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from bookland 213号       ★今月の新刊紹介★  <2003年8月>



いつもの夏:部屋の中でも会話や電話がままならぬ程のセミ時雨。時雨というよりも 豪雨です。8月中旬までの辛抱です。出はじめの頃は近所の子どもたちも網を持って やってきましたが、あまりの多さと、手でも取れるとわかると興味も半減するのか、 知らぬ顔で通り過ぎていきます。セミの鳴き声が終わると秋です。

いつもの夏U「しかけ絵本教室」 今年は14回目。よく続いたものです。昨年、今年と小学校でも「しかけ絵本教室」を行いました。 技術よりもアイデア勝負。年齢を超えて「モノづくり」の楽しさが味わえます。 今年は申し込んでくださる方が多く、急きょ教室を一つ増やしました。

いつもと違う夏:7月いっぱい雨が多く、涼しい日が続きました。汗っかきのオヤジには 過ごしやすい日々でしたが、米作り農家は米の成育を心配していました。夏は暑く なければいけないのです。

いつもと違う夏U:阪神タイガース優勝!間近か。これにつきる。



最近、朝8時から10分程度、NHK教育の 「にほんごであそぼう」という番組をよく見ます。 子どもたちに人気があると聞いて見るようになりました。確かに「あそんで」います。 子どもたちが日常生活では耳にすることはないと思えるような日本語が登場します。 落語「じゅげむ」の「じゅげむじゅげむ...」を暗唱するコーナーがありますが、 ジオジオでも3、4才の子どもが覚えているのを聞かせてくれたり、 落語絵本『じゅげむ』がよく売れたりしています。
少し前に、『おっと合点承知之助』という本が出版され話題になりましたが、かつて日常会話の 中に「言葉遊び」があったのに次第に消えていったのでしょう。いわゆる流行語とは 違う、共通認識があっての「言葉遊び」ですから、一方通行では成り立ちません。 こういう言葉が復活したり、広く使われることはないでしょうが、言葉の中にある 「おもしろさ」や「美しさ」を知ったり、感じたりすることはいいと思います。子どもたち だけでなく大人もそうすべきだと思います。
また「じゅげむ」の影響だろうと思うのですが、落語に目覚めた(?)子どもたちが いるようです。落語絵本が「じゅげむ」以外も以前に比べるとよく出るし、桂文我さんの 「おやこ寄席」というCDシリーズもよく出ています。 落語が大好きなオヤジとしてはうれしく思っています。


●さて、一周年であります。昨年の8月、 ジオジオのホームページがスタートしました。

アクセス数はカウントしていませんが(あまり少なかったらショックを受けるから)思ったより 多くの方に見ていただいているようで、いっこさんも喜んでいます。 1年の間に、ウィルスにも感染し、パニック状態になったりもしましたが、お隣りの 覚道さんをはじめ、多くの方々に助けられて何とか一周年を迎えることができました。感謝しています。 これからも、より多くの情報、より質の高い情報を盛り込んだ楽しいHPを作ろうと 思っています。時折のぞいて、ご意見、ご感想などお寄せいただけたら幸いです。
今のところ、PCをさわるのはいっこさんだけですが、オヤジも少しは...と 思ってはいるのです。思ってはいるのですが、先日も出先からジオジオへケイタイを 使って電話をしようとしたら、2,3ヶ所違うところへもかかっていたようで、ケイタイで この有り様なら、PCならどうなることやらと、二の足を踏んでいます。 人間と機械にも「相性」というものがあるのでしょうか、デジタル系の機械と仲良く なるにはもう少し時間がかかりそうです。来年のBL225号にはどんなことを書いて いるでしょうか。
何はともあれ、ジオジオのHPは2年目に入ります。



2003年8月 もとはる


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