ケースFANを静音FANに交換!

 今回のケース。組んだときから気になっていましたが、ファンの電源コネクターが3ピンじゃなかった。12Vの
標準4ピンコネクタ。しかも1つのファンからオスメス2つのコネクタが出ています。ごついし、邪魔です。しかも
どうせならパルスセンサー付のファンのほうが管理しやすいってことで、思い切って3ピンコネクタの静音ファンに
交換です。ケース内が高温で困っていましたがこれも解決するのでしょうか?静音ってことでさらに上昇するので
しょうか?交換してみました。
今のケースファンと購入したファン

ファンのコネクタ多すぎ。

用意したファンたち。

標準ファン。0.06A。

今回の静音ファン。消費電力は高くなった。
1つのファンにコネクタ2つは多すぎる!
安物の電源なので配線も着脱式なんかになっている
わけもなく、配線がうるさいです。
コネクタでを3ピンに変えて、さらに分岐コネクタ
で2つを1つにまとめてマザーから電力を供給する
計画です。このケースはケースファンが5つです。
マザーからは分岐コネクタで4つ分採れるはず。
せっかくなので静音ファンを購入しましたが、
取説をみるとケース標準のファンも回転数は低めで
静かそうです。あまり静音化は期待できない予想。
CPU用のファンが結構耳障りなので80mm静音
ファンを買って見ました。少し風量が少ないか??
韓国のファンでしょうか。アンペアなどみると今回
購入したファンより低いものもあります。マザーの
容量は大丈夫でしょうか。まぁファンくらい・・。
それにしてもファンもまとめて購入すると結構な
値段になりました。CPUファンはファンコンで
回転数を下げてみたのですが、どうもPCが落ちる。
CPUの温度は上がっていないのに落ちる。熱暴走
というわけでもなさそう。ファンコン自体がどうも
気に入らないようだ。そこで低回転のファンに交換
してみたのですが、熱暴走の気が見られました・・。
泣く泣く現状のうるさいファンでCPUは我慢です。
80mmのファン無駄な買い物でした。
電源サイドのファンは流用です

電源部排熱用のファン。

窓があり、挟み込む構造。

HDD用のファンを転用。


きっと意味のある仕切り板を復活。
電源サイドのケースファン。5つのケースファンが
ありますが、マザーから取れるのは4つ。どこを
4ピンコネクタのファンにするか迷いましたが、横の
電源部排熱用ファンにしました。理由は前回購入した
HDDクーラーですが、HDDの電源を不要時落として
冷却に成功したため15mm厚80mmファンが1つ
手元にあったことです。しかも都合よく4ピンです。
CPUで使えなかった25mmのファンも考えましたが
メーカーのエアフロー設計を尊重し、15mmです。
ついでにケースを組み立てたときに電源と干渉すると
思って取り外したエアフローの仕切り板。よくよく
考えると電源の大きさもいたって普通ですので多分
組み付くはずです。これもメーカーの判断であるから
きっとついているべきなんでしょう。あったほうが
エアーの流路は遠回りになりますが、電源ファンは
吸気で、ケースファンは排気。これが対向してるのが
効率わるいのでしょうか?まぁ設計配慮を尊重して
仕切り板も戻します。やはり今回はうまく電源が
納まりました。何度か電源の取り外しをして錬度が
あがったようです。苦もなくつきました。手元に残り
邪魔だった仕切り板もケース内に収まりOKです。
HDDファンもぴったりです。もともとかなり静かな
ファンと言う印象ですので良しとします、
コードの取り出し口が太くなったコードを潰します。
断線しないか気になります・・・。
ほかのケースファンも組み付ける

熱の篭り原因となったフィルター。

吸気はこの12cmファンだけ。

ここにメッシュのファンガードを設置。
フィルターも薄くはさみました。

全くきれいになっていないケース内。
以前のPCケース内があまりに埃で汚かったので、
前回組んだときに手元にあった水槽用のフィルターを
給排気口に貼り付けました。フィルターと言っても
ウール状ですから熱が篭りまくりです。マザー温度が
48℃くらいでした。すべてにフィルター貼って
給排気口を塞いでいましたが、吸気だけでいいはず。
今回は排熱性アップのために吸気のサイド12cm
ファンにメッシュのファンガードを装着しました。
メッシュでは防塵が不安でしたのでここだけには
薄くしたフィルターをはさみました。マグネット式の
ファンガードですので装着も簡単でした。
見た目の印象でもフィルターがない分、今回の方が
涼しそうです。
ファンの取り付けは終了です。4ピンコネクタは
減りましたが、分岐コネクターが増えたので結局は
ケース内の見栄えは変わりませんね。でもマザーから
電気をもらえるので電源からの4ピンコネクタが
かなり空きました。着脱コネクタ式の電源を購入し、
必要最低限の配線にすればこのケース内の配線も
少しはすっきりするかと・・・。完全エノキ茸です。
空いた3.5インチベイにカードリーダーを装着

安物のカードリーダー。


通常のUSBコネクターに変換です。

マウントは両面テープです。ぐらぐらします。


PCIのUSB内臓ポートへ挿したのが不具合の原因でした。
カードリーダーの取説にも動作保証外って書いてました。、

HDDクーラーが不要となったので空いたベイに
カードリーダーをすることにしました。今の外付けの
カードリーダーはなんとワゴンセール品だったので
USB2.0対応じゃない!遅いんです・・・。
適当に安いカードリーダーを購入です。しかし問題は
今のマザーのバグなのかマザーにあるUSB接続ピンが
認識されません。PCIのUSBカードの内臓ポートへ
接続するために変換コネクタをかませて接続です。
HDDクーラー同様、このリーダーも側面には
タップが切られていますが底面にはありません。
そのため両面テープでマウントしました。設置剛性は
不足していますが、カードの抜き差しには問題なし。
両面テープなので取り付け深さが自由になるので
よく使うSDカードを挿した状態でケースフロント
カバーが閉じられる深さに設定しました。
カードリーダーの認識テストをしたのですが・・・。
これが絶不調。ブルー画面でまくりです。原因は
よくわかりませんが、PCIのUSBカードを介して
カードリーダーを接続しているのがNGのようです。
非常に格好悪かったのですが、PCIスロットから
一度USBコネクタを引き出し、背面の通常USBポート
へつなげました。それ以来ブルー画面は出ません。
外へ出たコードは不恰好ですが、ケース分解時にも
特に着脱する必要がない取り回しのためOKです。
交換してみて

奥過ぎて不恰好です。


無意味な光モノ。

ケース内は34℃に!10℃以上下がった。


無対策のHDD温度!

HDD電源カットしてみたが、フィルターが
排熱を妨げていた?


今回はHDDもケース内温度まで下がりました!
起動後の印象。静音化はあまり変わらず。標準の
ファンも結構静音だったのでしょう。今回のファンは
回転数はオリジナルよりトータル少し多めです。
それでノイズが変わらないなら相対的に静音化
達成されたと言うことでしょうか。サイドの電源部の
ファンはHDDクーラーを転用したので無意味に
光っています。まぁ涼しげでしょうか・・・。
カードリーダーも奥目に取り付けたので隙間があり、
正面からみると不恰好ですが普段はカバーを閉じて
見えないので構いません。
問題はケース内温度です。フィルターを除去した
効果は・・・。
絶大です!!!室温20℃でケース内で34℃。
10℃以上下がりました。あんなに悩んだHDDも
34℃です。ケース内同温度です。はじめ56℃。
HDD電源オフで46℃。今は34℃。20℃以上
下がりました。
電源サイドのファンはかなり静かなHDDクーラー用
ファンです。仕切り板も付けたし、凶暴な電源の
熱を排出できるか心配でしたが、これまで熱かった
PCケースの前面下部。スイッチ部からなんとも
いえない熱気がにじみ出ていましたが、前面下部は
手をかざしても熱気を感じなくなりました。
仕切り板のおかげで熱がファンまできれいに流れて
いる証拠でしょうか。
少しうるさいCPUファンを除いてケース内温度は
安定しました。あとはCPUファンの選定と高効率の
電源を探してみることにします。
web拍手