日本テレマークスキー協会 updated 2013-12-05
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TAJ教育事業部とは

TAJ公認指導員制度

日本で唯一のテレマークスキー技術指導員資格です。
一口にテレマークと言ってもクロカンや細板革靴からプラスティックブーツ、NTNなど道具として幅の広さとそれに伴う滑走スタイルの多様性はアルペンスキーやスノーボードの比ではありません。
そういった非常に幅の広いテレマークスキーの中で指導員制度を構築するということは困難の連続でした。
現在では多様なテレマークシーンに対応できるよう全ての基礎となる非常にベーシックなテレマークの滑走技術のみに着目した技術指導が行えるような指導員を育成しております。
細板革靴にも最新のプラスティックブーツにも共通するテレマーク滑走技術の核のような部分とアルペンスキーとも全く変わりのない斜面をターンしながら降りてくる技術の核の部分。この2つの核の部分をわかりやすく解説し師範できるのがTAJ公認指導員です。
どんなにテレマークの自由さやスタイルの多様性があるといってもこの2つの核からの派生であることには間違いないからです。
現在認定している公認指導員は約80名です。
公認指導員は最低でも2年に1回は教育事業部の主催する指導員研修会に参加する義務があります。

TAJ公認スクール

TAJでは公認指導員の主催するスクールの公認も行っております。
現在公認している公認スクールは26校です。
公認スクールの代表公認指導員は毎年教育事業部の主催する指導員研修会に参加する義務があります。

TAJ公認指導員へのステップ

1TAJ会員であること
2教育事業部主催の「指導員受験者講習会」に参加
3教育事業部主催の「スキルアップ講習会」に参加
4指導員検定会に合格
以上のステップが公認指導員への道です。

指導員になったら

教育事業部では全国で年に数回の「指導員研修会」を開催しております。
指導員になったら最低でも2年に一度参加する義務があります。
指導員の年次登録料を納めればこの指導員研修会の参加費は無料です。意欲のある方は年度内に数回の研修に参加しても研修費用は一切かかりません。

指導検定を通過した指導員には滑走技術の核となる部分には一定のスキルを保有していることが証明されています。したがって指導員研修会ではテレマーク滑走技術中心の講習だけでなくクロカンやバックカントリーでの講習など本来のテレマークが持つ多様性について研修する機会を設けています。