくれるいい町です。
もっちゃんは毎年、夏休みにしかけ絵本教室のお声をかけていただいていて、出石町にでかけることをほんとに楽しみにしていました。必ず立ち寄っていたお気に入りの 出石そばのお店「大名」に行って、私たちもお昼をいただきました。おそば大好きのkoseiは17皿を食べて記録更新です。ほんとにおいしかったです。 もっちゃんがいないこと、不思議な気持ちがしました。酒屋さんに「香住鶴」というお酒が並んでいました。このお酒、好きやったね。
そんなこんなで、ゴールデンウィークも終わりました。遅くなりました。ブッククラブは今日、明日と発送です。発送が終わったら、選書会のリスト作りにかからねば…です。 ねばネバリスト、消化されずいっぱいです。相変わらずもたもたと暮らしています。がんばろっと。



2013. 4. 26
E・L・カニグズバーグさんが亡くなられました。「クローディアの秘密」や「ベーグル(ロールパン)チームの作戦」などブッククラブでも配本に 使わせてもらっていますが、作品は品切れや絶版も多く残念に思っていました。重版がかかるでしょうか?「ジョコンダ夫人の肖像」「魔女ジェニファーとわたし」「なぞの娘キャロライン」「ドラゴンをさがせ」「Tバック戦争」などなど、 たくさんの作品は、児童文学の入り口でうろうろとしていた私に、その世界のおもしろさと手ごたえを教えてくれました。大人が子どもに与える本という定番的な物語とはちがって、 世の中をどう捉えて、どう生きていくか、教えられることの多い物語ばかりでした。そしてその作品をより深く理解する助けになったのは清水真砂子さんの評論集「子どもの本のまなざし」 でした。(これも今は手に入りません。)人間の間を生き抜いていくための実用書、清水さんはそう表現されていました。あらためてゆっくりと読みなおしてみたいと思っています。 生きていくための指南書、私にはまだまだ必要です。児童文学にそれを見いだせること幸せです。
選書会のお声がかかり始めました。ありがとうございます。気を引き締めて今年もがんばらばくっちゃ!です。 でもゴールデンウィークです。ブッククラブの準備もありますが、少し孫たちとも遊びたいと思っています。

「クローディアの秘密」


2013. 4. 21
もう何年前になるでしょうか?夏休み後半になるとジオジオツアーと称して、宝塚に住む友人が、近所の子どもたちを連れて泊まりに来ていました。 夏休みの思い出作りです。子どもたちがスケジュールを決めて、もっちゃんの塾で勉強という時間もとってあり、最後はしかけ絵本教室に参加して宿題をしあげていく…。 JRで明石大橋をながめながらの行き帰りも楽しみにしていました。お布団をしきつめてのごろ寝、わいわいと騒ぎながらの焼肉、夜はもちろん大人の宴会。私も江草も楽しみでした。 いつもそれに参加していたsayaが訪ねてくれました。おなかのあかちゃんとだんなさんも一緒です。小学生のイメージが強い私は、なんだか時の流れが信じられない思いです。 saya、ずーともっちゃんを好きでいてくれてありがとうね。7月にはお母さんになります。「がんばれよ!」もっちゃんもきっと言っていると思います。
それにしても、我が国の総理大臣の表情は、連日とても晴れやかに見えます。日本はそんなにいい方向に進んでいるのでしょうか? 地球も、世界も、日本も不安定で不安でいっぱいのように思うのですが。
2,3日留守をすると、ジオジオのケヤキがすっかり芽吹いていました。寒い日が続きますが、春ですね。そしてゴールデンウィークも まもなく。ブッククラブの準備にかかります。

木洩れ日が嬉しい。


  2013. 4. 16
みなさまからの、振込用紙に書かれたおたよりやメールが嬉しい日々です。入園、入学、進学、お引っ越しなど新しい環境でのお子さまのご様子や お届けしている本の感想など、楽しませていただいています。そういえばHPのみなさまからいただいたおたよりのページを昨年4月より更新しないままになっています。気にはなっているのですが…。 なんとか、また…。再開にむけて…。
本日から、陶芸家の島るり子さんの器展が京都の法然院、講堂で催されています。 (16日~21日)
明日、明後日は私もお手伝いに行きます。電話やメールでのやりとりはあるのですが、るり子さんとも久々の再会です。京都の春、法然院や哲学の道なども合い間に楽しんできたいと思っています。
今日は暖かいというより汗ばむほどの一日でした。明日もでしょうか?
夕刊のニュースを見ながら、平和って何なのだろうか…と思います。人間が人間を理解できません。



  2013. 4. 13
早朝の地震、ガタガタと音をたてる窓ガラス、大きな揺れに18年前の恐怖がよみがえりました。あの時は、もちろん江草もいましたし、ひらめとこまるの2匹の猫も 一緒でした。昨夜は就寝が2時頃と遅かったのですが、地震の後、いろいろと思いを巡らせているうちに、寝そびれたままに朝を迎えました。 3.11の後です。やはり、津波と原発が気になります。大きな被害がでなくて、胸をなでおろしますが、もはや電力が足りるや足りないなど問題外、即刻にすべての原発を廃炉にと願うばかりです。地震国日本、その上に立つ原子力発電所の危険性を疑う人はもういないと思うのですが…。
阪神大震災の後、関西にはもう60年は大きな地震が来ない…などという確信のないうわさがありましたっけ。一人暮らし、かつて用意していた防災グッズなるものを、再度そろえておかないと…など思っています。
寝不足の上に朝からパソコンのトラブル。昨夜はどうもなかったのに~とあれこれ修復を試みますが、もうあきませんと横浜の息子宅に電話。トラブルの状況説明もしどろもどろ、 パソコン用語に慣れません。それでも息子のつれあいのmitukoさんの適切な指示のもと、クリックを繰り返し、なんとか元通りに戻りました。やっかいですね。私たちの世代。いえ私だけでしょうか…。
ともあれ今月のブックランドと新刊、更新していますので、よろしかったら覗いてみてください。

都忘れ。毎年買います。


  2013. 4. 9
三田に出かけました。昨年4月に、30年近くお世話になった陶芸家の友人が亡くなりました。その後、お参りにいかせていただいてからほぼ一年ぶりになります。 まもなく一周忌とのこと、私自身にも、いろんなことがあった一年でしたが、月日が流れ、あたり前のことですが季節がめぐるのですね。ご自宅の広い濡れ縁に座って、ご主人の棟梁や三田の知人たちとお昼をいただきました。 春の風が気持ちよく、今年もまた庭先にはたくさんの花が咲いています。いろいろな思い出が心をよぎっていきました。窯焚きを手伝わせていただいたり、文庫まつりをしたり したことが夢のようです。この家も設計させていただいたのです。嬉しく幸せなことだったと思います。ほんとに長いおつきあいをありがとうございました。
今日は、昨年より 気になっていた建築の仕事もあって三田にでかけたのですが、これが最後になります。ジオジオプランズ卒業です。才能も力も不足している私ごときに、 設計の仕事をさせていただいたこと、ほんとに感謝しています。 偶然に同じ三田で15年前に家を設計させていただいた方にぱったりお会いしてびっくりでした。中途半端な人生、一つ整理がつきました。自分で自分にお疲れさまです。
今日は義母の命日。誕生日やら命日やら、いつのまにか4月は私にとって特別な月になりました。

友人宅の雑木林に友人が好きだった藪椿の花が咲いていました。


  2013. 4. 5
ブッククラブ、明日、明後日と発送、配達の予定です。新学期が始まりますので、学校の先生への配達はその前にと、昨日、5つの小学校にを 回りました。職員室はなんだかいつもとちがう活気です。職員室前の廊下には教材や教科書でしょうか…ダンボールの箱が積まれています。どの小学校にも 下駄箱には、新しく赴任された先生への心遣いですね、紙で作られた花やカードが貼られています。校庭の満開の桜と相まってなんだか晴れやかな雰囲気が感じられて、 こちらまで嬉しくなります。先生の机の位置が変わっていますので、確認しながら新しく受け持たれた学年を心に留めます。 ジオジオからお届けした本をクラスの子どもたちに読んで下さっていること、いつも心暖かく感じています。がんばって選本していかなくっちゃとこちらも心新たにです。
孫達もそれぞれに 3年生、2年生に進級します。保育園組はメロンぐみとひつじぐみです。(笑)また一年、楽しい毎日になりますように。親にとれば手を焼く子でも、ほんとに孫はかわいいです。 一人一人の個性も楽しみに見守りたいと思います。おばあちゃんのおいしいところです。

春休み、koseiと明石へ。
大好きな明石焼きを2人前ぺろり。


  2013. 3. 24
土曜日になると「今日は”はらちゃん”の日やで~」と孫のkoseiから電話がかかったりしていました。楽しみに見ていたドラマ 「泣くなはらちゃん」が昨夜は最終回でした。漫画の世界から現実の世界に出てきたはらちゃんが、漫画の作者に恋をするという笑いとせつなさとやさしさ のファンタジードラマです。はらちゃんはTOKIOの長瀬くん。(と呼んでもいいのでしょうか?)ヒロイン越前さんが、勤め先の水産加工会社でつくる紅白かまぼこに「越前さんのかまぼこを食べたい」とあこがれるkosei。 3才のrihoは「だからおねがい、かかわらないで、わたしのことはほっといて♪」と挿入歌を口ずさみます。(笑) 最終回も泣き笑いしながら、加古川に来ていた娘たちと見ました。
一昨日、中学生のお嬢さんのブッククラブの本を取りに来てくるお母さんが、配本を必ず読んで下さっているようで、 ファンタジーって、ありえない話なのに、なんだか心に残って元気づけられるのはなんででしょうね、とおっしゃってくれた言葉がとても嬉しかったです。 私もずいぶん子どもの本の世界に助けられてきたなあと思います。そしてこの年になってくると、ファンタジーがありえない話ではなくて、あるかもしれない物語。あってもいい物語。いや こちらの方がほんとうかも…なんていう心境に近づきます。いよいよ…でしょうかァ~。でも、そのほうが楽しいでしょ。ブッククラブには60代、70代の方もいらっしゃって、もしかしたら、同じ 心境かも…と思ったりもしています。
koseiを残して娘たちが帰り、明日からはしばらく二人の日々です。 「お母さんには内緒」のことが増えそうです。(笑)ブッククラブの準備もしながらです。

泣くな、はらちゃん



  2013. 3. 15
"柚子みそ絶品”のatumiさんは、実は丹波布を織られる作家さんでもあります。それもご自分の畑で綿を育て、収穫し、糸に紡いで、草木で染め、 機を織るという気の遠くなるようなことを、いつのまにかこなしている出来る人です。さらにもとは看護師さん、開店以来、病院の帰りによくジオジオに寄って、本を買ってくれました。 江草の入院中、私も江草もいろいろと励まされ、お世話になりました。で、今はガムテープを貼るのが得意、と言いながらブッククラブの発送を手伝いに来てくれます。その atumiさんが、高砂市の”ろくやおん”というギャラリーで展示会をしていますので、今日出かけてきました。反物も出ていて、目の保養をさせてもらいました。ジオジオのブックスペースで使おうとコースターを買いました。 というかこれしか買えなかったのですが…。格子柄の味わい、いいですねぇ~。こんな根気のいる事をしているのに、梱包作業のなんて手早いこと!おしゃべりの間も手は止まりません。 私は止まります。出来る人というのは、何をしても出来るんやなあ~。
今日から17日までです。ろくやおん 079-446-2490



  2013. 3. 12
結婚のお祝いにと、ジオジオで「祝婚歌」という詩集を求めてくださる方がいます。同じ音を踏み、同じ谷川俊太郎さんが編んだ「祝魂歌」という詩集があります。 この度、文庫化されました。生を受けた者には必然的に訪れる避けることのできない死。その死を、自分の死を、自分以外の人の死をどう受け止め、その後に どう折り合いをつけるか、死をめぐる30の詩が選ばれています。昨日は3・11.あの震災から2年が経ちました。突然に断ち切られた命、人生、そしてあるべきはずの未来。その現実を 突き付けられ、その意味を考えさせられなかった人はいないと思います。私もそうでした。昨年、江草のことがあってから、死は私にとってより身近になりました。 でも、その死に、きちっと向き合っていない、向き合えない自分も感じながらの日々です。 既成の宗教に心動かされることが少ない私ですが、死の先に、なにかその後に延長するものがある、それが生から解放された魂であるとしたら江草のために、自分のために、 多くの亡くなられた人たちにもそれがあると信じたいと思います。それが残されたものの生き続ける力にもなることを願いつつです。一つ一つが大切な死です。 この「祝魂歌」という詩集、とてもいい詩が収録されています。手元に置いておきたいと思っています。
今月のブックランド、新刊を更新しました。よろしかったら見てください。


祝魂歌
朝日文庫630円


  2013. 3. 8
選書会や絵本ライブで、もう何年のおつきあいになるのでしょうか?八幡小学校はジオジオにとって思いの深い小学校です。 いつだったか江草と一緒に行った時に車を降りると、窓から生徒たちが顔を出して「もっちゃ~ん」と声をかけてくれて「へぇ~、大人気やん」とびっくりしたことがあります。 図書ボランティアのお母さんたちや図書担当の先生たちと共にジオジオの歴史があったと言っても過言ではありません。 八幡小学校の校長先生が今年で定年退職されます。選書会の時には、自ら参加して下さって、楽しそうに生徒たちに絵本を読んであげていたこと、忘れられない風景です。 たくさんの小学校で選書会をしましたが、こんな校長先生は初めてでした。退職を機に図書室に本を寄贈されるとのことでジオジオに、お声をかけていただきました。 今日、納品に行かせていただき、運よく校長先生にお会いできました。なんだか淋しい気持ちがしますが、感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。 そしてもっちゃんがほんとにお世話になりました。こじんまりとした、なにやらなつかしい匂いのするこの小学校、大好きです。
今月のブッククラブの発送と配達が ほぼ終わりました。今回も配達の本の仕分けは仕事の休日をつかって来てくれるkaoriさんに。そして発送の梱包は”柚子みそ絶品”のatumiさんにお手伝いいただきました。 いろいろと助けられての日々です。暖かい一日でした。ようやく春ですね。


八幡小学校図書室


  2013. 2. 28
ようやく税理士さんに確定申告の書類を提出してきました。零零零細店舗のジオジオ、それでも毎年この時期になるとあたふた。 今年はちゃんとしよっと!と毎年思っていることを今年もまた…です。一人でなんとかやっていけるのかなあなど、ちょっと落ち込みますが、とにかく終った~。
その後、三宮で偕成社のeriさんと待ち合わせました。 いろいろと知らなかった出版事情を垣間見る(聞く)ことができて、私にとっては楽しい、大切な時間です。偕成社から3月に発売される絵本の見本を見せてもらいました。その中に、 伊勢英子さんの「チェロの木」がありました。いい絵本でした。木を愛し育てていた祖父、木で楽器を作る職人だった父。 父の作ったチェロの演奏を聴いて、チェロを弾くことに魅せられた少年。少年の成長とともに移り変わる季節を描いた伊勢英子さんの絵のすばらしさ。帰りの電車のなかで、余韻に浸っていました。 一人の個の意識下にめんめんと伝わる思い、その声を聞くことが、先に逝った人々の命を生かし続けることになります。そのことを大切にしていく生き方をしたいと、 ちょっと手遅れぎみですが私も思いました。伊勢英子さんの絵本にはいつも感動させられます。
2月も今日で終わりです。ブックランド、おたより…。仕事を楽しみながら3月のブッククラブの発送に向けてがんばりまっす。ですが2月は3日少ない。やはりあたふたしています。


「チェロの木」
3月発売


  2013. 2. 14
友人からの「確定申告すんだ~?」の電話にドキ!雑然と積んだ昨年の書類等、プレッシャーをかけるようにいつも目につくところに置いてはいるのですが、 手づかずのまま...。”やらねばリスト”の一番上にあるのですが、なかなか手をつけられません。
今日はジオジオは休日でしたが、頼まれていた学校への図書のリストを作ったり、ブックランドと新刊を更新したり...。合間に、自分でごほうび、ごほうび1時間と言い聞かせながら、 読書タイムたびたび。で一日が過ぎていきました。またまた出かけなかったなあ。(笑)
今日はバレンタインデーです。長い間、もっちゃんにチョコレートを送り続けてくれた奇特な友だち、tnkさんより、今年も届きました。ありがとうございます。 チョコレート大好きもっちゃん、毎年、楽しみにしていました。週末、やはりチョコレート大好きrihoが来ますので喜ぶと思います。rihoからもっちゃんへの チョコレートは”もっちゃん、rihoにちょうだいね。”というメッセージ付。(笑)
ブックランドと新刊、よろしかったら見てください。来週は確定申告、がんばる!


tnkさん、長い間、ありがとうございました。


  2013. 2. 8
今月もまた遅れ気味になりましたが、ブッククラブの発送、配達が終わりました。ほっと一息と思ったのですが、大失敗。 2月生まれの方のバースディカードが数枚入れ忘れて残っているのに気がつきました。荷物は行ってしまった後…。ほんとにごめんなさい。 あ~ァ、しゃんとしてないなァ~。段取り悪くなったなァ~。なんだかいつも反省している気がします。ため息です。 たいしたメッセージも書けていないし、いいかなァ~。楽しみにしていてくれたら申し訳ないなァ~。別便で送ろうかなあ…。
週末、帰る予定だった娘たちが、全員インフルエンザでダウン。予防注射のおかげか軽くすんだようですが、家の中でじっとしているストレスを思うと、 こちらも大慌てで昨日 、今月の本を発送しました。いつものようにお礼の電話がありましたが、早く本を読みたいと焦り気味の様子のkoseiです。 嫌いな宿題もないし、思う存分、本が読めます。一年生にしてはや活字中毒気味、もっちゃん似でしょうか?ともあれインフルエンザ、加古川では警報が出ています。 みなさまもどうぞお気をつけて。私は今のところ大丈夫です。ちょっと落ち込みつつですが今夜はのんびりとたまった本を読みたいと思います。


2月、もっちゃんの誕生日に今年も相生から牡蠣が届きました。 ありがとうございます。


  2013. 2. 2
またまた昔の(!)話になりますが、もっちゃんと私は信州、白樺湖にあるホープロッジというペンションに 一時期、居候させてもらっていました。何もできないくせに、若く生意気だったその時期、酋長と呼ばれていたご主人と奥さまが大きな心で 受け入れてくれました。後々の人生の中で、そこで過ごし、経験したことがどれほど大きな力となり宝物であったかしれません。 もっちゃんのことを知ってホープロッジの奥さまが訪ねてくれました。忘れていたことを次々思い出し、なつかしいおしゃべりで時間を過ごしました。 遠いところほんとにありがとうございました。
時をちがえてホープロッジにいたのが高砂のレストラン・イヌイットのマスターです。 ホープロッジつながりで親しくさせていただいています。奥さまと一緒に二人で食事に出かけましたが、そこでマスターよりわたされたのが「もっちゃんに捧ぐ」という イラスト入りの文章でした。家に帰ってから、ゆっくりと読み、娘にFAXしました。人と人との出会いやつながりの不思議さ、ありがたさ、そしてそこから 生まれてくる暖かいものに心が満たされました。「koseiが何度も何度も読んでいます。koseiにとっても、もっちゃんはヒーローだったんやね。」という 娘のメールに涙しました。イヌイットさん、ありがとうございました。こういうふうにもっちゃんを見ていて くださったこと、江草は幸せものです。
実は夜も もっちゃんの長年の友人の方たちが、集まってくれました。 もっちゃんが好きだったお酒”下天の夢”が空きました~。もっちゃん、ワイルドでしょ!くやしいでしょ!


オモロイ人でした。確かに。


  2013. 1. 31
一月がいのう(帰ろう)としています。明日からは逃げ足の速い2月です。時の歩み、昔の人が言う通りですね。
元来、出かけるよりは家でじーとしているほうが好きなものぐさな性格ですが、ブッククラブの準備の時期になると、ほんとに出かけることを しなくなります。かといって仕事がはかどっているわけではありませんが。昨日は友人がいろいろお惣菜などを持って 訪ねてくれました。 「うゎ~助かる~!」と感謝しつつ、猛反省。ちゃんとせな!
で、今日もジオジオはお休みですが、一日中、家にいましたので、夕方自転車で、あちこちと外の空気を 吸いにでかけました。ジオジオの裏手にDoingという雑貨屋さんがあります。Doingさんから言うとジオジオが裏手ですね。そこで 鳩時計を買いました。食卓の横の壁にかけます。この頃こういう物を買う時に、孫達が喜ぶかどうかが基準になって来ています。携帯で画像を送ると rihoが「かわいい!」よしよし。残念ながら振り子ではなく電池です。時を知らせる鳩の鳴き声もありません。それでもなんとなく嬉しくて、鳩が行ったり来たりするのを 意味なくながめています。
仕事に戻ります。2月は遅れないように発送しなくては…。ブックランド、まだ出来ていません。




  2013. 1. 20
谷川俊太郎さんの文章の中で”死んだら死んだで生きていきます。”という言葉を見つけて、思わず江草の顔が思い浮かびました。谷川俊太郎さんらしく、 また、江草も笑いながら、あっさりとそう言っているような気がします。
毎年、年賀状をいただいている方たちへの寒中お見舞いの葉書も書き終えて、ちょっとひと段落した気持ちでいます。江草が亡くなったことを知って、電話やお手紙を いただき、感謝しています。驚かせてすみません。なつかしい友人たちが訪ねてくれたりで、日々、時間が思ったよりはやく過ぎていきます。 こうやって私も生きていくのでしょうか、と確信のない予感です。
小川洋子さんの「ことり」を読みました。人間の一生に流れる時の緻密さ、根底に潜む哀しさ、 それでも美しく大切な時間を過ごすことのひそやかな幸せ。そういう風な人生の時間の重ね方もあるのかと。余韻が残っています。
今月のブックランドと新刊、遅くなりましたが更新しました。
いただいた蠟梅(ろうばい)の花が咲き始めました。atmさん、いつもありがとう。


蠟梅


  2013. 1. 10
寒い日が続きますが、お元気で新年を迎えられたことと思います。みなさまにとってお健やかで楽しい一年になりますように。お正月は孫達と過しました。なんだか急に「E・T」を見たくなり、koseiをコンビニのアイスクリームのおまけで誘い、近くのレンタルビデオ店GEOに出かけました。子どもたちが小学生の頃に家族で見に行った映画です。 30年前になります。最初はあまり気がなさそうに見ていたkoseiでしたが、途中からは声をあげ、笑いころげ、涙をぬぐい、大興奮でした。 未知なるものとの出会いが子ども達の日常を変え、勇気をもたらし成長させます。宇宙船など今の時代には古さを感じさせても、そのことにkoseiが感動してくれたことを嬉しく思いました。 子どもたちともしていた人差し指を合わせる挨拶、しばらくは遊べそうです。本や映画、たくさんの物語を心の中で蓄積させていくことで負の気持ちをプラスに変える力を育ててほしい、孫達に願うことです。私自身もそうやってこれからも生きていきたいと思っています。
ブッククラブの発送、遅くなりましたがまもなくお手元に届くと思います。楽しんでいただけますように。
忙しさが幸いして、日々なんとか過ごしています。今年もよろしくお付き合いください。


E・T


 



★上へ



子どもの本●ジオジオ  
〒675-0012  加古川市野口町野口119-9
TEL 079-426-6704 FAX 079-426-5660 ziozio@fan.hi-ho.ne.jp