株式会社高巣設計事務所一級建築士事務所

みやま市立山川中学校
(校舎、体育館、プール)
[RC造2階建]

子供達の学習と運動への
意欲を促進させる様な
楽しくて明るい施設を
考えた。
又、先生と生徒の動線で
教室を配置して、単純
明快なプランとした。
体育館と校舎を一体化
させる事によって、
今迄の夫々の違和感を
失くした。

場 所/福岡県みやま市
用 途/中学校
建築面積/3,875.25㎡
延床面積/4,890.97㎡
完成年月/2011年3月


学校全体パース 中庭1 中庭2
外観 夕景 昇降口
教室1 教室2 教室3
ホール1 ホール2 廊下1
廊下2 教室1 教室2
教室3 教室4 教室5
体育館外観 体育館1 体育館2
プール1 プール2

 みやま市は平成19年1月29日に3旧町(瀬高町、山川町、
高田町)から合併によって誕生した新市である。
 そのみやま市、山川中学校において校舎の老朽化と生徒数の
減少により校舎の建て替えが計画された。建設地は旧校舎北側の
広大な畑が予定されていた。
 中学校は教育環境の基盤となり、子供たちの豊かな心、人間性
、社会性を育む重要な時期を過ごす場である。
 旧山川町はその名の通り自然豊かな環境に恵まれている。
この「山」と「川」をコンセプトにして、形態や色彩をデザイン
出来ないものかと思考した。自然に対して、時には優しく時には
厳しい環境の中で敢然と向き合うデザイン、色彩とは…
 その後この校舎が現代絵画の定設場になっている事は何よりも
喜ばしい。

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