(当コーナーの記載事項はある程度実際のプレイに基づいていますが、時として嘘・強調・紛らわしい表現が多分に含まれている恐れが有ります)
・・・「黄泉の国」の最深部にある「地獄」エリアの外辺。ここに一種の結界が張り巡らされ、アンシャーの魔宮が存在していた。
エンカイド「マスター。『ミバ』と『バーケゾシー』の部隊が只今帰投致しました。・・・仰せの取り、ヘロドトーの『魂』を回収して。」
アンシャー「そうか御苦労。」
前回ラスの謎の飛行編隊ですが、既にお判りの人も居ましたが「卵」の方がミバ、半透明の金属円盤がバーケゾシー、共にファミコン版「スーパーゼビウス〜ガンプの謎〜」に登場する敵キャラです。
補足するなら、両者ともナスカ地上絵ステージに登場するゼビウス軍の亡霊という設定で、霊体浮遊物ミバを倒せば無敵状態の戦闘機亡霊バーケゾシー(元祖「ゼビウス」に出てくるゾシーの亡霊らしい)が全滅する、と云う集団です。ただ単に「バーケ」ゾシーなんて云うベタ過ぎる名称が妙に気に入っていて、なんかネタに出来ないかと思ってたら前回の話に繋がった次第です。
エンカイド「しかし・・・俺には理解出来ません。何故あの様なキ△△イ術士に肩入れする必要が有るのです?それも一度ならずも二度も、更に希少なルビーメイスまで与えて?」
アンシャー「それはお前の関知するところでは無い。」
エンカイド「しかもドラスコルと違い奴ではマスターとの掛け合いコントもやり難いでしょう(筆者は結構あの二人の掛け合いが好きだったらしい)。それなのに何故・・・?はっまさか、アンタら衆道関係では!?」
アンシャー「誰がホモセクシャルなのだ誰が!?どうも王子といいお前といい、またあの巫女といい私と掛け合いする連中は何故に発想が飛躍し捲るのだ?・・・・・・閑話休題(それはさておき)。奴はあれで色々と使えるのだ。奴のネクロマンシーは、魔王ドルアーガ復活後、闇の軍勢を手早く編成するにうってつけで有るからな。・・・それよりも、お前は早急に例のポイントで王子を迎え撃つのだ。ククク今回は例のモノを渡してあるのだ、万に一つも失敗は有るまい?」
エンカイド「『万に一つ』、失敗する確率は0.01%未満と云うわけですか。でもエヴァの世界ならその程度の確率なら殆ど確実発生に近いデスよオロオロ?」
アンシャー「何を自分で不安を増長させる様な発言をしているのだ?さっさと行くが良い!!」
釈然としない素振りを見せながら退出するエンカイド。その背中を見ながらアンシャーは呟く。
アンシャー「フン・・・。奴も薄々勘付いている様だな、自分の立場に・・・・・・」
一方、孤独な「黄泉の国」巡りを続けるギルスは、「凍てついた神殿」の前に来ていた。
凍てついた神殿−−罪深き者たちの魂を厚い氷の奥底に永遠に閉じ込める恐ろしくも美しい氷の牢獄−−。
そして、ここの最深部にはあの魔王ドルアーガも封印されていると云う・・・
ギルス「ここにドルアーガが・・・・・・」
なんでギルスがその事を知ってるかって?何でだろうね。「ギルガメスの道(ザ・ブルークリスタルロッド)」の「黄泉の国」の記述と現在の状況が異なってるのは前回述べた通り。となると、きっと前回辺りでギルガメスかカイが「おいでませ黄泉路へ」みたいなパンフレットでも渡したのだろうか。多分そうだろういやきっとうそうさ絶対そうだそうしなきゃイケナイんだ!!
ギルス「・・・今度はタイタニア(STAGE33参照)のマネ?最近筆者も暴走し捲りだよね、そしたら誰が話に収拾付けるの?」
???「警告!警告!!」
ギルス「わあなんだなんだ!」
突如何かが飛来してきた。病的な蒼さを持つ人体の首の様でいて、その頭頂には数本の蛇のような触手のような突起物が生え、、顔の中心には巨大な眼球が一つ据えられている。
イビルアイ「警告!警告!侵入者発見侵入者発見!!」
ギルス「なんだ思わせぶりな事を書いておきながらイビルアイじゃないか!あんた確かSTAGE35が初出だったろ!?ああって事は、ここ久々のやっつけステージ!??」
・・・かもしれんネ。
ところで、ゲーム本編のワールドマップを見る限りでは、本ステージへ侵攻するには次回STAGE49に相当する「悪魔の森」を抜けないといけないようになっている。しかし、御覧の様にステージ数ではこちらが先。少々矛盾するのだが、ストーリー的な流れではマップの接続無視してステージ数通りにしても問題無いのでステージ数に準じて話を進めています。説明が遅れましたがご了承下さいませ。
ギルス「と云う事で、今回のピケは皆さんに張って頂きまーす!」
ホルス「っしゃああああ!!」
ゴブリン「行くぜェ兄貴ィィィ!!」
プリースト「STAGE2以来、『兄貴』ネタで引っ張ってますね・・・」
ユフタル「結構筆者殿もマンネリ好きで御座るからな。」
ホルス「・・・おいちょっと待てや。良く考えたらこのメンバーはなんだ?何か二軍落ちな連中揃ってないか?」
ゴブリン「酷いや兄貴!」
プリースト「そうですよコレでも私攻略対象だったのですよ!(STAGE8参照)」
ユフタル「某(それがし)の戦力は終盤でも通用する筈ですぞ!」
ホルス「黙れ!!ゴブリンは今更物理攻撃3で役立つと思うか?プリーストはSTAGE42でハイプリにその座追われただろう?ユフタルのおっさんなんかはSTAGE28ですっかり三行半(みくだりはん)突き付けられてるじゃないか!!」
ギルス「ホルスって詳しいねェ。」
ホルス「フフンそりゃオレってSTAGE15からこっちレギュラー続けてるからな。・・・・・・って煽(おだ)てに乗ってる場合じゃねェ、コレはドーゆー事だギルス!?」
ギルス「んー気付かない?要はここやっつけステージだし、ピケもそれに見合った連中でいいのかと思って。」
ホルス「何ィィィ!?じゃあオレもそんな、コイツらと同枠だと云うのか?」
ユフタル「『こいつ等』とは心外ですぞ!」
プリースト「そーですよ女性差別(?)だわ!」
ゴブリン「そーだぜセクハラだぁ兄貴、このシスコン野郎!!」
ホルス「だぁぁぁ煩(うる)せェ!!・・・待てよ若しかして、この妙にダラダラした会話も・・・?」
ギルス「若しかしなくても、行数を埋める為だよ。」
ホルス「本末転倒じゃねえか!!」
でも、この程度のピケでも止める事が可能なだけにこのステージの「やっつけ仕事」具合は奥が深い。(なんだそりゃ)
このステージは最近には珍しく余りボスを気にかける必要が無い。イビルアイの能力はSTAGE35を参照してもらうとして、石化能力を持つも、攻撃力の低さから攻撃要員と回復要員をある程度揃えて数で押し切れば完全に足止めが出来る。唯一注意すべきは、奴がアイスシールドを持っている事だけ。次回で触れる事になるが、このWORLD7はナンナル弓(STAGE44参照)が絶対的な威力を発揮するのだが、氷属性のナンナルでは奴を倒せないから。勿論、一度倒してアイスシールドを奪えば問題無し。
敵のメインはイビルアイ・バジリスク・アイスゴーレム・グレートデーモンなど。グレートデーモンは次回のメインなので説明は次回に譲るが、基本的にナンナル+ゴールドアーマー装備で良い。実はSTAGE46で説明を洩らしたのだが、「勇気を力に変換する」ゴールドアーマーは装備者の攻撃力を+3する追加効果が有る。ナンナルを着ければ攻撃力12の射程攻撃。次回も参照すれば解るがアイスゴーレム以外の相手は一撃で倒せる。ボスには前述の通り通用しないが無視して構わない。ピケを突破出来ないのだから。後注意するのは結構壁で通路が仕切られている箇所が多く、運が悪いと歩かされる程度かな。
と云う事で、マジシャン系ボスの常としてジュエル・カギを優先するイビルアイであったが恐らく青葉中学の二軍にも劣る筈の戦力メンバー(ゴブリン「酷いやキャプテン!」)のピケを突破出来ずに自ジュエルとの間を行ったり来たり。その間にギルスはカギを全部集めてしまう。・・・・・・考えてみたらコイツこの神殿の番人なのに侵入者(ギルス)を無視するようなアルゴリズムでいいのか?凄く職務に不忠実。会社に不満が有るの?まるで筆・・・・・・・・・・・・舌し難い事態でも有ったのだろうか。(←ふうアブないアブない)
そんなイビルアイが敵ジュエルに侵入したギルスと遭遇。
イビルアイ「警告!警告!!」
ギルス「だから『警告』じゃなくて迎撃しなさいってば!・・・待てよ、ゲーム本編では『侵入者発見!』の科白しかないのに『警告!』に拘(こだわ)るなんて・・・・・・まさか?」
ギルスは突然何を思い立ったのかウィル・オー・ウィスプを召喚する。
イビルアイ「警告!警告!!・・・ウィルこんなトコに居てどうしたのです?いい加減ドクター・スミスに付き合うのは止めた方が良いと思うのですが理解不能理解不能!!」
ウィル(・オー・ウィスプ)「・・・・・・」
ギルス「・・・やっぱり。」
何が「やっぱり」なのか。単に筆者が「侵入者発見」→「警戒態勢」→「警告」→「フライディ」と云う豪快にして強引なキーワード連鎖を展開した結果この様な滅茶苦茶なネタになっただけなのに。
ホルス「しかし前回のキ△イダーよりも世代旧いぞこのネタは。」
ユフタル「リアルタイムで観れたのは筆者殿よりも1ダースくらい上の世代で御座ろう?」
ゴブリン「若しかして今回金曜日に更新したのも伏線だったのかい兄貴?」
プリースト「でも『フライディ』って邦訳版オリジナルの名称で本当はただの『ロボット』って呼んでたらしいですよ?まるでス△ークのお嬢さん(=ノ△ノン=フロ△レン)みたいなものですね。」
ユフタル「そう云えば日本のアニメ版ムー△ンは原作者サイドからすれば取り敢えず黙認はしてるがあんまり良くは思っておられないらしいですぞ。」
プリースト「そりゃ某シリーズの後期を観てりゃそう思いますよね。」
ゴブリン「いくら何でも足踏みミシンがミューテーションして出来たタイムマシンのネタを何回も繰返しちゃあねえ!?」
ユフタル「結局スノ△ク殿は『空飛ぶ船』に乗ったまま帰ってこなかったし。」
プリースト「筆者さんお気に入りの玉川紗己子さん演じる魔女っ娘アリサも出なくなったし。」
ホルス「お前らミョーに詳しいな、って話が別の方向にズレてるじゃないかっ!!」
ふふふコレも行数を埋める為の小ワザさっ。(アホか)
ああでも筆者まだ劇場版「ロ△ト・イン・△ペース」観てないや・・・観る気も無いけど。やっぱ「ロ△゛ンソン」はあの毎回不時着する惑星が同じセットにしか見えない安っぽさ有ってのモノだもんね!(←違います)
神殿のガーディアン、イビルアイを撃退(いつの間に?)してギルスは神殿内に入ってみる。
神殿はその外壁・内壁・柱・天井・床に至るまでが氷で出来ており、それらにはさながら人柱の如く苦悶の表情を残した咎人(とがびと)達が埋め込まれていた。
ギルス「若しかして、ボクの知ってる人とか居ないかな・・・?」
居たら何かヤだけど。案外バルスツーカなんかはこの中に埋もれているのかもしれないけれどもゲーム本編ではそこまで触れられては居ない。
更にギルスは、魔王ドルアーガを探してみるが、一向に見つからない。
ギルス「まさか、魔王はもう復活を遂げているのか・・・?となると、急がないと・・・カリアを取り戻すのも、魔王を再び封印するのも・・・。しかし、間に合うのか・・・?」
ひたすら自問自答を続けるギルス。
ギルス「って、今ボク独りしか居ないんだから仕方ないじゃないか!」
・・・ギルスが去っていった後の神殿。一人の騎士とその横には黒髪の女性が立っている。
カイ「・・・・・・まだ、『彼』は復活していないの?」
ギルガメス「ああ・・・」
ギルガメスは自分の足元を指し示す。
ギルガメス「ギルスには見えなかっただろうが、ここから遥か深い深い氷の床の底に未だドルアーガは封印されているままだ。アンシャーがこれまでに行なってきたのは『黄泉の門』を開放する儀式。肝心の魔王の復活にはまだ至っていないのだ。」
カイ「どうしてかしら?『黄泉の門』開放後、相当の間(いんたーみっしょん〜STAGE46)が有った筈なのに。」
ギルガメス「私もよくは判らないが、ドルアーガの復活にはまだ何か特別なものが必要らしい。それの準備に手間取っているようだ。」
カイ「では、今がアンシャーを討つ好機・・・?」
ギルガメス「とも云えない。前回云った通り、奴はギルスの行動を既に捕捉している。この神殿はナーガル神の領域だが、この先恐らくアンシャーの手のものが待ち受けているだろうな・・・」
カイ「わたし達が機先を制して、・・・と云うわけには行かないのよね・・・」
ギルガメス「そう。私達は『神格霊』故に肉の体を持つ者達と違い何の障害もなくこの『黄泉の国』に存在出来る。しかし、私達が直接『力』を顕現する事はアヌ神より禁じられている。あくまで地上の事は人間に、いや今やその代表として試されているギルスに委ねられているのだからな・・・」
カイ「わたし達は、あくまで見守るのみなのね・・・MPコストが高いばっかりに。」
ギルガメス「それは云わないでくれ・・・前回思わずカッコ付けて『私達に固執する必要は無い』と云ったばかりだしな・・・・・・ふう。」
・・・結局彼らも出番欲しいのか。でもさりげに連続登場してるよアンタら?
一部筆者の勝手な解釈も含んでますが、魔王ドルアーガの復活がまだ途上にあるのは事実のお話。
果たしてギルスは魔王の復活を阻止出来るのか?まあそれはまだ暫く先の話ですが、次回は「悪魔の森」です。