(当コーナーの記載事項はある程度実際のプレイに基づいていますが、時として嘘・強調・紛らわしい表現が多分に含まれている恐れが有ります)
ホルス「ここまで運命神ナブー様(STAGE41)、嵐の神ラマン様(STAGE42)と来たわけだが、次の神は・・・」
道化師ユーメル「次は炎と正義の神ガールー様だよ!」
セティ「わっユーメルさん!?」
ギルス「どうしたんだい、キミはもう本編では出ないはずだけど?」
道化師ユーメル「HAHAHA、カンサとプルタルコスがあそこまでやってくれたら(前回参照)、ボクもガンバらないといけないじゃなーい?」
ホルス「何を頑張るんだ?そこまでして話をおちゃらけにしたいのか!?」
ここまでゲーム本編から逸脱したキャラクター描写を行いながら、未だお叱りが来ないのが不思議(誰も見てないってか?)。でも、先の話ではもっと壊れたキャラの登場予定も有るだけに現時点で抗議が来ても困ってしまったりするのですが。
ところで、今回の試験官(?)は前述の通り正義と炎を司る神ガールー。「ザ・ブルークリスタルロッド」によると、元々は神々の王アヌ神と同じ天界に住んでいたが、彼の標榜する「正義」とアヌ神の考えとに食い違いが出て対立状態になり、結果天界を出奔(しゅっぽん)してここ「空中神殿」を開いた、と云う(ここが前回「マイウェイ度が高い」と評した理由)。ラマンが「力」と云う直接的にして外面的・肉体的なものの求道者ならば、ガールーは内面的・精神的なものへの永遠の求道者と云える。
(註:「ザ・ブルークリスタルロッド」は、そのストーリー展開においてやや哲学的なお話になる事が有ります。総じて、アヌ神には「神の絶対性を押し付ける」独善性が見受けられ、それがガールー神との確執の要因ではないかと考えられます。ただ本作では両者が和解したのか、同じエリアに住んでいるしそれ程哲学的テーマも出てこないのであまり気にしなくても良いのかもしれませんが)
ギルス「炎と正義を司る・・・つまりは燃燈様だね!!」
ガールー神「違う!!私を奴と一緒にするな!奴は(原作では)別に正義を標榜するような奴でもないしジジイだし、おまけに金蛟箭から逃れる為に自分の乗ってた鹿を犠牲にするような奴だぞ!」
セティ「他にもランプの精を労働基準法無視した拘束時間で酷使した挙句逃げられて、捕まえ直してから相手の足元見た労使交渉したりしてましたよね!!」
ホルス「『封神』ネタはもういい!!」
道化師ユーメル「HAHAHAいいじゃないかホルス君。もしホントに燃燈様だったら、キミと同じシスコン仲間じゃないか!」
ホルス「だから違う!」
ガールー神「ユーメル・・・・・・焼くぞ。(ボソリと)」
道化師ユーメル「(冷汗)HAHAHAそれじゃシーユーアーゲイーーン!!」(転移魔法で消える)
ギルス「あっ逃げた・・・」
現れたガールー神は豊かな顎鬚(アゴヒゲ)を蓄えた金髪の壮年と云った風貌で、熱血サイキッカーとかラーズウルメタリカーナな王子な印象が無くも無い燃燈様とはえらい違い(クドい!!)。
ガールー神「全く・・・・・・あんな痴れ者を抱えてるナブーの気が知れん。まあいい。待っておったぞギルス。私がガールーだ。・・・多くは問うまい。お主がこれまで正しき道を歩んできたか、その証を我が下僕と闘う事で見せてもらおう、出でよファイヤゴーレム改!!」
ファイヤゴーレム改「バゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!」
セティ「やっぱり戦闘ですか・・・」
ホルス「いやこの方が都合がいい。下手に本当に「正しい道を歩んだか」調べられたらあのギルスでは不合格間違いない!!」
セティ「それもそうですね。」
ギルス「酷いや二人とも!こんな純朴少年を捕まえて!!」
ホルス「ドコがだ!」
セティ「ゲーム本編ではそんな真面目少年な感じなのにどうしてなのでしょう・・・」
・・・オレの所為と云いたいのか?
ギルス「兎に角!勝負だガールー神の僕(しもべ)、ファイヤゴーレム改!!」
???「ちょぉぉっと待ぁぁぁっったァァァァ!!」
セティ「???」
ホルス「また何だよ!?今回やたらゲーム本編に出てこない乱入者が多いぞ!!」
剣士カンサ「・・・ナンだカンサと訊かれたら、」
戦士プルタルコス「答えてやるのがサルマタケby『男おいどん』。」
ギルス「またあんたらデスか。今度はどんなコントやりに来たの?」
剣士カンサ「違う!今回はガールー様に物申しにやって来たのだ!」
戦士プルタルコス「(コ△リコ田中風に)ガールー様ァ、あなた、確かタリムとクリンタと云う二人のお弟子さんが居ましたよねェ?二人を差し置いて、こんな既に登場済み(STAGE40参照)のキャラを出しちゃあ、ダメダメ!!」
剣士カンサ「我等は左遷された身なれど今回登場はしている。なのに彼ら二人が登場しないのは如何なる所以(ゆえん)か?」
戦士プルタルコス「若しかして、二人の弟子に見限られて逃げられたとか?」
剣士カンサ「おおそれは有り得るぞ!何せガールー様は修行好きでやたら厳しい苦行を強いる事で有名だし、きっとそれがイヤになったのだろう!!」
戦士プルタルコス「全く不憫ですな、」
剣士カンサ「それで今度は反抗しない魔法人形を弟子に据えるとはこれまた不憫な話だ!」
カンサ&プルタルコス「わはははははは!!」
ガールー神「・・・・・・・・・・・・・・・・・・燃えろ。(ボソリと云いつつ指を鳴らす)」
カンサ&プルタルコス「(一瞬にして炎に包まれ)うっぎゃああああああああああ!?」
セティ「・・・・・・・・・」
ホルス「・・・・・・だから、ユーメルはさっさと逃げたのか・・・」
ギルス「・・・なんか、ボク達最近サブキャラに押され気味じゃない?」
まさか筆者もカンサ&プルタルコスがここまで暴走してくれるとは思わなんだよ。
えっと補足しますと、「ザ・ブルークリスタルロッド」では、ガールー神の神殿に彼の弟子である力自慢のタリム、俊敏なクリンタと云う二人の戦士が登場します。ストーリーによってはホルス・セト・カンサ・プルタルコスと同様にギルガメスの仲間になったりします。それによってはガールー神の元を去ってラマン神に師事したりする事も有るので一概に「逃げられた」説を否定も出来ませんが(ガールー神「お前も焼かれたいのか?」)、現実のところは「対応出来るクリーチャーが居なかった」と云うゲームプログラム的な身も蓋もない事情なのでしょう。でも筆者はタリムをヘヴィナイト、クリンタをモンクに設定すれば良いと思うけどな。
じゃ長過ぎるヨタはここまでにして、やっとこ戦闘突入!!
・・・あああそれにしても今回は想像以上に行数を喰いまくってしまった。どーしよ。
えーと、このステージはこれまでのプレイ状況により難易度は大きく変わります。
敵のメインはボスを始めとするファイヤゴーレム、他ドラゴンフライ、フェニックス、ファイヤゴースト、ファイヤメイジ・・・・・・炎系ばっかりやん!!
と云う事で、ギルスがファイヤシールドを持っていればそれで勝負は決まり。複数有ればピケの誰かにも持たせれば完璧。以上!
ホルス「待てよ!それじゃファイヤシールド持って無い場合はドーすんだ?」
そう、その場合がカギとなる。STAGE40の様にボスは標準で炎吸収・氷弱点の特性を持つ。おまけにゴーレムの為1/2行動。だからピケにイシス様とあと飛び道具系を何人か配すればファイヤシールド抜きでも止めれる。ギルスについては飛び道具を使う敵にだけ注意すればこれまでのノウハウで十分だろう。
セティ「でも、イシス様も居られない場合は?」
・・・今回やたらツッコむねえ。その場合は・・・そーねえ、無視しよう。
ギルス「筆者を?」
違う!それはもう間に合ってる!!(?)
適当なクリーチャーにピケを任せてギルスはすっぱりボスを無視してさっさとカギを集めてクリアしても良い、って意味だよ。
今回のボスは基本攻撃力35、武器修正+10の攻撃力45と云う、ゲーム中最大の初期攻撃力を持つ。反面、装備武器が斧系の為に命中率はダウンして初期状態40%。当たれば即昇天だが回避の高いクリーチャーでピケを張れば結構時間稼ぎ出来ると思う。うっかり倒せば斧を失って命中率60%にアップするが、それならボスにバーバリアンポット(攻撃力+1・命中率−10%)を複数ぶつけては如何だろう。どーせ少々攻撃力が上がっても危険度は同じ(瞬殺!)だし問題は無い。このポーションはSTAGE36で手に入るのでファイヤシールドかコレか先に揃った方を使えば良いんじゃない?
それ抜きにしても1/2行動の敵ボスにカギ集めで負けるのはギルスの装備(武装・ポーション他)の不備による要素が強いと思う。前述の通り油断さえしなけりゃ問題無いはず。
ギルス&ホルス&セティ「あと、誰かさんみたいに計算間違いしなければね!」
うううまだそれ引っ張るのかい?(STAGE22・STAGE27・STAGE38参照)
ガールー神「ウム天晴(あっぱ)れな闘いぶり見せてもらった。お主なら我が力、使いこなすことが出来るであろう。」
結局例の如くドコで「正義」を確かめたのか解らないけれども多くは問わないことにしよう。あの左遷コンビみたく焼かれたくないしね。
ガールー神は豪気にも3つもカードをイベントでくれる。先ずはボスも付けてた炎神の斧「ウトゥ」。別にマハラジャが踊るわけではないですが(←書かなきゃ良かった・・・)攻撃力+10の最強の斧。威力は「だいちのおの(STAGE32参照)」と同じだけどペナルティである地属性は無いし逆に炎属性が有る。ただ命中率はやはり−20%なので篭手は必要。
続いて「せいぎのつるぎ」。剣としてはブロードソードとかと同威力の上級剣で、且つ光属性を持つ。後半、悪魔族との闘いになるのは必定の為、その時に大きな助力となる。
最後は「サモンズ・オン・ガールー」。お馴染み神のプレート。今回は行数の都合で使用シーンを出しませんでした(次回で出します)が、8ターンの間無敵状態になれると云う聞くだけなら凄ェ効果のカード。でも完全無敵というワケでもなく、そのウラについては次回で触れる予定ですが待てない人は小ワザ集でも見て下さい。
ガールー神「ギルスよ、己の信じた道を進んでいくが良い。例えそれが険しく見えようとも、挫折の念に襲われようとも、お主ならば乗り越えていく事も出来るであろう。・・・お主の祖先、ギルガメスの様にな。それでは、さらばだ。・・・・・・くれぐれも、己の感情の乱れに負けるで無いぞ。」
ガールー神は何か本編では云わなかった伏線めいた言葉を残し、消えていった。
ホルス「ンな事ばらすなって!」
セティ「ギルスさま、負けないで下さいね!わたし応援してます!!」
ギルス「・・・でも、ボクってコレまで結構なし崩しに行動選択してきたからいきなり『己の信じた道』って云われてもピンと来ないよねぇ・・・」
道化師ユーメル「HAHAHA、正に道化師によって神サマの掌の上で踊らされてるって云いたいのかい?」
ホルス「また出やがったか?」
道化師ユーメル「ふふふ、でもカン違いしてるよ王子サマ。いくら筆者の陰謀でこのコーナーがボケボケになろうとも、ボクが神サマの命によりいろいろ根回ししていようとも、全ての行動を選んだのは王子サマ、アンタ自身なんだよ!?」
ギルス「どーしてそう云えるんだい?」
道化師ユーメル「それは・・・・・・・・・ウフフそれはボクの科白じゃないよ。ボクが云えるのは只一つ、『結果はそれに関わる者が選ぶ事によって決まる』と云う事。この続きは二話先ででも聴いてヨ。それじゃ今度こそシーユーアゲイン!!」
ギルス「・・・・・・・・・」
セティ「ギルスさま・・・」
ホルス「なあギルス、あまり気にする必要は無いと思うぞ。考えても無駄だろ?今は、オレ達が出来る事をする。それでいいじゃないか!」
ギルス「・・・そーだね。こんなちょっと哲学めいたコトを書いてても、結局筆者って何も考えてない事が多いし、気にするだけ時間と脳が消費するカロリーの無駄だ!!」
わああ核心を突くなよぅ!!
・・・・・・えーでは次回は、月と氷の女神ナンナルの神殿からドリームマッチ第二弾(?)をお送り致します。