(当コーナーの記載事項はある程度実際のプレイに基づいていますが、時として嘘・強調・紛らわしい表現が多分に含まれている恐れが有ります)
リビルの森へ向けて歩を進めるギルスとカリア。・・・・・・・・・突然、そこに立ち塞がる青い影。親指を鼻に突っ込んで掌を開いた瞬間鼻腔をえぐって鼻血ダラダラ大丈夫かい赤影さぁん!
???「前回と同じボケかますな!・・・・・・コホン。・・・くっくっく、ついに見つけたぞバビリムの王子・・・・・・」
ギルス「て云ってるお前もセリフ前回と同じだぞ!?」
カリア「なんてツッコミ入れてる場合じゃないでしょ!あなた一体何者?」
???「この私はスーマール帝国に仕える青い騎士、スカウトナイトだっ!」
ギルス「『救うとこ無いぞう』?そーか、救いようの無いダメ人間なのかぁ・・・。筆者と同じダメダメな人生歩んでんだねぇ・・・。」
スカウトナイト「違うわっ!・・・ゴホン。兎に角、皇帝陛下の勅命により、貴様の首級頂く!」
かくしてなし崩し的に戦闘が始まった。
ギルス「ふん、所詮は『ドルアーガの塔』では最弱のクセに1000pts.とスコアだけは美味しかった街の灯りがとてもキレイねヨコハマブルーナイトヨコハマの分際で、ボクに勝てると思うな!」
スカウトナイト「それは『ブルーライト・ヨコハマ』だっ!いしだあゆみさんに失礼だろうが!!」
・・・もしかせずとも結構ツッコミ好きなの、スカウトナイト?
カリア「それ以前に、ギルスのボケ体質どーにかしない・・・?」
スカウトナイト「バビリム王子よ、イキがるのも構わんが、それは彼我の戦力差を確認してから云うもんだぞ。見よ!我が脅威のパラメータ!!」
「ドルアーガの塔」では確かにブルーナイトは最弱の敵であった。だが、本作に於けるブルーナイトこと「ソードナイト」は、魔法防御に欠けるものの物理攻撃・防御にバランスの取れた決して弱くないキャラ。MPコストで考えれば非常にパフォーマンスに優れている。おまけにコイツはボスだから能力値は通常の奴よりも高い。
スカウトナイト:HP20 攻撃10射程1命中95%(ブロンズソードによる修正有り) 物理防御4
片やギルスの初期状態は
ギルス:HP20 攻撃7射程1命中95% 防御修正なし
と云った具合。この当時で入手出来る武器防具をフル装備しても防御力の差で負けてしまう。
スカウトナイト「ふっふっふ。そう云う事だ。それでも死にたければ、かかって来い!」
ギルス「んじゃ行こう。」
スカウトナイト「何だと!?」
ギルス「かかって『来ても』ダメなら向こうへ『行く』しか無いじゃん。戦略的撤退ーっ!」
スカウトナイト「貴、貴様ァーっ!!」
正直、ここに来たばかりの状態でスカウトナイトと正面切って戦うのは無理がある。こんな場合はボスとは勝負せずに逃げ回るのも手ではある。かといってピケに配した配下のクリーチャーで相手を止められるとも限らない(まず無理)のだが、兎に角時間稼ぎをしている間に敵ジュエルを取ってしまえばいい。それが勝利条件なのだから。
この様に、ボスとの戦闘にギルスが関わらずに配下に全てお任せ、なケースも存在するので敵ボスの弱点を把握してデッキを組むように心がけよう。中には、ジュエルそっちのけでひたすらギルスを付け狙うボスも居るので、その場合は追いつかれないようにうまく引きずり回せば自ダンジョンを攻められる事無く攻略出来るので覚えておこう。
結局、予想通りこちらのピケはあっさり突破され、カギも2つまで取られたが何とか先にジュエルを奪う事に成功した。
スカウトナイト「うぐっ!おのれ・・・、だが、貴様の所在は既に皇帝陛下に伝令を送っている。どこに隠れようとも、草の根掻き分け見つけ出し息の根を止めてくれようぞ!」
ギルス「ふん、どーせリビルの森に迷って立ち往生大往生さ。」
カリア「(そう云えば、このナイトはどーやって森を抜けたのかしら・・・?)」
スカウトナイト「・・・し、心配するな。ちゃんと空から・・・この・・・鳩を使って・・・」
ギルス「そ、それは、伝説の「にーぬま」ブランドの伝書鳩!!」
カリア「そんなブランドあるの!?」
ねーよ。多分。
スカウトナイト「ぐふ・・・遂にここまでか・・・確かに、登場した直後にこのザマだ・・・、『救うとこ無いぞう』はあながち間違いじゃなかったかもな・・・、だが、バビリムの王子よ、貴様もいずれ私と同じ運命をたどる。私は・・・一足先に黄泉の国で待っているぞ・・・・・・皇・・・帝、バルスツーカ陛、下・・・・・バンザイ!!」
なんか勝手に一人で盛り上がってスカウトナイトは動かなくなった。合掌。でもなんでジュエルを取られただけで死ぬんだろう。もしかしてこのゲーム最大の謎?
ギルス「・・・・・・帝国の手は、ここまで伸びていたのか・・・」
カリア「ねえ、この帝国の騎士はあなたを捜していたようだけど、何か事情が有りそうね。今までは訊くのを差し控えていたんだけど、若しかしたら力になれるかもしれないから、良かったら話してみてくれない?」
ギルス「・・・・・・うん。キミにも、知っておいてもらった方がいいだろうね・・・」
かくして、ギルスはこれまでの経緯を話し始める。気になる内容は・・・長くなるので次回!