みの吉さん日記 第7週
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第6週
10/13(日)曇時々晴れ 7:00起床
 昨日の胃の様子が嘘のように爽快。元気に出かけた。まだ、行ってないところを散策。エヴォラの街並は味があって楽しい。スケッチも3枚仕上げる。
 カテドラルは日曜ミサの為すごい混雑。ミサが終わってから休憩しに立ち寄る。ひと休みして、宿に戻った。お昼は缶詰めとパン。ハガキを描いて洗濯してからカフェへ。途中1枚スケッチできた。カフェには、百恵さんの彼氏の両親が来ていて4人でお茶した。スケッチもほめてくれて嬉しい限り。話の成りゆきで明日、百恵さんの家に泊めてもらう事になった。しかも食事付き。
 彼氏の両親が帰ったあと、百恵さんの友人のコカシという、実は元貴族のフェルナンド家の人がきた。コカシはあだ名。ストーンサークルを見に行こうという話になりカフェを閉めて出かけたが、着いた時にはとっぷり日もくれてしまい辺りは真っ暗。石の様子も解らないので明日また来る事になった。
10/12(土)曇時々晴れ 8:30起床
 午前中はスケッチに。ポイントを決めるのがちょっと大変だったりした。2枚描いたところでくたびれて宿に戻る。洗濯やハガキを描いたあとランチに。今日はアソルダ・アレンテージャを食べようとお店を探して入った。サラダも注文。このスープは、パンを入れて食べるのだけれど、入れすぎてかなり巨大化したパンを食べる事になってしまった。コリアンダーとオリーブオイルが効いていてなかなか美味だったけど、半分でギブ・アップ。
 PE・DE CAFEの百恵さんに話したら、あれは二人前なんだといって笑っていた。カフェでお茶したあと18時には宿に戻ったが胃がもたれてしまい、しまいには痛み出す。広場からお祭りな音楽が流れて賑やかだったが見に行く元気もなく、オエオエしながら胃薬のんでさっさと寝た。
10/14(月)曇時々晴れ 7:30起床
 ホントは今日サグレスに向かう予定だったが百恵さん家にお泊まりに変更。10:30にチェックアウト。宿で荷物を預かってもらい、サグレスまでの時刻表を取りにバスターミナルへ。その後でちょこっと街を散歩してから荷物を受け取りカフェへ向かう。今日はバジリョー(カフェを教えてくれた面白いポル人)がカフェを開いていて、安心して3人で遺跡を見に行く。
 考古学者が時々調査に来る様な、滅多に入れないところにも連れていってもらった。社みたいな巨大な遺跡。宗教行事に使っていたらしく、最近も使った後があって気味が悪かったりした。次に昨日のストーンサークルを見に行った。92ヶの大小様々な石が点在していた。ホントは100ヶあったのを持っていかれたらしいとコカシが言っていた。スケッチもさせてもらって今日はほんとラッキーな日だ。
 16時頃カフェに戻って百恵さんは仕事。私はまたサグレスビール(黒)をただ飲み。19時にお店を閉めて百恵さんの車で家へ。真っ暗で外観は良く解らないが中はかわいらしい感じ。しかし、天井に足長蜘蛛がわんさか。びびりまくる。が、可愛いドーベルマン親子3匹に迎えられご機嫌になる。夕食はポルトガル料理。ワインはアレンテージョもの。ハムにチーズもグッド。話も弾み、気付くと5:30。慌ててベッドに入った。蚊帳がかかっていて蜘蛛の事は気にせず寝られた。
10/15(火)曇りのち雨 11:00起床
 百恵さんは寝ていた。勝手にテレビをつけ、勝手にヨーグルトとパンを食べる。バスは14:30発。13:00になりそうだったので百恵さんを起こす。返事はポルトガル語で返ってきた。驚いた様子で寝ぼけてあわてて起きて来た。が、時間は大丈夫。
 百恵さんは、手早くドーベルマン親子の世話をして、夜中干してた洗濯物を取り込み支度もする。最後に親子を小屋の中に入れて、ひつじ達を放し飼いにした。家の周囲は牧場になっていてかなり広い。オリーブの木が200本。家の外壁には蜘蛛が蜂の巣状態で絡まっていてあらゆる角に見られた。(失神寸前)
 13:50に出発し14:20にバスターミナル到着。モモエさんの彼氏の両親も見送りに来てくれた。3人に見送られ出発。エボォラは出合いの街となった。バスからの風景はコルク並木以外はまるで北海道。3時間も経つと風景が変わる。コルクの木も無くなり、比較的新しそうな建物が増えた。18:20アルブフェイラで乗り換え。ここでは、トイレの場所、乗り換えについて尋ねられた。観光客らしかった。結局ラ−ゴスに到着したのが20:00。ここで1泊した。
10/16(水)晴れ 8:00起床
 天気予報は雨だと言っていたのに晴れた。実はあまり天気は当たらない。
 10:30のバスでサグレスに向かう。到着は12:00。客引きおばさんに見事捕まる。日本人も泊まってるとの話だが、先にインフォメーションに寄らせてもらい、怪しくない事を確認してから決めた。2泊で25ユーロはいいかと思った。
 普通の民家の3部屋を宿にしていた。広くて明るい部屋。少しカビ臭いのが気になったがなかなか良い。共同バスもきれい。レストランでランチをすませ、サグレス要塞に行くが閉鎖していた。周囲を散歩してぼーっと海を眺めたりスケッチをして1時間程ぶらついてから帰った。宿からは20分くらい。途中スーパーで水と果物とパンを買う。宿で休憩してからポサーダ側の岬目指すが途中雨が降って断念。
 夕方夕日を見にサグレス要塞までまた行ってみた。もう晴れててきれいな夕日と夕焼け空に物凄く感動した。
10/17(木)晴れ一時雨 8:00起床 
 離れにある冷蔵庫からヨーグルトを持って来て、他にバナナとパンが朝食。
 午前中はポサーダ側の岬を散歩した。スケッチもしつつ、日記も書きつつぶらぶら2時間程して宿に戻る。洗濯物は外に干す様すすめられいろいろ洗って外に干す。
 かるくランチを食べて、インフォメーションの前からバスでサン・ヴィセンテ岬へ向かった。10分くらいで到着。ポルトガルでもここは南のせいか結構暑い。モンサントとは大違い。団体バスも来ていて露店も沢山。観光地と言う感じ。
 灯台では地元ならではの刺繍グッズが実演販売していた。灯台の外では色んなものが売っていた。セーターに乾物にアクセサリー。洋服まで。セーターはちょっと高い感じがした。アイスやホットドッグ、ビッファーナも売ってた。散策ののちスケッチしてアイス食べてスケッチして散歩してぼーっとして。断がい絶壁の波打ち際って本当にきれいだなーといつまでーも眺めていた。あっという間に3時間以上経って帰りのバス時刻になってしまった。海はいいなと感じた。
10/18(金)晴れ 7:00起床
 7:30頃、離れにヨーグルトを取りに行くと朝焼けがかなり色こくきれいだった。
 今度はポサーダに泊まりたいと思った。1日中海を眺めていられるから。8:30頃おばさんが突然やって来て、今度はどこに行くのかと聞きに来た。リスボンだと伝えると、バスは当てにならないから送って行くと言い出した。しかも私が持ってる時刻表以外に良いバスがあるとのこと。お婿さんと旦那さんが送ってくれたが車内はかなり居心地悪い。何やら不機嫌な様子。迷惑だったのかも。しかし助かった。
 最後は笑顔で握手しお別れ、バスは丁度良いのがなく45分待つはめに。コインブラで見かけた青年をまた見かけた。10:10出発。バスは乗り換えなくリスボンに直行した。頭痛にて薬飲んだら眠くなって半分くらい景色を見のがしてしまった。
 物凄く長いヴァスコ・ダ・ガマ橋を渡って来た時はテージョ河の広さに驚いた。17時頃懐かしのアルコ・ド・セゴ バスターミナル到着。タクシーで一気にフィゲイラ広場まで行く。達人にプラサ・ド・フィゲイラをすすめられたので行ってみた。17.5ユーロで部屋も共同バスもきれいなのでここにきめた。
エヴォラ・ディアナ神殿
エヴォラのカテドラル
巨石の遺跡
92ケの巨石
百恵さんちのドーベルマン
百恵さんちのオリーブ畑
サグレスの夕焼け空
サン・ヴィセンテ岬の灯台
大西洋の断崖
リスボンの宿の窓から
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