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★ジオジオからのメッセージ
           



1985年2月 開店一ヵ月前  マイナス1号 から始まったジオジオのミニコミ from BOOKLAND です。
パソコンが苦手なジオジオのおじさんが、手書きで作っていました。
242号からは、サイズもA4になり、word を使ってのブックランドになりました。
ブッククラブの配本には、いつも同封させていただいています。お読みいただけたら嬉しく思います。

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487号



6月、ジオジオは選書会の季節になります。

子どもたちが、知らなかった本の世界に出会う機会にもなり、とてもいい企画だと思いながら長年続けていますが、学校行事として 時間を割いてくださる先生方のご労力を思うと、頭が下がります。
いい選書会になりますように…。今年もお世話になります。

一冊の本で、世界が変わることもあります。細胞が入れ替わったように、生きる力になることもあります。私自身もそうでした。
そんな本との出会いが、子どもたちにあればいいなあといつも願っています。
ジオジオがその橋渡しができたとしたら、この上もない 幸せです。
正直、ちょっと体力的に不安も感じながらですが(笑)、今年もお会いできること楽しみに、出かけまーす。



 「はだか 谷川俊太郎詩集   佐野洋子 絵   新装版」     2300円+税


1990年、もう36年前になります。谷川俊太郎さんにジオジオに来ていただいたことがありました。
その時に、この詩集の詩について、 「佐野洋子がぼくに乗り移ってかかせた詩だ」 とおっしゃっていたことが心に 残り続けています。
挿し絵を描かれた佐野洋子さんとご夫婦になられた頃でしたでしょうか…。
子どもたちの意識下にうごめく心の叫びが、佐野洋子さんとのさし絵と相まってどの詩からも伝わってきて、心がふるえます。

この度、装丁が新しくなりました。谷川俊太郎さん、佐野洋子さん、共に亡くなられましたが、"詩"は存在感をもって生き続けています。




 「ぼく どこからきたの? あるがままのいのちのはなし。ごまかしなし、さしえつき。」 ピーター・メイル     谷川俊太郎 訳    1800円+税 
 「なにがはじまるの? 思春期に かわりはじめる からだの本」  1700円+税  

「じぶんが どこからどうして どんなふうにきたのか、きみはしりたいだろうとおもう。そこで ぼくらは このほんをかいた。これは みんな きみのはなし」

イギリスで1970年に刊行。世界で250万部突破のベストセラーが新装版になりました。
「性は人を未来につなぐ大切なもの」という訳者の谷川俊太郎さんの言葉です。

大人にとって苦手意識の強い(!) 性行為、受精、9か月を経て出産までを、ユーモラスな語り口で解説していきます。絵も楽しい! 


"学習指導要領の性行為のはどめ規定" もうそんなこと、言ってる場合でも時代でもないです。
「知ってるよ、そんなこと」と子どもたちに言われそうです。
自分を知ること。自分の命の奇跡を信じること、大切なことです。

そして みんな大人になっていきます。とまどうこともあります。
「なにがはじまるの? 思春期に かわりはじめる からだの本」は そんな時の疑問に答える一冊です。




 「こどものとも の てづくりブック  絵本からうまれた料理と工作レシピ」  こどものとも編集部 編  料理 沼津りえ   工作 早未恵理     1500円+税


1956年に創刊した福音館の「こどもとも」は70周年を迎えます。
「ぐりとぐら」「だるまちゃんとてんぐちゃん」「ぐるんぱのようちえん」「はじめてのおつかい」などなど、なつかしいですね。

創刊70周年を記念して、親子で楽しめる料理と工作のレシピブックがでました。
夏休みの宿題もかねてトライしてみてください。


〈料理〉
"ぐりぐらサラダとぐりぐらサンド""かぼちゃのおやき""まんまるごはん""とくだいビスケット""おおきなケーキ""うそつきバナナパフェ""コケチーズピザ""はなびだまりんごパイ"

〈工作〉
"だるまちゃんのダンボールペンダント""グルんパのトーテムポール""みいちゃんのおつかいごっこセット""ぞうくんのダンボールつみき""バルバルさんヘアアレンジあそび""ばばばあちゃんのパタパタ人形"  *実物大型紙付き



 2026.6.



 ブックランド紙上で紹介した本をご希望の方は、
配本に追加する、あるいは配本に入れる、 という形でご注文くだされば、翌月、翌々月にはお送りできます。         
不明の点は、TEL、FAX、Eメールでお問い合わせください。またブッククラブ以外の方のご注文もお受けします。  注文    



 新刊より         
                                              


白泉社

「いいえ いえです」     tupera tupera 
きのこ…りんご…ソフトクリーム… じつは いえ なのです。
どの いえ も、とてもすみごこちがよさそう…。それぞれの いえ のなかもすてきです。
さいごのオチも楽しいい。
シンプルな絵に魅かれます。
tuperatuperaさんの新刊です。
1400円+税


世界文化社

「どうどうどうどう どうぶつえん」にしだのぶまさ 作 高畠純 絵  
動物園でことばあそびです。
きたきたきたきた どうぶつえん。ぱかぱか ぱかぱかぱかぱか アルパカ。 すたすたすたすた ハムスター。
たくさんの動物たちのことばあそび、おもわず声に出してしまって、笑います。
高畠純さんの絵がユーモラス!
1500円+税


絵本館

「わらうことば あそぶことば」内田麟太郎 ことば 高畠 純 え 
新感覚のことば、文字あそび絵本。
絵もことば、ことばや文字も絵、一体となって楽しませてくれます。みごとなコラボです。 
ひらがな、カタカナ、漢字…日本語って、こんなにおもしろく遊べるのですね。
おふたりのユーモアのセンス、アイデアに嬉しく脱帽です。
何、この絵本? と思わず…。楽しい!
1500円+税


好学社

「おかあさんの おかあさんのひ」 ローナ・バリアン さく たけもとかなえやく 
旧版「おかあさんどーこ」がタイトル、訳もあらたに出版されました。
おかあさん、おばあちゃん、ひいおばあちゃん、ひいひいおばあちゃん、ひいひいひいおばあちゃんと、たくさんのおかあさんが出てきます。
それぞれにおかあさんをたずねますが、みんな、いません。
あらあら、ちゅうちゅう…きょうは、とびきりのいい日なのに…。
楽しいくり返し、美しい絵。お話はこびもとても、心地よいです。
最後はほっと嬉しい気持ちに…。 
1700円+税


小学館

「ガウディ わすれられない夏」  カルラ・タボラ、ロサナ・ファリア 作  宇野和美 訳
個性的で、感動的なたくさんの建築物を設計したスペインの天才建築家アントニオ・ガウディ。
体が弱く、学校を休みがちだった少年時代は、銅職人だった父の仕事場で父の仕事を見て、また自然を観察することに没頭して過ごしました。
自然界の現象、つながり、様々なモチーフなどに向けるアントニオの独特なまなざしは、後の建築家としての多くの作品につながっていくものです。
カタローニャで富裕層のための作品を手がけていたガウディでしたが、サグラダ・ファミリアの建設によって考え方が大きく変わっていきます。
自然主義、菜食主義になり、地域や建設現場で働く人たちの子どものための学校も建てました。
巻末にガウディの生涯の写真付き解説があります。 
2000円+税 


KADOKAWA
「せかいは すきで あふれてる」    大森裕子 
おれは自由じゃない。なにもかもがいやになってしまう、そんな気持ちが続いている。どうしちゃんったんだろう、おれ…。
おまえはいいよなあ、自由で、学校にもいかなくていい。
すきなときに遊んで、すきなときに寝て、おれも猫になりたい。おれとかわってくれよ。 
あれ? ほんとにいれかわっちゃった !? 
いろんなものがちがってみえる。おれの学校、先生、友だち…。雨上がりの草のにおい。ながれる雲。ひんやりした空気。風にのってくるカレーのにおい…。
えっ! 世界はこんなに好きであふれている!
日常からはなれたくなった少年気持ちと、ふしぎな体験を抒情的に描きます。
1600円+税


童心社

「ガージュー先生   対馬丸事件を生きぬいた少女の物語」      たじまゆきひこ 
太平洋戦争の末期1944年の沖縄。
当時の軍部の意向で疎開するために対馬丸に乗せられた多くの子どもを含む1788人の人々。
対馬丸は、アメリカの潜水艦の魚雷を受け沈没。救助されたのは280人。子どもは60人。
この物語のモデルになった平良啓子さんは、当時9歳。
6日間の漂流の後、助けられましたが、帰った沖縄は、戦争最後の沖縄戦の悲惨な状況下でした。
敗戦後、小学校の先生になった平良啓子さんは、ガ―ジュー(我の強い、頑固)先生と呼ばれながら、アメリカの支配下で、二度と戦争を起こさせないと平和教育に生涯を捧げました。
沖縄に心を寄せて絵本を作り続けている田島征彦さんの作品です。
沖縄の戦争の真実を知ること。今もなお沖縄に犠牲を強いている現状を知ることは、教育基本法に違反することではありません。
二度と対馬丸のような悲劇を起こさないようにするためにも、未来に必要な教育だと思います。
中立という言葉が力を持つ教育現場に危惧を感じます。*慎重な上にも慎重な子どもの命への安全対策とは、全くの別問題です。
2000円+税


河出書房新社

「おいしい!たのしい!歴史と味をめぐる旅  世界のパン 」 マリヤ・バーハレワ 文  アンナ・デスニツカヤ 絵  岡根谷実里 訳   
世界には今、6000種類以上のパンがあるといわれている。
そのひとつひとつにその土地の物語がある。
また人の移動と共に新たな土地で、新しい形のパンとして根を下ろすこともある。
パンの原料、パン作りの道具、作り方…など、世界各地(南極も!)のパンの知識、レシピを紹介していきます。
パンのある風景、家庭、パン屋、パン工場、街並み…。
ていねいに描かれたイラストが楽しい。
2300円+税


福音館書店

「いろいろ色のはじまり」    田中陵二 文・写真   
私たちが便利に使う 絵の具や色鉛筆、クレヨンやサインペンなどがなかった時代、人はいろいろな色をどうやって作っていたのでしょうか?
この絵本は、顔料、染料をどうやって手に入れてきたのか、それぞれの色の歴史とその手法について紹介しています。
自然界にある石を砕いたり、すりつぶしたり、土を焼いたり、錆を作ったり、動物の血からも色を生み出しました。
そして植物や植物の根、貝から布を染める色を見出しました。
6000年を経て、今は石油や石炭から合成顔料、合成染料ができる時代です。
さらにテクノロジーの時代へと…。
興味のある人はぜひ。*幻の色ポスター付き
1500円+税


理論社

「13人の魔女への扉」   長谷川まりる   
「杉森くんを殺すには」の長谷川まりるさんのファンタジー物語。
12番目の魔女から突然13番目の魔女に指名された13歳のスー。
村の中でも、手の焼ける〈イタチ〉だと自分でも思っていたスーは驚く。
みんなのお手本になる〈ふくろう〉と呼ばれる娘こそ選ばれるべきだと。
一度は引き受けたものの辞退しようとするが、13番目の魔女の候補者として、歴代の魔女のところにタイムスリップし、11人の魔女それぞれに 会うことになる。
そして流行り病から村を救ったという1番目の魔女が仕組んだ村の500年の秘密が暴かれていく。
最後13番目の魔女として、未来に向けて、スーがした決断とは…。
1700円+税


小峰書店

「エイダンをさがして」  デイヴィド・レヴィサン  三辺律子 訳 
衝撃を受けた「エヴリデイ」の作家によるファンタジーの世界を違った視点から描く物語です。
兄のエイダンが突然いなくなった。
家族、友人、警察、町中が大騒ぎで捜索したのち、6日目に弟のルーカスは兄が屋根裏部屋にいるのを見つけた。
誘拐でも家出でもない。エイダンは別世界"アヴェイニュ"にいたという。
屋根裏部屋の洋服ダンスの扉から漏れて来た光に誘われて…。
その話を信じるか、信じないか…困惑する両親、警察、学校、カウンセラー…。
現実世界とファンタジーの世界。時間の流れの違い。
残された者にとっては…。
1800円+税
                 



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