ビデオカードBIOSアップデート失敗!

 PCケース交換後、サイドに12cmファンがあることから中のファンの音が聞こえてきます。やけに大きな音が
ひとつあるようです。6cm×2のケースファンでしょうか?違うようです。CPUファンでしょうか?確かに少しは
気になりますが、ノイジーではありません。ビデオカードのファンでした。小さなファンなので高速なのでしょう。
まぁ、もらい物のカードですし、今は仕事にしかPC使わないのでファンレスの中古カードに変えることに決定。
が、せっかく入手したBIOSのアップデートに失敗しました!あきらめずに修復です・・・。
入手したビデオカード

ノイジーなX1300。GC製か?もらい物なのでよくわからない。

世代は戻りますが、ファンレスです。静かなのがいいです。
が、BIOS死亡でジャンクに・・・。

これまで使用していたビデオカード。
もらい物でした。確か当時サファイア製の
RADEON 9600XTをファンレスに改造して
使用していたと思います。経緯は忘れましたが
後発のX1300をもらうことができたので
性能など特に気にもせず、気楽に9600XTを
処分したと思います。そのときはケースも
背面しか大きな穴はなく、目張りもしてたので
音は問題になりませんでした。
時代は流れ、静音の時代です。ケースの意匠と
排熱性、遮音性は両立しないのかなぁ。
ビデオカードのファンが気になる!といって
今どきAGPのカードもオークションでもあまり
見ないですね。ちょっと急いでいたので
ターゲットはファンレスの9600PROに決定。
到着したファンレスカードを装着し、かなり
静かな環境になり、満足していたのですが、
悪い虫がでました。さすがに旧式。せめて
最新のBIOSを入れようとユーティリティで。
ライブアップデートを実行。特に違和感もなく
終了したので、再起動させると・・・・・。
来ない・・・。起動音はするのに画面だけは
真っ黒!!やってしまった!疑うまでもなく、
BIOS死亡。いきなりゴミですか・・・。
やっぱり我慢できないファンの音・・・。まさかのPCIカード購入!

まさかPCIカードを買うことになるとは。チップ大きいなー。
結局X1300に戻しましたが、やっぱり一度
気になり始めた音は我慢できません。
X1300をファンレスにしようか迷いましたが
新品で買うと高いですな。アップデートする前
のオリジナルのBIOSは残してあるので、画面が
映れば何とでもなりそうです。やはり9600を
復活させることに。
しかし、画面は映らないがオリジナルのBIOSを
書き込むにはAGPには9600を挿さないとダメ
です。でもそれは映らない代物だし・・・。
お金がかかるので考えたくありませんでしたが
やはりPCI用のビデオカードを買うかぁ・・・。
2枚挿しって相性とかありそうな気もするし。
今どき古いやつを探せば安いとは思うのですが
まったくダメだったら無意味です。
そんな中オークションでPCI用のカード3枚組が
ありました。その中のひとつは出品者が
RADEONとの2枚挿しで問題なしを確認済み!
残り2枚は保険として、抱き合わせですが
早速ゲット!すでに数は少ないですが最新の
ミドルレンジAGPカードが買える出費に!
まぁ半分暇つぶしですから・・・・・・・・。
2枚挿ししてみる

ジャンクのAGPと10数年前のPCIカードを2枚設置

映った!接触不良で色がおかしいですが、気にしません。
ちゃんと接続したら普通にきれいで驚きました。さすがMATROX?

半信半疑で2枚挿ししてみる。マザーボードの
設定でビデオカードの優先順位をPCIかAGPか
選べるがそのまま装着することに。
PCIのビデオカードは MATROXMillenium II。
これまた懐かしい。確か初めて組んだPCは
こいつだったような気が。古いカードなので
ディスプレイへの接続がD-Subしかない。
家中探してやっと見つけました。さすがに最近
使わない。普通なら映るんでしょうけど1枚は
壊れていそうなやつだから不安。
かまわずPCを起動すると、おっ!映らない?
やっぱりダメか?あきらめる前にモニターの
信号切り替えスイッチを押してみたらパッと
起動中の画面!これでなんとか処理できそうな
雰囲気に。でも色が変?
ボードのせいじゃなく、接続が不完全でした。
色合いは無視ですが、さすがにメモリ4MB。
1280X1024ではドット階調です。表示も
カクカクします。久しぶりのアナログ接続。
意外にきれいです。
起動ディスクがない・・・

FDDないなぁ。やっぱり必要でしょうか・・・。
画面は復活です。ユーティリティから再び
ライブアップデートを実行してみます。
無常にもエラー。カードがありませんだと。
これで直れば簡単だったがそれも不可能。
残るは、DOS起動で昔ながらのコマンド入力。
オリジナルのBIOSは保存してあるから、DOSの
起動ディスクを作成すれば解決!と思ったら、
今のPCにはFDDをつけていないし、前の
PCのFDDも壊れて久しい。手元にFDDが
無い状況。気を取り直してUSB機器から起動
できないか試行錯誤するも、拒否され・・・。
起動できるのはCDだけとなりました。
当然、CDでDOSブートもやっている事例は
あふれているはず。ネットで調べるとやはり
たくさんヒットしました。
要は、仮想FDDをマウントして、DOSを
書き込んでフォーマット。そうしてできた
FDDのイメージをCDに焼くというもの。
納得です。用意するのは仮想FDDソフトと、
そのFDDの内容をイメージ化するソフトが
あれば手持ちのライティングソフトでCDに
そのイメージを焼けばOKというもの。
注意することは、焼く前に一緒にBIOSとか
BIOS書き込み用のファイルも入れておかないと
後からは追加できないこと。FDDに一緒に
入っているイメージから作り直すことに・・。
2,3回やってしまいました。
書き込んでみる

懐かしいDOS画面。アナログなので左に寄ってます?

書き込みファイルが走りました!

ジャンクだったカードが復活です。


なんとか起動しました。
できあがったCDを入れて起動します。
起動優先順位はCDを1番にしておきます。
そうすると、来ました!昔懐かしいDOS
コマンド入力状態です。久しぶりにDOSで
CDの内容を見てみますと、ちゃんとBIOSと
書き込みソフトが入っていました。
あとは昔ながらに実行ファイルコマンドを
入力すれば走るはず・・・。
カタカタ・・・と、ENTER入力!
おぉ!走った。書き込んでいます。ソフトは
無事完走したようです。
恐る恐る、PCIのカードを外して問題の
AGPカードだけにします。
そして、電源ON!で起動すると今まで黒かった
起動画面にマザーボードのポスト画面が!!
処置はうまく行ったようです。
これで9600PROもごみから復活です。
まぁ、出費からすれば現行のファンレスAGPの
カードに手が届きそうな勢いですね。
ミドルクラスのカードですけど・・・。
失敗していつも思いますね。
「問題ないならBIOSなんていじるな!」
ってことですね。下手すると一瞬でごみ。
今回のことで手元にPCIのビデオカードを
残しておくことにします。
今はMATROXが効きましたが、次に買う
ビデオカードのときは違うカードがいいかも
知れないですし・・・。
最近のカードはBIOSを保険で2つもっている
のが多いようですけどね。
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