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from bookland 221号       ★今月の新刊紹介★ <2004年4月>



4月です。毎年のことですが、<新>の付くスタートの月はいいものです。期待も不安も抱いていいスタートを切ってください。
しかし阪神タイガースは、開幕3連勝、しかも相手は巨人。 早々とマジック137を点灯させて、今年は何を楽しみに野球を見ろというのでしょうか。 などと、他球団の神経を逆なでできるのも昨年優勝してくれたおかげでしょう。 今年は「江草」
投手も活躍してくれそうだし、 がんばれ、タイガース!

さて、4月は本に関わる記念日の多い月です。
2日は国際子どもの本の日、23日は世界本の日、30日は図書館記念日、 また3月27日〜4月9日まで絵本週間、4月23日〜5月12日まではこども読書週間となっています。 これに合わせてかどうかはわかりませんが、絵本ライブや選書会の依頼が来ています。 昨年は新1年生の歓迎会の一環として、6年生がエスコートして選書会を行った小学校がありました。 選書会も単に本を選ぶというだけでなく、学校の事情に応じた新たなバリエーションを加えて変化し続けています。 連休が明けると本格的な選書会シーズンを迎えます。 ジオジオも2004年の選書会モードに切り替えて、新たな気持ちでスタートです。



●うれしい復刊のお知らせ
清水真砂子さん『学生が輝くとき』が復刊となりました。 1997年4月から1年間、短大という教育現場から、学生たちへの苦言・提言を交えながらも、 やがて輝き出す一瞬をとらえてエールを送り続けた記録です。 2004年の現在も一読の価値がある本です。重版の部数が少ないので、早い目にお求め下さい。(2,100円)
また、5月27日に『ゲド戦記 外伝』が出ます。 『ゲド戦記』T〜Xをより深く楽しむ5つの中・短編が収められています。 作者ル・グウィンにとっても、読者にとっても、『ゲド戦記』完結の日がやってきます。 1人1人の中に、どのようなアースシーの世界が築かれていったのか、いくのか、 本当に楽しみな一冊です。(2,200円) ●予約受付中です。
実際はXよりも外伝の方が先に書かれていたそうです。


名古屋在住の友人から「高畠純さんを知っているか」という電話がありました。 知っているもなにも、オヤジは大ファンであり、ジオジオのお客様にも多くのファンがいることを伝えると、 コンタクトを取って欲しいというのです。「agim(アギム)」という季刊誌の編集スタッフになり、 高畠さんのインタビューをしたいのだが、うまく連絡が取れないというのです。 ここは一肌脱いで...と思っていた矢先、「連絡がとれた」との電話がありました。 しかも友人と高畠さんは中・高時代に地域活動をしていた仲間だということもわかったそうです。 オヤジとしては、友人に高畠さんと旧知の仲という人物がいるのを知って驚いたり、 高畠という名前を聞いて思い出せなかった友人にあきれたり、でありました。
ところで「agim」ってどういう意味かわかりますか? Aichi、Gifu、Mie(愛知、岐阜、三重)ですって。なんともローカル色豊かなタイトルです。 高畠さんは岐阜県在住ですが、全国区の方なのです。
高畠さんの新シリーズが5月にスタートします。斉藤洋さんと組んで、古典落語を大胆にアレンジした、 動物たちが主人公の「落語読み物」です。 第一弾は『まんじゅうこわい』(1,000円)です。お楽しみに。
4月24日(土)ジオジオの絵本ライブあります。 4月18日(日)19日(月)勝手ながら臨時休業いたします。

2004年4月 もとはる


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