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★ジオジオからのメッセージ
           



1985年2月 開店一ヵ月前  マイナス1号 から始まったジオジオのミニコミ from BOOKLAND です。
パソコンが苦手なジオジオのおじさんが、手書きで作っていました。
242号からは、サイズもA4になり、word を使ってのブックランドになりました。
ブッククラブの配本には、いつも同封させていただいています。お読みいただけたら嬉しく思います。

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479号



季節が移ろうことの幸せ…ようやく秋が来てくれました。朝夕のひんやりした風に体中がほーっとひと息ついています。
今年も残り3か月になりました。なんとか今年も一年、ジオジオを続けられたんだなあ…と。まあぼちぼち、ようがんばったやん…。
いやいや、バザーがあります。クリスマスやカレンダーの準備もあります。自分をほめて怠けていたい自分に叱咤、叱咤…。(笑)


読書の秋、言い古されたことばでしょうか、老後の楽しみに…そう思って積読になった本がけっこうたくさん在ります。
今でしょう!老後でしょう! と気にはなりながらですが、なかなか手をつけらません。

さてさて長く生きてきて、どれほどの本を読めてきたのか、 どれほどのものを血肉にしてこれたのか…とあらためて思います。
物語や知識の底知れぬ魅力を放つ世界に圧倒されながら、情けないことに、ほんの入り口でウロウロしているばかり…。
亡き夫も、苦笑しているでしょう。年をとるばかりで成長せんなあと…。



 「そらのさんぽ」 石津ちひろ 詩 荒井良二 絵 1400円+税  


お日さまの光に、野の草花に、うぐいすの鳴き声に、かじったりんご、ねこの白いおなか…。
いろんなところにひそんでいる喜びや幸せにうんうんとうなづきながら読むじんわりと嬉しい詩集です。
荒井良二さんののびやかで自由で明るさに満ちた絵に嬉しさが倍増します。
あしたもであえるかな…。みつけられるかな…。

 

 



 「谷川俊太郎詩集 星たち」  大どろぼう 選  1800円+税   


谷川俊太郎さんが不在の谷川俊太郎さんありし日のそのままの空間を、写真家 前康輔氏が撮影。
部屋、机、パソコン、引き出し、本棚、鉛筆書きの原稿、眼鏡、マグカップ…。
谷川俊太郎さんの気配を感じながら読む宇宙や星をめぐる15の詩。


 




ハロウィン こども まつり 食糧支援 チャリティバザー    支援先予定  WFP 国連世界食糧計画

10月25日(土)26日(日) 午前10時~午後4時  ★ ジオジオバックスペースにて(駐車場はありません。)

★出品物(衣類・日用品・手作り品 等々)は 随時 ジオジオで受け付けています。   ● お問合せ079-426-6704  




なかなか世界から戦火が止む兆しがみえません。
ほぼ無力に近い微力ではありますが、何かできれば…という"ひまわりバザー"みんなの思いで、今年もやろうということになりました。4年目になります。    
ご協力をよろしくお願いします。

子どもたちに楽しんでもらおうとイベントやワークショップも計画しています。
恒例のあてもの、くじ引き、ハロウィンのお菓子もご用意しています。ぜひ遊びに来てくださいね。

    ● ご案内のチラシはジオジオにて配布しています。


 2025.10.



 ブックランド紙上で紹介した本をご希望の方は、
配本に追加する、あるいは配本に入れる、 という形でご注文くだされば、翌月、翌々月にはお送りできます。         
不明の点は、TEL、FAX、Eメールでお問い合わせください。またブッククラブ以外の方のご注文もお受けします。  注文    



 新刊より
                


ブルーシープ

「大ピンチを楽しむ」      鈴木のりたけ  
大人気の「大ピンチずかん」シリーズ。
そのつきないピンチの数々に、共感し、笑い、笑いあう。何かとても幸せな時間を生み出してくれます。
この本がどうやって生まれて、どうしてヒットしたのか…。
子どもたちのピンチに逢った時の胸がキュンとする愛おしさが手がかりだという鈴木のりたけさんの言葉に嬉しく大納得です。
ラフスケッチやメモ、写真とともに、絵本作家としてのご自身のストーリーも語ります。
「大ピンチ展!」もスタート!楽しそう!おもしろそう!
1800円+税


絵本館

「おっ!」     高畠 純   
ロングセラー「よこむいて にこっ」の高畠純さんの絵本。
動物たちのうしろすがた。ふりむいて おっ! 
そのとぼけた表情に思わず笑います。
おっ! のくりかえし。
シンプルだけど、なんだか おっ! がやりたくなります。 おっ!
1400円+税


絵本館

「のこった のこった」  おおなり修司 文  中川学 絵
笑いましたー!! 
「まった なし」 「てをついて」「はっけよー い のこった のこった」
はげしいとりくみです。
「のこった のこった」張り手が続きます。
絵の迫力に力が入ります。
さあ、そこからは読んでのお楽しみ。とにかく笑・笑・笑
1500円+税


ほるぷ出版

「まよなかのかくれんぼ」   ケイティー・メイ・グリーン 作 石津ちひろ 訳 
おやしきのいちばん上のこどもべや。そこにかかっている絵のふたごがいなくなった。
「さがしにいかなっくっちゃ」と次々に絵から子どもたちが抜け出します。
ふたごの目じるしは、ながい黒髪と白いリボン。
「ぜったいに みつけるよー!」みんなはおおはしゃぎです。
夜というだけでもワクワク。お庭の迷路、ふんすい、森の中。おまけに雨が…。
子どもたちの表情のなんと楽しそうなこと!
いかにも絵から抜け出したという子どもたちの衣装。絵がいいです!!
ふたご?それぞれのページで見つけてね。
1800円+税


ロクリン社

「落語絵本 天狗裁き(てんぐさばき)」   川端誠    
桂米朝師匠が演出を加え復活させた珍品噺(特別におもしろい)。
大工の辰五郎が昼寝しながらニヤニヤと笑っています。
おかみさんは辰五郎をおこし、何の夢を見ていたのかとたずねますが、「夢なんか見てねえ」の一点張り。
とうとう夫婦喧嘩に…。
くだらないと仲裁に入った隣人や家主…はては奉行所まで巻き込むことに…。
自分だけには教えろ という人の性分、その展開に、また落ちに、存分に笑わせられます。
落語の雰囲気を見事に伝えてくれる絵本です。
1700円+税 


福音館書店
「お月さま いつもありがとう 地球の生きものと月のはなし」  メリッサ・スチュワート 文 ジェシカ・ラナン 絵 まつむらゆりこ 訳   
いちばん身近な天体、お月さま。いつもやさしく夜を照らしてくれます。
地球上の生きものは、そのお月さまの影響を受けながら暮らしているのです。
月の引力、月の満ち欠け、月の光…。
太陽、地球との関係により周期的に訪れる環境の変化に順応して命を継いできたのです。
詩的な文章とわかりやすい解説。
生きものと月の幻想的な絵。
初めての宇宙の絵本としてもぜひおすすめです。
1500円+税


イマジネイションプラス

「ダニーさんのちゃぶだい」        ダニー・ネフセタイ きかく     なるかわしんご さく 
イスラエルという国に生まれたダニーさん。
家族はみんな兵隊でした。
小さい頃から、自分たちの国は悪い人たちにかこまれている から、みんなで国を守らなければいけないと教えられてきました。
ダニーさんも兵隊にあこがれ体を鍛え、18歳で3年間の兵役につ きました。
そして、その後、旅に出ました。
日本で敵だと教えられてきた人たちに出会い、友だちになりました。
その間に、イスラエルは戦争を始めました。
ダニーさんは日本に留まり、銃や爆弾のかわりに、かんなとかなづちでちゃぶだいを作る職人になりました。
ダニーさんのちゃぶだいには、敵味方なく、ともに座り、ともに会話する人たちが集います。
  敵 ? 悪い人 ? 悪い国 ? ほんとうに ?  
1800円+税


大日本図書

「おじいちゃんのおばけのはなし」 ジェームズ・フローラ さく こみやゆう やく     
「おっと、この先はこわい話になるからやめておこう。きっとねむれなくなるからね。」
こんなおじいちゃんの言葉にやめられるわけがありません。
「えーお話して!」とお願いしたおじいちゃんのこわい話とは…。
おじいちゃんが子どものころ、嵐の夜、森でまいごになってみつけた古い小屋。 そこにあった袋の中の古い骨。
魔女の洞窟でクモにさせられた話。
大きな手につかまってしまいゆうれいのいる家に行った話。
おはなしの展開が奇想天外でおもしろく、絵がユーモラスでとても楽しい。
魅力的なおばけたちなのです。
1600円+税


評論社

「モンスター・チャイルド」 イ・ジェムン 作  山岸由佳 訳 スカイエマ 絵  
わたしハ二と弟のサンドルはMCS患者だ。怪物児童症候群。
発作が起ると体が大きくなり全身に毛がはえ、力も強くなるという変異が起こる。
お母さんは私たちが発作を起こすたびに転校させた。そして都会を離れ田舎の学校に来た。MSCのことを隠して…。
そこで同じMCSの少年ヨヌに出会う。
ヨヌ、そして、今までとはちがった方法でMSCに向き合う人物との出会いによって、
ハ二は自分の中にいるモンスターをもう一人の自分として認めていこうと変わっていく…。
韓国のファンタジー小説。   
1500円+税


さ・え・ら書房

「美しくない青春」        小手鞠るい   
川滝かおりという本名で詩集も出している小手鞠るいさん。
この物語は太平洋戦争によって青春を台無しにされた母親をモデルとしています。
著者の言葉です。
「彼女の青春は美しくなかったけれど、その生き方は美しかったと思います。本作を書くにあたって、長年、愛読してきた詩人、茨木のり子さんの作品から着想を得ました」
冒頭に茨木のりこさんの詩「伝説」があります。
昭和5年、祝福されて生まれてきたミモザ。その成長は、戦争への道を突き進んでいく時代とともにあった。
11歳の時に始まった太平洋戦争。
美しいものに蓋をして青春を過ごした子どもたちや若者。
それでも、文学に、詩に、その思いを断ち切ることなく生き続けたミモザの人生を著者による詩とともに描きます。 
1600円+税


岩波書店

「あの子を自由にするために」アン・クレア・レゾット 作 横山和江 訳 
遺伝性難聴のろう者が多く、日常の中に普通に手話があるアメリカのヴィンヤード島。
「目で見ることばで話をさせて」 
で、ろう者が多いことを研究対象とした科学者に誘拐され、 ひどい差別と偏見を受け、なんとか救出されたメアリー。その続編です。
まだまだ拉致され、ボストンで受けた傷が残るメアリーに思いがけない手紙が届く。
いつかは教師になりたいという夢を持つメアリーに、ある少女の家庭教師を依頼する内容だった。
少女は、ボストンの広大な屋敷の一室にとじこめられ、意志の疎通がかなわず、乱暴だという。
そして、ろう者ではないかと…。
メアリーは少女を救うためにボストンへ向かう。 
2200円+税
                 



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