当コーナーの記載事項はある程度実際のプレイに基づいていますが、時として嘘・強調・紛らわしい表現が多分に含まれている恐れが有ります)

 

ドル足掻記
「STAGE5:リビルの森・北」

 

 

 

  『北のオーグルと南のメイジどもを退治すれば、あるいはフンババ様はお会いして下さるかもしれん。』

 

 

 

 森の番人の言葉を信じ、取り敢えずリビルの森の北へと向かう二人。

 

 

  カリア「今でもはっきり体が覚えているわ・・・・・・」

 少し目に恍惚の色を浮かべながらカリアが独り呟く。「カラダが」ってあんたコレ任天堂のゲーム機では御法度な行為をもしかしてもしかして!?

  ギルス「何ィ?ボクと云う男が居ながら!」
  カリア「違う!!不謹慎な煽り文章書くな!」

・・・ゴメンナサイ。筆者って気が付いたら暴言を放つので、迂闊な事書くと周囲からフクロにされかねないので恐ろしくて今だBBSにカキコ出来ないんです・・・
で、カリアは何が云いたいかというと、彼女がギルスと出会う少し前に(
前回に有る通り、その経緯はまた後ほどのお話です)、初めて女神イシターが降臨したのだと云う。通常、神々は自身の聖域(神殿など)以外の場所で実体を顕す事が無い。イシターはそれを徹底しているのか、最大級の神殿が有るバビリムですら巫女の体を媒介にして降臨するのだと云う。バビリムではイシターの巫女による「女神の声」が政治に反映される為、巫女の存在は王族に次ぐ重要な存在であった。・・・・・・尤も、コレは英雄ギルガメスの治世の頃のお話で今は知らんけど。
カリアの体に降臨したイシターはこう告げたと云う。

  女神イシター「この世は闇に覆われようとしています。貴女の力で、地上の光の力を取り戻してください・・・・・・」

その、「闇の力」だの「光の力」だのの象徴がジュエルであり、闇のジュエルを浄化する事は地上から闇の勢力を一つ駆逐する事になる。要は、「世界中のジュエルを浄化しろ」と云っとることになる。考え様によっては、(移動だけでも)大変な任務だゼ女神様?まあ、ゲーム世界ではたいてい移動はゼロタイムだしなあ。現実世界もそうだったら交通事情なんて速攻解決なのに。

 

 

 

  おかしらオーグル「グフフフフ!ニンゲン、来た!オレ様オマエマルカジリ!」
  ギルス「わぁいさりげに
別のゲームのセリフパクってやがる!それってヤミに『ソウルハッカーズ』二周目プレイでラスボスにメギドラオン一発で瞬殺されてレベル上げなきゃいけないけどメンド臭くて二月ほどプレイを止めてる筆者への当てつけかい?」
  カリア「
それは事実だけどここで云う事じゃないでしょ!」

 どーしてオレって自分の文章で自分の恥ばかりさらすのだろう(←隠し切れない程恥だらけだからだ!)。兎に角二人は森の北側でオーグルの一団と遭遇、戦闘を開始する。でも、「オーグルの一団」と云ってもボスの「おかしらオーグル」がカードで持っている以外は出てくるのはゴブリンばかりでオーグルはそれほど居ない。少し広告に偽り有り?JAROにチクろうと思っても日本の話じゃないから無効。

 

 

 

  おかしらオーグル「グフフフフ、逃げても無駄だ、オレ様の槍は少々離れていても届くのだ!」

「少々離れていても」とは控え目な表現をする奴だ。確かにオーグルの槍は2マス先を攻撃できる。しかも直線にクリーチャーが並んでいると貫通する機能も有る。でも・・・、移動速度は同じなのだからギルスから射程に入る真似をしない限りオーグルはギルスには追いつけず、よって攻撃も出来ない。そう、カメはアキレスには追いつけないパラドクスだ(正しい事云ってるんだけどなんか微妙に違う)!
でも、ここみたいにあまり広くないダンジョンでは敵ボスを引き摺り回しながらダンジョン捜索と云う真似は少々やりにくいので結局は戦う必要は出てくる。意を決したギルスはカリアを召喚する。

  カリア「カリア、行っきまーーす♪」

ガンダム世代はよく何かを始める度に「○○、行きまーーす!」と云うものと思われがちだが、クワトロ大尉みたく「○○、出る!」とか云う人居ないんかしら。因みに筆者はよく「レディィィ・ゴーー!!」とか云う(Gガンかい!)。
冗談はさておき、おかしらオーグルの攻撃力は5で、カリアの回復力も5なので、カリアの居るポイントで迎撃をする限りおかしらオーグルに負ける事は無い。
(但し、それは最初だけの話。ブロンズランス(攻撃力−1)の修正が入ってるので、
一度死んだ後の攻撃力は6に増えてる!?

  おかしらオーグル「ニィンゲェン・・・、覚悟せいや!」
  ギルス「・・・・・・前々から思ってたんだが、」
  おかしらオーグル「何だ!?」
  ギルス「お前
『のりお』だろ?」
  おかしらオーグル「何だそれは?オレ様はそんな奴じゃないぞ。」
  ギルス「いーやボクには解るぞ。お前学生時代に
水糊でスライム作ってたクチだろ?」
  おかしらオーグル「違う!!」

筆者が学生時代、いわゆるドラクエT〜Vの絶頂期に水糊をジェル状に固めてスライムを創る遊びが存在した。その時に最適と云われたのが商品名「オーグル」という水糊であった。ただそれだけの話。
もうカンのいい方ならお解り頂けたと思うが、当コーナー上では
「カードリスト」にあるクリーチャーの「筆者が勝手に決めた愛称」の由来について一部触れる事が有る。中にはこの「のりお」の様に意味不明なものも沢山有るしね。・・・・・・そんなん聞きたくない?あらあら(乙姫流)。
因みに筆者は
「消しゴムのカスを集めて練り消し」派だった為スライムは作ってない。
とか云ってる間におかしらオーグルは倒れた。

  ギルス「ふん、やっぱりな。」
  おかしらオーグル「・・・・・・な、なんだ・・・、」
  ギルス「
お前のダンジョン、ゴブリンの他にブラックスライムが居るじゃないか。これってお前が糊で作った奴だろ?
  おかしらオーグル「だから違うって!・・・・・・ぐふっ」

因みに、オーグル糊で作ったスライムはチョークの粉で着色するそうな。ブラックスライムなら鉛筆の芯の粉かな?(えらく汚くなりそうだ)
 結局のところ、このダンジョンは前述の通りザコはゴブリンとブラックスライムがメインなのでボスの迎撃ポイントさえきっちりすればやすやす攻略出来る。

 

 

 かくして、殆どおちゃらけに終始したままこのダンジョンは制圧されてしまった。
次回はもー少し真面目に書けはしないかと一瞬考えたが
まあ無理だろう。では次回は南のメイジ退治のお話。

 

 

☆つづく☆
 
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