(当コーナーの記載事項はある程度実際のプレイに基づいていますが、時として嘘・強調・紛らわしい表現が多分に含まれている恐れが有ります)
ギルス「あれ、今回のタイトル『さらば愛しきガドラン』じゃ無かったの?(前回参照)」
ホルス「ンなワケ無いだろう!!」
セティ「もしそうなら兄さんの(ホンモノの)出番はラスト2〜3分だけですもんね。」
ホルス「だから!オレは『父っつあん』じゃねえって!」
ギルス「ねえねえ『バーロー同じ公僕だァ!』って科白云ってよ!」
ホルス「いい加減にしろい!」
第2シリーズ最終回「さらば愛しきル△ン」は照木務(てるこむ。実は宮崎駿氏のペンネーム)監督作品として有名。ラ△ュタロボットの原型が出てたり妙な深読みが出来たりとマニアな方にもそーで無いヒトにも印象の残るお話だそうな。「死の翼ア△バトロス」とセットでビデオ出るくらいだしね・・・
兎に角、三人はガールー神殿跡に辿りついた。そして・・・、そこには本当に盗賊達が居たのであった。
盗賊ガドラン「何ィィィ!?どうしてこのアジトまで嗅ぎ付けやがったんだ父っつあん?・・・しかし三人だけとは人海戦術が売りな父っつあんにしては珍しいんだけっどもな。」
ギルス「人海戦術はレ△トレード警部に任せたんだよっ!」
セティ「さすがギルスさま!さりげなくネタを「名△偵ホー△ズ」に持っていくなんて!」
ホルス「アホか!それは宮崎駿氏の繋がりかそれとも広川太一郎さん(ホ△ムズ・パイロットルパ△役)の繋がりか?」
ギルス「いや大塚周夫さん(モ△アーティ教授・第一シリーズ五右△門・山田伝△先生・海△雄山役)繋がり。」
ホルス「何じゃそりゃ?」
セティ「しかも後半意味不明ですね・・・」
盗賊ガドラン「あの・・・なんかオレ様無視されてません?」
斯くして戦闘開始となったのだが・・・
ギルス「思うんだけどね、ガドランとはもう三度目の対戦だし、STAGE19とSTAGE23見てれば大体のコンセプトも解ると思うんだ。だからわざわざ戦闘の描写をする必要あるのかなぁって・・・」
セティ「成程それも一理有りますね!」
ホルス「確かに解るんだけどな、最近話が長くなりがちだからな。でもお前、それで余ったスペースでまた意味不明なボケをかます気でいるんじゃねーだろーな?」
ギルス「(ぎくっ)はは、まさかそんな事有るワケ無いじゃないか。ボクは主人公としてこのお話を収拾付ける義務が・・・」
セティ「(目を輝かせて)さすがギルスさま!」
ホルス「(ジト目で)・・・まあ、良いけどな。でもこの会話自体が相当行数を喰ってる気もするがな・・・」
ギルス「気のせいさっ。」
盗賊ガドラン「気のせいじゃないって!少しくらいオレ様にも喋らせてくれよ!」
セティ「(無視して)それじゃカギを取りに行きましょう。」
ホルス「ああ。」
盗賊ガドラン「あーらららら父っつあーん・・・・・・アンタまで無視かい。」
と云う事でギルスの意向を汲んで(?)戦闘部分を端折りましょう。
前述の通りガドランを始めとするローグ対策は以前触れたように「常に先制を取って一撃で倒す」為に2マスの間合にしておけばOK。何故か今回のガドランは前二回と異なり何も武装していない素の状態なので倒すのは容易である。
敵としてはローグの他アーチャーとブレイクメイジがメインとなる。このどちらかが次ィ元(STAGE23参照)だったとしても、五ォ右衛門はドコに居るのだろうとか思ってしまうが。
投射系が多く、対ローグの為に間合を調節する関係上、要らぬ攻撃を受けてしまう事も有り得るので防御は万全に。やはりリフレクトシールド+ホーリーゴーントレットが最適だが、必要に応じてスタンやペトロのポーションや、バジリスク・フェアリーなどの足止め効果の有るカードで敵クリーチャーの動きを封じると良いだろう。
敵ジュエルルーム真下のルームはブレイクメイジが多数待ち構える少し厄介なお部屋。上記の装備ならブレイクメイジの攻撃でもダメージ1だから楽勝だけど、MPに余裕が有れば前回入手したシルバー・タイマーを使って一気にカタをつけるも良し。
てなワケで戦闘終了。全然ネタも膨らませぬままガドラン敗退!
盗賊ガドラン「あらーーーーーーーーーっ!!」
ホルス「わっはっはっは遂に逮捕したぜガドラン!」
セティ「兄さん『逮捕』って・・・」
ギルス「ツッコミは止そうセティ(←あんたに云われたかないと思うが)。さあガドラン、ゴールドアーマーを返せ!!」
盗賊ガドラン「無ェ・・・」
ホルス「あン?」
盗賊ガドラン「もうユ△アは居ねェんだ!オレとお前の決着は永久につかないんだ!」
ホルス「何を云っている?」
ギルス「もしや・・・今度は古川登志夫さん(南△六聖拳シン・劇場版「風魔一族〜」ル△ン・「桃△郎道中記」イヌ山役)繋がりかっ!?」
セティ「あのぅ・・・読者の方々には解りにくいと思うんですけど一応『ゴールドアーマーが無い』と云いたいだけみたいです・・・」
ガドランの話によると、STAGE23直後にこのガールー神殿跡のアジトに戻り(因みにガドランがどう云うルートを使って前回のフェアリーの森を抜けていたのかは不明)、ゴールドアーマーを始めとする盗品を如何に捌(さば)こうか手下と検討している最中に、建物を揺るがす強風そして轟音の如き雷鳴とともに空からピカピカ光る巨人が降りてきて、
ギルス「ウル△ラセ△ン?(←「ウ△トラ少年のうた」を知ってたら解りますが・・・)」
ホルス「まだ話続くみたいだから途中で茶々は入れるなって。」
・・・ガドランがギルガメス陵より奪った盗品を一切合切取り上げて「嵐の山」に飛び去っていったと云う。
盗賊ガドラン「バチだ!神様のバチが当たったんだよう!!『神に最も近い英雄』ギルガメス様の遺品になんか手を出しちまったから、山の神様が怒って取り上げちまったんだ!おまけに勇者サマと父っつあんまでがやってきてアジトまでやられちまった。あああみィんなバチだぁぁ!!お願ェだァもう悪さしねェだ許して下せェよォォォ!!」
ホルス「ふん、自業自得だ・・・」
セティ「でも、何か可哀想ですね・・・」
ホルス「何を云ってるセティ?(←註:セティは本編で本当にこんなことを口にしています)こいつらはこれまで悪行の限りを尽くしたんだから当然の報いだ。お前そんな母性本能丸出しにしてるとすぐに悪い男に引っ掛かるぞ。」
ギルス「ボクが居るから大丈夫だよ。」
セティ「やだそんなギルスさま・・・(頬に手をやり赤くなる)」
ホルス「だから!お前みたいな男が心配なんだ!」
ギルス「本当にシスコンなんだねホルス。でもボクもガドランは可哀想だと思うよ。始めは盗賊=ル△ンでネタを展開しようと思いつつもあんまり符合するネタが無くて、今回なんか殆どルパ△の真似してないじゃないか。そこまでネタ作りに困窮してイッパイイッパイなガドランと筆者はやっぱり可哀想だと思うよ・・・」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・悪かったな。
ホルス「兎に角!ゴールドアーマーは『嵐の山』なんだな!!・・・仕方ない、行くか。」
ギルス「そうだね。それじゃガドラン、もう盗賊行為は止めてナラクの村の再建でも手伝うんだね。」
盗賊ガドラン「ま、待って下せィ勇者サマ&父っつあん!せめて罪滅ぼしに一つ情報を。この東に『不思議の迷宮』ってのが有るンですが、そこに引き篭もってる『世捨人ハーサグ』に会ってみたら如何でスか?」
「嵐の山」はクムガル山脈の中でも一際高く聳(そび)え立つ山であり、その名の通り年中嵐の吹きすさぶ、誰も登頂に成功した事の無い山だと云う。・・・いや、「誰も成功していない」には語弊がある。かつてはこの山頂付近の洞窟に嵐と力の神ラマンの神殿があり(現在はガールー神同様天界へと引き払っている)、「ギルガメスの道」の伝説ではギルガメスが「嵐の山」を登りラマン神を訪問したと云う記録があるのだ。ただギルガメスでもこの山を自力踏破は出来ず、麓(ふもと)に住む「お天気じいさん」なる謎の老人のアドバイスを受けて山頂に達したのであった。
盗賊ガドラン「ハーサグがそのお天気じいさんだかモリタさんだかフクイでごじゃいますカンレージェンシェンだか知らねェですが、すンげぇ物知りなのは確かです。きっと『嵐の山』について何か知ってるはずですよう。」
ホルス「『世捨人ハーサグ』ねぇ・・・。どーするギルス?」
ギルス「出来るだけ手がかりになりそうな情報を集めたいところだし、行ってみようか!」
と云う事で一行はガールー神殿跡を後にする。
次回は「不思議の迷宮」からお送りしまーす。