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★ジオジオからのメッセージ
           



1985年2月 開店一ヵ月前  マイナス1号 から始まったジオジオのミニコミ from BOOKLAND です。
パソコンが苦手なジオジオのおじさんが、手書きで作っていました。
242号からは、サイズもA4になり、word を使ってのブックランドになりました。
ブッククラブの配本には、いつも同封させていただいています。お読みいただけたら嬉しく思います。

■242号 ■243号 ■244号 ■245号 ■246号 ■247号 ■248号 ■249号 ■250号 ■251号 ■252号 ■253号
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■319号 ■320号 ■321号 ■322号 ■323号 ■324号 ■325号 ■326号 ■327号 ■328号 ■329号 ■330号 ■331号
■332号 ■333号 ■334号 ■335号 ■336号 ■337号 ■338号 ■339号 ■340号 ■341号 ■342号 ■343号 ■344号
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■358号 ■359号 ■360号 ■361号 ■362号 ■363号 ■364号 ■365号 ■366号 ■367号 ■368号 ■369号 ■370号
■371号 ■372号 ■373号 ■374号 ■375号 ■376号 ■377号 ■378号 ■379号 ■380号 ■381号 ■382号 ■383号
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■397号 ■398号 ■399号 ■400号 ■401号 ■402号 ■403号 ■404号 ■405号 ■406号 ■407号 ■408号 ■409号
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■423号 ■424号 ■425号 ■426号 ■427号 ■428号 ■429号 ■430号 ■431号 ■432号 ■433号 ■434号 ■435号
■436号 ■437号 ■438号 ■439号 ■440号 ■441号 ■442号 ■443号 ■444号 ■445号 ■446号 ■447号 ■448号
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■462号 ■463号 ■464号 ■465号 ■466号



467号


ようやく季節が動きだしたようです。空気も和らぎ、呼吸がしやすくなったような気がします。
秋は短いかも、という予感もありますが、しばし、この季節の恵みにあずかって楽しみたいと思います。新米も嬉しいな。


私たちの日々の暮らしとは、遠く距離をおいた感がある政治の場で、与野党の党首が替わり、選挙に向かうようです。
今までの政治の澱みが刷新するのかどうか…。残念ながら、私にはその手応えが感じられずにいます。

今年初め、地震で甚大な被害を被った能登地方。その復旧の遅れが気になっていましたが、悲しいことに重ねての豪雨の被害です。
今、国力をつぎ込んで、被災された方を救ってほしい、ニュースを見る度に思います。
限られた政界で権力に右往左往している人たちは、私たちの失望が見えていないのでしょうか…。

まもなくの選挙。どうせ変わらないと空しくなることだけはやめて、この際です。
重い腰も、軽い腰もあげて投票所にいきましょう。変えられること信じて、もちろん私も一票を投じてきます。



         
「こども基本法  こどもガイドブック」     FTCJ(フリー・ザ・チルドレン・ジャパン)編  まえだたつひこ 絵     1500円+税
                          平尾 潔   甲斐田 万智子   出野 恵子   中島 早苗   平野 裕二   著

2022年、私たちの国で「こども基本法」が成立しました。
すべての子どもたちが生まれながらに持っている「子どもの権利」を守っていくための法律です。
子どもの権利が守られる社会をつくるために日々活動している5人の弁護士と専門家がわかりやすく解説します。
「こども基本法」には1994年に日本も批准した「子どもの権利条約」の4つの基本原則がすべて入っています。


「生きる権利」「育つ権利」「守られる権利」そして「参加する権利」は子どもが自分たちの意見を言える権利です。 子どもの意見を聴くということが定められました。
子どもや若者の声をまんなかにして社会を作っていこうという趣旨で「こども家庭庁」ができています。

「その権利をどうやって使うの?」「その権利が守られていないと思う時はどうすればいいの?」そういう質問、疑問にも答えてくれています。

大人も子どもも、まず知ることから…。


戦争があり、子どもの命が脅かされています。
貧困で苦しむ子どもたちがいます。
教育が受けられない子ども、飢える子どもがいます。
虐待され、犯される子どもがいます。

「子どもの権利条約」 ようやく日本にできた「こども基本法」を守るべきは大人です。
「大丈夫、こういう法律に守られながら、安心して大きくなろうね」とすべての子どもたちに言うことができたらどんなにいいか…。



 「対馬丸とボーフィン」       池澤夏樹       黒田征太郎           1800円+税    

ハワイのパールハーバーに米国海軍の潜水艦の代表として展示されているボーフィン。戦果として沈めた船のリストの 中に"ツシママル"という名がある。
そこに800名以上の学童を乗せていたこと、大半の子どもが海で死んだことは書かれていない。

1944年沖縄の地上戦に備えて兵士を大量に送り込んだ日本軍部は、沖縄の島民に戦争協力を求め、学童だけの集団疎開を通達した。
子どもは、戦力にならないし食糧の問題もあった。
8月12日、敵の潜水艦が出没する海路に学童、一般疎開者、船員1788名を載せて対馬丸は出港した。
その夜、対馬丸は潜水艦ボーフィンの魚雷を受け、沈没。880メートルの海底に今も沈んでいる。
対馬丸、ボーフィン、それぞれの思いが一人称で語られる絵本。




3年前に始まったチャリティバザーです。今年もまた"ひまわりバザーの会"の方たちの呼びかけで、やりましょう!ということになり ました。
いろいろな品物も集まりはじめています。嬉しく、力をいただけます。今年もどうぞご協力をよろしくお願いします。
子どもたちに楽しんでもらおうと、落語やマジック、紙芝居、絵本ライブ。そして折り紙や絵本のカバーで手提げ袋を作るワークショ ップも計画しています。
毎年、好評の当て物、くじ引きもご用意するつもりです。
もちろんハロウィンのお菓子もくばりま~す。
どうぞ遊びに来てくださいね。
              


今年も! また! やります! やりましょう!    ハロウィン こども まつり 食料支援 チャリティバザー  ★ すべての子どもたちに希望ある未来を ★ 

10月19日(土)20日(日) 午前10時~午後4時  ★ ジオジオバックスペースにて 駐車場はありません。

  支援先 WFP 国連世界食糧計画 (予定)  ≪ご案内チラシを ジオジオにて配布しています。≫    
      


 2024.10.


 ブックランド紙上で紹介した本をご希望の方は、
配本に追加する、あるいは配本に入れる、 という形でご注文くだされば、翌月、翌々月にはお送りできます。         
不明の点は、TEL、FAX、Eメールでお問い合わせください。またブッククラブ以外の方のご注文もお受けします。  注文    



 新刊より
              


PHP研究所

「しばらく あかちゃんに なりますので」     ヨシタケシンスケ      
みんなのための(!)"あかちゃん絵本"。
何をしても許される、泣けばだっこしてもらえる、泣けばミルクをもらえる、なんて自由な、なんて 思いのまま…。
いいなあ、いいなあ、あかちゃん。
で、しばらくあかちゃんになりますので、というあかちゃんタイム。
おねえちゃんも、おかあさんも。おとうさんも!おじいちゃんも! たまには、いいんじゃない。何も考えず、あかちゃんになっても。
大の字になってごろごろ、バブー。                     
1400円+税 


金の星社

「て なにしてるの?」     みやにしたつや 作・絵   
ボールを指にはさんだ手。なにしてるの? 
ギターの弦にのせた手。なにしてるの? 
2本の手が力をいれて、なにしてるの? 
次々と答えを楽しみながら、ページをめくるのも手。
手っていろんなことができる。すごいです!
1350円+税


アリス館

「こまった こまった」   ふしみみさを 文  山村浩二 絵  
リズムのあることばがとても楽しい。どうぶつたちの"こまった こまった" 
おねしょがかおにかかっちゃう "こうもりのおねしょ"
どのてをにぎればいいの? "たこのあくしゅ" 
"おなかをこわした さかな"や"かたづけべたのカンガルー"など…。
こまったことです!思わず笑ってしまいます。絵も楽しい!
1400円+税


偕成社

「ねむれないよるのこと」    なかざわくみこ        
「もう ねなくちゃ ねむれない ねむれない なんだかぜんぜん ねむれない」 コマ割りの絵からその気持ちが伝わります。
おもちゃの電車であそんでいたら、がたたん ごととん…いつのまにかだいどころまちへ…。
たくさんのユニークな建物。食べものがならんだ屋台。なが~いすべり台のある遊園地。
そして、いつのまにか朝に…。
だいどころにいるおかあさんに「おはよう」
実はきょうはとくべつな日なのです。たなの上には…。
見つけられるかな…。
レトロ感のある絵の雰囲気がとてもいいです。
1500円+税


ひさかたチャイルド

「かぼちゃ ぞろぞろ」   乾 栄里子 作  川原瑞丸 絵 
「ばあさん、わしゃ もう かぼちゃはあきた」とおじいさん。
それをきいた畑のかぼちゃたちは「よろこんでくれるところにいこう」
「さがそう さがそう かぼちゃずき」とぞろぞろ ぞろぞろぞろぞろ ぞろぞろ…。
であったねこさんもうしさんんも「ノーサンキュー」
ところが、洞窟の中で大喜びして迎えてくれたのは、まじょやおばけやがいこつたち…、
ハッピーハロウィン!
かぼちゃは、たくさんのお菓子や料理に大へんしんです。
1400円+税


白泉社
「たいせつなたまご」    キッチンミノル   
大好きな卵。私も!です。食卓に届くまでを追った写真絵本です。
ハコニワファームの一日は、にわとりたちの健康チェックから始まります。
エサに水、そしてふんのそうじ。にわとりを病気からまもるための大切な仕事です。
あっ!卵がうみおとされました。一日に一個の卵です。
まだあたたかい卵をしんちょうに集めます。
それからたくさんの人の仕事がつながってお店に無事に卵が届きます。
いただきま~す。今日も、大好きな卵ごはんです!
1200円+税


新日本出版社

「ぞうのうんちはまわる」   重松彌佐 文 しろぺこり 絵   
札幌市円山動物園。人気者はミャンマーからきた4頭のアジアぞう。
象舎は冬でも快適に暮らせるようにいろいろと工夫されている。
毎日100キロのえさと水をとり、うんちもなんと100キロ。4頭では400キロ。
うんちは、このあとどうなるの?
ホイールローダーで集められ、うんちを発酵させるYM菌とうんちをまぜる4台の密閉型の横型サイロが大活躍。
2週間でにおいのないりっぱなたい肥に…。
たい肥はまわりの森や畑にまかれ、できた作物は、動物園の動物たちのえさに…。
動物園のSDGsです。
1400円+税


大日本図書

「パインさんのおるすばん」  レオナード・ケスラー さく 小宮 由 訳   
「パインさんのごちゃまぜかんばん」「パインさんのむらさきのいえ」に続くシリーズ3作目。
かんばんやのパインさんはじぶんの家をむらさきいろにぬりかえて、犬とくらしていましたが、3作目ではアンナさんと結婚したことを報告します。
ある日、アンナさんは妹に会うためにニューヨークにでかけることになり、パインさんはるすばんをすることに…。
るす中にやることのメモをわたされたパインさん。
ところがメモをなくしてしまいます。メモには何がかかれていたのでしょうか…。
メモなしで一週間が過ぎ…。 
カラフルなイラストがとてもユーモラスです。お話しとともに楽しめます。  
1400円+税


岩波書店N

「ハロウィーンまで、まってなさい」ミリアム・ヤング 作 小宮 由 訳 平澤朋子 絵        
ある町のおもちゃ屋さんに4人の魔女のモビールが売られていました。
なかなかお客さんに買ってもらえなくて、魔女たちはつぶやきます。
「ハロウィーンまで、まってなさい」
夜には魔法の練習です。ただ末っ子の魔女ナネットは魔法をまだよく知らないのです。
ハロウィーンの夜になりました。
魔女たちはほうきにまたがって、買ってもらえなかったお客にいたずらをしに飛びだします。
ナネットは、お金がなくて、モビールを買えなかった女の子のところへ…。
呪文をまちがえたナネットに思わぬ幸せが…。
1400円+税


福音館書店

「中国のフェアリー・テール」     ローレンス・ハウスマン 作    松岡享子 訳      
長年、子どもの本に携わってこられた松岡享子さんが自らが翻訳し、特別な思いで語ってきたお話です。
本の刊行を楽しみにされていましたが、2022年1月に逝去されました。
ティキ・プーは大きな画塾で下働きをするとるにたりない小僧っ子でしたが、その魂の奥底では芸術に対する熱い思いが燃えていました。
画塾には300年前にウィ・ウォニという人物が描いた大きな絵が掛けられていましたが、
その絵に描かれた宮殿にウィ・ウォ二がいるという物語も信じていました。
やがてティキ・プーは、絵から手招きするウィ・ウォ二に導かれ、絵の中に…。
1700円+税


講談社

「みかんファミリー」         椰月美智子        
いいなあ~と。みかんファミリー、うまいなあ。そしてこれで、いやこれがいいんだなあ~と。
母、祖母と暮らす中学一年の美琴。
ある日、母から中学の同級生と共同で買った古民家に引っ越すと宣言される。
彼女には若くして生まれた娘とその子・孫がいるという。女6人の共同生活。
何より驚いたのは、孫というのが同じ中学の一年 野々花。
よりによって生物部でヘビ騒動を起こした野々花と襖一枚の隣で暮らすことになるとは…。
それぞれにそれぞれの関係ができていく。
やがて、この生活を選択した理由も腑に落ちていく。
1600円+税


かもがわ出版

「まだら模様の日々」   岩瀬成子      
私とは同世代の作家の方ということもあるのでしょうか、岩瀬成子さんの作品がまとう空気感に魅かれます。
岩国という町で過ごした幼少期のエッセイと、短編集です。写真も岩瀬成子さん。
子どもの頃の記憶。不幸ではないけれど、子どもの頃に感じたちくちくする違和感のようなものが、フラッシュバックしてくるようです。
家族として在るというのは、そいうものなのでしょうか…。
そうだ、母もよく歌を口ずさんでいて、私が歌うと一緒に声を合わせて歌った…など記憶を呼び戻されながらでした。
記憶はまだら模様…確かにです。 
1800円+税




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