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では、実際にどのようにゲームが進むのか見てみましょう。
まず、設定です。
基本的にキャラクターの設定は終了しており、彼らが合流して迷宮へ足を運ぶところまでは進んでいます。パーティーは戦士1人、盗賊1人そして魔術師1人の3人です。
GM 「君たちは崖にぽっかりと穴の開いた真ん前に立っている。穴は狭いが、人が入ることはできそうだ。」
プレイヤー1「中の気配は?」
GM 「モンスターの気配はなさそうだ。ただ、過去に人、あるいはそれに類した存在が入っているような形跡はある。」
プレイヤー2「穴は天然のものかい?」
GM 「天然のものに、人為的に拡張された形跡がある。」
プレイヤー2「ふーん。いけ好かんな…。」
プレイヤー3「しかし、入るしかあるまい。」
プレイヤー1「だもんな。お宝はこの中だと酒場の親父は言っていたし…。」
プレイヤー3「てなわけで、ランタンに火を灯す。」
GM 「中へ入るんだね?」
プレイヤー3「嫌だって言ったらマスターが困るだろう?(笑)」
GM (まあそうだが。)「他にシナリオを進めるさ。で、そのまま進む?」
プレイヤー3「そうする。」
GM (罠の確認もしないのか。無用心だな。)「ならば3人は中へ入る、と…。少し歩いてY字に通路が割れている。どちらも先の方まで延びているみたいだ。」
こんな感じで進めます。基本的にGMとプレイヤーの会話でゲームは進んでいきます。
気をつけるべきことはGMはあくまで、プレイヤーが見聞きできる事柄だけを伝えます。それゆえ、プレイヤーはそこに何があるのか?五感で感じ取れる全てを聞く権利があります。
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