ジオジオ日々日々 2004

竜野市の揖西西小学校での選書会の様子。選書会も今年で7回目。 いつも「もっちゃん、もっちゃん」と暖かく迎えてくれます。本選びも慣れたもの、上手です。選書会の後、 もっちゃんの読む本で子ども達は大受け。本はねじめ正一さんの「がっこうのうた」。”ほけんしつ”という詩に大笑いだったとか。5.17〜18



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5月31日(月) ●雨です。金魚やメダカは嬉しそうです。(そう思うだけかもわかりませんが) 江草は室津小学校に選書会の本の納入に出かけました。 6月の第2週から”トライやるウィーク”が始まります。 ジオジオに体験学習に来てくれる中学生2人が挨拶に来てくれました。雨の中、傘もささずに…。居合わせたお客さまが 思わずタオルを…。一通りの説明が終った後、「本を見ていいですか」?と嬉しいことを言ってくれました。 二人とも、本が好きだとのこと、楽しみです。明日から6月です。
5月30日(日) ●町内会清掃の日。朝、8時に公園集合です。朝の弱い私は前の日から忘れたらどうしよう…寝過ごしたらどうしようと緊張します。 なんとか無事に終りました。ジオジオの前のケヤキやお隣の家まで枝を伸ばしているモチノキも枝をはらい、大分すっきりしました。シャワーを浴びて ジオジオ開店。江草は明石学園へ。蒸し暑い一日でした。クーラーをドライにしたり、消したり…そういう季節になりました。
5月28日(金) ●2月復刊の予定だった上橋菜穂子さんの「精霊の木」がようやく出ました。 そして「ゲド戦記外伝」も今日入荷しました。 どちらもジオジオでは待ちかねている人の多い本です。ブッククラブの配本も急きょ変更ありです。読みたい欲求を抑えつつ(読みますが…)ブッククラブの 準備です。イラクで2人の日本人が襲撃され亡くなりました。あらためて”殺しあっている” というイラクの情勢に気持ちが沈みます。お一人はテレビでもよくお見かけしていたジャーナリストの橋田信介氏。つらい気持ちでニュース番組から目を離せません。
5月24日(月) ドイツの国際平和村への募金のためのバザー7月11日です。 グズグズしていた私を若い(?)お母さん達が後押ししてくれてチラシもできました。 お手伝いしてくれる人、また出品する品物も募集しています。6月に入ったら動き始めようと思っています。ご協力くださいね。 メダカのあかちゃんがたくさん生まれて育っています。ジオジオのおじさんはひまがあると飽きずながめています。メダカを飼ってみたい方が いましたら、ちょっとおじさんに声をかけてください。
5月21日(金) ●時々、小児科や歯科のお医者さんの待合室に、テレビよりも絵本を…と買いに来てくださいます。 忙しいお母さんにとってお医者さんの待合室は、子どもと絵本を楽しむいい時間になるように思います。今日も社町の小児科医院の方が来られて たくさん絵本を買ってくださいました。その中には「ミッケ」「どこどこどこ?」などの絵さがしの絵本も何冊か入っています。 これだと診察の順番が来ても「もうちょっと後で…」なんていうことになりそうです。絵本コーナーのあるお医者さん…。なんか暖かい雰囲気がして いいですよね。本選びのお手伝いも楽しませてもらっています。
5月19日(水) ●歩いて行ける所に映画館がある幸せ。レディースデイですので「ビッグフィッシュ」を観てきました。いい映画でした。 親子であるからこそ、見ようと、またわかろうとしないものってあります。 自分の親の人生の真実が見えてくるのは、もうずいぶん年を重ねてからのような気がします。 若い頃には見えなかったものが見えてくるにしたがって、親を語る言葉も変わってきました。子どもからは親としての私の人生ってどうみえてるんだろうか など…思いながら映画の余韻にひたって雨の中を帰ってきました。 akkoちゃんより、「HPを再開しました。」とのメール。リンクに加えました。
5月18日(火) ●昨日、今日の2日間、竜野市の揖西西小学校で選書会です。校長先生の奥様は実はブッククラブに入ってくださっていて、 長いお付き合いをさせていただいています。江草もこの小学校に行くときはなんだか嬉しそう。(給食もおいしいし…)7回目になるのでどの子ども達ともすっかり顔なじみ。 給食の時間はもみくちゃ…だったとか。いつも遊んでもらってスミマセン。校長のykyma先生は牛乳が飲めません。こんな弱点のある校長先生がいる学校、子ども達は幸せです。
5月16日(日) ●気持ちはいつもジョン・レノンの”imagin”にあるように "no heaven no hell "なんですが、死んだら自分は地獄に行くのか、 天国に行けるのか…という思いは心のどこかにあるものです。いったい、誰がそれを決めるねん…と。理論社からでた「ウィッシュリスト」は、一人の死んだ少女の魂が天国と地獄の 行き先をめぐる物語です。地獄には日本人のコンピューターおたくがいたり…でなかなかおもしろく、読み応えもあるいい物語でした。が宗教的なものとはいえ、 こういう死後の世界を考え出した人間の思い、知恵にあらためて、ちょっと考えさせられたりします。ちなみに我が家の浴室の壁には”imagin"の歌詞が書かれてあって、時々いい気持ちで一曲唸ります。
5月15日(土) 田島征彦さんと桂文我さんのコンビで落語「月宮殿星の都」をもとにした絵本「とくべえとおへそ」ができました。刊行に先立って 童心社より見本として送っていただきました。落語絵本がブームですが、田島征彦さんの「じごくのそうべえ」はその元祖ともいえる絵本、今でもその人気は 衰えることはありません。「とくべえとおへそ」にはおへそをとるカミナリさんがでてきます。子ども達の反応が楽しみです。 遅くなりましたがBOOKLAND222号に更新しました。 今月の新刊も。見てくだされば嬉しいです。
5月14日(金) 室津小学校で選書会の一日でした。3年目になります。瀬戸内の海に面した、全校で60名という規模の小学校です。 楽しく和気藹々とした雰囲気で行われたようです。今年も給食をごちそうなったとのこと。ありがとうございました。 いつもよってくる”うめちゃん”で、お好み焼きをおみやげを買ってきてくれました。 なんと言うか、お醤油味の素朴であっさりとした味でとてもおいしいのです。なによりうめちゃんが一生懸命焼いてくれます。 来年は私も行きたいなぁ〜。室津小にもうめちゃんにも。
5月10日(月) ●3週間ほど前、ジオジオのおじさんに卵をもったおなかの大きいメダカを何匹かもらって帰ったhiryくん。お母さん共々、 すっかりメダカにはまったようで、今日たくさんあかちゃんが生まれたよ…と報告に来てくれました。ジオジオのおじさんもベランダにいくつも広口のビンをおいて、 藻についた卵を入れて毎日ながめていますが、メダカのあかちゃんはまだ生まれていません。おじさん、くやしそう…。hiryくん嬉しそう…。かがくのとも傑作集、 「めだか」を買っていってくれました。
5月9日(日) ”こんな詩みつけた”の今月の詩(21)、 「居直りりんご」は一度選んだ詩(6)だったんですね。ごめんなさい。だめですねぇ〜。 おおあわてでもう一度「石原吉郎詩集」を開きました。学生時代の書き込みがたくさんあるもうくたびれた詩集です。書き込みはどうもはずかしくて読む気がおこりません。 あの頃、シベリア抑留という過酷な体験をしたこの詩人のいったいなにが私にわかっていたんでしょうか…。パラパラと読み返してみて思いました。 「泣きたいやつ」という詩に変えました。
5月8日(土) ●7月3日に、浜の宮小学校のPTAで絵本ライブや親子ミュージカルなどの大きなイベントを計画しています。 ジオジオも参加させてもらいますが、今日は劇団の人たちが公演の場所の下見に来てくれました。 その後、ジオジオでおしゃべり。ちょうど私もブッククラブの発送が終わったところ、 お会いするのも久しぶりで楽しい時間でした。遅くなりましたが”気になる本たち”更新しました。 気になる本だらけで、いつもどれにしようかとぎりぎりまで迷ってしまいます。
5月6日(木) こんな詩みつけたを更新しました。 本棚から昔よく読んでいた、もう表紙が茶色に変色した詩集を出してきました。 テレビでニュースを見ながら仕事をしていますが、アメリカ軍のイラク人捕虜への虐待の映像、歯止めのきかない人間の残虐さに心暗くなります。 ようやく、ブックランド222号ができました。明日からブッククラブの発送にかかれそうです。
5月5日(水) ●子どもの日です。端午のお節句でもあります。我が家では息子が生まれた時の初節句に買ってもらった”兜”は おじいちゃんには申し訳ないのですが飾ることをしないままです。なぜ男の子のお節句に戦の道具を?と思うからです。水曜日ですが 祝日なのでジオジオは営業しました。私は用があって神戸の実家へ、夕方、帰りの神戸高速の反対車線は渋滞。連休も今日で終わりです。 お父さん、お母さん、お父さんお母さんにお付き合いした子ども達、ご苦労様でした。
5月3日(月) ●朝のテレビ番組にイラクで拉致された郡山総一郎さんが出演していました。彼の信念をもって真実をきちっと話そうという態度にとても好感をもちました。 私達の学生の頃はベトナム戦争の時代でした。多くの若者がデモに参加してベトナム戦争反対の意思をあらわしました。江草も。私も。多くの友人達が。 その事で何が変わったのか、変えられなかったのか、具体的に語ることはできませんが、国が大義をかかげて行うことにも、 NOといわなくてはいけないことがあること、そして自分達だけの、自分の国だけの平和なんてものはありえないということ、そういう思いが心の奥に残り続けて生きてきたように思います。 郡山さんや、今井さん、高遠さんのような若者が日本にいることを誇りに思います。理解できないバッシングの中にいる彼らを、彼らの意思を 支援したい気持ちでいっぱいです。
5月2日(日) ●久しぶりに故郷の町に帰りました。和歌山県の田辺市は武蔵坊弁慶の生誕の地とされており、あちこちに弁慶にまつわるものが 残っています。小学校の帰り道には”弁慶松”という大きな松の木があり祠があって白蛇が住んでいると言われていました。 そこを通るのがこわく、いつも息をとめて一気に走りぬけたものです。でもその松は見当たらず、確かここだったのでは…と思われるところには家が建っていました。 暗く、畏れのようなものを感じていたあの空間はどこへ行ったのでしょうか?
5月1日(土) ●福音館の月刊誌”こどものとも年少版”6月号は 「ながいながいへびのはなし」風木一人さんの作品です。 「あるひそらからさんかくが」降ってくるのです。それから”しかく”や”まる”も…。ことばがいきいき動いています。これは楽しい。 読むのも、読んでもらうのもきっと。絵は「まるまる」中辻悦子さん。江草は追加を注文しました。

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