スリムATX PCケースに交換!

HDDを冷まそう
ビデオカードを復活
ケースファンを交換
電源を交換
メーカーPCのビデオカード交換
USBスピーカーで高音質に!
ワイヤレスキーボード・マウスですっきり!
プリントヘッドクリーニングで目詰まり解消!

 前に組んでから5年?近く経ったPCケース。ショップのBTOで組んだやつだからケースもショップのブランド。
中身は少し交換しましたが、一時期のPCいじりの熱も冷め完全放置状態。PCはスイッチを入れて鉄板作動すれば
問題ないと思っていましたが、さすがに4,5年落ちしたプラットフォーム。近頃、デジタルカメラなどの大量の
ソースを使ってHP作成する際にストレスを感じるようになり、いまさらのCPU交換という凶行。
それでもソケットA!!ですが・・・。全面刷新は予算的に無理。せめてケースだけでも最新ぽく更新です。
入手したCPU

AMD Athlon XP3200+を入手です。2009年も間近なのに・・・。

右が今までお世話になったショップ製ケース。色気ゼロ。
左がスリムケース。奥行きは同等。幅と高さが小さいです。
世の中のATX対応スリムケースはこんなサイズが多いです。

AMD Athlon XP3200+をオークションで
購入。まだまだ強気の1万強が相場です。
まだソケットAの需要はあるのでしょうか。
そう言いつつ自分もまだ使おうと考えている
輩の一人ですが・・・。マシンを変えて
インストールとか設定移行とかが面倒です!
それがソケットAに留まっている理由です。
でも今も Athlon XP2600だからクロックで
1割アップ程度でしょうか。中身よりケースの
イメージを変えて時代に追いつくことが大事!
左が今回用意したスリムケースです。
ミドルタワーは野暮ったい印象でNGです。
ATX規格のマザーと電源が搭載できて、さらに
スリムなケースと言うのは数点。その中で
近場のショップにおいてあったのはCOUPDEN
という韓国のメーカーでしょうか。本当は
フロントトップにLCD搭載のグレードが
ほしかったのですが、置いていませんでした。
このグレードで7000円。
ショップ製のケースと比べるとスタイリッシュ
で確かにスリム。内臓のベイ数が少ないですが
光学ドライブ、3.5HDD2台なら入ります。
FDDは今どきなのでつけずにHDD用に
スペースをまわしました。
久しぶりにPCケースを開けてみる・・・

綿ごみの巣窟です。PCマシンが空気清浄機の役割も果たしていたようです。

CPUクーラーの末路。こんなんでよく暴走しなかったものだ。
逆に結構もつんだなぁと、マメな掃除をしなくなる予感です。
何年ぶりかでPCケースを開けてみました。
3年は開けていないんじゃないでしょうか。
静音のためと、埃進入防止のために細かな
隙間をテープで目張りしていました。排熱を
無視して・・・。さぁどうでしょうか?
うぉっわぁぁぁーーー!
汚い!汚すぎる。部屋の埃を吸い寄せる
集塵機を化してがんばっていたようです。
特にCPUのシンク・・・。みっちり隙埋め。
埃が押し固められて不織布のような状態です。
布です。布。よく熱暴走しなかったものです。
普通ならこの機会に徹底清掃なんでしょうが、
B型の私は、気にしません。エアースプレーも
ないので、掃除機と息でブローして終了です。
適当にCPU積んでみる

鬼畜の未洗浄のままスワップ!

そこそこにきれいにしたヒートシンク。売るわけでもないのでヨシ!
CPUのソケット周りくらい掃除しようかとも
思いましたが、変にソケットに埃が入っても
いやなので、すかさず新CPUを装着です。
装着した後ならブローしても問題にならない?
との判断です。
シンクも目地が見えるくらいにはなんとか
埃を取りました。CPUと一緒に付属のCPU
クーラーもらいました。新品同様でしたが
こちらのほうが銅だったので、こっちです。
しかし、久しぶりに見ると、クーラーでかい!
今回スリムケースなので少し心配です。
昔水冷も試しましたが、あまり冷えず・・・。
水冷と言えどもラジエーター部にファンがあり
変わらないくらいのうるささと、クーラントの
補充警告が頻発したので空冷に戻した経緯が
あります。最近は何かいいものが出ていれば
試したいのですが、ソケットAじゃぁ・・・。
各種カード・ケーブルをはずして引越し

PCIカード類を外していきます。いまだにAGP!


折れたS-ATA接続部。まだ1基S-ATA繋げられますが、
しばらくIDEで行きます。

引越しの前にケーブ類、カード類を外します。
マザーボードの掃除は本体から外した後です。
このマザーも相当くたびれています。
いつの間にか破損したS-ATAコネクタ。
原因は不明ですが、硬いS-ATAケーブルが
変な方向にテンションをかけていた模様。
データ移動中にコネクタ部が折れたため、
HDD丸ごと破損!中に入ったデータ諸共
この世から消え去りました・・・。
あの華奢なコネクタ構造に対して、ケーブルが
硬すぎると思いますが・・・。
こんな物悲しい思いをしたマザーですが、
懐事情はもっと物悲しいので、もうしばらく
付き合うことになります。
S-ATAで接続できないのと、スリムケース化
と言うこともあって、内臓HDDはこれまで
3台でしたが2台に集約しました。
大容量化もリスク管理の面では弊害です。
早いところSSDとか普及してくれれば、
物理的クラッシュとかは減るんでしょうか?
HDD重いし、うるさいし、熱いし、電気は
喰うし、スマートじゃないですね。
新ケースへ換装

新しいスリムケース。ファン多すぎ?


電源コードとCPUクーラーが干渉気味。

背面パネルは旧ケースから移植です。


フロントパネルへのコードをつなげていきます。

電源は前面下部へ。CPUから遠いし良さそうですが。


このカバーみたいなやつのステップと電源が干渉!

はずすとそこにはサイドファン。エアフロー用の仕切り板でした。


今回は仕切り板を撤去。電源のファンと対向するのでまぁ不要かと。

電源が邪魔してハーネスを結線できず!先行でやらないといけません。


この電源の締め付け作業が面倒です・・・。

基盤類の結線、電源搭載は完了です。


光学ドライブに専用ステーをはめ込みます。ツールレスです。

そのまま押し込みます。縦搭載は好きじゃないんですが・・・。


マスターHDDはトップにマウントです。

もう1台はFDD用ベイへ縦置き搭載です。


ファン類以外はコネクタ接続終了。完成です。
スリムケースの中を見てみます。高さを低く
するために電源を通常のATXケースでは
デッドスペースになりがちな前面下部に
マウントする構造になっています。ただし
ケースとしての電源差込口は後ろなので
中継ケーブルで後ろへもっていく構造です。
そのほかに、このケースはファンが大量に
ついています。背面2個、トップ1個、
両サイドに1個づつの計5個もあるので
12Vコネクターだらけです。
 マザーボードを仮組みしてみると、CPUの
ヒートシンク、ファン部と電源コードが
位置的にやや干渉気味です。
少し強めに曲げれば大丈夫そうですが、
断線とか、熱とか少し心配です。
マザーを据えるのに少しこの電源ケーブルが
邪魔なので一時外します。これでマザーの
設置はOKかと思いましたが、どうも背面の
ポートパネルと干渉します。これって
マザーボード専用でしたか?すっかりPCから
遠ざかっていたので忘れています。確かに
このあたりはマザーボードの固有じゃないと
機能差を吸収できないでしょうね。とりあえず
旧ケースから背面パネルを取り外します。
規格ケースと言っても韓国製ですから、背面の
パネルまで互換性があるんでしょうか?少し
形状が異なるように見えますが、まずは
はめてみます。ぱちんと問題なくつきました。
これでマザーボードと干渉するものはないので
ぴったり収まりました。ケース自体は
マイクロATXにも対応しているようですが、
そのためか、本体に取り付いているマザー用の
受けねじが足りません。付属してはいるので
ATX用につけたします。でも2本足りない。
本体側にはそもそも受けねじを立てるねじ山も
切ってありません。そのかわり変な樹脂の
差込パーツがついています。返しもあるので
きっとこれを差し込んで使うのでしょうが、
面倒なのでやめます。CPU、カード周りは
十分ビス止めできていると思うのでOKです。
 次に各種スイッチ類のコードを繋げます。
HDDアクセスLEDやケーススイッチ、ほかに
リセットスイッチなどのコードを繋げます。
久しぶりにマザーボードのマニュアルを見て
コネクタを差し込んで行きます。フロントの
USBやオーディオポートも使う場合は結線が
必要です。オーディオはオンボードの機能を
使っていないので不要ですが、とりあえず
繋げておきます。マザーのマニュアルにも
ケースのマニュアルにもスピーカーコネクタの
接続記載があるのですが、探しても本体には
スピーカーのコネクターが見当たりません。
まぁ、本体のスピーカーで聴くことはないから
問題ないですが、マザーの異常などの警告音は
聞けなくなる?オンボードにBEEP用の
スピーカーついてる?この程度のことは
不問です。
 いよいよ電源をマウントです。通常は
背面上部ですが、このケースは前面下部です。
後ろから滑り込ませるように入れます。が、
何度挑戦しても奥まで入りません?長いねじや
スリーブのようなものも付属していないので
やはり奥まで入らないと締め付けることが
できない構造です。本体側をよく見てみると
なにやらステップのついたカバーがあります。
何のカバーでしょうか?このステップを
除去しないと入りそうもありません。電源を
ぎりぎりまで寄せてみましたが、やはり干渉は
回避できませんでした。規格外の電源?
そんなこともないと思いますが、困った。
グラインダーとかツールをもってくるのも
面倒だし、そんな金属粉をケース内から
除去するのも面倒。やはりこの変なカバーを
外します。一体成形や、溶接されていると
アウトですが、折れているのではなく、
見切り線があるので別物だとは思います。
よく見るとねじを発見。1本は外せますが、
もう1本は、どうもフロント端子台を一度
外してからじゃないと作業できないようです。
このことからも、本来このような作業は
不要で、電源は設置できるんでしょうね。
ねじを外してもカバーは外れない!少し
焦ったが、横に引くと外れた・・・。
もはや謎解きです。スリムケースなので
作業性は優先されておらず、このあたりは
一苦労です。で、出てきたのは側面ファン。
電源の排熱用のファンのようですが、なぜ
一度仕切り板を介して前面から吸い出すのか?
ファンは横、電源の排熱は通常スイッチのある
後ろと言うことで、エアフローを作ったと
考えられますが、現在使っている電源は
一流高級電源が吹っ飛んで、買いなおした
廉価版です。しかし、底面にファンがあり、
しかも今回は電源を縦置きするので、結果
その電源ファンが、ケースの側面ファンと
向き合う形になります。幸い今回はケースの
仕切り板がなくてもエアフローは確保でき、
一直線に並ぶので問題なしです。でも流れの
向きはお互い逆?かもしれません。そんな
細かいことは気にしません。電源を設置できて
とりあえずOK。
設置する際に、フロントパネルからのコードを
うまく押し込んで、電源で押さえ込んでから
やらないとすっきりしないし、まっすぐに
締め付け穴と一致しませんでした。
ただ、これまた締め付けは困難です。
磁性のあるドライバーじゃないと
手が入らないのでほぼ無理かと・・・。
何度もやりたくない作業ですが、設置してから
次はいよいよ、ドライブ類ってことで、
ハーネス部を確認したところ、完全に電源で
接続口が邪魔されてます・・・。スレイブは
何とか脇から挿せそうですが、マスターは
完全に手が入りません。明け方近くでかなり
眠かったのですが、半泣きで電源を外します。
作業の順番にスリムケースでは制約が・・・。
狭いから仕方がないです。
 いよいよドライブ類です。搭載予定は
光学ドライブ×1、3.5インチHDD×2.
このスリムケースは光学ドライブを2台まで
搭載できるようになっているようです。
今回は1台なので中央のベイは未使用ですが
ここは5インチでも、5インチ化プレートを
かませて3.5インチを搭載もできます。
FDDは今回使用しないのでそこに、HDDを
設置しますが、もしFDDやカードリーダーを
搭載しても、光学ドライブ1、FDD1、
HDD2は積めるのでまずまずの拡張性ではと
思います。
光学ドライブに専用のステーを取り付けて
設置するようです。よく見かけますが使うのは
初めてです。パチン、パチンと工具不要で
つきました。さらに本体にそのままするすると
インサート。これまたパチンと収まりました。
HDDはマスターをハーネスの取り回し上、
トップに設置です。中段のFDD用のベイに
スレイブのHDDを設置しました。これは
通常のビス止めです。
 最近のPCケースは光学ドライブが本体に
隠れるようになっているのが多いですね。
意匠の統一性を高めてデザインを高めていると
思いますが、ケースフロントパネルにある
取り出しボタンと位置が合うのでしょうか?
ドライブにも規格があってこの位置に取り出し
ボタンがくるようになっているんでしょうね。
 ハーネスもつなげ、電源のコネクターを
ドライブ類に繋げていきます。ここで事件!
ケースファンが多すぎてコネクター不足!!
CPUのファンはあるし、ケースもむき出し
と言うことで分岐コネクターはまた後日。
とりあえずは電源入るか、起動チェック!
・・・。来ない。無反応。
CPUとかコア欠けしても、無反応はないよな。
マザーボードの通電を示す、LEDは点いている
から電源はよし。スイッチのコネクターを
マザーボードに間違えて差している??
もう、眠いけど、考えられるのはそれくらい。
!!電源がふさいでいる!!
通常のケースだとこんなとき楽そう・・・。
一番作業性の悪い電源を再度はずして結線。
確かに差し間違えている。眠いとこんなミスを
おかすんですね。でも起動はOK。ひとまず
ファン以外は終了です。
後片付けをしていたら付属のスピーカーが
出てきました。いまさら電源を外す訳もなく。
見なかったことにしました・・・。
完成

おぉ!スタイリッシュ。

映えますねぇ。静音じゃないけど。格好だけでもリニューアルです。


PCケースを変えてイメージチェンジしよう!
後日分岐コネクターを購入し、無事完成。
ルックスは文句なし。シンプルで
スタイリッシュです。見栄えで購入ですから
それはOKです。さて、皆さんがよく言う、
スリムケースはうるさいってのは本当か?
うーん、やっぱり静かではないですね。
小型ファンになりますからどうしても
高回転なんでしょうね。
じゃぁ排熱されていないかというと、盛大に
温風が吹き出してきます!これはうれしいのか
微妙。ケース内にそれだけ熱がこもっている?
ともいえます。久しぶりにマザー管理ソフトで
温度を見ると
CPU 53℃。マザー48℃くらいをふらふら。
真冬でこれ。確かにCPUは変えたけどマザーは
ここまで前は熱くなかった気がする。
スリムケースは静音と排熱の両立がポイント
ですかね。
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