(本シリーズの内容は一見実際のゲーム内容を模しているようにも思えますが、これまで以上に全くゲーム本編を無視して物語が進みますので余りにも鵜呑みにし過ぎると莫迦を見ます)

 

ドル足掻記

「STAGE63:パックランド」
〜TRIP10:激戦!? ナムコッ塔!!〜









 前回までの野球(?)対決はドコへやら、パックマンが偶然拾ったサファイアメイスを巡っての戦いの舞台は今、この新たなダンジョン「ナムコッ塔」へと移っていた。

  カリア「・・・でも、やっぱり六階建てってねぇ・・・」
  セティ「はぅっカリアさんまだ拘ってらっしゃるのですか?(前回参照)」
  ギルス「
六階建てと云うのは勁文社刊のゲームブックと似たような構造だからパクリとか思われないか心配なんだよね!?」
  ホルス「いや・・・違うと思うぞ・・・!?」

例によって旧い話題なので解説を少々。
よく筆者は東京創元社刊の『ドルアーガの塔』ゲームブック三部作をネタ引用するのだが、この作品が刊行される前に勁文社(ケイブンシャ。啓文社とは違います)から
『ドルアーガの塔外伝』ってゲームブックが刊行されていたのである。この作品では
ギルガメスの双子の弟とされる主人公「ノヴァ」が平行世界でのドルアーガの塔(六階建て)を冒険すると云うもの。
内容は先に触れた
東京創元社版三部作と比較されてしまって兎角酷評されがちで、斯く云う筆者も実は持っていなかったりするのだが、お話が「外伝」に徹している辺りや篠崎さんの絵柄に近いイラストなどで評価する方もそれなりに居られたりする。運が良ければ古本屋でも見掛ける事があるかもしれないが、ゲーム屋とかでは原価の倍〜三倍で売られたりしているのがちょっとヤな感じです。

  ギルス「つまり!
実はボクにも生き別れの双子の弟『のばうさぎ』が居て、今も人知れずドルアーガと戦いを続けているのだ!!・・・・・・多分駅前辺りで。」
  セティ「ええっ?
『衝撃の事実が今ここにっ!?』ですぅっ!!」
  ホルス「・・・いやセティ、
オレ達ゃガキの頃からギルスと付き合ってきてるがそんな事実は一回も聞かされてないぞ?それにもうドルアーガは封印されてるワケだから、もう戦いって終わってねェか!?」
  カリア「大体、その
ドルアーガがオカマ口調だったり球場整備やったりするわで、あたし達の方がモロ『外伝』じゃない・・・?」

ま、どうあれ『バビロニアン・キャッスル・サーガ』は元来
『ブルクリ』を以って完結していますので、『ドルルル』は外伝の域を出ない、と云うのが筆者の見解です。
ところで、PS2の『ナイトメア・オブ・ドルアーガ』もまたストーリーについて賛否両論あったみたい(筆者未クリア)ですが、昨年ノベライズ版を読んでみたところ
『「意図的に」ブルクリの設定を排除した』感じが窺えるので、『ナブド』とは『イシターの復活』から『ブルクリ』に行かず分岐したif物語、と解釈すれば理解出来なくもないな、と云う見解を持つようになりました(云うまでもなく『ドルルル』は『ブルクリ』を踏まえた後日譚的外伝)。
・・・・・・いずれにしても、「外伝」には違いないのだけどね。
さて、そろそろ話を元に戻して、いよいよギルスは「ナムコッ塔」の大扉を開けて中に踏み込む。








 どちゅいいぃぃぃぃぃん!!

  セティ「きゃっ!?」

塔の中に入り込んだギルス達の足元の床が火花を散って弾ける。

  ???「ガッハッハッハッハ!待っていたぞ小僧ども!?」
  ギルス&カリア&ホルス&セティ「
・・・誰?
  ???「ってオイ待て!?ワシの事もう忘れてんの?
ワシ出たのつい二面前の話だよSTAGE61中編参照)!?
  ギルス「でも、
18話も前の話だしなぁ・・・」
  カリア「それに、
更新ペースで考えたら三年以上前の話・・・・・・」

うわあああだから悪かったてばぁっ!!!
・・・気を取り直しまして、そこに現れたのは、「ガンバレッ島」に登場したオヤジことDr.ドン。先程のはガンコンガンの威嚇射撃による跳弾の音であった。

  ホルス「冗談は兎も角、やいそこのオヤジ!何でテメェがまた出てきやがる!?」
  Dr.ドン「ガハハハハハ!これこそ人気者の特権と云うものだっ!!」
  カリア「・・・でも、ここが『ナムコッ塔』だから
さっきのナムコスターズみたくナムコキャラが再登場するってだけでしょ?」
  Dr.ドン「うぐっ?」
  セティ「それに・・・塔の一階で登場すると云うのは
つまりは一番弱いと云う事では・・・?」
  Dr.ドン「
ぐはああああああっ!?
  ギルス「・・・今思ったけど、
オヤジってユフタル将軍と結構キャラかぶってるよね?」





少しここで話を外します。
本ステージは、これまで
散々暴走しまくったメイン60ステージやこれまでのナムコワールド篇をも大きく上回る的外れっぷりを見せておきながら、まだ暫く続くこの「ナムコッ塔」でも依然スットコ展開が続くので、前のSTAGE62の様に筆者が忘れない内にゲーム本編側の解説も一応やっておこうかと思った次第なのでありんす。
 ここまでの展開で一応予想の付く通り、本ステージはSTAGE60をクリアして初めて侵攻が可能になる「本当の意味での最終ステージ」に相応しく、ボスのパックマンを始めとするナムコキャラ達とバトルを繰り広げる文字通りのスペシャルステージである。とは云っても、実際にゲーム本編で登場するナムコキャラ(ドルアーガなど敵役は除く)はパックマンの他にギルガメス・カイ・クローヴィス・カゲキヨ・ワルキューレ・ボーくらい(あとザコとしてクォックスやフェアリー、エクソシストも登場する)。
ダンジョンの構造は比較的ルーム数は多い方であるが、各ルームに登場するザコクリーチャーは1〜2体に限定されており、その意味では戦闘も退避も容易なのでダンジョン攻略としてはここまで来れたプレイヤーならばさほど問題にはならないだろう。ただダンジョン構造上、カギ集めの為にかなり多くのルームを歩かされる可能性が高いので敵ザコクリーチャーとの戦闘はやや多めになる。特に注意したいのはボーの流れ弾とギルガメス。特にギルガメスは例えザコクリーチャー状態でもかなり強力だし。とは云え所詮はザコクリーチャーなのでアンサモンでもタイマーでも何でも対抗手段はあるのでさほど心配はない。
あとはボスのパックマンであるが、それはまた後ほど彼自身が登場した時に触れる事にしよう。
・・・では、改めて話を再開。





  ホルス「ヘッ!しかしテメーが今更出張ったところでどーだってンだよ!この前(STAGE61後編参照)みたいに速攻で沈めてやるぜ!?」
  Dr.ドン「ガッハッハ!!ワシをこれまでのワシだと思うなよ?」
  セティ「これまでの
ワシでない新しいワシですか・・・?」
  ギルス「
イムドーグSTAGE7参照)!?
  カリア「何よそれ?」
  Dr.ドン「やかましいわ!これを見れ!!」

そしてオヤジが懐から取り出したのは・・・一枚の石版。

  ギルス「あ・・・あれはっ?」
  Dr.ドン「ガハハハハハッ!これぞワシが得た新たな力だっ!!」

  
『求めに応じ、月の冷気もて邪まなる気を祓わん!!』

なんと信じられない事に、オヤジは神のプレート「サモンズ・オン・ナンナル」を使用してきた!

  Dr.ドン「どうだ見たか小僧どもォ!これまで散々ワシの事を命中率が低いなどと莫迦にしてくれたようだが、このカードの力で大きくグレードアップした我が攻撃を受けてみるがよいわっ!!」

どきゅーーん。
銃弾はギルス目掛けて飛んでいくが・・・

  カリア「ギルスっ!?」
  ギルス「そいやっ!」

しかしギルスは上半身を大きく反り返して銃弾をかわした!

  セティ「わぁギルスさま
『マ△リックス』みたいでカッコいいですっ!
  カリア「
イナ・バ△アーとか云った方がいいんじゃないの!?
  ホルス「
ここの下書き書いてた頃にはトリノ五輪は開催されてなかったんだよッ!

ごちん。
しかし、その体勢でバランスを取れるほど体の柔らかくなかったギルスはそのまま仰向けに転倒、頭部をしたたかに打った。

  セティ「ギルスさま・・・ちょっとカッコ悪いです・・・」
  ギルス「いてててて・・・」
  カリア「
やっぱりイナバウアーにしないから・・・
  ホルス「そーじゃねーだろ!?」
  Dr.ドン「ガハハハハ!どーだ痛いかっ!?見たか我が威力!!」
  ホルス「
ドコがだよ!避けられてるンじゃねーか!?
  カリア「・・・結局、『サモンズ・オン・ナンナル』で命中率を上げようとも、
一枚だけじゃ50%が60%に上がるだけでになるだけで大した違いが無いのよね。つまり回避率も同様なワケで・・・・・・(にやーり)」
  Dr.ドン「う・・・?」

オヤジの眼前にホルスとセティが詰め寄ってきた。
オヤジは瞬殺された。

  セティ「はぅっ!?
まさかこれが本当のオヤジ狩り?TRIP1参照)








  ギルス「・・・さて、邪魔者も片付いたし、次の階へ向かおうか。」
  カリア「そうね。」
  セティ「あ・・・ギルスさま・・・あれ・・・」

セティが指差した先・・・上への階段の脇には何かが座っていた。
よく見てみると、それはウサギのぬいぐるみのような・・・・・・ボー(STAGE61後編参照)であった。
しかし、ボーは相変わらずぬぼーっとしていて、こちらに一切の関心を寄せては来ない。

  ボー「・・・・・・・・・」
  ホルス「相変わらずナンだか判ンなェ奴だなぁ・・・」
  ギルス「まあいいさ、行こう!」

そうして一行は階段を昇っていく。
では次回はナムコッ塔の二階での戦いをお届け・・・・・・





  カリア「あ、ちょいまち!最後に一つ云いたい事があったわ。」
  ギルス「ナニ?」
  カリア「ギルスじゃないわ、そこでブッ倒れてるオヤジによ。」
  Dr.ドン「(倒れたままで)
フッ・・・惚れたかお嬢ちゃん。
  カリア「
違うわよ!・・・よくよく考えたら、アンタゲーム本編ではこのSTAGE63には登場しないんじゃない!?なんでここで堂々と登場して『ボスオンパレード』の一員ヅラしてンのよッ!!!
  Dr.ドン「
どぐあはぁぁぁぁぁっっっ!!」(←フォント八倍角でお読み下さい)
  ギルス「
筆者も今回のテキスト打つ時に再プレイして初めて気付いて衝撃を受けてたみたいだけどね!

のごわぁぁぁぁぁぁっ!?(←フォント四倍角くらいでお読み下さい)

  ボー「・・・・・・・・・」






 

☆まだつづく☆  

 

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