●TOPへ ●地図 ●お知らせ ●ミニコミ・新刊 ●気になる本たち ●こんな詩みつけた ●ご注文 ●ブッククラブ ●選書会 ● 日々日々 ●リンク



★最新BOOKLANDへ





from bookland 240号   ★今月の新刊紹介★ <2005年10月>



10月、衣替えの月、そして秋も本番です。 私事ではありますが、昨年末、横浜に住む息子のところに女の子が生まれて、これがオヤジの初孫です。 でも横浜は遠く、今までに会ったのは4回だけです。写真はよく送られてきますが...。


苦みばしったいい男だと...思うのですが...
今年の9月、つまり先月ですが、娘が男の子を産み2人目の孫ができました。こちらで出産したので、毎日孫のいる 暮らしです。娘の子だから孫には違いないでしょうが、孫というより、久々に我が家に新メンバーが加わったという感じです。

子どもの本の中でも、おじいちゃん、おばあちゃんと孫が登場する作品がたくさんあります。また、直接血縁はなくても、 おじいちゃん、おばあちゃんの役割をする人物が登場することもあります。 民話や神話で「トリックスター」といわれれるものに近い存在なのかもしれません。 長く生きただけ体験・経験も豊富です。そこから得た知恵、あるいは人生の裏ワザのようなものを伝授することが できるからではないでしょうか。

例えば「西の魔女が死んだ」(気になる本たち13)という作品では、学校になじめなくなった中学生の少女 まいが、おばあちゃんの所で生活をする中で生きる知恵と力を得てゆきます。 あるいは「だいじょうぶ だいじょうぶ」(いとうひろし・作 1,050円)→という作品では、成長とともに 自分の世界が広がっていくと、新たな世界を知る喜びと不安も広がっていきます。そんな子どもに、いつも 「だいじょうぶ、だいじょうぶ」と不安を和らげたり、取り除いたりしてくれるのがおじいちゃんです。 この他にも数多くのおじいちゃん、おばあちゃんと孫を描いた作品がありますが、結局、孫に生きる力を伝えてゆくという ストーリーになっているような気がします。

というわけで、どんな「じい」になるのか、どんな「じい」になろうとしているのか、なかなかキンチョー感あふれる「じい事始」 であります。 10月中旬には娘も孫も帰っていきます。元に戻るというより、それ以前よりも寂しくなってしまうような気がします。



福音館の月刊誌「こどものとも」が2006年3月号で600号になります。つまり50周年となります。 それを記念して、

創刊号から50号をAセット、51号から100号をBセット(各33,600円)

にして、 限定復刊されます。『ぐりとぐら』や『おおきなかぶ』などは現在、傑作集としてハードカバーになっていますが、入手不可の ものも数多く含まれています。すべてペーパーバックで、クロス貼り特製ケースに入っています。

また、同じく50周年記念限定出版として、

『こどものとも世界昔ばなしの旅』T、U(各15冊、各12,600円、特製ケース入り)

も出版されます。こちらはすべて入手不可のものばかりの復刊で、すべてハードカバーです。

さらに『かがくのとも』も、400号を記念して

『自然にどきどき』しょくぶつ編、どうぶつ・こんちゅう編(各20冊、各17,000円、特製ケース入り)

が出ています。

いずれも限定復刊なので、ご注文はお早い目に。1週間から10日でお届けできます。 詳細は福音館のHPで

オヤジが6歳の頃、「こどものとも」は創刊されたのですね。下関のはずれの幼稚園には届かなかったようで、「キンダーブック」 を読んでいました。



2005年10月 もとはる


●TOPへ ●地図 ●お知らせ ●ミニコミ・新刊 ●気になる本たち ●こんな詩みつけた ●ご注文 ●ブッククラブ ●選書会 ● 日々日々 ●リンク