カンナの名前の由来・・・ カンナという名の花をご存知でしょうか。 国道沿いや農家の庭先などに咲いている朱色がかった背の高い赤い花で、夏の初めから霜が降りる頃まで咲いています。明治時代頃の外来種らしく、環境適応力が強いのも特徴です。 花の時期が長く、そしてしたたかであるようにとの願いが込められています。 9月生まれですが、もともと10月に生まれる予定だったので、神無月の“かんな”という意味もあります。 また将来、国境を超えて世界で活躍出来るようにと英語表記出来る名前にしました。
松任谷由美の“カンナ8号線”などが有名ですが、ここでは ■茨木のり子“根府川の海” を紹介しておきましょう。
tatoo design 1999
麟の名前の由来・・・ ビールのラベルで有名な麒麟の“麟”です。因みに父親はビールが飲めない人だけど、祖父がラガー党でね。ビールが主食だと豪語してたぐらいだから、常に書斎にあった。“首の長い絵本のキリンと何故違うの?”と何度と無く尋ねたのを憶えている。納得いく答えを貰えなかった最初の疑問。 生命力に溢れる燐光を身に纏い、比類無き推進力を持ち、非常時において発揮される強大な防御力を秘め、正邪を嗅ぎ分ける独立した判断力により、不義な権力や世の不正に決して迎合する事無く、誰も傷つけない。 そんな意味が込められています。 ボーダレス&ユニセックスな音の響きと、東洋的な字画に拘ってみました。
tatoo design 2001
“麒麟”とは・・・
麒麟は中国の伝説の動物で、鹿の胴に牛の尾、馬の蹄、狼の額を持つ一角獣。毛は黄色で五彩の燐光を放つ。一角の端には肉が付き、衆生を傷つけない。生虫生草を決して踏まず、日に一万八千里を駆ける。群れをつくらず、遊ぶには地を選びその場所を熟知していて、王道〜聖王が仁政を行う世にのみ現れる。また孤高不恭で自らの選んだ王以外の者の前では決して膝を折らないとされる。仁愛に溢れる動物だが、妖魔から身を守るためには温厚な性質が一変し、雄叫びが炎となって吹き出されるという。
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