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ジオジオ日々日々 2005



ジオジオの前にあるケヤキの木です。毎年セミ(おもにクマゼミ)がたくさんやってきます。手づかみできるほどです。 近所の子どもたちもセミ取りに来ます。一生懸命鳴いて、樹液を吸って、そして短い一生を終えます。8月に入るとお店の前にセミの亡骸がいくつも落ちるようになります。 朝早くからのクマゼミの大合唱に少々睡眠不足にもなりますが、毎年のジオジオの夏です。


< 7月 ><8月><9 月>
8月31日(水) 夏休み最後の日、ジオジオは定休日です。つくつくぼうしの声を聞きながら家にこもって仕事。風はもう秋です。
8月30日(火) 出産予定日を一週間後に控えた娘と神戸のひよどり台にあるマナ助産院へ検診にでかけました。ここは病院という雰囲気がなく畳の部屋にしかれた お布団によこたわってエプロン掛けの助産師さんがやわらかな口調であかちゃんの様子を話してくれながらの検診です。力強い心拍の音に安心もし、不思議な気持ちにもなり、 もうまもなく会えるね、待ってるねとぼこぼことお腹を内側からけっている孫との心の会話です。なにやら楽しみの中にも緊張感のある毎日で、もちろん江草はいざという時の運転に控えて禁酒の日々です。
8月28日(日) 播磨リビング新聞に江草が時々文章を書かせていただいています。お世話になっている編集部のmatmotさんはジオジオのブッククラブの会員さんでもあり二人の子どものお母さんです。 今日、9月掲載の原稿のことでジオジオに来てくださり選書会を姫路の小学校でも出来たら...という話になりました。初めて選書会を実現するには提案された方なり、図書の先生なりのご苦労があると思いますが、 たくさんの本を前に目を輝かせている子どもたちを見るのは嬉しく楽しいものです。是非一度お試しを...もちお問い合わせご相談はジオジオへ...!!です。
8月27日(土) 同志社女子大学の村瀬学先生より3冊目になる上野瞭さんの遺稿集 「晩年学」事始の頃 を送っていただきました。 上野瞭さんは1994年に「晩年学フォーラム」を立ち上げられ江草も参加させていただいたことがあります。 晩年学フォーラムの趣意書には、”・・・人は生まれると同時に「死」を背負っている。・・・・「死」に近い人生の一時期を「晩年」と呼ぶならば、 人は年齢に関係なく(またそれを知ることなく)「晩年」と隣り合わせに生きていることになる。・・・”と書かれています。久々にふれる上野瞭さんの文章に、 日々の暮らしに翻弄されおろおろと生きていることに肯定的なまなざしを向けてもらったような暖かい気持ちになります。 村瀬先生にお願いしてジオジオに置かせていただくつもりです。ご希望のかたは是非。
8月25日(木) 台風のため新幹線が熱海でストップ。江草は横浜に戻って息子宅で一泊です。こういうハプニングを楽しめる人です。帰ってきたらしばらくは この話題で盛り上がることでしょう。(笑)しかけ絵本のほうはうまくいったのでしょうか...。突然神戸新聞のshmomurさんが訪ねてくれて久々におしゃべり。やせた?(やつれた?)と聞かれて 老けたかァ〜?やっぱり...。24日登校日で全宿題を提出という小学校もあって子どもたちは明るい顔で本を買いに来てくれました。先生たちもいろいろ考えてはんねんなァ〜。
8月24日(水) ひょんなことからお声をかけていただいて江草は明日、川崎市の小学校にしかけ絵本の講師としてでかけます。久々の関東ですが どうやら台風直撃の様子。うまく日帰りができるでしょうか...。今日は定休日ですがほぼ一日ジオジオでブッククラブの本の準備です。おかげか(?)立ち寄ってくださった koyamさんよりをたくさんいただきました。初物です。甘〜い!秋の味覚です。
8月22日(日) 昨日と今日は毎年恒例のジオジオのしかけ絵本教室でした。夏休みの宿題のために来てくれる小学生も年々ふえてきました。また 今年はお孫さんのためにとおばあちゃんお一人での参加もありました。けっこう複雑なしかけに挑戦する子どもたちも居て力の入った作品がたくさんできました。 (また作品をHPで紹介するつもりです。) お手伝いしてくださったtamraさん、ograさん、豊橋から来てくれたeriちゃん、そしてhukungくん、ありがとうございました。なんだか楽しくてあっという間の二日間でした。 高校野球も終わり、セミの声もつくつくぼうしに変わり、ジオジオの夏も終わりに近づきました。
8月19日(金) 読書感想文、ああ読書感想文、感想文です。今年もまた宿題の最後に残ってお母さんや子どもたちを悩ませているようで、ジオジオでも相談を受ける日々です。 一年生のchoriちゃんが書いた感想文を見せてもらいました。課題図書の「ないた」を読んでの感想文です。ころんでないた、わたしはなかない。ぶつけてないた、そのくらいでないていたらおかあさんになにしとんのといわれる。 けんかしてないた、かったときはなかない。ちょっとごめんとおもうけど・・・・まいごになってないた、むねがどくどくするけどないてるばあいじゃない、おにいちゃんをおおごえでよぶ・・・元気なchoriちゃんらしいいい感想文だと感心しました。 あと10日ほど、思い切り遊ぶか、思い切り宿題するのか、かつての我が家の息子のようにやらないでごめんで済ませる(?)覚悟をきめるか...正念場ですね、子どもたちにとって。(えっお母さんにとって?)
8月18日(木) ブッククラブの振込み用紙のおたよりを楽しませていただいています。8月配本の「こわくないこわくない」は やっぱりこわいようですねェ(笑)大島妙子さんの絵の迫力もあるのでしょうか。「こわいドン」も 子どもたちの(お母さんやお父さんの子どもの頃にも)共感と笑いを呼ぶようです。少々悪趣味かもわかりませんが、こういう絵本で子どもたちの反応を楽しむ気持ち、捨てがたい! ブックランドを読んで、「私も学校の帰りに点数の悪かったテストをよくヤギに食べさせていました...」というkubさんのおたよりにはびっくり、ほんとにヤギは食べるんだ...紙、 それにしてもいい!思い出!です。
8月17日(水) ジオジオの夏休みも今日で終って明日からは通常通りの営業となります。 「がちゃがちゃどんどん」の絵本をかじるのが(?)大好きな琥珀(孫)との3日間を過ごせて私は大満足のお盆休みでした。少々、腕のほうに筋肉痛が残ってはいますが...。 明日からはジオジオのしかけ絵本教室の準備です。まだどの教室も定員に達していませんので(土曜日はほぼ一杯です。)ぜひご参加下さいね。 HPで見ました、と川崎市の小学校からしかけ絵本のご依頼をうけました。つまっていた予定をやりくりしてお受けしましたが、きっと横浜に住む琥珀の顔を 見てこようともくろんでいるのでは...。
8月12日(金) ジオジオが開店した年のお盆休みに入った日でした。「じろはったん」「こんこんさまにさしあげそうろう」などたくさんの作品を書かれた 加古川市在住の森はな先生の息子さんが御巣鷹山の日航機の事故で亡くなられたのです。 忘れられない夏なのですが、なんだか記憶がそこで途切れてしまっています。 事故の4年後にはな先生も亡くなられました。お家に遊びに行かせて頂いたり、講演会をしていただいたり大変お世話になりかわいがっていただきました。 あれから20年...。なんだか今日はとてもはな先生がなつかしい。
8月10日(水) 稲美町図書館の呼びかけでのしかけ絵本教室。時間にいつも正確なもっちゃんですが1時30分からを2時と勘違いしてちょっとあわててしまいました。 いつものことですが、いろんなしかけの要望、相談にのりつつ切ったり、貼ったり、折ったりお手伝いしながら、気がつくと4時。 60名という多数の参加者でしたが大人の方たちの参加も多かったことと、助っ人tmurさんのおかげもあってなんとか無事に終りました。 デジカメを持っていきましたがとても写している余裕がなく3枚だけ。そのなかの一枚です。毎年恒例のジオジオのしかけ絵本教室は20日21日に行います。 夏休みの宿題にもなるようにと毎年お盆過ぎの土、日です。お申し込みはお早い目に、今受付中です。
8月9日(火) 岡田淳さんから暑中お見舞いのお葉書が届きました。 講演会で「雨やどりはすべり台の下で」を知らない図書関係の先生たちがたくさんいた... 20年も経つからなあと書かれていました。ジオジオではこの夏もまた岡田淳さんの本をたくさん置いています。 「ふしぎな時間割」(気になる本たち22)「ようこそおまけの時間に」「リクエストは星のはなし」「二分間の冒険」「こそあどの森シリーズ」などなどです。”こそあどの森”以外の本は、ほとんどが子どもたちになじみのある日常からファンタジーの世界に 入っていきます。子どもたちは本の世界に抵抗なく入っていけるように思います。本が好きになるきっかけになりましたとよく言われるほどどれもおもしろい本です。 この夏、なにかおもしろい本に出会いたい子どもたちにおすすめです。ジオジオ、そのおもしろさ請け合います。 そうそう岡田淳さんは今”こそあどの森”シリーズ8巻の絵を描いてらっしゃるそうです。(小学校の絵の先生でもあります。)ふたごの名前も書かれていましたがナイショ...。お楽しみに。
8月8日(月) お昼過ぎ、郵政民営化法案が参議院で否決されたことを聞いてジオジオにいらしたtukamt先生がこれで本来の参議院の役割を学校で子どもたちに教えられると...。 しかりです。でもまあ法案を議論した結果での否決ではなく、何やら魑魅魍魎がうごめき、政策なんかそっちのけでの票読み、 これではクラスの問題を議論して多数決できめる小学校の学級会のほうがよほど格式高いのではないでしょうか...。ブックランド、237号に更新しました。 新刊も更新しましたので見ていただければ嬉しいです。
8月7日(日) 夜空に打ち上げられる花火が好きです。毎年加古川市の花火大会の日はジオジオが終ってから、江草とベランダに梯子を持ち出して屋根にのぼって 楽しみます。もちろん缶ビールとおつまみの袋を屋根の棟においての涼風に吹かれながらの観賞です。今日も暑かった〜。ビールのおいしいこと! 屋根から見る風景も毎年高いビルや背の高い看板ができて夜空が妙に明るく、せまく感じるようになってきています。花火も高く打ち上げられるものしか 見えなくなりました。ちょっと残念なのですが人ごみの中に出かけていくよりは充分に夜空に繰り広げられる瞬時の芸術に満足!まさに夏!です。
8月5日(金) 明日は原爆記念日。テレビの特別番組「ヒロシマ」を観を見ました。戦争という名のもとでのテロ、大量殺人、勝者の論理と失われた個々の人々の命と人生。 私たち人間はいつまでこういうことを繰り返すのか、戦後60年、核廃絶という声をまだあげ続けなくてはいけない現状に歯がゆい思いです。 過去の戦争の悲惨さを語ることが今のそして未来の戦争を止める力にならなければ、子どもの本の世界にも痛切に感じることです。、 ”気になる本たち””こんな詩みつけた”を更新しました。見て頂けたら嬉しいです。
8月3日(水) 民営化された稲美町の図書館選書会が行われました。申込者が意外と少ないようです、と聞いていたのですが次々と参加者がふえ 雰囲気もよく嬉しい選書会になりました。大手の出版社の新刊などはすでに図書館に入っているのでちょっとマイナー系の本を用意しました。 もちろん小さな子どもたちも大人の人も選んだ本に関しては平等な一票です。集計が楽しみです。2時から始まって3時からは希望者の人だけもっちゃんの絵本ライブが 別の会場で行われました。アンケートでは”とても楽しかった””来年もやって欲しい”などが大半で、盛会に終えられたこと一安心です。しかし、今日も暑かった〜!
8月2日(火) 新刊案内でまたご紹介しますが、いい絵本の新刊がたくさん出ています。そのなかで「おじいちゃんがおばけになったわけ」という絵本があります。キム・フォップス・オーカソン文、絵は 私の好きなエヴァ・エリクソンです。大好きなおじいちゃんが亡くなり、悲しむエリックのところに”じいじ”はおばけになって現れます。孫にきちっと別れを言えなかった思いが じいじをおばけにしたのです。おばけのじいじとエリックはじいじの人生と今まで共有した二人の時間を語り合います。いい絵本に出会いました。私もこういう思いで今年初盆を迎える義母を偲びたいなと思います。お寺の言われるままの供養とか法要とかが、しみじみと亡き人を思う気持ちと何かずれがあるような気がしてなりません。 割り切ればいいのでしょうが...。ちょっと穴にはまっています。
8月1日(月) ジオジオのブッククラブはおじいちゃん、おばあちゃんからお孫さんへのプレゼントとして絵本をお送りするケースがけっこう多くあります。 代金は別に頂くことになりますので、おたよりがわりにもなる振込用紙は同封しません。だから一方通行の形になります。時々本の変更や住所の変更でお電話を 頂くことがあります。今日も「楽しんでいただいていますか?」とお聞きすると、とても喜んで下さっているようで、どんな絵本が来たかの報告もあるとのことをお聞きして、 とても嬉しく思いました。会員の方には10年をゆうに超す方もたくさんいらっしゃって絵本を通してご成長にかかわらせていただくことほんとに光栄です。 いろんなおまけがありジオジオにとっては大切なブッククラブです。もちろん毎月、振込用紙に書いていただく本の感想や日常のご様子などはとっても嬉しいおまけです。今8月の本、発送の準備中。

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