TOPへ


★ジオジオからのメッセージ
           



1985年2月 開店一ヵ月前  マイナス1号 から始まったジオジオのミニコミ from BOOKLAND です。
パソコンが苦手なジオジオのおじさんが、手書きで作っていました。
242号からは、サイズもA4になり、word を使ってのブックランドになりました。
ブッククラブの配本には、いつも同封させていただいています。お読みいただけたら嬉しく思います。

■242号 ■243号 ■244号 ■245号 ■246号 ■247号 ■248号 ■249号 ■250号 ■251号 ■252号 ■253号
■254号 ■255号 ■256号 ■257号 ■258号 ■259号 ■260号 ■261号 ■262号 ■263号 ■264号 ■265号 ■266号
■267号 ■268号 ■269号 ■270号 ■271号 ■272号 ■273号 ■274号 ■275号 ■276号 ■277号 ■278号 ■279号
■280号 ■281号 ■282号 ■283号 ■284号 ■285号 ■286号 ■287号 ■288号 ■289号 ■290号 ■291号 ■292号
■293号 ■294号 ■295号 ■296号 ■297号 ■298号 ■299号 ■300号 ■301号 ■302号 ■303号 ■304号 ■305号
■306号 ■307号 ■308号 ■309号 ■310号 ■311号 ■312号 ■313号 ■314号 ■315号 ■316号 ■317号 ■318号
■319号 ■320号 ■321号 ■322号 ■323号 ■324号 ■325号 ■326号 ■327号 ■328号 ■329号 ■330号 ■331号
■332号 ■333号 ■334号 ■335号 ■336号 ■337号 ■338号 ■339号 ■340号 ■341号 ■342号 ■343号 ■344号
■345号 ■346号 ■347号 ■348号 ■349号 ■350号 ■351号 ■352号 ■353号 ■354号 ■355号 ■356号 ■357号
■358号 ■359号 ■360号 ■361号 ■362号 ■363号 ■364号 ■365号 ■366号 ■367号 ■368号 ■369号 ■370号
■371号 ■372号 ■373号 ■374号 ■375号 ■376号 ■377号 ■378号 ■379号 ■380号 ■381号 ■382号 ■383号
■384号 ■385号 ■386号 ■387号 ■388号 ■389号 ■390号 ■391号 ■392号 ■393号 ■394号 ■395号 ■396号
■397号 ■398号 ■399号 ■400号 ■401号 ■402号 ■403号 ■404号 ■405号 ■406号 ■407号 ■408号 ■409号
■410号 ■411号 ■412号 ■413号 ■414号 ■415号 ■416号 ■417号 ■418号 ■419号 ■420号 ■421号 ■422号
■423号 ■424号 ■425号 ■426号 ■427号 ■428号 ■429号 ■430号 ■431号 ■432号 ■433号 ■434号 ■435号
■436号 ■437号 ■438号 ■439号 ■440号 ■441号 ■442号 ■443号 ■444号 ■445号 ■446号 ■447号 ■448号
■449号 ■450号 ■451号 ■452号 ■453号 ■454号 ■455号 ■456号 ■457号 ■458号 ■459号 ■460号 ■461号
■462号 ■463号 ■464号 ■465号 ■466号 ■467号 ■468号 ■469号 ■470号 ■471号 ■472号 ■473号 ■474号
■475号 ■476号 ■477号



478号



暑さを残したまま、暦は秋へ移ろうとしています。
それにしても、異様な熱気をじーっと我慢して過ごした夏でした。
どうぞお疲れの出ていませんように…。まだまだ続く暑さです。これからも、日々お体を労わり、ご自愛ください。


毎朝、NHKの連ドラを観るのが習慣になっています。(コーヒータイムです) 今、放映されている「あんぱん」も楽しんでいます。

♪ ぼくらはみんな生きている 生きているから悲しいんだ・・・・・・ ♪  やなせたかし 作詞 いずみたく 作曲   (日本の国歌になればいいなあ...)

そうなんですね。悲しさ、嬉しさ、くやしさや、喜び…いろんな感情も生きているからこそなのですね。

生きている、だから生きる、生きていく。とにかく、明日へ一歩をふみ出してみる。
昨日と変わらない今日、今日と同じような明日かもしれないけれど、きっと自分も含めて、何か変わっているはず…。
しんどい毎日にも、笑える何かが、きっとあるはず。見つけてみましょう、それを。
そうこうして人生はおもしろくなっていくのだと思います。

長く生きてきたジオジオのおばちゃんからの余計なお世話です。



今年は敗戦後80年ということもあってか、戦争のことがたくさん語られました。

私たちの国は戦争でたくさんの人が殺されました。
そしてたくさんの人を殺しました。
子どもや若者のたくさんの未来が奪われ、また奪いました。
しかたがなかったのではありません。

戦争を語り継ぐときには、戦争への悔いと怒りをともに語り継がなくてはならないと思います。
取り返しのつかない愚かな歴史を語り継ぐことは、二度と戦争はしない、させないという国の未来への決意につながるものでなくては…と強く思います。

永久に戦争を放棄した日本国憲法。
それを守るべきは国であり、守らせるのは私たち国民です。
憲法は私たちの平和を守る砦です。

戦争を語り継ぐ中で、改憲の声が聞こえ、我が国の軍備は増強していきます。複雑な思いを持ちながらの"80年"…です。  



 「エッセイ・アンソロジー 65人のこどものはなし」   辻村深月、村田沙耶香、町田康、朝比奈あすか、斉藤壮馬ほか65名 1600円+税     

作家、絵本作家、写真家、画家、俳人、歌人、写真家…様々な分野で活躍している37人の方が、
心の中に持ち続けている子どもの頃の記憶、また子どもについての思いを綴ったエッセイのアンソロジー。
児童文学雑誌「飛ぶ教室」に掲載されたものです。
また岩瀬成子さん、いとうみくさん、岡田淳さんなど28名の方による大人と子どもの違い、その定義などをコメントした
「{こども・大人}辞典」も楽しめます。


大人の心の中に生き続けている子どもの自分があります。
忘れられない光景。言葉にできなかった気持ち。伝えられなかった思い。後悔…。
なつかしさとともに、少し心の痛みも伴って子どもの頃を思い出します。
そういう思いを積み重ねて大人になり、今の自分がいるのですね。
今、こどものあなたにも、そして大人の方にもぜひ…。



 「絵の具が かわく あいだ」   いせひでこ    1600円+税      

「ルリユールおじさん」「大きな木のような人」「チェロの木」「たぬき」「最初の質問」「幼い子は微笑む」などの心打つ作品を生み出す絵本作家 伊勢英子さんのエッセイ集です。

絵ばかり描いていた子どもの頃のこと。画家だった父のこと。絵を描くということ。
〈絵を描くことは、絵に描けないことを描くことなんだ 見えないものを見て、物語を描くことなんだ〉と語った長田弘さんとのこと。
愛犬グレイのこと。ゴッホのこと。チェロとの出会い。俳句や映画のこと…。子育て、そして孫との時間。日々の暮らしへの思い。
2011年、東日本大震災の後、浜辺で見つけた倒木クロマツのこと。通い続ける飯館村の子どもたちとのワークショップ…。
いせひでこさんの日常の中に組まれている生きとし生きるすべての命への慈しみを感じるエッセイです。

そこから生まれてくる絵と絵本の世界は、私たちの心を無条件に生き続けることへと誘なってくれるように思います。

   「絵描き」      2200円+税 
  いせひでこさんの原点を描く絵本 「絵描き」  品切れでしたが、新たに刊行されました。



今年も! また! やっぱり!やります! やりましょう!  ★ 一日もはやく戦火が消え、平和で 飢えのない 差別のない世界が実現しますように ★

ハロウィン こども まつり 食料支援 チャリティバザー  

10月25日(土)26日(日) 午前10時~午後4時  ★ ジオジオバックスペースにて

今年もまた楽しいイベントやワークショップ、くじ引きなどを企画しています。ぜひご参加ください。

● 出品物はジオジオにて随時受け付けています 。衣類、食器、日用品、手作り品、などなど   ぬいぐるみ 下着類は新しいものをお願いします。

*イベントなど詳しい情報が決まり次第、店頭にてチラシを配布する予定です。    ひまわりバザーの会    問合せ ジオジオ079-426-6704 

    


 2025.9.



 ブックランド紙上で紹介した本をご希望の方は、
配本に追加する、あるいは配本に入れる、 という形でご注文くだされば、翌月、翌々月にはお送りできます。         
不明の点は、TEL、FAX、Eメールでお問い合わせください。またブッククラブ以外の方のご注文もお受けします。  注文    



 新刊より
                       


PHP研究所

「ぼくのいえ」      鈴木のりたけ  
鈴木のりたけ「ぼくの~」シリーズ、最新刊です。
絵さがしも楽しみながらユニークな家を楽しんでください。
ひっこしするときに ゴロゴロころがせる まるいいえ。
かいだんをのぼって すべりだいでおりてくるいえ。
ぜんじどうのいえは すごい!うきあがって、気球でさんぽもできます。でもトラブルも…(笑)
つみきいえ、さかさいえ、かいてんいえ、などなど…。びっくりのおもしろいいえがいっぱいです。
そのつきないアイデアには、まいりました! です。
1500円+税


PHP研究所

「いちにちおこめ」 ふくべ あきひろ さく  かわしま ななえ え 
人気の「いちにち」シリーズ12冊目です。
私たちの食卓にはかかせないおこめです。どうやってつくられるのでしょうか。
いちにち たねもみ! いちにち たうえ! いちにち すいでん!
いちにち なかぼし!  いちにち おこめのはな! いちにち いなほ! いちにち いねかり! 
もみ、 げんまい、 はくまい。
おかまでたいて ほかほかぁ~。
いただきまーす。ありがたいですね。
1600円+税


偕成社

「くも」      しおたに まみこ
「くもと めが あったことは ありますか?」
くもをみていたら、くもが かおを ちょっとうごかして ちょろっとわたしにむけたんです。
大きく描かれたちょろっと目を向けているくもの表情から、作者の「わたしは いちどだけあります」の心情が伝わってきます。
その時、その時でいろんな形、色、表情をみせてくれるくも。
青空を歩く くも。夕日にあたる くも。月の光をあびた くも。
水と氷でできていても、なんだかいろんなことを考えている気がしてきます。
くもを擬人化して描く、心象的な絵。くもを ながめてみたくなります。くもに ながめられてみたくなります。
1500円+税


ひさかたチャイルド

「ひとつひとつのいのちに In Every Life」   マーラ・フレイジー    梨木香歩 訳   
いのちが うまれる その ひとつ ひとつの きせき
えがおが きらめく その ひとつ ひとつが あかるい ひかり
なにかを やってみる その ひとつ ひとつに こころは いきいき おどり
かなしみに しずむ その ひとり ひとりに やがて なぐさめが
はかりしれない しんぴが この いっしゅん いっしゅんに ひそんでいて 
なみだは 愛の ふかさ
いま いきている すべての いのち 愛に つつまれている その ひとつ ひとつ

絵も言葉も美しい…。すべての人へのエール。
1800円+税



評論社

「涙の箱」     ハン・ガン  junaida 絵  きむ ふな 訳   
ノーベル文学賞作家 ハンガンさんが描く "涙" をめぐる童話。
それほど昔ではない昔、ある村に〈涙つぼ〉と呼ばれている子どもがいた。
その子は生まれたころは変わったところはなかったけれど、成長するにつれて、みんながまるで予測も理解もできないところで、ぽろぽろと澄んだ涙を流した。
ある年の早春の頃、見慣れない男が村にきて「この村に、特別な涙を持っている子が住んでいると聞いたのですが…」
涙を箱に集めているおじさんだった…。
 "時おり、予想外の瞬間に、私たちを救うために訪れてくれる涙に感謝する" 作家のことばです。
1500円+税 


福音館書店
「守れ 野生のロボット」   ピーター・ブラウン 作・絵   前沢明枝 訳   
シリーズ3冊目が出ました。
人間社会から再び故郷の島に戻り平和にくらしていた野生のロボット ロズ。
息子のガンのキラリもパートナーを見つけるほどに成長した。
ある日、傷ついたアザラシが海辺に漂着し、毒潮が来ていると警告する。
やがて島は毒潮に汚染され、ロズは生きものの命を守るために奮闘するが…。
ロズは毒潮の原因を突き止め、その流れを止めるために、一人で北の海に向かう。
ロボット、人間、そして生きものたち。
汚染の問題に解決の道はあるのか…。
2100円+税


ポプラ社

「本でした」   又吉直樹     ヨシタケシンスケ   
「その本は」で旅した?二人は、村はずれのかって本屋だった小さな空き家に住みつき、小さな看板を出しました。
"どんなものでも本にもどします"
バラバラになってしまった本、やぶれてしまった本、ほんの1ページ、1行、タイトルだけでも、元の本の形に復元できる機械をもっているというのです。
野菜や食べものとひきかえに 復元依頼が次々とポストに入ります。
笑い、うなり、涙し、その復元した本に読み入りました。
で、なんと見事なオチ、エピローグ!圧巻です。さすがのお二人です。
本、本、本なのですね。 本への愛、そこにつきます。
しみじみ嬉しい本です。
1600円+税


GAKKEN

「走ってくれ、メロス。」         
もしもあの名作の中の「脇役」が主人公だったら…。
●「ロミオとベンヴォ―リオ」  青木悠   〈ロミオの友人ベンヴォーリオの物語〉
原作 「ロミオとジュリエット」ウィリアム・シェイクスピア
●「あしながぼっちゃま」     望月滋斗   〈あしながおじさんこと ジャービスの物語〉
原作 「あしながおじさん」ジーン・ウェブスター                      
●「走ってくれ、メロス。」    海野さやか  〈メロスの身代わりとなった親友セリヌンティウスの物語〉
原作 「走れ メロス」 太宰治
●「トム・ソーヤという、男の子のこと」 蜂八優月  〈トムの好きな女の子 ベッキーの恋の物語〉 
原作「トムソーヤの冒険」 マーク・トウェイン 
●「枕定子」 ・エコツミ・   〈中宮 定子の目線で描かれた清少納言 〉  
原作 「枕草子」   清少納言
1100円+税


くもん出版

「ぼくのシェフ」     長谷川まりる    西村ツチカ 絵 
レストランのオーナーで国いちばんの料理人を父にもつシャールは、父に言われて行った貧民街での慈善活動で自信をもって作ったピースープにいきなりミルクを入れた少年とその味に衝撃を受ける。天才アズレとの出会いだ。
それからシャールはたびたびアズレの貧しい家を訪ね、料理を教える。
2年後、国には食死病という奇病が広がっていた。シャールの父もその病で亡くなり、シャールは15歳でレストランを継ぐことに…。
再びアズレを訪ねたシャールはレストランで働かないかと誘う。
料理の腕はあっても、ほとんど食べないアズレ。二人の間にある溝、そして謎…。
やがてアズレとの別れが…。
食、料理、命をテーマにした物語。作中の料理レシピが巻末に掲載されています。
1500円+税


KADOKAWA

「アスタリット星国記1 ネバーブルーの伝説」 900円+税 
「アスタリット星国記2 ミッドレッドの約束」  (書下ろしです) 840円+税 
「雨ふる本屋」「いばらの髪のノラ」「火狩りの王」などのファンタジー物語の名手、日向理恵子さんの作品です。
命を奪い、都市を壊滅させる塵禍。
アスタリット星国の図書館の写本士たちは、塵禍から救出されてきた他国の書物を正確に書き写していく。
見習いのコボルを含め写本士たちは、隣国メイトロン龍国に書物の救済に赴くことに…。そこで国家を揺るがす祖国の秘密を知る。
真実の歴史を書き残すためのネバーブルーのインクとは…。

2巻目。7年の後、狩りの命を受けたペガウ犬国の密猟者ノチセと元写本士の出会いが、さらなる謎を追う…。

                 



  ★上へ



子どもの本●ジオジオ  
〒675-0012  加古川市野口町野口119-9
TEL 079-426-6704 FAX 079-426-5660 ziozio@fan.hi-ho.ne.jp