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★ジオジオからのメッセージ
           



1985年2月 開店一ヵ月前  マイナス1号 から始まったジオジオのミニコミ from BOOKLAND です。
パソコンが苦手なジオジオのおじさんが、手書きで作っていました。
242号からは、サイズもA4になり、word を使ってのブックランドになりました。
ブッククラブの配本には、いつも同封させていただいています。お読みいただけたら嬉しく思います。

■242号 ■243号 ■244号 ■245号 ■246号 ■247号 ■248号 ■249号 ■250号 ■251号 ■252号 ■253号
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■462号 ■463号




464号


準備期間を入れたら40年という月日を、皆さまに支えていただきながら、ここ加古川市で、小さな書店を営み、子どもの本の世界に身を置いてきました。

その間、時として学校図書にも関わらせていただき、亡き夫といつも、こうなったらいいなあと話し、夢見ていたプランがあります。

学校図書館が独立して、放課後でも、休日でも、長期の休みでも、子どもたちが徒歩、または自転車で一人ででも行ける"場所"になること。
大きな図書館を作る予算で、各校区の学校図書を充実させ、学校司書、その他のスタッフが常駐して、さらに地域の人たちも利用できるミニ図書館です。
規模は小さくても、小学校の数だけ図書館がある町、本を読んで時間を過ごせる場所が歩いて行ける距離にある町。
そこでは、お茶しながら、おしゃべりもできる…。すてきだと思いませんか?

建築家の友人に、いろいろと夢を語って、平面図に具象化してもらいました。(感謝!) ご笑覧いただけましたら幸いです。
話のネタに、またあつかましくも、これからの学校図書館の運営のご参考にしていただけたら、こんなに嬉しいことはありません。
もし、実現したあかつきには、私も年齢が許せば、ここでシフトの中に加えていただき、働きたいなあ、なんて楽しく妄想しています。




  PLAN    by.Y.Binshu


  ―空き教室を利用してー    地域開放型 多目的 学校図書館 (仮称) ここ★〇〇〇〇 (各小学校名)          


少子化が進み、空き教室が増えていく昨今です。
このプランは基本的に空き教室をリフォームして設立する、ということを前提として 考えています。
それぞれの小学校の状況に合わせて、さらにいい方向にプランを煮詰めていく可能性もあります。


 学校としょかん  授業時間は学校カリキュラムを優先する。専従の司書が常駐。授業外時間、休日は、地域にも解放する。

 ほんわかフリースペース  学校の行事も含めて、多目的に使用する。休日は地域の人たちの読書スペースやイベントにも利用できる。

 カフェ(子どもは無料) 調理師が常駐。休日、長期の休み期間も利用できる。子ども、先生、地域の人たちも気軽に軽食を食べられる。

 学習コーナー  勉強を見てくれる大学生や元先生がいればいいなあ。無料のミニ塾にもなれば…。不登校を選択した子もここなら…。

 カウンセリングルーム  子どもたち、先生が気軽に愚痴や悩みをおしゃべりできる談話室。専門のカウンセラーが常駐。
              学校からは独立した機関で、ケースによって、福祉課、病院、児童相談所、警察に直接連絡をとれる。
              ハラスメント、いじめ、性加害を未然に防ぐ役割も担えればと。


資格、年齢を問わず、子どもが好きで、本が好きな人。
また退職された元学校の先生や元保育士の方。図書館司書や教師をめざす学生。
子ども食堂に興味を持っている人たち...。その能力や意欲を生かす有償の職場提供の場所になればと思います。

実現は難しいでしょうか…。さらにもっといいアイデアが出てきたらと楽しみです。よろしかったら、ぜひご意見をお聞かせください。



                               

 2024.7.


 ブックランド紙上で紹介した本をご希望の方は、
配本に追加する、あるいは配本に入れる、 という形でご注文くだされば、翌月、翌々月にはお送りできます。         
不明の点は、TEL、FAX、Eメールでお問い合わせください。またブッククラブ以外の方のご注文もお受けします。  注文    


新刊より

          


白泉社

「ちょっぴり ながもちするそうです」    ヨシタケシンスケ     
ヨシタケ流おまじない絵本。効くかな…。
効かなくても, ちょっぴり元気が出て、気持ち ながもちすればもうけもの…。
クスって笑って、おためしあれ!
1000円+税 


岩崎書店

「どっち?」      ひろた あきら   
小学校でも大人気。作者は「むれ」のひろたあきらさん。
さすが吉本の芸人さんです。笑いのツボを押さえています。
"うまれかわるなら どっち? だんごむし と かたつむり" 
うーん…。 えらぶだけですが、大笑いの楽しさです。
1200円+税


評論社

「うまうま あーん !」 エヴァ・モンタナーリ さく まつかわまゆみ やく 
ごはんの時間、ロバのあかちゃんはなかなか食べてくれません、
おかあさんはなんとか食べさせようと、あの手、この手で一生けんめいです。
とうとうあかちゃんロバはにげだして森の中へ。
そこでは、たくさんの動物たちが食事中。その様子につられて、あかちゃんロバもうまうま…。
オノマトペが楽しい。
1400円+税


評論社

「ふるかな ふるかな?」 キム・ジョンソン さく せなあいこ やく     
子犬と女の子は雨がふるのを楽しみにしています。
レインコート、かさ、ながぐつ、子犬も女の子も準備はばっちり、外に出てみますが、ふってない。
ふるかな…まだ。ふるかな…まだ。
空をみあげながら、時間が過ぎていきます。
きょうはだめだね、とあきらめかけた時、ピト…。
さあ楽しい雨の時間のはじまりです。
やさしい思いやりの種明かしもあります。
空いっぱいの絵がすてきです。       
1800円+税


好学社

「ノッポとチビのおはなし」 バーバラ・ブレナー さく  トミー・ウンゲラー え  こみやゆう やく   
新訳での復刊です。トミー・ウンゲラーのユーモラスな絵が魅力です。
ノッポのキリン、チビのネズミ。
正反対のふたりは、相手をけなし、自分を自慢し、言い争いが続きます。
そんな中、森はまぬけなハンターのせいで最悪な事態に…。
ふたりは、チビとノッポを生かして、命が助かります。
ふたりは、お互いをほめ合うことに…。
1700円+税


パイインターナショナル
「きょうりゅう レントゲンびょういん」 キョン・ヘウォン ぶん・え こまつようこ やく  真鍋 真(国立科学博物館) 監修    
悩みやケガで次々と恐竜たちがやってくる病院です。
レントゲンをとって、骨格からそれぞれの原因を探っていきます。
背中の板がじゃまだとステゴザウルス。
高い木の葉っぱを食べようとして首を痛めたディプロドクス。
子育てが大変で、体力が落ち元気のないマイアサウラ。
前足が小さすぎて不便というティラノサウルスも…。
お医者さんはトロオドン。看護師はニワトリ(恐竜です)です。
化石からわかるそれぞれの恐竜の生態の解説も楽しい。
 1400円+税


国土社

「ロバのおはなし」       よしだるみ さく・え    
映画製作にも参加している作者の柔らかなタッチで描かれた絵から動物たちの心情が伝わってきます。
おじいさんと毎日、まだ暗い朝から夜遅くまで、重い荷物を背中に乗せて村から村へ運ぶロバ。
ロバはいつも疲れていました。
牧場の牛、飼い主だけをのせて身軽にかけていく馬。楽しそうに遊ぶ犬。
ロバは、なんでぼくだけ…と、みんながうらやましくてしかたありません。
でもある日、牛や馬、犬もそれぞれの思いをかかえていることを知ります。
ロバによりそうおじいさんのやさしさに救われます。
1600円+税


評論社

「昆虫が世界をすくう!」 バグライフ 文 チュイ・ラン 絵   佐藤見果夢 訳      
いかに昆虫が大切か、地球にとって、私たちにとってなくてはならない生きものだと再認識する科学絵本です。
受粉をして野菜や果物は実をつけることができます。土をたがやし、死骸をかたづけ、他の生きもののえさにもなります。
人類の研究のために宇宙にいった虫、プラスチックを食べる幼虫、国によっては人間の食材に、また薬の開発にも役立っています。
わたしたちの今ある当たり前の暮らしは昆虫のおかげなのです。
化学物質や温暖化で昆虫の生命がおびやかされています。
危機を救うことは、これからの重要な課題です。私たちにもできることがあります。
1800円+税


アリス館N

「ひき石と24丁のとうふ」     大西暢夫 作  (ソフトカバー版)        
長年の取材から、人間の営みを伝える写真絵本のシリーズ。
こんな遠くまでだれが豆腐を買いに来るのだろう。
一日24丁のひき石で作る手作り豆腐。
岩手県二戸市浄法寺町の山の中。一人で豆腐屋を営むミナおばあちゃんは、子どもの頃から目が不自由で90歳を超えている。
ひき石でニ升五合の大豆を6時間かけて挽く。
薪に火をつけ、挽いた大豆を煮立たせる。
ミナおばあちゃんの豆腐作りを追います。
山の湧き水で冷やされ、きざんだミョウガをたっぷりのせた豆腐は、ミナおばあちゃんの人生そのもの…。
1600円+税


河出書房新社

「ねえねえ、なに見てる?」 ビクター・ベルモント 絵と文 金原瑞人 訳        
ぼく、トーマスは色覚異常で、色の見え方が他の人とはちがいます。
自分ではへんだとは思わないけれど、いっしょに食卓をかこむ家族は、それぞれにこの光景がどのように見えているのだろう。
老眼のおばあちゃん、音が見えるという音楽家のおじさん。犬のオレオ、みんな、それぞれに目には見えない自分のめがねで見ているのでは…。
そんな思いから生まれた絵本です。
それぞれの見え方が楽しい。
訳者のあとがきにあるcolor-blind(色覚異常)の新しい意味、違いが気にならないということ、確かに! 納得です。
1630円+税


文溪堂

「せっかちなハチドリ」 安東みきえ 作  降矢なな 絵         
大きなカタツムリのマイマイ。世界でいちばん小さな鳥ハチドリ。
マイマイは、いつも休むことなくとびまわっているハチドリが心配でしょうがない。
ぼやぼやしていたらなにもできずに終わってしまう。生まれた意味がないではないか。
ハチドリのことばに、マイマイは目玉を殻にひっこめる。
殻の内側で、心までなくさないよう自分をみはっているというマイマイ。
心のことを考えているひまはないと、ハチドリはとびたつ。
生き方のちがうふたり。この世界に生まれてきた意味、それは何か。
マイマイの残した銀の道すじに教えられます。
1600円+税


筑摩書房

「センス・オブ・ワンダー  The Sense of Wonder」  レイチェル・カーソン  森田真生 訳とそのつづき   西村ツチカ 絵        
「沈黙の春」で環境破壊に警鐘をならしたレイチェル・カーソンのベストセラー、未完の「センス・オブ・ワンダー」の新訳。
そして「そのつづき」として、京都の暮らしを綴ったエッセイ「僕たちの『センス・オブ・ワンダー』」。
自然がもたらす驚きと不思議に開かれた感受性。
子どもが、その感受性を失わないためには少なくとも一人の大人の助けが必要、というレイチェルの言葉に、
森田真生さんは、二人の息子たちとの関わりの中で、
大人になってしまった人間が、その感受性を再発見するためには少なくとも一人の子どもの助けが必要と書かれています。
自然の営みの不思議に驚き、興奮する子どもたちの感性。知ることより、感じることの重要さ。
人の営みを生かした自然。子どもたちが"よかった"と思える地球に…。
1800円+税




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