ジオジオ日々日々 2005



明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
ジオジオの年賀状です。お年賀にふさわしくないかも...と思いながらです。お許し下さい。

人間の言葉では大往生というんでしょうね。
とうとう私も21歳と5ヶ月でこの世に見切りをつけました。
長い間かわいがっていただきましてほんとうにありがとうござい ました。
私がいなくなっても、なんとか ジオジオは元気でやっているようです。
今後ともどうぞよろしくお付き合いして やってください。 
みなさまもどうぞ お元気で...         ひらめ
                                     05.1.1
     飛来女(ひらめ)1982−2004



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1月31日(月) ●ばたばたと日が過ぎて1月も今日で終わりです。明日からは大型の寒波襲来とのこと。我が家の吹き抜けの居間は、続く台所や玄関にもしきりらしいものがなく 充分に暖まるということがありません。それでも夕食後におこたにお尻まで入れてあたたまりながらテレビを見たり、本を読んだりしていると、 いつのまにかウトウト...。だらしなくまた至福のひと時です。一眠りしてから仕事、寝るのはいつも午前3時頃、朝なかなか起きられないという悪循環です。なかなかやめられません。 午後は播磨町の蓮池小学校で絵本ライブの日でした。
1月27日(木) ●我が家の本棚には筒井康隆さんの全集が並んでいます。江草が買い揃えたものです。その中に「富豪刑事」という小説があって、出てくる犯人の 名前が”江草”です。筒井康隆さんは神戸にお住まいですので、多分電話番号帳を見て決められたんじゃないかな...と話したことがありました。(当時、神戸に江草姓が 少なかったので)今日のテレビの番組欄でその「富豪刑事」がドラマになり、犯人の名前が”江草”だと知ったもっちゃんは、離れて住む子どもたちや自分の弟にまで、そのことを 連絡したようです。それって嬉しいのでしょうか...?自慢なのでしょうか...?ようわかりません。単なるお調子者だと思います。番組、見るには見ましたが...。 偕成社より「島ひきおに」が品切れ在庫なしと連絡があり、あわてています。2月のブッククラブの配本、変更ありです。ごめんなさい。
1月25日(火) ●カレンダーの日付けに赤丸をしておいても忘れてしまうことがあります。(よくあります。)遅い昼食を食べてたらたら新聞など読んでいたら、 江草が「行かへんのか?」加古川シネマクラブの映画の日でした。2時10分前、大慌てで加古川文化センターまで自転車を飛ばしました。 「クジラ島の少女」ニュージーランドのマオリ族の伝統文化と現在をテーマに一人の少女と祖父の愛情と葛藤を描いた映画です。 男にとって、男、女の性を超えることの困難さ、マオリ族だけに限らないとは思いますが。主人公の少女が、ペルーからの若い友人、sofiにとてもよく似ていました。
1月22日(土) ドイツ国際平和村からメールが届きました。昨年末より平和村から津波の被害のひどいスリランカに医療物資や衣服などの救援物資が送られているという嬉しい知らせでした。 1月の23日には4回目の輸送が行われるようです。(詳しくは)ジオジオでも、今年は5月くらいに3回目の平和村バザーをしようかと 計画しています。微力ですが、なにか役にたちたいというお母さん、お父さん、子どもたちの意志がジオジオの集まってくれるのは嬉しいことです。またご協力よろしくお願いします。 atumさんが午後、ジオジオの片隅で”こん”をほぼ完成させました。やりました!近々、ジオジオで生まれた”こん”の写真をHPで公開するつもりです。 出来上がった方は、ぜひ写真を送ってください。また”こん”を見せに来て下さいね。
1月21日(金) ●学校帰りにジオジオに寄ってくれる子どもたちとの会話に時々ずっこけます。どうも江草と私は子どもたちの目に夫婦とは映らないようです。「おばちゃん、もっちゃんと一緒にここに住んでんの?」 「そうやで」「結婚するつもりなん?」「どうしようか考えてるとこや」「一緒にご飯食べてて、いややないん?」「べつにいややないよ」「ふうん、ほんなら結婚してあげたらええやん」小学校4年生。わかってるようで、わかってないかわいいやつらです。
1月20日(木) ●昨日、ビデオショップに行くと中古ビデオが105円(ワォ!)でセールをしていました。「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」「リトル・ダンサー」 原作を何回読んだかわからないと言う江草のために「ジュラシックパーク」を買いました。「みなさんさようなら」「スクール・オブ・ロック」を借りて、 ようさん仕事がたまっているのになあ〜と後ろめたく思いながらですが、夜更かしして観ました。それで、少々寝不足気味だったと思うのですが、江草は午前中、 両荘幼稚園で講演。 新しくとてもきれいな幼稚園で、エレベーターがあったそうです。体の不自由な子どもたちの受け入れ態勢ができているのは嬉しいことです。
1月18日(火) ●江草は新宮小学校で絵本ライブの日で、朝早くに出かけました。今、ジオジオでは年賀状展をしています。 1月の末まで展示していますので見に来て下さいね。大日本絵画のarshidさんからいただいた年賀状はしかけ付きです。開くと白い鳥が...さすがです。やはり手作りの年賀状は嬉しいですね。
1月17日(月) ●震災から10年、当時、倒壊した阪神高速のすぐ近くに住んでいた息子が無事だとわかるまでの一日を思うと、今でも 心に大きな鉛を詰め込んだような、足元が浮いたような気持ちになります。生きてくれているだけでどれほどありがたいことか...震災を機にいつも思うことです。 と同時に大きな悲しみをかかえて過ごしてきた多くの方たちの10年を思うと、心が痛みます。なにかによって生かされているという思い、忘れないで大切にしなければ...。
1月16日(日) ● 夕方、突然BL出版のochiaiさんが訪ねてくれました。開店当時よりお世話になっています。(少しお腹のまわりが大きなったんちゃうかなァ〜) お互いの子どもの年を知ってあらためてびっくり。あっという間に月日が経っていきます。明日は阪神大震災から10年、テレビで特別番組を見ながら 心が疼きます。遅くなりましたが、BOOKLAND230号、そして今月の新刊を更新しました。
1月14日(木) ●昨日に続いて今日も江草は氷丘南小へ。福音館書店からの新刊で、 以前「こどものとも」で出ていた乾千恵さんの「月・人・石」 が入りました。書の世界、字に凝縮される感覚の世界、風景が心に伝わります。”書”には疎い私ですが書かれた字には命があるように感じます。 出会って嬉しい一冊です。明日15日は、突然で申し訳ないのですが臨時休業になります。 ちっきいのパン屋さんは営業します。16日からは、通常通り営業します。
1月13日(木) ●午前中、江草は氷丘南小学校で3年生のしかけ絵本教室です。午後、福音館書店のmaknoさんが訪ねてくれました。 しばらく本についておしゃべり。以前勧めてくださった「祈祷師の娘」について、最近でたカニグズバーグの新作「スカイラー通り19番地」について、 子どもにとって魅力的な大人が出てくる児童文学について、世代がずいぶんと違いますが楽しいひとときでした。店内にあったハーフサイズの”こん”を 「母の友」の編集者に見せたいと言われしばらくお貸しすることにしました。
1月12日(水) 「こんとあき」のぬいぐるみ”こん”のセットを、mtuoさんが材料を買い足して少し作ってくれました。 午後はそのセッティング。ご予約いただいた方以外に3セット残っています。 1セット3500円。mtuoさんが布に型をとってくれていますのですぐに縫い始められます。 売り上げはドイツ平和村へのカンパにさせていただきます。 ご希望の方はお早い目に。これで最後になります。mtuoさん、ご苦労様でした。ほんとにありがとうございました。たくさんの”こん”が生まれました。またHP上で写真を紹介したいと思っています。
1月10日(月) ●寒い中でしたが、ジオジオが閉店してから、加古川の粟津神社のなかにある戎神社におまいりしてきました。もう屋台も片付け始めていて もっちゃんのすきなカステラ饅頭も買えませんでした。残念ながら、いつもいただいてくるお神酒も終わっていましたが、残り福があればいいなァ〜。やっぱり 長く続く不況は堪えますので。2005年度のジオジオの行事予定を更新しました。また今年も遊びに来て下さいね。 友人の陶芸家石田陶春さんの茶陶展が18日から東京の三越で始まります。 やきもののお好きな方は是非、おでかけください。味わいのある丹波焼きです。私も時々、窯焚きや土練りのお手伝いにでかけます。
1月9日(日) ●ブッククラブの発送が終わりました。明日、明後日にはお手元に届くことと思います。ちょっと一息ついてたまった本を読み、ビデオショップにも 足を運びたいと思っています。長く絶版だったポール・ギャリコ「まぼろしのトマシーナ」「トマシーナ」とタイトルも変わり、訳も新しくなって文庫で出ています。 「さすらいのジェニー」「ジェニー」として文庫になっています。読み直したいと思いつつ積んでいましたのでさっそくに...。ブッククラブの配本にもしたいし...と思っています。 仕事ではありますが本を読んでいる時はやっぱり幸せです。が、暖かいこたつの心地よさにいつのまにか...。
1月7日(金) ●3枚に折った新品の千円札で本を買いに来てくれる子どもたち。お年玉ですね。ブッククラブの方も、ついこの前来て下さったばかりなのに、 なんだか年が変わると気持ちも新しく新年の挨拶です。一年の計はなんとやら...なのにブックランドがまだです。ごめんなさい。明日、明後日とブッククラブの本の 発送です。今夜中にはできるでしょう...。気になる本たちを更新しました。 新しい命が生まれることを知らせていただいた時や、お生まれになった後にお勧めしている絵本です。 見てくだされば嬉しいです。
1月5日(水) ●今日が水曜日だったために、いつもの年より2日余分にお休みさせていただきましたが、ブッククラブの準備の一日でした。 明日から通常通り営業します。今月の”こんな詩みつけた”を更新しました。 先日、亡くなられた石垣りんさんの「空をかついで」という詩を使わせていただきました。
1月4日(火) ●14万5千人という途方もない犠牲者の数、今まだ把握できない多くの不明者、そして雨季に入ったための被害の拡大、500万人という感染症の脅威、 食料援助が180万人に必要という、スマトラ沖大地震そして津波のニュースを読むたびに気が遠くなります。地球規模でこの災害を乗り越えるために、ほんとにテロや戦争どころではないのに、新聞の同じページに やはりイラクのテロの記事も...。戦争の地で使われる膨大な資金をすべて凍結して災害の復興に使うという決議は国連や安保理でできないのでしょうか...。 私もテレビ朝日のドラえもん募金に電話するぐらいしかしていませんが。
1月2日(日) ●私の実家の近くに会津川という川があり、土手沿いの道を下っていくと父のお墓がある浄恩寺というお寺があります。ちょうどいい散歩コースです。 いいお天気なので江草と歩いていると、川べりで車椅子のお婆さんとお爺さんが鴨?やオシドリ?にえさをやっていました。たくさんの鳩もまわりにむらがっています。 空高く、ピーヒョロロ〜とトンビが舞っています。 とてもいい風景でしばらく見とれていました。河口に向かうにつれてたくさんのサギやカモメも、暖かい日差しのなかでのんびり(かどうかわかりませんが)川面を泳いでいます。 あァ今年は酉年なんだ...と鳥たちとは関係のないところで納得です。今年こそいい年になりますように...。デジカメを忘れて行って残念!新年初忘れ切り〜! です。今年もどうぞよろしくお願いします。

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