バイオリン工房 OUCHI
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Stradivari Ex-Hilton 1726
Caporale & Ochandoにて。


今日もスローに暮す
八王子の製作家

 
 

八王子の小さな演奏会

ドイツ文学研究家の向井みなえさんはビオラが好きで2005年に小生が製作したビオラを持参
されて演奏をして下さった。
向井さんは先月もご夫婦でオーストリーに旅をされ楽しんでこられました。
大学でドイツ語の先生をされていた向井さんは最近リンデ・ザルバー著書のザロメを翻訳さ
れ、リルケを世に出したザロメの生涯を女性の目線で翻訳されました。

週に一度開かれるこの小さな演奏会場には直木賞作家芦原すなおさんが中心となる演奏会
で芦原さんはエレキギターを演奏しています。芦原さんの代表作は青春デンデケデンデケでお
馴染です。

 





日本バイオリン製作研究会の展示会




川畠成道さんが試奏しました。




  

 デルジェスタイプの楽器を2台出展しました。

15年前からデルジェスに興味を持ち製作したのですが、音が出ません。デルジ
ェスは小振りで板も厚く音が硬く製作者にとっては困った楽器です。
デルジェスはハイフェッセや五嶋みどりさんのように確りとボーイングのできる方
が好んで演奏に用いるようです。
二度にわたりリメークし少しずつ音が出るようになり、評価を受けることとなりま
した。




この方は一週間前にミラノから来日されたバイオリニストで、
強く早く激しく演奏される方で2日に渡りご来場頂き、喜んで頂いきました。





四国巡礼の旅

徳島の20の札所から善通寺へと
弘法大師を訪ねて


善通寺


徳島阿波踊り会館



阿波踊りには当初バイオリンも使われていた事知ってましたか?





春ですね。

山梨県時相寺の神代桜





スパニッシュ & イタリアンバイオリン展示会
スペイン大使館にて


Sradivarious Tartini 1711 
音が違う!!
お値段も別格だ。
  


Dom Nicolo Marchioni(detto Amati)of Bologna c.1740〜1745
迫力があるでしょ


 



鎌倉芸術館ゾリステンVOL.43
新春コンサート
徳永二男先生と鎌倉芸術館専属アンサンブル
による室内合奏を楽しみました。


開演前の舞台

演奏曲はビバルディの四季

演奏前の徳永先生
楽器はストラデバリウスでした。
素晴らしい。




バイオリンは面白い楽器

ストラドのニス成分を含めたニスに塗り直した。
これで2台目であるが明らかに音が変わった。
仕上げたニスの輝きをご覧下さい。あまり磨いて
いないのですが、この輝きとなった。
しかしネットクラックが発生していることが気になる。
世間ではネットクラックを勲章と言う方もいるが。


         
 




バイオリニスト川畠成道さん宅訪問

遠鳴りを研究している小生の性質の異なる楽器3台を評価して頂いた。
  
STRADのニス成分で塗装した楽器に軍配が上がった。

大きなお宅に広い演奏室
 
可愛いお子さんと素敵な奥様




アキカ発表会

皆上晶子さん主催
会場ハーモニーホール座間


 
岩間さんバイオリンと納原さんのビオラ                               




  
一週間日本に滞在するSTRAD
パコ オチャンドにて

1728年リキンソンを川畠成道さんが試奏
 
店主パコさん    大内    川畠成道さん   川原会長

  
綺麗なバイオリンでしょ。     芸大大学院生 大倉礼加さんがストラドを弾く




鎌倉芸術館ゾリステンVol.41
新春コンサート
2015年
徳永二男さんが1992年に結成した
弦楽アンサンブルで日本屈指の弦楽器奏者が集う。

芸術館前のそば屋でバッタリと会ってしまいました。
大変気さくな方で開演前に演奏メンバーと昼食でした。
メンバーをリラックスさせる配慮が伺われた。




ミュンヘンの演奏家の処へ嫁ぐことになった。

愛称草(Grass)は特に思い出深い楽器だ。
スクロールに草の彫刻を施し、大胆に穴を開けた。
日本では馬鹿にされるが、ドイツでは比較的珍重視され、
シュタイナーの彫刻は有名である。

娘を嫁に出す気持ちだ、
可愛がって下さい。
 


Gagliano(3/4サイズ)1760年のコピー作成

五嶋みどりさんが所有していた楽器です。
ウィキペディアが正しいとすれば、この楽器は1986年のタングルウッド音楽祭で
バーンスタイン指揮ボストン交響楽団とMidoli(14歳)の競演で弾かれた楽器である。
3/4の個人の楽器で演奏中にE線が切れ、コンマスのストラドを借りたがまた切れ、副コンマ
スのガダニーニを借りて完奏したのです。
これをニューヨークタイムズはタングルウッドの奇蹟と報じている。
事実とすれば3/4の楽器でオーケストラーに挑戦したことになり、大変な楽器である。

    


ボデー長333mm 表の高さ17mm

完成しました。
鳴ります !

    


フェルナンブーコの特性を生かした
バイオリンの製作研究

フェルナンブーコと言えば弓の材料で知られてる。
この材料を科学的に評価した松永正弘先生の論文か
らヒントを得て実際にバイオリンを製作し検証する
ことにした。
松永先生は現在森林総研にお勤めで京都大学大学院
の時にフエルナンブーコの特性を研究された方で
す。


仙台石巻のサルコヤ楽器店へ

震災復興のシンボルとして報道されているサルコヤ楽器
店を訪れた。
表通りのお店は津波で流され駐車場になっていた。
今は裏通りのお店で楽器販売を開始していた。

ピアノは10台程流されのだが店員やボランティアの方々
によって再生され、震災当時石巻で震災に遭ったシャンソ
ン歌手のクミコさんが再生したピアノの伴奏で歌ったので
す。
大きなコントラバスは発見されませんでした。
ビオラを拝見しましたが、ケースの中でバラバラになりカビ
だらけでした。
再生はできるのだが費用がかかることや臭いがあり震災
遺品として保存されたままでした。

石巻から気仙沼へと足を延ばした。


バイオリンを弾き込むと何故
良い音になるのだろうか?

演奏者や製作者は弾き込むと音が良くなることは経験的
に理解している。
果して理由、原因は何であろうか?

1,楽器完成直後と振動数150Hzを20H与えFFT測定した
結果を比較した。

2,楽器の弾き込み経験のあるバイオリニストに実体験を
聞いた。

3,木材に振動を与えた場合の影響を調べた論文を探し
た。


デルジェス風楽器の改造
厚板は本当に鳴るのだろうか?

10年前にガルネリ・デルジェスのCannonを真似て製作した楽器は音が出ないので、お蔵入りしていた。
実物の音を知らないのだが、取り合えず作ってみたが、当然板の質が
違うので無駄な努力であった。
裏板のタッブトーンを少しづつ落として様子を見ることにした。

結果は良いものではなかった。
Cannonの裏板本当に6.2mmなのと疑うところだ。


倍音を発生させる

好みの音にするのにはどの様に製作すればいいのか?

Surene Arakelianの著書The Violinの中に経験的な記述があり
振動波形を計測したところ、製作条件を変えると共振による
倍音の発生変化が見られた。
演奏者は敏感に倍音を感じ取り、測定結果と同様の評価をし
た。
この技術で響きがあり張りのある明るい音、また柔らかく甘
い音の楽器の製作にすることが可能になった。

遠鳴りと倍音の関係については今後大きな会場での検証が必
要である。

バイオリン名器の音色、現代物と大差なし?

パリ大学の研究チームが3日米化学アカデミーで発表した。

2010年米インディアナ州で開かれた国際コンテストに集まった21人のバイオリニス
トに協力してもらい、奏者に楽器が見えないようにブラインド演奏してもらい18世
紀のストラディバリウスや、現代の最高級バイオリン6丁を演奏してもらった。
一番良い音を尋ねたところ安い現代のバイオリンの評価が高く、ストラディバリウス
などはむしろ評価が低かった。
これまで、材料、塗料、製造法などの分析でストラデバリィウスなどが優れている
特段の理由は解明されていない。研究チームは「今後はストラデバリィウスの秘密
を探るより、演奏家が楽器をどう評価しているのかの研究に集中した方が得策」
と、名器の歴史や値段が聞き手の心理に影響している可能性を指摘している。

読売新聞1012年1月4日報道

小生の意見。

小生は材料についての指摘には疑問がある。
木材の経時変化による結晶化は明らかであり、音に影響する。
しかし心理的な面を知ることも重要である。
奏者が好む音にも傾向があるのではないか。
音量、音質など測定可能なデーターから演奏者や視聴者にどのような反応がある
かである。
古典バイオリンの多くが本当に良いとする妄想から、今後はバイオリンの評価基準
が変わる事を期待する。

しかしバイオリンは不思議な楽器で機械的な評価では分らないものがあることは
事実で、小生も古楽器を聴いて違いを感じるのは事実だ。
奏者の腕でしょうか?


Stradivari Vanish

ドイツ滞在中に抽選に応募し当選したストラディバリウス
のニスの分析本。
ストラドのニスの内容を翻訳してあるのでご覧下さい。

研究チームはストラドのニスに類似したニスを完成させた。

Brigitte BrandmairとStefan-Peter Greiner著書で
Scientific Analysis of his Finishing Techniqe on
Selected Instraments