「1999年版」 「2000年版」



☆懐かしの名画鑑賞(機動戦士ガンダム1特別編)

 昨年末にあの名作アニメーション「機動戦士ガンダム」の劇場版が相次いでDVDでリリースされました。私はテレビ版が放映

されていた頃ちょうど中学生でしたが、地元名古屋テレビ制作のアニメながら部活動の時間と重なってしまいほとんど放送を観る

機会はありませんでした。ガンダムが流行りまくって「ガンプラ」とかが社会現象になっても、片田舎に住む私にとってはあまり

熱狂的に受け入れられるものではありませんでした。もっとも中学卒業記念文集にちゃっかりガンダムについて記述していたのは

ちょいと恥ずかしい感じもします。(なんだ!結構好きだったんじゃないの?)

 さて、劇場版の方は?といいますと、案の定観に行くこともありませんでした。なにしろ名古屋まで行かないと観られそうもない

のが現実でしたから。そうしているうちに「機動戦士ガンダム」がテレビ放映されてから20年以上経ち、当時熱中していた中学生

もオトナになってDVDなんか軽く買えてしまうようになり、発売元の狙いもまんまと大当たり!というわけです。私も3部作を

揃えてしまいました。

 ところが買ったのはよかったのですが、あまり時間がなくて最近まで観る機会に恵まれませんでした。そしてやっと今日になって

第1巻だけ観ることができたのです。一言でいって「懐かしい」ものでした。これは普通の少年アムロ・レイがやむをえずガンダム

に載って戦争に巻き込まれていくところから、自分が戦っている相手ジオン公国を認識するまでのストーリーです。さくらやなどの

テレビコーナーではよくこれがサンプルで流されていて、ついつい見入ってしまっていましたが、139分という長い時間があっと

いう間に過ぎてしまいました。

 20年前のアニメーションですから、さすがに絵の新鮮さは薄れていますが、ストーリーの素晴らしさは決して薄れていません。

せっかくのDVDの利点を最大限に発揮するために、ドルビーデジタル5.1chでアフレコも入れ直すという念の入れようです。

 プレイステーション2やDVD再生機能を持つパソコンの普及によってDVDが身近になり、それによって魅力的なソフトウェア

が発売されるというのは本当にうれしいことです。あとは価格?かな。データ量から比較すれば非常にお手頃なのはわかっている

のですが...

 (2001.6.10)