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みの吉さん日記 番外
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番外1 【9/15のシントラ】

 シントラへはロシオ駅から出てる普通列車でいった。往復で2.5ユーロ。
 列車のなかで日本人女子大生とであった。久しぶりの生の日本語。会話がスムーズに進む喜びを噛み締めつつ色々話した。1〜3日おきくらいに街やら国やらまたいでいるとのこと。やっぱり少しでも若い方がバイタリティがあるなーと感心。

 シントラは雨。乗りほーだいのバス・チケットを購入し2人ともカッパを着て観光。今日は日曜日なので王宮は無料で入ることが出来た。バルセロナでガウディの作品達を見てきた後のせいか、多分すごーくゴージャスな造りの王宮なのだろうけど、物足りなく感じてしまった。台所の広さと面白い煙突、アズレージョでいっぱいの紋章の間はすごく印象的。後は、ポルトガルはアジアと深く縁があるのも感じとれた。

 ムーアの遺跡、ぺーナ宮に行く前に、老舗カフェでトラヴゼイロとケイジャーダのできたてを食べる。物凄く美味しかった。他にもいっぱい上手そうなお菓子がズラ〜。そういえば、全くといっていい程ポルトガルのお菓子は食べて無い。あげパンとナタぐらい。帰りに幾つか買って帰ることにする。

 で、観光の続き。雨やら霧やら更にひどくなり、しかもぺーナ宮も、ムーアの遺跡も無料じゃ無い!何にも見えない状況で観光なんぞ損だと判断し、意見が一致して2人で街に下りた。女子大生の彼女は、天気が悪いのでカスカイスの地獄の口がより迫力があるだろうといって、415番のバスに乗っていった。私は冷え性がピークでスタミナ切れ寸前なので、お菓子買って帰ることにした。



オビドスのカステロ。
城壁の上から。
空が晴れてきた。
オビドスの小さな通りを歩く、歩く、歩く。
番外2 【9/17のオビドス】

 地下鉄のカンポ・グランデのバス乗り場から、テージョ社のバスでオビドス目指す。バスからの風景がなかなか楽しめた。日本の昭和初期の風景に似てたり、ちょっと離れると田舎町の風情が良かったり・・・。バスのなかで自前のサンドイッチを食べ終わった頃オビドスに到着。とりあえずマップをゲット。日本語訳のマップがあって驚く。

 後3時間程でリスボン行きのバスが来てしまうので、一気に町中をまわった。ポサーダの裏でひと休み。眺めが最高だった。晴れ間も見えたいて、そのうちにデッサンに取りかかる。が、ものの10分で土砂降り。続きは近くのトイレに避難して描き上げた。

 小降りになったので、街の中央付近にあるサンタ・マリア教会へ向かう。
町並みがかわいらしく写真を取りながらの移動。教会はここもアズレージョの青がとても良い。雨宿りがてらここでデッサンした。ここでは日本人の人口密度がだんとつトップだった。ほとんど雨もあがり、今度はお店めぐりをしてみた。教会近くにある陶器の網籠の工房が面白かったし、欲しくなった。が、今後を考えぐっとこらえる。

 他のお店の商品はリスボンでも見かけたものばかりだった。テーマパークの様な町並みもデッサンしてみた。(上手く描けなかったのが悔しいが)あっという間に帰る時間。ジンジャを飲み損ねたが、とっても充実した時間を過ごせた。帰りのバスでも日本人観光客に出会った。二組の夫婦で、個人旅行だとのこと。うちの両親もこんなふうに元気に飛び回れるといいのにと思う。
番外3 【9/20 シントラ再び】
 
 前回散々だったので希望を胸に訪れたが、似た様な天気でがっかり。
しかし、今回はぺーナ宮には行ってみた。深ーい霧で、近くにいっても、中に入ってもぼんやり。結局全容は肉眼では確認出来なかった。良く見ると、霧もやの景色もなかなかいいモンだと思えた。雨も小降りだったのでぺーナ宮からバス停までは歩いて下りてみる。コケが張り付いた木々なんぞ綺麗で、幻想的で、例えるなら『もののけ姫』の獅子神様でもでてきそう。(ちょと褒めすぎ?)

 ムーアの遺跡は危ないのでやめておいた。街まで下りてここでもお店巡り。
ワインの試飲ができるお店にいってポルトワインを初体験。で、美味しかったのでお土産に購入。小腹が空いてピリキータでミートパイを買い食べ歩きする。
ぶらぶら散歩してたら地図に無いところまで来てしまい慌てて引き返す。
それもまた楽しかったりした。今度又こようと思う。
王宮を遥か眺める。
王宮の紋章の間。
シントラ、ベーナ宮からの山道。
シントラ、霧のベーナ宮。