以前、小傷直しに購入した純正色スプレーが潤沢に余っているという背景と、シングルシート | ||||
カウルを中古で探しているが、程度の良い肝心のシルバーのシングルシートカウルがなかなか | ||||
出てこない背景。これを足し合わせると、他の色のシートカウルを調達して塗り替えるという | ||||
答えに行き着きました。長いバイクライフではDIYスキルを高めておくことに越したことは | ||||
ないはず。経験値を積むためにマストアイテムではない、シートカウルで練習してみます。 | ||||
ついでに見つけた意味不明のテールカウルの大きなガリ傷も消してみます。 | ||||
![]() 欠けなし、割れなしということで落札しました。確かに大きな欠点は なかったのですが、地が出るような傷が1本入ってました。 |
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![]() で、こちらがテールカウルのガリ傷。なぜこんなところにこんな本数の ガリ傷があるのか全くもって理解に苦しみます。はるかに転倒傷のほうが納得できる分 直す気は起きません。これはなんとか直したい。本当は高価なウレタンクリアーを 極力使いきりたいということで需要を探した結果です・・・。 |
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![]() 塗装前に羞恥プレイをしてみます。こんなクルマたまに見かけます。 多分、色合いは合わないと思いますが、プレスラインどころか 見切りが違うのでまぁ気にしなければ問題にならない程度かも知れません。 |
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![]() ホームセンターではプライマーとサフェイサーが一緒になった プラサフしか売っていなかった。このプラサフの注意書きをみると樹脂の場合は バンパープライマーが必要と書いてあったので、ペーパー掛けはクリア層を剥ぐ程度に して見ます。これで塗料がのるかどうかは素人なので分りません。 |
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![]() 使うのは以前カウルの小傷消しに使って大量に余っている デイトナのMCペインターです。 |
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![]() 洗浄と脱脂はしています。ものは試しに裏返して捨て塗りをして見ます。 これで塗料がのれば、下地処理をしなくて済むので楽と思い、スプレーしてみましたが かなりのりが悪いです。厚塗り必至の様相なので下地処理をします。 |
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![]() ![]() 練習というか、捨て塗りで見栄えが悪くなったのでプラサフで失敗跡とレッドの 痕跡をぱっと見わからなくします。3回塗って仕上がりました。 |
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![]() ![]() 今度は表です。これも薄く塗り重ね、3回で仕上げました。エッジの部分は あとでペーパー掛けする際に削れやすく、地が出やすいそうなので厚く塗ったつもりです。 |
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![]() 待つこと数日、十分に乾燥したようなのでペーパー掛けをします。プラサフを塗った表面は マット仕上げのようにざらざらです。水を弾いて玉がでるうちは表面は滑らかではありません。 |
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![]() ビビリなので1500番で撫でるように磨いていきます。地がでると面倒なので。 ペーパーが目詰まりすると表面に傷を付けやすくなるということで 水をつけながら研磨します。こっそり洗面所で磨きました。 |
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![]() 表面を触りながら仕上がりを確認します。すべすべになりました。 水も玉にならず、しっとりです。マット仕上げでも、すべすべでもプラサフの 感触はキモいです。鳥肌が立ちます。自分だけでしょうか。 肝心のエッジはやはり地が出てしまいました。が、気にしません。 |
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![]() もう1箇所、テールカウルのガリ傷もペーパーでならします。320番です。 |
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![]() 指で触って、傷の段差が分らなくなるまで磨きます。地がでましたが気にしません。 |
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![]() 新聞紙でマスキングしてペーパー掛けの跡を消すためと、地が出たので 金属用と思いますが、塗装エリアも少ないためプラサフを塗布です。薄く1回 塗ってみましたが、大き目の傷が残っていました。プラサフを塗布すると 表面の傷がよく分ります。小さな傷なので、プラサフを紙コップにとって、楊枝の 頭などにつけて盛り直します。 |
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![]() これも数回塗って仕上げました。 |
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![]() 数日後、乾いたようなので、表面仕上げと周囲との段差を 埋めるために1500番で磨きます。 |
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![]() 指で触って確認です。すべすべつるつるです。下地処理はこの程度にします。 |
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![]() いよいよ本塗りです。スプレー塗装は苦手なのでかなり不安です。 厚塗りしなければ大きな失敗はないと思います。薄塗りでも真夏の炎天下では ないのでなんとかのってくれるのではないでしょうか。 |
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![]() ![]() そもそもプラサフの上に本当に塗料がのるのか?素人は半信半疑でしたが、 さっと塗ってもなんかきれいにのりました!下地処理は偉大です。 3,4回に分けて塗り重ね、うまく塗ることが出来ました。ただプラサフが剥げて 地が出たエッジはよくよく塗らないと、レッドの地が透けて見えそうな感じです。 しっかり塗って隠しましたが、下地処理がないせいでしょうか。まぁ気にしません。 |
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![]() なかなかうまく塗れた気がします。クリアを吹くタイミングは諸説あり、本塗り塗料の ベースの違いなのか、メーカーの相性なのか分りませんが、数分後にクリアを 吹け、というのもあれば乾燥後に吹け、というのもあります。まぁサラリーマンなので 週末ごとの作業になりがちなのでしっかり乾燥させてから塗ってみます。気にしません。 |
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![]() ![]() テールカウルも塗装。さっと吹いて塗り重ねていく。下地が見えなくなる程度でやめた。 |
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![]() 新聞紙をはがしてみる。やっぱり色味の違いはある。もっと問題だったのが マスキングテープの跡がのこり、色味の違いも気になるが、段差が出来ていた。 これもまぁあまり気にしない。 |
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![]() 数日放置乾燥後、段差を消すために、また地道に1500番で磨いていく。 |
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![]() きれいに磨けて段差もなくなった。 |
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![]() 色味の違いはあるが、全体的には最初のガリ傷だらけの格好よりだいぶましになった。 |
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![]() やっと週末到来。いよいよクリア仕上げ。ウレタンクリアは馬鹿高い。 近所のホームセンターで2500円程度だったか。仕上がりの良さでウレタンは 抜きん出ていると思うので値段は気にならないが、2液性硬化のため、説明書には 12時間で使えなくなると書いてある。値段じゃなく、使えなくなるので 割高感が高いと思う商品。 |
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![]() ![]() 底面のピンをグイっと押し入れる。そのまま反転させて10分ほど放置とある。 反応開始。後には引けない。 |
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![]() ウレタン塗料は有毒なので昔実習で使っていたマスクをしてみる。多分防塵用。 有機溶剤には効くのか不明。まぁ気休め。普通のマスクくらいすればよいかも。 ネタで使うことにしたが、多分要らない?よく分らん。 |
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![]() ![]() ウレタンクリアの吹き方も厚塗りするのがよいとか、いろいろあるが、素人なので 垂れると面倒。メタリック塗料のアルミ粉?の酸化防止程度に塗膜があればいい?ので 薄塗りを少し時間をおいて繰り返すことに。3,4回塗って今日は終了。 全然顔なんか映りこまないし、完全ゆず肌。つるつるじゃないけど気にしない。 |
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![]() テールカウルもクリアを数回塗って終了とした。 |
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![]() 本日はここまで。色味の違いはあるが、タッチアップより全然キレイです。 |
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ここで終り、と思ったが、貧乏なのでクリアがもったいない。果てるまでにもう一仕事ないか? |
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急遽、夕方間近だが、イストのバンパーも塗ることに! |
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十分乾燥させるのが面倒なので2日程度経ってから表面を研磨しました。一応ファンヒーターで | ||||
暖めて乾燥を早めたつもりです。 | ||||
![]() 2000番でたっぷりの水に浸しながら力をいれずに磨きます。力をいれなくても 乳白色の水が出てくるので削れているようです。 |
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![]() どこまで削るか迷いましたが、クリア層が剥げると面倒なのでホコリなどの 微小な突起がなくなる程度で辞めました。突起はなくなりましたがゆず肌がよく分ります。 |
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![]() 以前から使っているトライアルセット。まだまだ使える。 |
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![]() 細目で磨いて見ます。 |
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![]() ペーパーの削り跡は消えて、少し艶が出てきました。 |
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![]() ![]() 中細、極細と磨いていきます。 |
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![]() あまりしっかり磨いていませんが、テレビが映りこむくらいになりました。 よくみるとまだゆず肌です。また細目から磨けばもっと鏡面になりそうですが 中古バイクだし、手も荒れてきたのでここでやめます。 |
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![]() 多分意味がないが、クッションラバーも買ってみた。 |
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![]() シートに取り付けてみる。下側のエッジが塗膜が剥げて地のレッドが みえているところが出来ていましたが、気にしません。 |
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![]() 早速装着です。思ったより色味が合っています。 クリアの磨きの差も実際はあるんでしょうが装着すると気になりません。 |
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![]() 装着して完成です。テールカウルは目に付かない場所なので 研磨しません。よほど暇になったら磨いて見ます。 |
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アンダーカウル補修塗装はこちら | ||||
タンクの凹みパテ埋め塗装はこちら | ||||
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