(本シリーズの内容は一見実際のゲーム内容を模しているようにも思えますが、これまで以上に全くゲーム本編を無視して物語が進みますので余りにも鵜呑みにし過ぎると莫迦を見ます)

 

ドル足掻記

「STAGE63:パックランド」
〜TRIP1:スーパースター登場!〜









 
YEAH!!オイラはパックマン!
唄って、踊れて、果てはゲーム業界を飛び越えて清涼飲料水のイメージキャラにまで抜擢された程の、文句ナシにナムコの
スーパースター様だってばよ!?
何だって?今更そんなオールドゲームのキャラクターなんて知らない?懐古趣味だと!?うるせェ!今年(2005年)はパックマン25周年なんだぞ!?
つまらねーコトうだくだ云ってるとしまいにゃ喰っちまうぞ!!
・・・とと、失礼失礼。スーパースターらしからぬ発言をしちまったい。平常心平常心・・・

さて、そんなオイラが今日も今日とてエサ探し(何しろオイラときたら、
常に動いてるかエサを食べているかのよーな生活を続けているのだ!)に外出していた矢先の話だ。
ふと道端に目を留めると、何やら青くキラキラと光るものが草むらに落ちているのに気付いたんだ。
オイラはてっきりキャンディか何かだと思って手を伸ばしてみたら、それは
青い宝石を先端にあしらえた棒状のものだったんだ。ちぇっ、喰い物じゃなかったのか。じゃア要らねーや。
仕方ないのでこのヘンな棒を投げ棄てようとした時、総ては変わったんだ。








・・・・・・オイラは周囲を見渡してみる。どこだココ?オイラは誰!?あ、パックマンか。
冗談は措いといて、何故か辺りの景色は全く見慣れないものへと一変していた。若しかしてこのヘンな棒による影響なのか?しげしげとこの棒を眺めてみる。
・・・不思議だ。先程は食べ物じゃないからさっさと棄ててしまおうと思っていたのに、今はその様な気がちっとも起きやしない。何故だろう・・・?この棒を握っていると、
ナンだか力が漲(みなぎ)ってくるような感じだ。喩えるならば、オイラの大好物「パワーエサ」でも食べてるようなカンジ!?なんかとってもイイ気分なんで叫びたくなってきたよ。うおーーーっ!?(←フォント縦倍角でお読み下さい)

  ???「ひゃああっ!?」

ん?妙な声がしたぞ!?オイラは声の起こった方向を向く。

  ???「あわわわ・・・た、救けて下さい・・・」

なんなんだ?そこには、妙に小さな女の子が倒れていたんだ。「小さな」って云っても、幼女とかそんな意味じゃないよ。オイラそんな趣味無いモン(関係あるのか?)。その女の子は、見た目は大人にも見えなくないけど、身長が数十センチメートル程度しかないんだ。背中にはナンか昆虫の羽根のようなものも生えているし・・・コレが噂に聞く「妖精」とか云う奴なのだろうか。
冗談はよーせー、なんちゃって。

  フェアリー「あ、あの・・・下らないダジャレはやめて・・・それよりも救けて・・・」

うるせェなヒトが折角ノリノリで(?)ギャグってるのに!喰っちまうぞ!?

  フェアリー「ひいいいいっ!?」

ありゃりゃ、チョット脅かしすぎちまったかな。冗談だってば、オイラはスーパースターなんだから。困った事があるのなら話してごらんよ・・・








  フェアリー「・・・今になって思えば、『妖精の国』から一人飛び出して
マツタケ狩り潮干狩りオヤジ狩りに出たのが無謀だったんです。山やら海やら夜の街やらを遊びまわっている間にすっかり道に迷ってしまって、おまけに疲労のあまり飛ぶ事も出来なくなって行き倒れていたのです・・・。お願いです!私を故郷に連れて行って下さい!!」

なんだかなぁ。
マツタケ狩りと潮干狩りを同時に行うってのは妙な気もするけど、ソコまでのあくなき食への探求はオイラに通じるところもあるね。その意気や好し!!・・・でも、「オヤジ狩り」ってナニ?
まあでも、困ってるヒトを救けないってのはスーパースターの行動に反するよね。そこで、オイラはこの妖精を故郷に連れて帰ることにしたんだ。・・・まあ本音を云えば、この妙な「棒」の力で連れてこられたらしいこの異世界を探検してみたくなったし、この「棒」を持っているとナンだか新しい力が湧いて来る感じで、ナンか色々試したくなってくるんだ。
・・・それじゃ、妖精さんはオイラの帽子の中にでも入っててもらおうかな。

  フェアリー「
ええっ!?そんな中に入れと云うのですか?私、狭くて暗くてクサいところはちょっと・・・」

うるせェ!!手に持ってたり目に入る範囲でウロチョロされてると
条件反射的にオヤツだとか思ってしまって喰っちまうンだよォっ!?いいからとっとと入れホントに喰っちまうぞ!

  フェアリー「ひーーーーーっ!?」








・・・そして、オイラの冒険行が始まったんだ。
町を、森を、山を、湖を、そして謎の館を、フルーツを食べまくりながら駆け抜けていくオイラ!
そして何故か知らないけどバスとか飛行機とかに乗って襲い掛かってくるモンスターの猛攻もかいくぐりながら、遂に、ドコをどう通ったかは判らないけども、遂に妖精の国に辿り着いた!!・・・・・・
ちょっとはしょり過ぎかナ?

  フェアリー「つ、遂に還って来れたのですね・・・。
いつ食べられやしないかともうヒヤヒヤものでしたよ・・・・・・、あ、女王さまっ!!」

ん?その視線の先には、一人の妖精が居た。アレが女王様なのかな?




  女王タイタニア「ああっ!?何と云うことでしょう最早今生の別れかと半ば諦めていた貴女とまたこうして再会出来るなんてっ?そうですか
マツタケ狩り潮干狩りオヤジ狩りに出掛けて道に迷ったのですねでもこの様な危険も在るのですから決して無断且つ単独でこの『妖精の森(STAGE33)』を出てはいけませんよ出掛ける時は忘れずにドゥユノーミー?ああところでこの方は!?まあそうですの貴方がこの娘をココまで連れてきて下さったのですねお礼を申しますわアラ礼には及ばないなんて謙虚な方ですのねオホホホホそれでは御機嫌よう、」

な、なんなんだこのオバさんはっ!?イキナリ捲し立てるようなマシンガントークを仕掛けてくるわ、「デカケルトキハ、ワスレズニ」」なんて
絶対若い世代には解らないような旧いネタは使ってくるわ(この時点で見た目若くても「オバさん」確定だよね)、挙句一人で話を完結させてるじゃないかよ?オイちょっと待ってくれっ!?オイラ、「礼は要らない」なんて一言も云ってないぞっ?コラ待てってマジ喰うぞ!?

  女王タイタニア「あら何ですの?お礼が欲しいとは随分欲深なお方ですのね。まあ宜しいでしょう何なりとお申し出になってって
ええっそんなわたくしの身体が欲しいなんてそんな御無体なでもわたくしも一国の主である以上二言はありませんわでも勘違いなさらないでわたくしはその様にユルユルな娘では在りません事よでも・・・」

だからナニ一人で捲し立ててるんだよーーーッ!?オイラまだナンも云ってねーよーーーっ!?・・・・・・と、取り敢えず、何か喰い物貰えない?

  女王タイタニア「残念ながらわたくしどもは少食ですので差し上げるほどの食料は御座いませんの。代りにコレを差し上げましょう。コレは
『妖精の靴』でして、これを履いていると自在に空を歩く事が出来るのですわもうフライハイてな具合にハイ!?

えー、ナンだよー、喰い物じゃないのかちぇー。ま、でも、折角貰えるものだから貰っておこう。空を飛べれば木の実とかを取って食べるのには便利そうだしね。オイラって実に前向きな性格だなぁ!?
そして、オイラはこの妖精国の女王から白く光る靴を受け取り、森を後にしたんだ。




確かに、コレは魔法の靴だった。まるで空中を飛び跳ねるように、ピョンピョンと空を駆けていく事が出来るンだ、こりゃ凄いや!!これなら、ウチへ還るのも楽勝だねって・・・・・・よく考えたらどうやって帰ったらイイんだよ!?
まあいっか。懐にあるこの「棒」を見ていたら、そんな気は何故か薄れていく。もっとこのオイラの力を揮(ふる)いたい、そんな気持ちに
・・・・・・・・・

・・・・・・ん?ふと眼下に目を向けると、見慣れない(まあオイラの世界とは異世界だからみんな見慣れない奴ばかりだけど)奴らが居るな。何してるんだろうアイツら?










  セティ「ここが、最後の
『島』なんですね・・・」
  ギルス「!!!」
  ホルス「ん?どーしたギルス?」
  ギルス「これは・・・」
  カリア「あ、あたしも感じる。この気配・・・
近くに闇のジュエルがあるわ!?






いきなりいつもと違う書き出しで途惑われた方も居らっしゃるでしょうか?
次回からは普通の文面に戻ります。






 

☆まだつづく☆  

 

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