USBモニタースタンド自作とTEAC S-300でDTM

 デジタルアンプとDENONのSC-E212をつなげてDTMぽい環境を構築していましたが。この家の隅っこが唯一
家族に気兼ねなく音楽を楽しめる空間となりつつあります。そうすると昔の自作PCよりは静かですが、今のPCは
Pentium D搭載というレア機なので、ファンの音はします。ATOMで無音PCを組むというのも考えましたが、
予算も確保できそうにないので、PCなしでとりあえず音楽を聴ける環境を整備しようと、CDプレーヤーを購入。
これが迷走のはじまりでした。

当初、これで決定稿のイメージだったシステムです。欲を出し始め、
PC本体の無音化を考え出しました。が、スペック的にもATOMに手を出しにくく・・・。
HP製のPentium Dメイン?PCが PCMark05ベンチで約 4000。
むしろメインとなりつつある、現在ホームページなど作成しているこの FMVノートが 1250。
ATOM製の無音PCで 2100くらいらしいので、この糞FMVノート以上Pentium Dマシン以下らしい。
新たに数万投資して無音を得るより、音楽再生用CDプレーヤーを探すことにしました。

卓上におけるCDプレーヤーを探すことにしました。ミニサイズでそれなりにスペックのよいものを
格安でオークションで探すことにしました。
しばらく探していて、サイズ、予算、スペック的に適うものとして
DENONのDCD-F101にたどりつきました。

モニターを直接CDプレーヤーの上に載せるわけにはいかないのでホームセンターで
格安のMDF板を3枚購入し、木工用ボンドでくっつけてモニタースタンドを完成させました

ここでさらに色気が出てきます。色味的にも周りと合わないので塗装して完成度を
高めようという算段です。ところがこのオークションで入手したCDプレーヤーですが
1日で再生不能になりやがった!久しぶりにはずれをつかまされました。

DTMシステムを更新しようと気分は高まっていたので、新たなCDプレーヤーを探しに
近所のハードオフに出かけました。CDプレーヤーのほうは、事前に調査していたので
おおよそのスペックは分ります。良さそうなものがありません。あきらめて帰ろうとしたところ
目に飛び込んできたのが、TEAC S-300という同軸2ウェイコンパクトスピーカーです!
かなりの美品です。オークションでは程度の悪いものが多いのですが、ユニットも
外観も程度がいい!学生の頃から一度聴いてみたいと思っていたスピーカーです。
即買いしました。ネットだけじゃなく、たまにショップに足を運ぶのも新しい発見があるものです。
さすがバブルの頃の製品です。気品がありま。MADE IN JAPANです!

なかなか良いスピーカーをゲットしたので、気分は更に高まります。そうなると
自作のモニタースタンドも見栄えよく塗装したいものです。以前作成した
スピーカースタンドです。せっかちに作ったので、塗装もいい加減で、垂れまくりの
はじきまくりです。枕木のようになっています。
その後バイクや、クルマの自家塗装を少し行ったのですが、きれいな
仕上がりを目指すなら下地処理が必須です!

接着面の隙間を埋めようと、パテ埋めもして見ます。が、木工用ではなく、クルマの補修用薄づけパテです。

適当に研磨。すでに段差が残っていますが、もう面倒になりました。MDFは塗装の吸い込みが
多そうなので全面パテで表面をならせばきれいになりそうですが、面倒です。

なのでプライマーで下地処理をやっつけることにしました。いきなり本塗りするよりは
きれいになると思いますが、木工用の下地処理のやりかたがよく分りません。
そもそもMDFのような吸い込みの多そうな素材にいきなりプライマーでよいのか疑問です。

ためしにプライマーを塗ってみました。塗らしたように色が濃くなりますが乾くと
また元の色に戻ってしまうようです。さすが吸い込みが多そうです。ちゃんと表面が
均せるか不安です。3回塗ってみました。

数日放置したのでペーパーをかけてみます。ぱっと見きちんと塗れているか不明ですが
手触りはトゲトゲしているのでクリア層みたいなものはありそうです。800番で表面を
削ると白い粉が出てきたので、クリア層のようなものはありそうです。軽く研磨するだけで
表面はすべすべのツルツルになりました。

梅雨時&帰宅後からの塗装です。真っ暗になるまであと2時間程度です。せっかちに仕上げます。
時間をかけて、がセオリーの塗装ですが、自分はいつもせっかちです。しかも
使うスプレーも200円でおつりがくる安物です。どうでもいいです。


高湿度のなかで塗装開始です。垂れないように注意しながら、30分もあけないうちに
重ね塗りを繰り返していきます。3回塗ったくらいでムラもなくなりました。虫が飛び込んで
表面にくっついています。気にしません。乾いたらとります。そういえば脱脂しなかった。


暗くなってきた。表がどこまで乾いたか分らないが手にはつかない。辛抱たまらず、紙コップを
台にして裏返します。今度は裏をせっかちに塗ります。このまま1時間くらい放置しました。


で、雨が降るとのことだったので室内に持ち帰りました。そして一晩乾かしたら
こんな具合にできました。前回のスピーカースタンドよりは全然仕上がりがきれいです。
素材500円くらい、塗料200円くらい、プライマーが一番高く、トータル1500円くらいの台です。
コストパフォーマンスは微妙だが、大きさが自由になるのが自作のメリットです。


モニタースタンド作成にあわせて探していたスタンドレスのモニター。
そういうコンセプトのモニターは、サブディスプレイユース想定が多いのか
USBモニターが多い。その中でまぁまぁのサイズで、中古の流通量が多いのは
サムソンのLD190Gとかいうモニター。思ったよりきれい!

思ったよりというのは、D-SUBアナログ接続だからです。このご時世にアナログ?きっと
ノートPCにつなげるのをメインに考えているからでしょう。USBで接続してみても
面白いのですが、ビデオカードではなく、CPU、メインメモリ処理でも画像出力になるようで
マシンの負荷的にも好ましくなく、DirectXなど使ったゲームはNGのようです。なので
アナログ接続に甘んじます。

アナログ接続ですが、結果文字のにじみなどもなく、自分の目では差がわからないレベルです。
まったく気になりません。消費電力も結構低いので助かります。

 なぜかCDプレーヤー探しから、スピーカー、モニタースタンド自作、USBモニター購入と、脈絡もない流れに
なりましたが、ホビー性が高くなりました。CDプレーヤーをどうにかして、さらに真空管アンプをつなげるのも
面白そうです。結局、小型の無音PCも欲しいような気はします・・・。
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