イストのバンパークリア塗装!



 ずっと気になっていたイストのフロントバンパーのクリア剥げ。剥げているのか劣化なのかは
わからないが、洗車くらいでは消えないし、明らかにざらざらしている。このまま放置でも
問題ないが、バイクの自家塗装でウレタンクリアが余ってしまったので、クリアの再塗装を
試みました。

ヘッドライトの下部が両サイドともガサガサにあれてます・・・。ライトの熱とか
紫外線とかの影響なのか・・・。バンパー下部には靴の映り込みがありますが、上半身は
存在すらわかりません。


原因は不明ですが物理的にガサガサに荒れているのでこのままクリアを吹いても
下地として微妙なのでコンパウンドで磨いてみることにしました。
その前に洗車です。水がかかるとこのようにつやつやなのでクリア層だけ
傷んでると思うのですが・・・。


ちょい直しには便利なトライアルセット。
(今にして思えばいきなりペーパーがけからはじめても良かったかも?)


細目をおいて研磨してみますが、感触がキモい!気絶しそうなくらい
ガサガサです。アスファルトでも磨いているような、オバサンのかかとの
角質のようなガサガサといえば伝わるでしょうか!!


細目で磨いても1回だとこんな感じ。荒れた表面にコンパウンドを
塗りこんでいるだけの気がします。まぁ少し滑らかになった?


がんばって細目で磨いてここまで。


中細、極細と磨いていきます。
塗膜には細かな亀裂が無数に走っていますが、そこに入り込んだコンパウンドは
このあとコンパウンドを細かくしていっても消えることはありませんでした・・・。


クリア塗装前にワックス?と思いましたが、以前購入していた
キズ消しカラーワックス。以前使ったときも結局磨くとカラー成分が
ふき取られてしまうのか、キズは再び見えてくるという微妙なものでしたが
塗膜のひびに入ったコンパウンドを色味的に相殺するために
ためしに塗りこんでみます。


だいぶ艶が出ましたが、ひびの色が薄いブルーになっただけのような感じでした。
これ以上は研磨では直らないとあきらめ、クリア塗装に入ります。
最初の状態に比べればここでやめてもいいくらいですが。


もう一度洗車して、脱脂を行いました。さらに新聞紙でマスキングします。

午前中にバイクのカウル塗装に使ったウレタンクリア。まだあまっている。
硬化は始まっているのでさっさと塗ります。



多分失敗。垂れる寸前まで吹き付けなかったので艶もなし。
うまく塗れればこの後の表面研磨はいらないようですが、バイクのカウル塗装
こんな感じになり、ゆず肌っぽくなりましたが、研磨したらなんとか
みられる程度にはなったので、しっかり乾燥後磨いて見ます。

塗装後GW中高速で走り回ったので、虫のヒットで飛び散った体液やら、
死骸、飛び石など素敵なフロント化粧になっていたので
もう一度洗車します。水は玉のようになり、上半身の映りこみも影のよう。
そうとう荒れています。


悩みましたが2000番でペーパーがけします。

水をかけると、玉のようにならず、しっとりしたので表面はかなり
滑らかになったと判断。乾くとこの有様。大丈夫か・・・。突R部は気をつけたにも
かかわらず、削りすぎて地の黒が見えてしまったが、濃紺色なのでほとんど
気が付かないので無視します。

また細目からコンパウンドで磨いていきます。同上なので磨きの
写真は割愛させていただきます。




結果、周囲が映りこむ程度には復活しました!結局写真ではわかりませんが
ひびは解消されませんでした。が、イストは日常の足というかスニーカーなので
まぁこんな程度で終わらせます。クルマの塗装ってこんな程度が寿命なんでしょうか。
開発時の評価などで引っかからないんでしょうか。自分のクルマだけでしょうか?
指で触ってもツルツルです!かかとのような肌触りではなくなりました!

処理前のバンパー表面。しかしこの表面、なんなんだ?原因わからず。
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