当コーナーの記載事項はある程度実際のプレイに基づいていますが、時として嘘・強調・紛らわしい表現が多分に含まれている恐れが有ります)

 

ドル足掻記
「STAGE10:呪いの遺跡」

 

 

 

 ギルス達は砂漠の上に立つ遺跡へと歩を進める。

  カリア「すごい魔力を感じるわ・・・」

先程の村(前回参照)の住人から訊いてみた所、この遺跡にはかつてイシス王家によって創造された「ゴーレム」という魔法生物が番人として巡回していると云う。

  カリア「ゴーレムは動きが遅いけどパワーが有るから一撃でも当たると危険だわ!注意してね。」
  ギルス「なるほど
敵の動きが遅いから『鈍(のろ)いの遺跡』なのか。
  カリア「・・・・・・
(無視無視)

・・・皆さんもこのネタやるって読めてたでしょ?

 

 

 

  『エネルギー充填完了!超変身!!』
  ギルス「うわぁ
一条さんに金色の力とか凄まじき戦士の力なんて見せなくていいですっ!」

なんか今度の仮面ライダーで「ギルス」って出るらしいネ。
で、上で何云ってるのかと云うとワープホールを抜けた後に出てくる「ミニロック」が8ターン経過後、成長して「ビッグロック」に変形した事を示している。このビッグロックはHP・攻撃力が高い上に、HPが0になっても再びミニロックに戻り、8ターン後再変身する機能を持っている。・・・
負けてから再変身してリベンジなんてホントにク△ガそっくりだねリントノチカラ、アナドレナイ。ミニロック時はひたすら逃げるアルゴリズムを持っていて捕まえにくい。余裕が有るならクリーチャーを投げて倒せば良いが無視してしまってもいい。
寧ろ問題はこのダンジョンのメインユニット、ゴーレムだろう。
(通常ザコの)ゴーレムは命中率こそ悪いもののHP20、攻撃力20を誇るパワーユニット。防具を装着してHPがMAX近くないとギルスは一撃で笑点もとい昇天しちゃう。幸い、2ターンに1回しか行動しないのでこちらが先手を取れば2回攻撃のチャンスがある。ただ、そこで攻撃力10以上ないと2回攻撃では倒せず、一撃を喰らう危険が出てくる。そこで、
前回触れた通りにホワイトソード(攻撃力+3で10になる)を予め入手する必要が有るのだ。これさえあればザコゴーレムはそう恐ろしくない。
しかし・・・

  カリア「攻撃力33!?ダメよギルス逃げて!!」

このステージのボスのゴーレムの攻撃力は33。恐らく、ここへ来た段階のギルスならどう武装強化しても一撃でケシ飛ぶ破壊力(但し、唯一アヌ神のデッキであればレッドラインアーマーのおかげで生きられるかも)。と云うか、単体の攻撃力ではこのゲーム中トップクラス。まだ道中の1/5にも満たないのにそんなの出してもいいんか。
・・・尤も、それは当たればの話。通常ゴーレムの命中率は60%。更にコイツはカッパーマトックを装備して(攻撃力+2だが)命中率30%ダウン。プレートグローブ(命中率+10%)を付けてるとは云え最終命中率は40%。先程触れた通りゴーレムは1/2行動の為総力でフクロにすれば倒せない事も無い。
だが、それでも一撃当たれば即死なので、ギルス自身では相手しない方がいいだろう。寧ろ動きの鈍さを利用して先にカギを集めてジュエルを押さえた方がいい。
この辺りから、速攻を掛ける為にマトックでの壁破壊が重要視される局面も出てくる。壁を回っていくよりもマトックで道を切り開いた方がずっと早い事もまま有る。
しかし、前述の通りマトックは総じて命中率に難が有り、武器には向かない。よって、
壁を破壊する時だけマトックに付け替えると云う動作が必要になり、その分無防備なターンが生まれる。敵が近くに居る場合は注意。
もう一つ、マトックで破壊した後の床がダメージ床である事も有る。大抵は「正しい所を掘らないと」ダメージ床がハイこんにちは、となる様になっている。この場合、ダメージ覚悟で踏み込むか、別の所を掘るか、それとも飛行属性でダメージ床無視のレビテイトブーツを使うか、といった選択肢が発生する。必ずしもマトックを使えば楽勝、と云う訳でもない事は留意しておきたい。
ただ、本ステージについてのみ云えば、壁を破壊する攻撃特性を持つ「マッドエレメント」が居るので、コイツを逆利用すれば実はマトックは要らないのだが。
実はまた行数が余ったので長々と解説を書いているが、あと一つ。前回でも少し触れたが、このステージ辺りからルーム出入り口近くにザコが待ち伏せていて入った瞬間フクロにされる陰険なルームが現れ出す。他の連中ならまだしも、ゴーレムの攻撃は痛すぎる。実際は入ってみないと中の敵配置は解らないのだが、(一度敗れるなどして)予め中の予測がつくならSTAGE8で入手出来る「アマゾネスのサンダル(回避率+50%)」などを用意してから入るのも手である。でも筆者、コレを履いてても大抵ゴーレムの攻撃がヒットする。それはフンババ様の神罰ですかぁっ!?STAGE7参照

 

 

 

 ・・・ひたすらボスから逃げ回り、ようやくジュエルを押さえた瞬間、ゴーレムは停止した。

  ギルス「ふう、なんとか一撃も受けずに勝てた。」
  カリア「あら、コレ・・・」

ゴーレムの足元に二冊のブックが転がっている。

  カリア「『ブック・オブ・レイズ』に『ブック・オブ・Uターン』・・・?どちらも初めて見るブックね。取り敢えず持っていきましょ!」

あのう・・・、確かにブック・オブ・Uターンは初めてだけど、ブック・オブ・レイズは最初からナーガル神デッキには入ってるんですが・・・いんとろだくしょん参照)。一応解説すると、ブック・オブ・レイズはルーム内の味方の死体一体を復活させる。12ターン経過して死体が消滅すると無効。ブック・オブ・Uターンは最後に入った敵ダンジョンのルームにワープ。通常はブック・オブ・リターンでジュエルルームの防衛に回って敵ボス撃退後、このカードで再び敵ダンジョンに再突入するのが一般的だが、他にもいろいろ応用が利く。その一部は小ワザ集を参照して欲しい。

 

 

 

 取り敢えずこれらのカードを新たに入手し、砂漠を北上する二人。・・・・・・そして、遂にナフラのオアシスに辿り着いた。

  ???「待っていましたよ・・・」

突如目も眩むような閃光とともに、一人の神々しいオーラをまとった女性が目の前に現れた。

  ギルス「これは・・・」
  カリア「
イシター・・・・・・様?

 

 

 続きは次回。

 

 

 

 

 

☆つづく☆
 
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