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from bookland 239号   ★今月の新刊紹介★ <2005年9月>



夏休みが終わり、二学期です。子どもたちは運動会の季節を迎えます。大人たちはというと、 「○○の秋」と、それぞれにお楽しみがあるようです。 ジオジオは「読書の秋」と思っているのですが、食欲、あるいは睡眠に負けることもあります。
みなさまも読書の秋、がんばって下さい。ジオジオもがんばります。



例年ならば、高校野球が終わって、「しかけ絵本教室」が終わると、ジオジオの夏の行事は全て終わり、 ということになるのですが、今年は8月25日に、神奈川県川崎市の「情報教育研究会」という小学校の 先生の団体に招かれて、「しかけ絵本教室」を出前してきました。
図書室の利用、活用法なども研究対象 になっているようで、こういう企画になったようです。先生ばかり60人ほどを教えるのは初めてです。 自分で作るというよりも、子どもたちに作り方を教えるということになるでしょうから、そこを中心に 指導したつもりですが、うまくいったのでしょうか。
というのは、25日は東海、関東地方に台風が接近するという日で、近畿は全く影響がなかったそうですが、 関東は昼を過ぎると次第に風雨が強まり、警報が出て、小学校の図工室で行っていたのですが、退去命令(?)が 出て、4時終了のところを30分くり上げて終了せざるを得なくなりました。
しかも、帰りの新幹線は熱海で止まってしまい、新横浜からは乗ることもできません。幸い、息子が近くに 住んでいるので、泊めてもらい、翌日、無事に帰ってきました。これからはオヤジを「嵐を呼ぶ男」と呼んでください。



上野瞭さんがお亡くなりになって、3年半が過ぎました。児童文学作家というだけでは捉えきれない「仕事」を されていました。本職(?)の同志社女子大学の教授はもちろん、本の評論、映画評論等々。 そして、大学を退官後は、友人の方々と「晩年学フォーラム」という集まりを定期的に催されていました。 これらの方々と、同志社女子大の児童文学研究室を継いだ村瀬学さんが中心となって、本として発表されていない 著述を冊子にまとめる作業が行われ、現在3冊が出ています。自費出版のような形ですから、まだ多くの方々の 目にとまっていないと思います。
村瀬学さんより送っていただいてジオジオに置かせていただいています。ぜひお求め下さい。 表紙の猫のイラストは上野瞭さんが描かれたものです。 また、上野さんの作品は常に在庫していますので、こちらもぜひ読んでください。

『猫の老眼鏡』
(京都新聞に1994年〜1995年に50回にわたり連載されたエッセイ集)2003.1.27発行
*250円

『晩年学通信 最後の日記抄・闘病記』
(晩年学フォーラムの機関紙「晩年学通信」に寄せた日記・エッセイ)2003.7.10発行
*300円

『上野瞭遺稿集「晩年学」事始の頃』
(晩年学フォーラムの参加呼びかけ他講演メモ・下書き、評論など)2005.9.1発行
*250円



9月末で図書券の販売が終了し、今後は全て「図書カード」になります。販売が終了するだけで、お手持ちの図書券は、今後も 使うことができます。慣れ親しんだものが消えていくのは一抹の寂しさがありますが、図書カードにも図書券とは違った 便利さがありますから、今後は図書カードをかわいがってください。 また、これを記念して、5000円の図書カードが当たるキャンペーンが行われています。応募ハガキが店頭にありますので、 ふるってご応募ください。



2005年9月 もとはる


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