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★ジオジオからのメッセージ
           



1985年2月 開店一ヵ月前  マイナス1号 から始まったジオジオのミニコミ from BOOKLAND です。
パソコンが苦手なジオジオのおじさんが、手書きで作っていました。
242号からは、サイズもA4になり、word を使ってのブックランドになりました。
ブッククラブの配本には、いつも同封させていただいています。お読みいただけたら嬉しく思います。

■242号 ■243号 ■244号 ■245号 ■246号 ■247号 ■248号 ■249号 ■250号 ■251号 ■252号 ■253号
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■488号 ■489号 ■490号



491号



暑さを引きずることなく、大雨とともに秋がやってきました。今年も耐え難い暑さと大きな災害に翻弄された夏でした。

地球や自然にたいして、畏怖する気持ちを忘れ、どっかとあぐらをかいてきたのは私たち人間なのですが、なにか不信感に近いよう な痛みが消えないままです。
被災し、命や暮らしを奪われるのは、つつましく日々を送っている人たちです。

TV ドラマ「銀河の一票」にも引用された宮沢賢治の一文です。

「世界がぜんたい幸福にならないうちは個人の幸福はありえない」「農民芸術概論綱要」序文

私たちの国も含め、権力を持つ世界のリーダーたちは、いったい今、どういう未来に向かおうとしているのでしょうか…。
冬に向かいます。どうぞ、せめて自然の営みが、すべての人々に優しくありますように…。



            

「詩が教えてくれたこと」      田中和雄   1300円+税

「ポケット詩集」「のはらうた」などをはじめ、多くの詩集を手がけてこられた童話屋の編集者 田中和雄さんが
50年間で出会った名詩、名詩人について、それぞれの作品、お人柄、エピソードなどと共に詩をわかりやすく、楽しく、そして深く語ってくれる本です。

「詩を読むことは、子どもが大人になっていくときの関所であり、大事な儀式・通過儀礼(イニシエーション)です」と書かれています。

「詩の心を読む」の著者 茨木のり子さんは
「いい詩には、ひとの心を解き放ってくれる力があります。いい詩はまた、生きとし生けるものへの、いとおしみの感情をやさしく誘いだしてもくれます」

また、三好達治さんの「詩を読む人のために」の
「詩を読み、詩を愛する人は すでに 詩人であります」

そういう言葉に導かれて、18人の詩人、歌人、そして 61篇の詩をたどります。
詩と出会った頃をもう一度生きなおしているような温かい気持ちになります。  

宮沢賢治「雨ニモマケズ」 茨木のり子「倚りかからず」 「自分の感受性くらい」 谷川俊太郎「ありがとう」 「生まれたよ ぼく」 吉野弘「祝婚歌」 まど・みちお「ぞうさん」……。



from BookLandでも度々いろんな詩人の方の詩を紹介させていただいてきましたが、
そのほとんどが田中和雄さんが手がけてくださった詩集から引用させていただいていることにあらためて気づかされます。
生きていく上で、私自身もたくさんの詩に助けられてきました。
救われ、、知らなかった自分に気づかされ、叱咤され、崇高な精神に触れては、気持ちをあらたにして、
自分の生き方を見つめなおすきっかけにもなってきました。
出会った詩や言葉は、生きていく上で、なくてはならない拠りどころです。
手がけてくださった詩集に、そして心に残るたくさんの詩に出会わせてくれたことを感謝しています。



  
今年もまたジオジオで "ハロウィンこどもまつり" 食糧支援のチャリティバザー を行います。

ロシアの突然のウクライナへの侵攻から、有志の方たちからのお声がけで始まった支援バザー。今年でなんと5年目になります。
いまだ戦争の終結を見ないままでいることが残念でなりません。
バザーがこんなに続くとは、正直、一同、思っていませんでした。

ウクライナの戦争がきっかけではあるのですが、それまでにも世界各地で起こっていた紛争地のことや難民の人たち、飢えている子どもたちへの思いにもいたり、微力ですが食糧支援の一端になればと収益金はWFP国連世界食糧計画に送金させていただいています。

バザーで売れ残った毛布、衣服、特に防寒着などは、今年は冬に向かうネパールのことも念頭において 世界ワールドギフトに送る予定です。

それ以外のものは、今年もまた、わかば学園のバザーに提供させていただきます。

昨年末にバザーにいろいろとお力添えいただいていた遊文庫の稲葉先生が亡くなられ、心淋しいバザーの準備になりました。
合間をみて、出品していただいている品物の仕分けや展示、値付けなどの準備を進めていきますが、もし、お手伝いしていただける方がいらっしゃったら大歓迎です。
ジオジオのほうにご連絡ください。無理せず、できる時に、できることを、楽しく…がモットーです。

「今年もくじ引きある?」「ハロウィンのお菓子、ある?」など楽しみにしてくれている子どもたちのことばを励みに、今年もなんとか いいバザーにできたらと一同、試行錯誤しています。
ご協力をどうぞよろしくお願いします。



ハロウィンこどもまつり・食糧支援チャリティバザー 【出品物はジオジオで随時お受けしています】

10月31日(土曜日)11月1日(日曜日)  10時 から16時  ジオジオバックスペースにて

お菓子釣り、当てものくじ、紙芝居、絵本ライブ、落語、折り紙など、今年もまた、いろいろと楽しいイベントを計画中です。

ご案内のチラシはジオジオにて配布しています。 (駐車場はありません)      ひまわりバザー(連絡先ジオジオ079-426-6704)


 2026.10.



■ ブックランド紙上で紹介した本をご希望の方は、
配本に追加する、あるいは配本に入れる、 という形でご注文くだされば、翌月、翌々月にはお送りできます。         
不明の点は、TEL、FAX、Eメールでお問い合わせください。またブッククラブ以外の方のご注文もお受けします。  ★注文★    



 新刊より         
                           


福音館書店

「いろんないろ みつけたよ」  田中千絵 文・構成  内田有美  絵  
絵は「おせち」の内田有美さん。
おうちのなかで いろんないろをみつけたよ。
あかいいろ…りんご いちご トマト…。
きいろ みどり むらさき オレンジ あお…。おうちのなかのいろをあつめて、あつめて…。
あら にじのいろ ! です。
1000円+税


岩崎書店

「おしょくじちゅう ごめんあそばせ」   はらぺこめがね   
絵がダイナミックでリアル。ストレートにおいしそう~~。
ぷるっぷるのプリン。
ソースがからんだスパゲッティ。
ボリュームたっぷりのカツカレー。
だれがたべてるのかな。
おいしいってしあわせですね。 あ~おなかすいた~。
1600円+税


金の星社

「あかいまる なーに?」     せな けいこ 作・絵
新装版としてあらためて出版されました。
あかいまる ● から、うめぼし、おむすび…そこから連想ゲームのように昔話が続きます。
かにさんだましたわるい猿「さるかに合戦」 
おともして鬼ヶ島にいった猿「桃太郎」 
おひめさまをねらったわるい鬼をたいじ「一寸法師」…
「浦島太郎」 「うさぎとかめ」「かちかちやま」「おむすびころりん」ひとまわりして、おむすびです。
せなけいこさんの素朴な貼り絵が昔話にぴったりです。
1450円+税


白泉社

「おいもさん」     よしむらめぐ   
土の中のおいもたち、さぁ じゅんびです。「いもほりだぁー!」 
どろをおとした いもたちは、みんなで「どんなおいもになりたいも?」と ゆめをかたります。
あつあつハートの やきいも あまいあまい恋の すぃーとぽてと  しろいおやまの おいもごはん ふわふわのおふとんの おいもむしぱん…
てんぷら  だいがくいも  ほしいも…。
そしてさいごは…なるほど、それもあり !!  
おいもたちの表情がいい。せりふに笑います。 いいねーいもねー。
1500円+税


あすなろ書房

「歩きだした家」   サイモン・ハウ 作  椎名かおる 訳  
あるところに、自分の居場所はここじゃない とおもっている家がありました。
なんだか出だしから惹かれるおはなしです。
それで ある日、よいしょとたちあがると、歩きだします。
いろんな所に行くのですが、なかなかどこも自分の居場所とはおもえません。
たいていの人は家が歩いているなんて気づきませんが、家の後をずーっとついてくる家族がいました。
この人たちも居場所を探していたのです。
家はこの一家のことがすきになってきました。
家と一家がようやく見つけた居場所とは…。
1700円+税


福音館書店
「つくる ! はこぶ ! おこめをとどけるのりものたち」  はっとり ひろき 
新米の季節ですね。
そのお米がどうやって作られ、私たちに届くのか、お米作りに関わる人々とともにたくさんの乗り物が大活躍です。
土をたがやし、水をはったたんぼをたいらにするトラクター。
スライドキャリアトラックにのせられて田植え機がはこばれてきます。
稲刈りはコンバインの出番です。もみをトラックにうつしてライスセンターへ。
玄米が入った袋はフォークリフトではこばれ、大型のトラックで精米工場へ。
そこから小さなトラックでお店に届けられます。
そして私たち の食卓へ…。
各所で働く乗り物を描くことで、お米を"作る"そして"運ぶ"その流れもよくわかる絵本です。
1400円+税


評論社

「たいせつなきみへ」    まなつ&まふゆ   
あかちゃんでもない、でも、まだまだ おとなでもない。
小さな心に たくさんのなやみをかかえて、家をでた子うさぎ。
「生まれたばかりの弟は何をしてもほめられる。でもぼくは、あまりほめてもらえない」
「おとなになったら やりたいことがいっぱいある。でも失敗したら…」
「いつも同じ失敗をくりかえすぼくはだめな子?」
「ともだちにからかわれて、泣きたかったけど、がまんしている」
「みんなより高くたこあげしたいのにできない」 
外で出会い、悩みを打ち明けられた大人たちの答えは…。
そっとよりそい、背中をおしてくれる大人がいること嬉しいですね。
あっ、子うさぎがお家に帰ってきました。
1500円+税


偕成社

「みんな王さま」 ハインツ・ヤーニッシュ ぶん   ヴォルフ・エァルブルッフ え  真珠 まりこ 訳    
王様、お姫様のお話を置くことが、実は少ないジオジオなのですが、ここに出てくる王さまは、どうも一味ちがいます。
いろいろと質問し、語りかけるのが好きなようです。
海に、ネコに、自分のかげに、雨に、木に、リスに、イヌに、ゆうれいに…。
たまに「ぼくは王さまだ!」と命令しても、なかなかみんな思う通りにはなりません。
そのうち、王さまは気がついていきます。みんな王さまなんだと…。
ちょっと孤独でさびしがりや、ユーモラスな王さまのおはなし。
1600円+税


偕成社

「みんな どうやって大きくなった!? おとなになるのってたいへん! 生き物/おどろき/成長図鑑」
小宮輝之 監修  有沢重雄 構成・文   今井桂三・ウエタケヨーコ・常盤ミイ 絵 
  
いろいろな生きものの「おとな」になりかた。ほんとに大変です。
オーストラリアのタスマニアデビル。20~40匹の子に おっぱいは4つだけ。
北極にいるカオジロガン。100メートルの崖から地上にいる親鳥のもとにダイブ。成功したらおとなになれる、などなど…
49種の生きものの生態と成長の仕方が紹介されています。その多様性には驚くばかりです。
長い進化を経て獲得してきた生き残るための育ち方です。生きのびて「おとな」になって、また遺伝子を後世に残していくのですね。
それぞれに独特の成長のいろいろ。びっくりがいっぱいです。
1600円+税


徳間書店

「火星探査ローバー〈レジリエンス〉の物語」   ジャスミン・ワーガ 作 マット・ロックフェラー 絵 市田 泉 訳    
ぼくは火星探査機ローバー、名前は応募によってレジリエンス(レジ)とつけられた。
ぼくにあたえられたミッションは、火星で土や空気の情報を集め、生命が存在したという痕跡を探ること。
そして過去に火星に行き、砂嵐のせいでオフラインになったままのローバー  カーレッジ を見つけ、その情報を手に入れること。
ぼくの内部に組み込まれた相棒のドローン、フライとともに火星に飛び立つ。
火星では人工衛星 ガーディアン もいっしょに、ミッションを果たすべき日々が続く。
信頼しているNASAの科学者ラーニアとザンダーとの交信。言葉はかわせなくても、レジは二人が好きだ。
心をもつレジの思いと火星のようすに 想像力がかき立てられます。
本物の火星探知機をモデルにして、科学的事実を題材に描かれた物語です。
1900円+税


あすなろ書房

「パレスチナの羊飼い」 アン・ローレル・カーター  櫛田理絵 訳    
パレスチナ自治区と認められているヨルダン川西岸地区。
ただし、この地域を実効支配しているのはイスラエルで、入植者の数は年々増えている。
羊飼いの家系に生まれたアマニは 女の子は羊飼いになれないと言われながらも、シド(祖父)とともに山にでかけ 放牧の見習いをする。
やがて、入植者のためのハイウェイ工事がはじまり、放牧地やオリーブ畑も奪われ、家も壊される。
抵抗する父やハーニー叔父は、イスラエルの刑務所に…。
この状況の中で、イスラエルと共生していく道はあるのか…。
アマニは言葉の力の必要性を感じ、英語を学ぶために学校へ行くことに…。
力になってくれたイスラエル人の弁護士や山でであったイスラエルの少年ジョナサン。平和活動家からはオリーブの苗が届く。
共生に向って状況は変わる、変わっていくと信じたい…。
シドと羊を放牧するためにむかう山の描写が心に残ります。
1800円+税
                 



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