株式会社高巣設計事務所一級建築士事務所

大牟田市市民活動等
多目的交流施設
えるる
[RC造3階建]

かつて大牟田市が人口
20万人を擁した昭和
50年代では新栄町通に
人が溢れていた。
「三池閉山」を期に
淋しい市街地になった
が、 あの「にぎわい」
を核として活気溢れる
地域の再現を目指した。

場 所/福岡県大牟田市
用 途/多目的交流施設
建築面積/699.44㎡
延床面積/1,726.89㎡
完成年月/2013年10月


外観1 外観2 吹抜1
吹抜2 エレベーター 廊下
ホール ホール ホール
創作室 調理室 和室

 かつては延命公園の一角に立つ「青年の家」が利便性と既存
不適格建築物(昭和56年以前の旧耐震基準建築物)解除の要求から
新栄町地区に「街中の居住」として位置付けされた事に始まる。
この地域は幅広い年齢層に支持されて、市街地形成を図る地区と
して位置付けされている。
 敷地は東西に延びた長方形で、四方を市道(北・西側幅員5.0m
、東・南側幅員15.0m)に囲まれている。そこでゾーン計画に
より東側からのアプローチを計画した。
 各階フロアの中心は流動的な空間として吹抜にした。
 2、3階の東南面に空間を広く見せるために床面をキャンティ
レバーにして、先端に縦ルーバーを計画した。その縦ルーバーを
ランダムに配置することでこの建物が「にぎわい交流施設」の
基本計画に沿った物である事を表現したいと考えた。

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